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【行動パターン】

Last-modified: 2018-05-22 (火) 23:07:26

概要 Edit

この項目では、【モンスター】の行動パターンについて記述する。
リンクを貼ってある行動パターンは、そちらに詳細を記述するので、併読を推奨する。
 
これらのパターンについては、裏設定であるため【公式ガイドブック】や普通の攻略サイトには載ってないことが多い。
だがある程度詳しいサイト(当wikiやいわゆるやり込み系のサイト)には、詳細が書いてあることも。
主にバランス調整のためのシステムなのだが、ローテーション行動などは知っていると次の手が読めるため、逆にバランスブレイカーにもなり得る。
そのため、素のゲームバランスを楽しみたいのなら閲覧を控えることを推奨する。
逆に、低レベルクリアやタイムアタックなどを目指しているプレイヤー達にとっては、まずこれについてよく知ることが勝利への第一歩となっている。
DQ11では、シリーズ史上初の行動パターン(ローテーションなど)をある程度見抜かないと勝つのが困難なボスが登場した(一応、この戦いでは全滅してもゴールドが減らないという配慮がされている)。

基礎的な部分・用語について Edit

まず最初に、DQに登場する全てのモンスターは、作品ごとに一定の数の行動が割り振られている。
DQ1~3では、8種類の行動が(FC版DQ1のみ3種類)、
DQ4~9では、6種類の行動が全てのモンスターに設定されている。
 
例えば、DQ2の【スライム】【おおなめくじ】はどちらも通常攻撃しかしてこないように見えるが、
実際にはスライムの場合は、通常攻撃×6・【逃げる】×2 という設定になっており、
おおなめくじの場合は、通常攻撃×8 と全ての行動が「通常攻撃」という設定になっている。
また、【メタルスライム】の場合、逃げる×4・【ギラ】×3・【ラリホー】×1なので、1/2という高確率で逃げる。
 
「行動パターン」とは、これら6種類(8種類)の行動をどういった形で選択するのかということを表したもの。
大きく分けて確率で選択される「ランダムタイプ」と、一定の順番で選択される「ローテーションタイプ」が存在する。
さらにそれに【判断力】【制限行動】が加わって、実際のモンスターの行動が決定されることになる。
 
「判断力」は、モンスターの頭の良さのこと。詳しくはこちら
簡単に言うと、これが高い場合は不要な行動や効果が無い行動は選択肢に含まれなくなる。
【呪文】を封じられたら呪文を使わない、【守備力】が高くてダメージが与えられないキャラへの通常攻撃は控える、など)
 
「制限行動」は、同一グループ内での選択回数が制限されている行動のこと。詳しくはこちら
要約すると、【ターン】の内にそのグループ内で既にその行動を取った者がいる場合は、その行動は選択肢に含まれなくなる。
 
これらの要素によって全ての行動ができなくなった場合は、仕方なく通常攻撃を行う。
判断力が高く、かつ普段は絶対に通常攻撃を行わない敵であっても、
全ての行動を無意味にしてしまえば、通常攻撃をする姿を見ることもできる。

実際の行動パターンの例 Edit

以下ではDQ6に登場する【じごくのたまねぎ】を例に挙げて詳しい解説を行う。
前述の通りDQ6のモンスターには6種類の行動が設定されているため、それぞれAc1~Ac6と表記する。
じごくのたまねぎの行動パターンは「完全ランダム」というタイプのもので、全ての行動が1/6の確率で選択される。
じごくのたまねぎに設定されている行動は以下の通り。
 
Ac1:通常攻撃
Ac2:ルカナン(制限行動)
Ac3:甘い息(制限行動)
Ac4:甘い息(制限行動)
Ac5:ルカナン(制限行動)
Ac6:通常攻撃
 
上記の通り、じごくのたまねぎは【ルカナン】【甘い息】が「制限行動」になっている。
6匹が1グループで出現したとして、ある1匹がAc2を選択し、ルカナンを唱えたとしよう。
すると、次に行動するじごくのたまねぎは「制限行動」であるAc2のルカナンが選択肢から外される。
しかし、まだAc5にルカナンがあるため、もう1匹ルカナンを唱えることができる。
つまりじごくのたまねぎの場合、同一ターン内かつ同じグループ内では2匹までルカナンを使える、ということになる。
甘い息も同様だ。
そして、先に行動した4匹がルカナンと甘い息を2回ずつ使用した場合、残りの2匹は必ず通常攻撃を行うことになる。
また、通常攻撃は「制限行動」になっていないため、同一グループ内の全員が通常攻撃をする可能性もある。

