キケロー領の物語
登場人物
リカルド | 主人公。勇者。ヴァンパイアキングとの戦いで敗れ、子供になる呪いをかけられた。 |
エレナ | リカルドに一目ぼれした女の子 |
エレナの家族 | ふくよかな父親 ふくよかな母親 おしゃべりばかりの長男 三女 |
町長 | 妙齢の美人。年齢は100歳を超えるが、見た目は25~30歳程度。ノースマン人の血が混じっている |
スキッピオ | キケロー領↔田舎町アルピーノ専属の郵便物配達係。町長と恋仲にある。 |
場所
- 田舎町アルピーノ
イタリア アルピーノから - キケロー領
主人公の拠点だった町。 - ガルダ湖
イタリア最大の湖。この世界では、クーロー領とキケロー領の間にあり、クーロー領の一部である。
物語のあらすじ
キケロー領の最北西側に吸血鬼城がそびえたっていた。その城主である強大なヴァンパイアキングは、キケロー領ないしクーロー領への侵攻作戦を企てていたのだが、あるとき勇者一行にその情報が洩れてしまう。人間社会の平穏を乱す吸血鬼を退治するべく、勇者一行は吸血鬼の棲む城へ向かったのだったが…………。
ヴァンパイアキングとの戦いに敗れた主人公は子供になる呪いをかけられたらしく、目が覚めると田舎町にいた。自身の状況を鑑みて一度キケロー領に戻る旅に出る。ひと悶着あったものの、なんとかキケロー領に戻った主人公は昔馴染みの領主や仲間と再会し、再起を図る。
まずは妖精王の元へと、この呪いを解く方法がないかと相談に行き、時間制限付きで大人の姿に戻れるアイテムを手に入れる。
その足でキケロー領の最北西を目指し、子供になったときに最初にいた町アルピーノに戻ってきた。そこではちょうど吸血鬼の子分たちが大暴れしていた。勇者は本来の姿に戻って圧倒するのだがギリギリのところで子供に戻ってしまう。それでも仲間たちとアルピーノの冒険者連中と協力して撃退し、辛くも町は助けられた。伝説の勇者が来たことに喜ぶのも束の間、吸血鬼たちが暴れ始めたことで勇者一行の旅はさらに急がなければならなくなった。
一行はそのままガルダ湖を目指し、さらに奥にある吸血鬼城へと戻ってくる。
今度こそヴァンパイアキングを倒すための秘策も携えて、勇者はヴァンパイアとの最終決戦に挑むのだった。