DQ7
重要アイテムの一つ。
邪悪な光を放つ大きなルビーで、心悪しき者の持つ力を活性化させるとの言い伝えがある。大陸や島を闇に沈める際にも使われるようだ。
2つ存在し、【魔王像】の両目の部分にはめ込まれて【砂漠の城】一帯を封印していた。
【セト】が倒された後、主人公たちと女王【フェデル】の手によって魔王像から外された。
その後1つは砂漠の城の地下神殿にて厳重に保管され、もう一つはフェデル女王から主人公たちの手に預けられる。
【お金と手紙】を届けたあと、砂漠の城に居るフェデル女王に会いに行くと受け取ることができる。
また、ナイラ河のほとりに居る【ハディート】に話しかけてもイベント後に女王から受け取ることになる。
渡された後は特に必要も無いので袋で眠ることとなるだろう。
だが、DISC2にて【クリスタルパレス】での【神】との謁見の際、
神の方から、主人公らが闇のルビーを持っている事を察知して取り上げてくる。
これだけなら、悪しき物を処分するために神が自ら手を下したと言うだけにも見える。
しかしその後、精霊に縁ある地が闇に落とされた時に砂漠の城を訪れると、驚くべき事実を知らされる。
砂漠の城に保管されていたもう片方の闇のルビーが魔物に奪われていたというのだ。
魔物が出現する直前、復活した神は女王【ネフティス】におぞましい声で
そ・こ・に・あっ・た・の・か
と言ったという。
女王がこの事を伝える場面はBGMが止まり台詞音も低くなるなど、インパクトのあるホラーシーンとなっている。
この信じがたい出来事に女王は強くショックを受け、地下神殿を封鎖することになる。
しかしこのシーン、少し考えてみると女王が頑張って神妙な面持ちで【神】のおぞましい声をモノマネしているのだ。
そう思うと中々にシュールで可愛いかもしれない。
奪われた2つの闇のルビーはその後何に使われた、もしくは何に使われる予定だったのかは不明だが、
【魔王】にとって大事なものであったことは見当が付く。
「心悪しき者の持つ力を活性化させる」という言い伝えから、恐らくは【オルゴ・デミーラ】が自らの完全復活や自身の力をより大きく引き出す為に使われた線が強い。
ちなみに、フェデル女王から闇のルビーを受け取る期間は決まっていないため、いつでも受け取ることが可能。
そのため、神との謁見の後に受け取りに行けば、闇のルビーを手元に残しておくことができる（3DS版では不可）。
この場合、神との謁見の際には持っていないはずの闇のルビーを渡すことになるわけなのだが、進行に影響はない。
アイテムコンプリートを目指す人は覚えておくといいだろう。