主人公
ウィート
- 小麦=Wheatから
- 物語開始時の肉体年齢17歳、身長169cm、体重51kg程度で多少筋張った感がある。成長期であるため、その後も肉体は大きくなっている。
- 肩近くまである長めの金髪で、艶がありやや癖がある。名前はこの髪の毛の色から付けた。
- ノースマンの民からすると「王都生まれの少年」にしか見えない。
- 顔立ちは良い。ただ、ノースマン女性からは男性として惹かれないタイプの顔つきらしい。
口癖
- あっ、ハハ。
- あっで軽く溜めてからハハと息を吐くように笑う。主に苦笑いやごまかしの表現として使用している。句読点の位置など序盤は表記ブレが多い。
- やれやれ
- 元ネタは楽しいムーミン一家スナフキンの台詞。雹でテントが壊れた際に、さも普段通りという感じで無表情のまま言う。呆れるというより、まあこうなるよなといった先読み感がある。
- そこで相談があるんですが……
- 「こんなこともあろうかと思って」と同じくらいの主人公補正を持たせている。彼がこれを言ったあとは場面反転し、独自の解決法などを披露する。
前世
- 名称不明の日本人男性。享年80歳を超える。(詳細未定)
- 主に従来工法を利用する大工。
- 宮大工にも関心があり、複雑な継ぎ方も得意とする。タンス、テーブルなど木工も手掛けていた
- 15歳から修行を始め、引退し70歳を過ぎるまで建築や木工に従事した
- 光悦(こうえつ)という小さい犬と、ラテという猫を飼っていた。他にも大型犬がいたが、それを思い出せないでいる。
- バイク乗り。21歳頃からずっとハマっている
- 自衛隊を中心に飛行機など軍事技術に興味を持ち、自衛隊の航空ショーには子供を連れてよく出向いていた
- 22歳前後と若くして結婚している。妻がおり、二人の兄弟を授かった
- 思い出はいくつもあるのに、家族の顔も名前も思い出せずにいる。その記憶もさらに曖昧になっていく
- 思い出はいくつもあるのに、家族の顔も名前も思い出せずにいる。その記憶もさらに曖昧になっていく
今世
- 月の巫女の加護を授かる
- 本人は気付いていない能力がいくらかある
- 『狩人のナイフ』と言う短刀武器を所持
- 切れ味は、生木や石をバターのように扱うほど鋭い
- 自身の従者としてニビとスズの子供4匹を授かる
- 実質的に狼の森の長として認識されており、狼たちからの忠誠がある
- ヘルガを女としても妻としても一番に愛してる
- ハーレム願望もあるので、作中ではあまり意識してないように見せているが、イナリを嫁に貰う意思はある
- マルテに対しては、あくまでプラトニックラブ
- 今世においても大工仕事に強い関心があり、建造物の造りを観察しようとする点やところ構わず木工を行うなど大工狂(?)なところがある
ヒロイン
ヘルガ
- 名字未定
- エーギルの実娘、マルテの姉
- ほかに家族はないが、ギュミルオルグという巨大な組織に見守られて育ったため寂しいといった感情は一切無い。幼少時マルテはヘルガのことを母親代わりに慕っており、ヘルガも大事に面倒を見ていた。
- 登場時29歳、身長173cm、体重53kg。スレンダー美人。胸が無いことを密かなコンプレックスとしている。
- ヘルガ革用品店の店主
- ウィートが来る前年にオープンし、上質な革を使った革鎧・ブーツ・手袋・バッグなどを扱っていた。しかし、その客層は大半がギュミルオルグの猛者たちで、一般の冒険者がおいそれと購入できる金額のものではなかった。そのため、ギュミルオルグが一斉に戦地へと出払ったあとはサッパリ売れていなかった。(ヘルガ自信、商売が下手なのもある)
