シリーズ共通世界観

Last-modified: 2024-04-14 (日) 21:22:59

世界観

竜の卵シリーズは作者の思い描く独自の世界観があります。

  • 目標はゲーム化。アニメ化。
    • そもそもは「ぼくの考えた最高のゲーム」を発端としており、目指しているところはそのための世界観の構築にあります。ですから、物語を描く・小説を継続掲載すること自体に一切こだわっていません。
  • ローファンタジーを軸にしている。
    • 魔法や科学技術が発展しすぎて世界観がバランス崩壊しがちなハイファンタジーを嫌うため、現実チックな威力・性能の魔法や攻撃を主としています。移動方法などについても同様です。
    • しかしながら空想であることに変わりなく、一部例外的なものは存在させています。
  • 見た目の描写にこだわりがある。
    • 風景、建物、モンスターなど、映像化・デザインした際によりメルヘンチック、視覚として楽しめるものを作り、ファンタジックな世界観を目指しています。
  • 人間の体組織・構造・寿命が違う。
    • 亜人・魔人だけでなく、人間にもさまざまな種族があり、全く異なる性質を持ちます。現実的な人間も存在しています。
  • 物理法則が現実とはかけ離れることはあるにせよ、説得力のある描写を心がけている。(目指しているのは範馬刃牙)
    • 現実的な描写を目指しつつも、表現として面白いほうを採用する方向ではあります。

5つの国

大陸は全部で5つに別れていて、それぞれに独自文化が根付いている。

 
  • 中央大陸ミッドガルド
    • イメージとしてはローマ帝国だとかファンタジー分野の最強国家。人類の中で最強の国となる。
    • 文明が最も進んでおり、とくに魔法分野に関しては他の追随を許さず、ここで発明された魔法技術は徐々に他国へと流れていく。そのため純粋な魔法対決において他国がこの国に勝つことはまずない。
    • しかしながらその大きさ故に内乱・内紛も絶えず情勢は不安定。民の幸福度も常に低く、仕事放棄(ボイコット)からの粛清、そこからの報復一揆コンボも絶えない。
    • 大きく9つの地域に別れ、それぞれの領主が統治している。(これもほとんどの領主が暴君と名高く、派閥争いが絶えない。名前だけが浮いているような状態)
    • 国の中心にある地域に全てを統べる王がいる。
    • ここに住んでいるのは純粋な人間種族で、寿命は50~60歳(平均寿命は33歳程度)、外見は醜い者が多く、男女の立場や区別のされ方なども現実と変わらず、中世時代の人間模様と同等。
      • 我が財
      • こども勇者様
  • 東の国
    • 魔族の支配する国。中国大陸に該当し、文化的にはそれに近いものをイメージ。
    • 支配者は伝説級のモンスター。(バフォメット等を考えているが未設定)
      • この国が出来てから支配していて寿命は万年を越えている。
    • 魔族は人間とは全くことなる文化・文明があり、中央大国ミッドガルドと同等かそれ以上の力を持つとされる。とは言っても世界全てを統治しようという気持ちは無いのだが、人間の策略によって戦争に巻き込まれることが多々ある。
    • 様々な種族が存在しているので一様に寿命も定まっていない。基本的に権力を持つのは亜人科で、それも種族により寿命は様々。たいていは純粋な人間種族より長い。
      • 東の刻
  • 西の国
    • イギリス風。紳士と騎士と王様とお姫様なファンタジーの国。他の国から陸続きで無いために外部からの侵入も少なく、比較的平和である。
    • 綿花とウールの産地でもあり、世界中の衣服の材料はここから輸出されている。
    • 純粋な人間種族が多数住んでいた。それを統治するのはエルフの血が混じった種族で、王族や権力者はすべからく長寿で美しい。時代が進むにつれ純粋な人間種族はいなくなり、北の国に近い不老長寿・容姿端麗な者が増えた。
      • 浮き島
      • 暁の団
      • ドラゴンライダーズ
  • 南の国
    • 熱帯地域。大陸にはインドネシア・サウジアラビア・エジプト的なイメージや、いくつもある小島はハワイやカリブ海周辺など南っぽいイメージの島国がいくつもある。
    • それぞれの島でそれぞれの社会文明を持つ。大きい島は肥沃な大地を持つため内紛が絶えない。小島は食べ物は少ないが統治しやすく平穏な部族が多い。
    • 人類文明としても独自路線を築き、シャーマンやら占い師やら魔法というより呪術の類が多い。
    • 比較的長生きな人間種族と魔族も交じる。飢饉・病気・台風・津波・戦争などの影響で平均寿命は短い。しかし、男女共に性欲が強く盛んな子沢山であり、子供も育てやすい気候も相まって種族が絶えにくい。
      • 冒険ロマン(タイトル仮)
  • 北の国
    • 厳しい雪国というよりは、四季がハッキリしていて冬にやたら雪が降り積もる、といった地域。夏は海に入れるくらいには温かくなる。
    • 中央大国ミッドガルドとも陸続きの場所があり、古くは国境付近での戦争が起きている。
    • 文明的にはミッドガルドより劣るがモダンな雰囲気が漂う。
    • 北欧のバイキングが統治者。
    • エルフの血が混じった不老長寿で容姿端麗な人間種族。その寿命は250年を超え、ずっと若々しい見た目(最初は10代後半~20代後半、最後は40代前半程度)をしている。いまだに不老長寿の能力は進化を続け、さらに長い寿命と、さらに美しい容姿になっている。
    • 子供を生む周期が長めで、体構造上子供ができにくい。強制的に子供を持つためには専用のアイテムが必要。
    • その性質故に男娼・娼婦としての価値が非常に高く、世界的に性産業で人気を誇る。男女ともに非常に高い値で取引され、人攫いの被害も多い。なお、価値としては男性の方が高い。
      • 無彩色の狩人
      • 氷の女王
      • 森の民
      • ジョッキを掲げろ

