【チーム呼び】

Last-modified: 2022-12-17 (土) 17:12:16

DQ8

通常戦闘中に自分のチームを召喚して、暫くの間キャラクターの代わりに戦わせるという【特技】。消費MPは10。
【モンスター・バトルロード】のEランクを勝ち抜くと【主人公】が習得できる。
ある意味「モンスター・バトルロード最大のご褒美」と言っても良いかもしれない。
但し1度の通常戦闘中で同じチームは1回しか呼べないので注意(チームを2つ持っている場合は、それぞれ1回ずつ使用できる)。
チームの【仲間モンスター】達が戦闘に参加できるターン数は、チームを構成するモンスター達の戦闘滞在ターン数の合計値(小数点以下は切り上げ)で決まる。
例えば戦闘滞在ターン数の合計値が3.1なら、4ターン戦ってくれる事になる。
 
相手モンスターから受けるダメージは、キャラクターの代わりに仲間モンスターが肩代わりするが、通常戦闘中に受けたダメージは次の通常戦闘へは蓄積されず、チーム呼びを発動する度にHPが満タンの状態でやってくる。
但し仲間モンスターがチーム呼び発動(通常戦闘)中に死んでしまった場合は【モリー】に頼まないと蘇生しないので気を付けよう。
【ルーラ】【バトルロード格闘場】に移動して闘技場の中に入り、更に闘技場の地下を半円分回ってモリーの所まで向かい、帰りのルートも室外に出るまでルーラを使用できない…と中々面倒なので、仲間モンスターにもあまり無理をさせない様に。
特に【ライドンの塔】【神鳥の巣】等と言った広く長いダンジョンの攻略中は、倒されると感じたら素直に引っ込めるのが得策。
一応【ザオラル】【ザオリク】を使用できる仲間モンスターと、死んでしまった仲間モンスターを同一チーム内に入れておけばチーム呼び発動(通常戦闘)中に蘇生させてくれる事もある。
勿論、それらの【呪文】を必ず唱えてくれる保障はないが。
 
弱点は相手モンスターから【バシルーラ】の効果を受けると、吹き飛ばされて一発退場になってしまう事。
仲間モンスターに耐性を持たせる事はできず、100%戦闘から除外される。
【ガルーダ】等の【鳥系】モンスターは頭がよく、チーム呼びを使うと最優先でバシルーラを唱えてくるので、これらのモンスターと戦闘する時は使用を極力控えた方が良いだろう。
 
滞在時間が限られている以上、バトルロードで活躍する編成よりも短期決戦に狙いを定めたチームを組んでおきたい。
必ず解雇する必要性は無いが、基本的には壁役モンスターと【ベホップ】等の回復役モンスターは特殊な物以外は不要と言って良い。
【テンション】を上げるモンスターも、テンションを上げるだけ上げて肝心の攻撃をせずに帰ってしまう場合があるので相性が良くない。
攻撃呪文や【ブレス】といった攻撃手段もあるが、折角の高い攻撃力を誇るモンスターが多い中での固定ダメージは結構勿体無い。
なので必然的に物理攻撃重視のチームが好まれる事になる。
 
攻撃用チームは以下の様なものが好まれる。

回復・補助やその他専門の役割に特化したチームには以下の様なものが挙げられる。

ちなみに、この特技を使用すると必ず「主人公の行動順番が最も早くなる」という隠れた特性がある。
その為、若干強引だがリメイク版を含めDQ8では削除された【アストロン】の代替技としても使用できる。
主にテンションを上げて一撃必殺を狙ってきた相手モンスターの攻撃を身躱したり、または【竜神王】が最初に使用する【竜神の封印】を回避するのに使用する。
アストロンとは異なり、モンスターはしっかり攻撃を受けるので抵抗があるかもしれないが。また、戦闘中は最大でたった2回しか使えない。
 
この様に非常に便利な特技なのだが、「便利を通り越してしまい反則感」が否めない。
【ゼシカ】【双竜打ち】と並び、DQ8内での最強のバランスブレイカーと言われる事も多い。
理由は言わずもがなだが、「少しのMPで発動できて」「工夫や思考も全く要らず」「相手の攻撃を一切受け付けず」「容易に壊滅的なダメージを与え」「のHPすら安定して半分近く削れてしまう」という圧倒的なコストパフォーマンスの良さ。
更に【竜神王】等の強力なボス級モンスターが【いてつくはどう】を使用しても、それを仲間モンスター達が肩代わりしてくれる上に、主人公達に掛かっている【バイキルト】【スカラ】【ピオリム】等の強化呪文や補助呪文はそのままの状態で復帰できる。
 