- 一目惚れからの即堕ちヒロイン。最初はイナリがヒロインで、ヘルガはエルノとくっつく設定だった。作品を書くにつれヘルガのほうが良いと感じ、大好物の即堕ち化となった。
- skyrimプレイ中にヒロインの名前を思い付いた。リフテンのあの宿屋の主人である。
- 出生に関しては未定だが、母親像はある程度決まっている。
- 一番に考えているネタとしては、エーギルがミッドガルド南部滞在時に出会った女との間にできた子。ロマンス系。
良家または領主の娘と禁断の恋をしてノースマンまでついてくる。マルテが産まれてすぐに輸送船に乗ってきた知り合いに見つかって帰郷せざるをえないことに。乳母マエリスだけが彼女たちの面倒をみるために残り、マルテが5歳の頃には彼女も帰ってしまう。(マルテは物心がつく以前であり、彼女に母親の記憶は無い) - 第二候補は、ミッドガルドとの戦争中に捕らえた女を孕ませたパターン。(この場合娘たちへの愛情が希薄になりそうなので、各キャラクター設定には合う)
- 第三候補は、母親=「主人公の前世の妻の生まれ変わり」
- など、それっぽい物語になればいいのでとくに決まっていない。
- 一番に考えているネタとしては、エーギルがミッドガルド南部滞在時に出会った女との間にできた子。ロマンス系。
クリの村
フィンランド語の面白い名前(ヤリ・クリ)から適当にとった苗字だったので採用したが、意味はわからない。
狼の森が西と北西に広がり、南側は平原・川・山とある、ノースマンの王都から西側に位置する。
村の北側は地面が凸凹の険しい森が続いており、モンスターが少々。さらにその奥に海がある。夏になるとオオワシが繁殖と成育に戻ってくる。
村長 | |
---|---|
ソフィア・クリ | 村長。*あたし 聡明や賢明を枕詞にしてノースマン中に知れ渡る偉人。クリの村が安定しているのは全て彼女の力によるもの。王都だけでなく、他の町村からも人望がある。 元海賊であり、ハーラル王らと共に船旅と海賊行為に励んでいた過去ももつ。そのため、王都の主要人物とよく繋がっている。 主人公ウィートの登場には何かを悟り、以降彼を利用しつつ協力していく。 |
マッツ・ナサニエル・クリ | ソフィアの最初の夫。ノルウェー語 マッツ=神の贈り物 ナサニエル=神が与えている 黄金の一滴によって恩恵を与えられた人物。ハーラル王やクラウスと初期のころから共に過ごしており、海賊船に乗っていたこともある。現クリの村の地域で畑になる土壌を見つけて村を興した。 |
名称不詳 | ソフィアの二番目の夫。ノースマンマーチャントギルドの役人 |
オット・クリ | ソフィアの三番目の夫。おれ もののけ姫で通夜の際にアシタカに話しかけてきた小汚い老人がモデル。 見た目のわりに頭がよく、とくに発明者として活躍している。手先も器用で、皆の世話係としても慕われている 口癖「ひぇっひぇっひぇっ」特有の笑い方。「~~だからよ」「~~よ」興奮気味になると出てくる。田舎っぺかつ年寄りらしさを出そうとしてついた |
村人 | |
リューリ | 60歳。次期村長、代理も務める。*あたし 丸々としてどっしり構えた感じから、年齢不相応なオーラが漂う次期村長。決断力、判断力に優れ、ソフィアがいなかった時期はみんなのまとめ役として堂々と振る舞っていた。 |
アウノ | 175歳、ハンネレの夫。*おれ 力強い男性村人。大工仕事に興味があり、ウィートが来てからはとくに彼を気に入って一緒に何かを作っている。 |
ハンネレ | 178歳、アウノの妻。*わたし 古き良きソフィアの協力者。 |
イーロ | 103歳、キュッリの夫。*おれ 大工仕事に興味があり、どこか理屈っぽい。好き嫌いもハッキリしているが、そんな性格故にウィートの仕事から無駄なことを削ぎ落としてくれている。 口癖「~~ねぇか?」アウノと区別するために付けた。反対意見をすぐに出したり、疑り深い性格らしい。 |
