【追憶のザバン】

Last-modified: 2022-01-13 (木) 19:28:46

DQ8(3DS版)

3DS版で追加された【追憶の回廊】に登場する追憶シリーズの最初の敵。
名前の通り、DQ8最初のボス・【ザバン】の強バージョンで、体がほの暗くなり全身から鈍い光を放っている。
コイツに限らず追憶シリーズはみな体色の彩度が低く全身から鈍い金色の光を放っている。
過去の「追憶」という事でセピア調写真のようなイメージか。
 
行動パターンはザバンの純粋な強化バージョンで、完全2回行動である。
実は完全ローテーションなのもザバンと同様で、(【呪いのきり】+【爪を降り下ろす】)→(通常攻撃+呪いのきり)→(【ベギラゴン】+通常攻撃)の順で行動する。
特に危ういのが、爪を降り下ろす強化攻撃。ザバンの頃は1.25倍だったものが、こいつは2倍となっており、強化攻撃の中でも随一の倍率。このスペックで繰り出されると例えレベル99で守備力が高くても200程度のダメージを受けてしまう。いかにも大技とは思えない特技だが、新技だと思ったほうがいい。
マヌーサが有効だが、強化攻撃のミスは誘えないうえに通常攻撃を飛ばして行動するためかえって危険。
呪いのきりの命中率も異様に上がっており、完全耐性を持つ主人公以外はたいてい呪われてしまう。
 
最初の敵だけあってそんなに強くない、とモンスター討伐リストには書かれているが、あくまで追憶の回廊基準であり、レベルが低いと1ターン目の爪で主人公死亡→呪いで全員行動不能になって立て直しが困難になることも。最初のターンで主人公に大ぼうぎょをさせておくと、次のターン以降がだいぶ楽になる。
【竜の試練】をようやく勝ち進めるレベルではかなりの強敵で、次の【追憶の亡霊】より厄介に感じるかもしれない。
とはいえ即死級の痛恨もなく、攻撃パターンも決まっており、何よりベホマズンが使える主人公が行動不能にならないので、後半の巨竜達と比べれば楽な相手である。
レベル50くらいあれば楽ではないが十分倒せる範囲だろう。
むしろこいつに苦戦するレベルではこの先があまりに思いやられるので、その場合は鍛え直すことを検討した方がよい。
 
3の倍数のターンには呪いのきりが来ず行動もヌルいので、1、2ターン目は【チーム呼び】で回避するといいだろう。
そうすれば全員でテンションの乗った攻撃を叩き込むことができる。
HPはそこまで高い訳ではなく、倒すと必ず【ちからのたね】を落とす。
そのため力をドーピングしたい場合主人公のテンションを上げドラゴンソウルを繰り返す事で比較的容易に撃破できるため、彼を繰り返し倒す事がオススメとなる。
種を集める場合には、倒した後にリレミトを行ってもう一度入るを繰り返す作業になる。
やや運が絡むが、LV99+【バイキルト】+スーパーハイテンション状態の主人公が【はやぶさぎり】をかませばほぼ一撃で倒せる為、即効性を求めるならこちらを。
彼に限らず、追憶の回廊のボスは倒すと55555の経験値を貰える為、回廊踏破目的のレベリングをするなら【元気玉】を使い、倒し易い彼を繰り返し倒すといいだろう。
倒すと次は【追憶の亡霊】へと続く。