【追憶のモグダンジョン】

DQM3

本作における有料【ダウンロードコンテンツ】の一つ。価格は1,320円。
導入すると【ゴシックコート】が貰え、【モンスター牧場】の小屋にオーナーモグどんが現れ、話しかけると入れる。
　
ライブラリに登録してあるモンスターがランダムで出現し、自由にスカウトできる。
階層は、G～S、Xランクの層に加え、サイズ変更用に小さいサイズのモンスターばかりが登場するミニの層と、大きいサイズのモンスターばかりが登場するビッグの層があり、任意の層から入れる。
ルーラボタンで任意の退場も可能。
　
過去作における【めぐりあいの扉】に相当するダンジョンで、本作では魔王や神がその辺を闊歩するだけではなく、
米粒のような魔王がいたり、逆に魔王よりはるかにでっかい【スライム】がいたりといったような更にカオスな光景が広がる。
　
過去作と比べ、

• 利用の際に入場料はなく、再利用のためにリアル時間の経過を待つ必要もない
• 各ランクの階層の解放の際には、該当ランクのモンスターを1体でも仲間にすれば解禁される（ビッグ・ミニはSランク以上のモンスターを1体でも仲間にすると解禁される）
• ダンジョン内でのライブラリの閲覧やセーブが可能
• 敵シンボルが主人公を見かけても反応しなくなった
• 倒すと経験値・ゴールドが手に入るようになった
  少額ではあるものの、【人間界】のフィールドの敵よりは1戦あたりの獲得経験値が多く、序盤屈指の難所である格闘場Fランクに向けてのレベル上げに活用可能。
• 倒した後起き上がってくる可能性がある
• モンスターは必ず単体で出現する上に通常攻撃しか使わないので、（後述の通り序盤はスカウト率が低過ぎてまともに使えないとは言え）イルルカのような初見殺しは余程レベルが低くない限り起こらなくなった

といった点が改善された。
反面、

• モンスターを倒しても再出現しない
• 階層を降りるとすぐ次のランクの層に移動してしまい、配置換え用の扉もない
• 高ランクになるとスカウト用に調整したモンスターでもない限り、能力が限界値のモンスターで普通にスカウトアタックしただけでは50％程度にしかならない
• 低ランクであっても、序盤では最下級ランクをスカウトする事すら難しいくらい厳しい設定になっている

等の劣化点も存在する。
根本的には、そもそもこの施設がリアルマネーで1000円以上も要求されるDLCに回されたこと自体がかなり不興を買っており、そのせいで上記の問題点がより悪目立ちしている感も否めず、評価は微妙。

一応2023/12/27のアップデートでモンスターを倒したりスカウトするとその枠に別のモンスター（種類はランダム）が再出現するようにはなったのだが、狙いのモンスターがいなかったら再入場した方が早いのは結局変わらず。
本作ではタマゴ限定のモンスターを再度入手するのは骨が折れるし、特に【カンダタ】は本作の配合の頂点である【ゾーマ】と【エスターク】の作成に1体ずつの計2体、【ライオネック】もエスターク作成に2体必要となるので無いとそれはそれで非常に厳しいのも確かではあるが…。