キュッリ | 89歳、イーロの妻。*わたし 可愛いものに目がなく、とくに木工細工に強い関心を持つ。細身の女性だがDIYが趣味のようだ。 |
ハンキ | HANKI、毛布のように一面を覆っている雪。ヨーナスの父親。*おれ 寡黙で表情ひとつ変わらない若者。ウィートの発明した自転車に強い関心を持ち、以降彼の発明に協力していくことになる。 |
サッリ | Salli。ハンキの妻。*あたし クリの村人らしい奔放さと明るさを持つ。ハンキの微妙な表情を的確に読み取る能力があるらしく、コミュニケーション能力に欠ける旦那を支えている。村人の中でも若いため、ヘルガやキエロなど狼の森の住民たちと仲が良い。 |
イナリの家族 | |
ケイモ | イナリの父親。*ぼく 柔らかい物腰の現代風な男性。ソフィアからは頼りないと言われているが、心の底に秘めている情熱は並々ならないものがあるようだ。ウィートとは程よい関係性を示しており、度々人生の先輩として助言を与えている。 |
ヘラ | イナリの母親。*わたし そこそこ美人で、ケイモは彼女の美貌に釣られて結婚した。ウィートの登場時に初めて会話した人でもある。か細いが優しくタフな性格で、厳しいクリの村で生きてきただけのことはある。 |
イナリ | ヒロイン格。INARI、ラップランドにある大きな湖。*イナリ メインヒロイン(だった)。天真爛漫を文字通り起こしたキャラクターながら、みんなを引っ張って突き進んでいくガキ大将。クリの村に来たオオヤマネコの子供たちの一番のボスとしても君臨している。ウィートとの恋に敗れてもなお諦めてはおらず、隙きあらば我が物にしようと抱きつく。ヘルガはもちろん、同じくウィートを気にしているマルテにとっては天敵である。 口癖「イナリもやる!」自分の名前が大好き。 |
子供たち | |
カティア | 女の子 アウノとハンネレの娘。イナリの妹分。面倒見がよく、年下の子供たちとよく遊んでいる。 |
クスター | 男の子 イーロとキュッリの息子。素直で元気がよく、イナリの無茶な命令にも平然と付き従っている。剣を振るうのが好きで、冒険者やピートオルグの連中に憧れているようだ。 |
ヨーナス | 男の子 ハンキとサッリの初めての子供。幼く舌足らずな喋り方をする。やんちゃな性格で、父親と違って表情豊か 口癖「ぬーっ!」 |
オオヤマネコの子供たち | |
名前は全てイナリたちが勝手に考えて付けた。一緒に暮らすリューリを母親、イナリをボスとして認識しており、彼女の前ではしおらしくなる。 | |
ノッラ | 数字の0の意味 |
サタ | 数字の100の意味 |
イナリ | 村の子供の名前 |
カティア | 村の子供の名前 |
クスター | 村の子供の名前 |
ヨーナス | 村の子供の名前 |
狼の森
海坊主の手の平とも呼ばれるが、通称は『狼の森』となっている。
主人公ウィートの本拠地であり、クリの村からの住民が主に移住している。
狼の巣がある16本の岩山と、『森の民の集落』だったところにそれぞれ住居がある。
1.最北部の岩山 | |
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岩山の中でも特別製の場所。森の民の魔法がふんだんに仕込まれている。主人公ウィートの本拠点 一通りの家具が揃っている。長さ7m、幅1.7mのダイニングテーブルや食器棚など | |
ウィート | 主人公。問題を次々解決したこともあって、狼の森の長として狼たちからも認識されている。統治者というより代表者という振舞い。*私 |
ヘルガ | 妻。美しい森も綺麗な住処も可愛い狼の子供たちも大好き。けど一番は旦那様。*あたし |