ファンタジー

 魔法とモンスターのあるファンタジー世界を基礎としている。ゲームや物語でイメージの固まっているキャラクターやモンスターを軸に出し、魔法も親しみのあるものを登場させる。
 ただし、一対一の対決よりも「多数の人間対巨大モンスター」を描くことを旨としている。あくまでも人間はチームプレーをしないと勝てないという設定。

 重視しているのはビジュアルで、街並には強烈なメルヘン感を取り入れていきたい等と思っている。

団結しやすい人間像

 “モンスター”という人間にとって絶対悪の存在があるおかげで、人は種族を超えてまとまりやすい────というのも世界感の軸になっている。逆を言えば、それほどにモンスターが強く、“対処できる災害”ということでもある。

歴史の共有

 並行世界を否定し、全ての物語と歴史に矛盾が生まれないように描いていく。

主な歴史

世界のはじまりについては『竜の卵』を参照。

最初に地球に降ってきた竜の卵の影響で、我々の生きる地球とは違う運命を辿った地球を舞台としている。
新たな物質として魔素(原子記号未定)が追加され、これによって物質は通常の物理原則とは異なる性質を持つ。

 

最初の時代は、竜の卵から孵化したドラゴンの物語。
創世の時代は、神の物語。
原初の時代は、恐竜の時代。
黎明の時代は、亜人族(とくにエルフ)の時代。
東雲(しののめ)の時代と呼ばれるのは、人間と魔人の誕生。
暁の時代は、文明(おもに魔法)の発達。

物語の中枢となるのは、この暁の時代以降としている。

惑星などについて

地球、月、火星、金星、木星、土星、ほかの惑星にも生き物が存在する。とくに月にはエルフが多く暮らしており、火星には地球の過去に存在していた幻の生物や恐竜などが暮らしている。

地球と対になる存在の月は、ただの石ころではなく、地球と同程度の自然で溢れており、文明社会を持つエルフ、各地の環境に合う動物やモンスターが全域で暮らしている。