行動パターンの種類 Edit

例として以下にDQ8で設定されている敵の行動パターンの一覧を示す。

ランダム系 Edit

行動が確率で管理されているもの。
ローテーション系よりも分かりづらいため、かなり詳しく分析したサイトでないと知ることができない。
FC版DQ1のころから存在する最古参の行動パターンで、当時は3種類の行動に1/16単位で確率が設定されてモンスターの個性を表していた。
より正確には、「『ギラ・ベギラマ・2種類の炎』から1種」「『ホイミ・ベホイミ・ラリホー・マホトーン』から1種」の2スロットにそれぞれ0を含む確率が設定され、余りの確率で通常攻撃を行うアルゴリズムで、逃げる判定はこれらの確率計算とは独立して行われていた。
DQ2では行動の種類が8種類に増えた代わりに、全ての行動が等確率で選ばれる。
したがって、多くのスロットに同じ行動をセットすれば、その行動を取る確率は上がる(例:【グール】で「ギラ選択を増やすべく8つの選択肢のうち7つがギラ」など)。
DQ2とのカップリングでリメイクされることが多いDQ1も、戦闘システムの共通化の意味もあって現行のリメイクではこのアルゴリズムが採用されている。
 
Ac2~Ac6のいずれかが選択肢に含まれない場合、その分の確率は1つ前の番号が選ばれる確率に加算される。
Ac1が選択肢に含まれない場合、Ac1が選ばれる確率は、1つ後ろの番号が選ばれる確率に加算される。
 
例えば、Ac4の行動が選択肢から外された場合、Ac4が選ばれる確率はAc3が選ばれる確率に加算される(Ac4→Ac3)。
(Ac3が選ばれる確率=Ac3が選ばれる確率+Ac4が選ばれる確率)
 
また、Ac3とAc4の行動が選択肢から外された場合、Ac3が選ばれる確率とAc4が選ばれる確率がAc2に加算される(Ac3→Ac2、Ac4→Ac3→Ac2)。
(Ac2が選ばれる確率=Ac2が選ばれる確率+Ac3が選ばれる確率+Ac4が選ばれる確率)
 
そして、Ac1の行動が選択肢から外された場合、Ac1が選ばれる確率はAc2が選ばれる確率に加算される(Ac1→Ac2)。
(Ac2が選ばれる確率=Ac2が選ばれる確率+Ac1が選ばれる確率)
 
さらに、Ac1とAc2とAc4の行動が選択肢から外された場合、
Ac1が選ばれる確率とAc2が選ばれる確率がAc3に加算され、さらにAc4が選ばれる確率もAc3に加算される(Ac1→Ac2→Ac3、Ac2→Ac3、Ac4→Ac3)。
(Ac3が選ばれる確率=Ac3が選ばれる確率+Ac1が選ばれる確率+Ac2が選ばれる確率+Ac4が選ばれる確率)

完全ランダム Edit

行動番号Ac1Ac2Ac3Ac4Ac5Ac6
選ばれる確率(分数)43/25642/25643/25643/25642/25643/256
選ばれる確率(%)16.80%16.40%16.80%16.80%16.40%16.80%

どの行動をする確率も、およそ1/6になっている行動パターン。
FC版DQ4まではランダム系はすべてこれ。

2確率ランダムA Edit

行動番号Ac1Ac2Ac3Ac4Ac5Ac6
選ばれる確率(分数)70/25670/25670/25616/25615/25615/256
選ばれる確率(%)27.34%27.34%27.34%6.25%5.86%5.86%

Ac1~Ac3の3つが選ばれる確率が高く、Ac4~Ac6の3つが選ばれる確率が低くなっている行動パターン。

2確率ランダムB Edit

テーブルは未調査。
Ac1~Ac4の4つが選ばれる確率が高く、Ac5・Ac6の2つが選ばれる確率が低くなっている行動パターン。

3確率ランダム Edit

テーブルは未調査。
Ac1・Ac2の2つが高確率、Ac3・Ac4の2つが中確率、Ac5・Ac6の2つが低確率で選ばれるようになっている行動パターン。
該当する敵は非常に少ない。

優先行動 Edit

FC版のDQ3とDQ4にある概念。これは文字通り「行動スロットのうち1つを優先的に使う」というもの。
最初に優先行動のスロットを選択する抽選があり、これが選ばれなかった場合にはそれ以外の行動スロットから完全ランダム式で再抽選を行う。
【ミミック】が異様な高確率で【ザラキ】を唱えるのはこのため。
また、優先行動にHP条件などが設定されている場合もあり、条件を満たさなかった場合は選択がスキップされる。
これはHPが減っている場合に回復呪文を唱える敵や、【ばくだんいわ】【メガンテ】などが該当する。
後述の「偏向性ランダム」が登場してからは、そちらに置き換わる形で消滅した。
偏向性ランダムとの最大の違いは、偏向性ランダムが「高確率のスロットが選ばれなかった場合に再抽選をせず、隣接スロットの選択に置き換わる」点である。