8.左手親指 | |
元ニビとスズの巣。狼の森の中央にある。海坊主の左手の親指にあたる。 ウッドデッキ | |
11.湖、南側 | |
美しい湖の傍にある岩山のうちの一本。15.にいたヌーッティ夫妻が、ヴァルヨ夫妻に家を渡して引っ越してきた。 58平米(黄金比6:9.7)の小屋、ウッドデッキ、竈 | |
ヌーッティ | Nuutti。男。王都出身の元バンオルグで、石切り場で働いていた。マーレトに一目惚れしてクリの村に婿入りした後、こちらに移住してきた。*ぼく |
マーレト | Maaret。女。ヌーッティの妻。明るく奔放な性格をしているが、洞察力が鋭いところも。*あたし |
15.最南部の岩山の隣 | |
ノースマン親衛隊に所属する夫婦が引っ越してきた。 50平米の小屋、ウッドデッキ、竈、星見台 | |
ヴァルヨ | varjo、影。衛兵隊の中でも謎の多いグループ【カラス】の跡継ぎとなる人物。*俺 |
ケットゥネン | Kettunen、きつね。ヴァルヨの妻。実力も折り紙つき。無口で表情も堅いが、次第に溶け込んでゆく。*私 口癖「……~~……」微妙な間を開けて喋る。決してラグーン語ではない |
16.最南部の岩山 | |
ヘイッキたちギュミルオルグのメンバーが住む 50平米の小屋、ウッドデッキ、竈 | |
ヘイッキ・リタリ | エーギルに言われるがままここに住むことになった。定住するつもりはなかったが、なんだかんだで拠点となっている。 ※詳細ギュミルオルグ項 *ぼく |
キエロ | 登録上は冒険者だが腰が落ち着いたのでここでヘイッキと結婚して暮らすつもりでいる。真面目で従順、人や狼を思いやる気持ちが強い。 ※詳細ギュミルオルグ項 *わたし |
森の民の集落 | |
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消えた森の民が過去に利用していた場所。木をくりぬいて家として利用している。ただし正面の扉を開けるためには月の巫女の加護が必要で、ウィートかヘルガ、または狼がいないと解錠できない。 中心地に畑もあり、土壌が豊かなため様々な作物が育てやすい。 |
王都ノースマン
北の国でも北部にあるノースマン王国の都。北に海、西に狼の森、東にサボン村があり、大きな船の港もあるノースマンの出入り口。
- 初代王ハーラル・ホールファグレ
- ノルウェー王国初代ハーラル王から名前をそのまま付けた。
- 愛称ハラルド。仲間たちからはハラルドと呼ばれるが、たんに呼びやすく舌触りがいいからそのように呼ばれているだけで、特別に意味があるわけではない。
キャラクター詳細
- 主要武器:ハンマー
- 国旗にも描かれ、バンオルグの象徴ともなっている。地面を叩いたことで赤いマグマを噴出させた史実から、古い国旗はそのようなデザインをしている。
- 西の国で有名なゴーレム温泉では、大地の神に気に入られて専用のハンマーと加護を授かるなど、現地の人にもハーラル王は人気が高い。また、このことから西の国のとくにブリストル王国との友好関係が非常に良好である。
- 別名:甘えん坊ハラルド
- 地団駄を踏んで大地を揺るがす姿が子供の荒ぶる姿に似ていることや、その大きすぎる叫び声が赤子の鳴き声に聴こえる等といった事柄からつけられた異名。
- 仲間たちからも揶揄する意味でたびたびそのように呼ばれることがあるが、本人はそう呼ばれても何も気にしていない。むしろ、自分自身を茶化すことすらある。
- その実際の姿を見たものはすでに100年以上前の人たちだけであり、現在暮らしているノースマンの民は異名を知らないといった時代的な流れもある。
