概要 
DQ5に初登場したモンスター。
角と背中の大きな翼と三つ目が特徴の典型的な悪魔のモンスターで、
色違いには【シャドーサタン】や【イズライール】がいる。
身体の色はオレンジ。
亜種として、スーパーライトにはブレイクモンスター化した「凶ライオネック」がいる。
ライオンを連想させる名前だが別にライオンっぽい見た目ではなく、名前の由来はイングランドのライネック(Wryneck)と言う名前の妖精と思われる。しかし、ドイツ版のDQM1ではLöwenhals(和訳するとライオンの首)という名前になっている(因みに英語名はLionex)。
さらに、ドラクエ11Sの生放送第1回の終わりの挨拶では、公共広告機構のCMに登場したキャラクター「さよなライオン」になぞらえ「さよなライオネック」と言っていた。
DQ5 
【エビルマウンテン】、【謎の洞窟】に出現する。
通常攻撃の他、【バギクロス】を唱えたり、通常攻撃の際に味方を攻撃する・動けなくするという2種類の【呪いをかける】。
SFC版では前者の同士討ちタイプの呪いは効果を設定し忘れたのか、何も起こらず【無駄行動】となる。
ステータスはさほど高くはなく、バギクロスのダメージもそこまで高い訳ではないが呪われると面倒。
呪われた味方は馬車内の仲間と入れ替えるか、呪文・特技での攻撃に切り替えよう。
攻撃呪文はバギ、ヒャド系が無効で、メラ、ギラ、イオ系も効果は薄いがデイン系だけには弱い。
また、高レベルなら炎系ブレス(ギラ系属性)も耐性を無視出来るため有効であり、
【はげしいほのお】や【グレイトドラゴン】が習得していれば【しゃくねつのほのお】を使うのも良い。
【ギガデイン】を使えば一発で瀕死まで追い込めるので、MPに余裕があるなら使ってしまおう。
【ミナデイン】なら確実に仕留められるが1ターンに1体しか倒せないのでギガデインと打撃を併用した方が良いだろう。
効果は薄いが、意外にもザキ系がたまに効くので一撃必殺を狙ってみてもいい。
補助系は全て効きにくいので、さっさと攻撃した方が無難である。
守備力170とそこそこ高めなので火力が不安なら【バイキルト】を併用するのが得策。
攻撃力も180と結構あるので守りが不安なら【スクルト】を使うのも良い。
倒すと【ダークシールド】を落とすほか、仲間にすることも可能。詳細は【ライオウ】を参照。
DQ10オンライン 
DQ11より後のVer.5.2より登場。
ナンバリングでの攻撃パターンに加え、DQ5の仲間モンスターが使う【ギガデイン】が加わった。
詳しくはこちらを参照。
DQ11 
DQ10に先んじて、本編再登場を果たした。久しぶりに系統3種が揃った形となる。
過ぎ去りし時を求めた後の世界における【壁画世界】と【メダチャット地方・西の高台】に出現。2Dモードでは【名もなき地】(【シケスビア南の島】の東)にも出現する。
行動パターンは相変わらず呪いとバギクロスと【呪いのきり】。
ちなみに本作ではこの系統はすべて呪い使いになった。
単体対象の「呪いをかける」はイズライール同様死の呪いであり放置すると一定確率で行動順が回った時に即死してしまう。全体対象の呪いのきりは最大HPを半分にする呪いとどちらも厄介なので、早めに解呪するようにしよう。
ドロップアイテムは【黄色の宝石】でレアがおなじみ【ダークシールド】。今更いらない……。
なお過ぎ去りし時を求める前でも世界異変後の【グロッタの町】で案内役をしている。
この個体は【妖魔軍王ブギー】の部下で戦うことはない上ブギーを倒すと元の人間に戻った模様。ちなみに彼はここのカジノコインを持ち帰らぬよう警告してくれる。
2Dモードでは歩行グラフィックが用意されていないため、汎用の魔物のグラフィックに差し替えられている。
また、DQ11Sのイベントシーンには声が付いている。クレジット表記は無いが、その特徴ある声から若本規夫(【屍騎軍王ゾルデ】と兼役)とみられる。
DQM1・DQM2 
悪魔系として登場。
配合では【アークデーモン】×ゾンビ系(2では【ウイングアサシン】も)か、
悪魔系×【リザードマン】の組み合わせで誕生する。