【偏向性ランダム】 Edit

該当項目を参照のこと。

ローテーション系 Edit

行動が順番によって管理されているもの。
こちらは比較的分かりやすいため、ある程度詳しいサイトであれば書いてあることが多い。
 
DQ3の【おどるほうせき】やDQ6の【サタンジェネラル】など、ザコ敵のくせにローテーションを持っている者もいる。
 
回ってきた行動が効果の無い行動だったり、または制限行動に引っ掛かったりした場合、その番号を飛ばして次の番号の行動を選択する。

【完全ローテーション】 Edit

該当項目を参照のこと。

完全ローテーションの変則例として、SFC版DQ5の【ミルドラース】 (第二形態)のみに存在する「3つある行動ローテーションパターンのうちからランダムに1つを決定」というものがある。
後述の移行型との違いは「ローテーションが移行しない」ことで、選ばなかったローテーションパターンはその回の戦闘では最後まで使用しない。正確に言えば単純に同じ姿のモンスターが3種類用意されていて、ローテーションを選んでいるというよりモンスターの個体そのものを最初に抽選しているからである。
(なお、リメイク版ではHP減少で別パターンに移行するように変えられている。)

【グループローテーション】 Edit

該当項目を参照のこと。

複合系 Edit

ランダム系とローテーション系が合わさったもの。
ローテーション系より分かりづらいが、ランダム系よりは分かりやすい。
恐らく、ローテーションを見破られにくくするための策であろう。
やはり、ある程度詳しいサイトであれば書いてあることが多い。

【2段階ローテーション】 Edit

該当項目を参照のこと。

【3段階ローテーション】 Edit

該当項目を参照のこと。

【移行型】 Edit

複数の行動パターンを持ち合わせている場合。
該当項目を参照のこと。

DQMJ3、DQMJ3P Edit

上に挙げた内のどの型にも該当しない行動パターンが存在する。

ターン数で行動が変化する Edit

2つの行動パターンを持ち合わせており、奇数ターンと偶数ターンでパターンが変化するタイプ。
【フレイム】が該当し、奇数ターンは必ず通常攻撃をするが、偶数ターンは【はげしい炎】を吐くことがある。

極端な優先行動 Edit

特定の行動を最優先する。
通常の優先行動との違いは、使える状況であれば100%の確率でその行動が選ばれる点。
こちらは【ばくだんいわ】が該当。【黒い霧】や制限行動などで使えない状況でない限りは絶対にメガンテを使う。
プロ版では【キラーパンサー】もこれに該当。キラーパンサーに設定されている行動は通常攻撃、テンションアップ、【やいばくだき】の3つだが、【赤い霧】を使わない限り100%の確率でやいばくだきが選択されるようになっている。

上記2タイプの複合型 Edit

奇数ターンと偶数ターンで行動パターンが変化し、尚且つ特定の行動を最優先する。
これは【ザオリク】【メガザル】を使うモンスター(【プリーストナイト】【コトブキーノ】【オークキング】【ベホマスライム】【メガザルロック】)が該当。
奇数ターンにしか蘇生呪文を使用しないが、奇数ターンの行動順が回って来た際に死者が出ていた場合は使えない状況でない限り必ず蘇生呪文を唱える。

一部特技使用時のみローテーション Edit

【凶とげジョボー】が該当。
行動パターンは基本的にランダムだが、【遊び人のマイム】を使った次のターンは必ず【テンションシフト】を使う。

行動済みの仲間と同じ行動を選択する Edit

先に行動した個体が選択した行動と同じものを後に行動する個体も選択する。
2体で出現した場合の【ベスキング】が該当。
但し、ベスキングが使用する特技(【火炎竜】【さそう踊り】【マホトラ踊り】)の内、火炎竜とさそう踊りは制限行動になっており、先に行動した方が上記2つのいずれかを使用するともう片方はテンションアップを使用する。
これに加えて、同じ行動は2ターン連続で選択されない、自分でない方がテンション上昇状態になっている時は火炎竜とさそう踊りが選択されなくなるといった制限も掛かっている。
また、ベスキング2体の他に【スライムベス】がいる場合は上記の法則から外れた行動を取ることがある。