消費MPは10と一見すると高い様に見えるが、実際は【ベギラゴン】【メラゾーマ】と同じMP消費量だったりする。
それらの呪文に比べて仲間にするのは大変だが、Eランクを勝ち抜いた最初期ですら、Lv20頃のヤンガスや主人公よりも攻撃力が高いモンスター達が約3ターンに渡って大暴れするのだから、この時点でも消費10が安すぎるくらいである。
通常戦闘中の補助呪文や、戦闘終了後に唱える回復呪文等によるMP消費を考慮すると、尚更だろう。
そしてより数倍強いモンスターを揃えれば、比例する様に何倍もの効果が発揮でき、更に主人公の【ゆうき】スキルを磨き上げていくと、僅か消費MPは5で使用可能。
これはなんと【ヒャダルコ】と同じ消費MPの量にまで下がるのだから恐ろしい。このハイスペックだと流石にぶっ壊れ過ぎである。
上述の通り仲間モンスター(チーム)を呼べる回数には制限があるものの、大抵のザコは1回呼ぶだけで片付き、ボスすら2回も呼べば相当なダメージを受けるので、バランスが取れているとは言いがたい。
【ライデイン】【イオナズン】より遥かに燃費が良い為、シナリオの中盤以降はこの特技に頼りっぱなしの人も多いかもしれない。
強力なモンスターを知っているかという情報に左右される点、また3DS版の【追憶の回廊】にはこの特技を使用しても尚更強いボスが存在する事情もあるが、それでも非常に強力。
 
強過ぎる上に頭も使う必要すら無いので、あまりにこればかりに頼るのもよろしく無い。
全ての戦闘でチームを呼んで仲間モンスター達に戦わせ、主人公達はただそれを見守るだけ、が最適解だとしてもそれではさすがに作業ゲーでしかなく面白さも達成感も無くなってしまう。それにこの特技ばかりを使用していると、どうにもこうにも【勇者】というよりはまるで「召喚士」みたいである。
文句無しに強い特技ではあるが、だからこそこの特技を極力使用しない方が制作スタッフ側の考慮した真っ当な難易度でDQ8のシナリオ本編を楽しめるだろう。
【船】を入手した直後に、目的地から外れて少し離れた海域に出たり、または通るべき道から外れて【宝箱】を探していると、度々強いモンスターに出くわしてピンチを招き、この特技でモンスターを一掃する事が多いだろうが、呉々もご利用は計画的に。
 
PS2版ではチームが使用した回復呪文やテンションをためる等の特殊効果が主人公達にも影響する。
スマホ版ではチームが使用した回復呪文やテンションをためる等の特殊効果は主人公達には影響しない仕様になっているが、それでも十分反則技に近い。

3DS版

PS2版の仕様に戻り、チームが使った回復呪文やテンション上げ等の特殊効果が影響する。
 
チーム呼びで止めを刺すと一部ボスが【討伐モンスターリスト】に登録されないバグが生じることもあるので頼りすぎるのは危険。
また、【追憶の回廊】では敵の火力が高すぎて最早まともに機能しない。ここまで来ると流石に休んでもらった方がいいだろう。
使うのなら切り札として【ザオリーマ】を使用させるなど【メガザル】のような感覚で考えた編成にしたい。主人公が生きていれば先制で使用できるので、素早さの低い【ヤンガス】のメガザルよりも安定しやすい。
 
味方モンスターの攻撃が敵の【ゾンビ系】【エレメント系】のダメージ軽減能力を無視するようになった。大変便利。テンションを上げるのが面倒な序盤~中盤は軽減持ちの相手はモンスターに頼ると楽。特に【闇の遺跡】では猛威を振るう。
この時点でBランクを優勝していればハルクも仲間にできるので、仲間にしていれば【ドルマゲス】さえもチーム呼びだけでHPの大半を奪ってくれる。

ドラけし!

【勇者エイト】のスキルとして登場。
スキル使用可能回数・7回
「モンスターのチームを呼びだし 横長の範囲に 物理攻撃でダメージを与える」。

登場モンスターはオークキング、うごくせきぞう、バトルレックス。