覚える特技は【バギ】、【ベホマラー】、【しんくうぎり】。DQ5での自身やイズライールの特徴に近い。
悪魔系の例に漏れず攻撃系特技に対する耐性は高いが、状態異常にはあまり強くない。
能力は素早さが高い以外は平均的。
ちなみにDQM1では格闘場Aクラス2回戦に出場している。DQM1のRTAのチャートでは【かがみのとびら】で勧誘した個体が最終メンバーの1体となり、ベホマラー使いとして【星降りの大会】での戦いに貢献してくれる。
攻撃力の高い【グリズリー】を回復という強力な連携を行う。同クラスのマスターよりも強力な相手なので、動きを止められる特技を用意しておこう。また、ゲーム序盤の【ミッキー】がお見合いで出してくるリザードマンはなんと【ホイミ】、【ザオラル】、【だいぼうぎょ】を覚えているので、悪魔系を出してこのモンスターを作れば回復のエキスパートとなる。
なお、ドラゴン系を血統に、ライオネックを相手に配合すると【バトルレックス】が誕生する。
それ以外にも【しにがみきぞく】、2では【じゃりゅうせんし】、【ヘルパイレーツ】など、色々なモンスターの足掛かりとなる。
ただし悪魔系なだけあってドラゴン系同様に成長が遅いため、序盤の主力にするのは厳しいので注意しよう。
ダークマスターが受け取った各世界の秘宝をドークに渡しに行くパシリとしても登場してる。
DQMJ2P 
DQMBシリーズではシャドーサタンに出番を奪われたが、本作でようやく再登場。
【ブランパレス】に生息している。悪魔系Aランク。
特性はデイン系のコツ、デインブレイク、どく攻撃。
所持スキルは「バギ&ドルマ」。
テリワン3D 
【らいうんの扉】に出現するほか、【他国マスター】が連れていることがある。
また、【シュプリンガー】×【ウパソルジャー】の特殊配合でも作れる。
特性はスタンダードボディ、デイン系のコツ、デインブレイク。
+25でどく攻撃、+50で自動HP回復を得る。
【タウラス】か【カプリゴン】を配合すると【フォロボス】が生み出せる。
所持スキルは同じく「バギ&ドルマ」。
デイン系のコツとブレイクを唯一両立しているが
デイン系は単体呪文&全体物理の性能が最悪なので対戦ではいまいち
…なのだが、エスタークを低レベルで倒す場合はエースとなりうる。
物理攻撃をかますとこちらが死ぬため、単体呪文一択なのだが、
単体呪文のコツブレイクを両立するのは他には【ほのおのせんし】ぐらいしかおらず(ドルマは不在)
ジゴデインと違いメラガイアーは相殺のため通らないため実質彼が最強である。
つくづくエスターク撃破に縁のある御仁である。
イルルカ 
同じく悪魔系Aランク。【天空の世界】に生息している。
シュプリンガー×ウパソルジャーの配合でできるのは同じ。
また、タマゴから生まれることもある。
ウパソルジャーの位階が下がって簡単にスカウトできるようになっているので、割と簡単に作ることができる。
【新生配合】で呪いブレイク、メガ・ギガボディ化でAI1~3回行動、ギガボディ化で呪い攻撃を習得する。
ダイの大冒険 
魔界の怪物の一員としてコイツと同種のモンスターが2種類登場している。
カラーは不明で、【バーンパレス】にいる個体は体色にトーンが使用されており、地上の個体には使用されていない。
この種のモンスターは全員濃い目の色がついているので、判別は難しい。
地上にいた方は、他のモンスター同様、最後は【超魔ゾンビ】のパーツになった。
新アニメでは上記の違いを踏まえてか、バーンパレスにいた方はライオネックのカラーリングとなっている。
スライム冒険記 
主人公【スラきち】のかつての仲間、ライ蔵が登場する。
ライオウと同じく、ギガデインやバギクロス等を操る。
初期はスラきち同様、女性に免疫がなかったが、特訓によって克服した。
スライムドーン!! 
【スラヨン】と同じく魔王の呪いでライオネックになってしまった、勇者スウのパーティの【ウッコネン】が登場する。
詳細は上記リンクで。
蒼天のソウラ 
【守護者ラズバーン】の配下として【ゴズ渓谷】の聖地を守る呪術師の村を襲撃したまもののむれの一員。
任務である村民の殺戮には成功するも、「ジャック」の【断空なぎはらい】で倒された。