- 地団駄を踏んで大地を揺るがす姿が子供の荒ぶる姿に似ていることや、その大きすぎる叫び声が赤子の鳴き声に聴こえる等といった事柄からつけられた異名。
- 乗っている戦艦:シュテルテベーカー号
- 船の名前、古いドイツ語で「ジョッキを掲げろ」の意。クラウス・シュテルテベーカーから
- 全長60m、総トン数未設定、帆船、最大船速20ノット
- 性格
- 根っからの冒険家。アドベンチャーが大好きでライフワークと捉えており、生まれてからノースマン王国を立ち上げるまでは純粋に世界を楽しんでいた。それゆえに、現在の“国王”という足枷を嫌っていて、いつかノースマン王国を引き継ぐ者を見つけたら引退する気でいる。なお、適任であるはずのクラウス=ノミも同様に自分のやりたいことを優先する質なので、二人とも為政者としての仕事はやりたがってはいない。
- 「欲しい物は奪う」という単純明快な心理で海賊行為と冒険を行っていた。ただただ欲望にまみれることを悪いこととは思っておらず、国民たちの思想の礎にもなっていて、それは全般的には良い方向へと向いている。
- 昨今では、オリーブ村を手に入れるまでは楽しんでいた。くだらない奇襲と退屈な防衛に辟易していた折、『森の民』がオリーブ村に現れたことを心の底から喜んでいた。
閲覧注意ネタバレ込み設定資料集
- 海賊ハーラルは無謀な冒険を終え、その青春物語にピリオドを打たれたおじさんである。今は国のために働き、冒険を忘れ、仕事として戦争をしている。つまり『主人公のその後』が彼ら海賊たち。
- 当時親友だったマッツ・ナサニエル・クリから長寿の命を与えられていて寿命はとうに300年を超えており、なお全盛期以上の力を有している。
- この長寿と超人的パワーから、無双無敵を誇りつつ、どこか人の世に飽きている節もある。
- それだけの力はありながら、戦争に勝つというのは少数では不可能だと思い知らされてもいる。(全て奇襲によって奪っている)
- 形式上はノースマン王国の国王だが、実質的に国を運営しているのはクラウス=ノミ大臣。決して統治者としての能力が無いわけではないが、前線で働くのを好むハーラル王は「オリーブ村にも統治者が必要だ」と言ってミッドガルド方面へと移った。
ノースマン親衛隊
王に認められた王都民のみが所属を許される。大半は海賊時代の仲間
クラウス・ノミ | 大臣 | Klaus Nomi(歌手)。人間と魔族のハーフで、かつエルフのクオーター。*臣(しん) 賢者クラウスと名高く、ハーラル王より厄介なのは彼だと他国から睨まれている。戦争時は参謀も務める。 王都の運営をする総括者であり、ノースマンではハーラル王と同等の権力を持つ。政治思想は合理主義で、魔術師の顔を持つため探求者でもある。本人は偉そうに振舞うことは合理的で無いと考えているため、相手が無礼な態度もお構いなしだったりと、性格より能力を重視する。しかし成果主義者というわけでもない。 魔法使いとしては超一流で、その技術は達人の域をも超えている。もはや人には不可能とさえ思わせるほどの魔法能力を有している。にも関わらず、本人は戦闘になったら自分に勝てる者はごまんといる、とくにハーラルやロギなどにはまず勝てないだろうと公言している。 口癖「麻呂喋り」イメージは日本語版ハルメアスモラ。「~~。」喋りのあとに句点を必ず置く |
---|---|---|
インビ | メイド長 | impi、メイド。クラウス専属メイドの長。*私(わたくし) |
ロギ | 隊長 | 北欧神話 野火の意。ドラゴンの骨から取れた剣を持つ、歴史に名を刻むレベルの剣士。彼と戦うこと自体が騎士にとって誉れと言われるほど。好きなことは一騎打ち。*俺 |
ミルスキ | 副隊長 | Myrsky、嵐。疾風とも。その機敏さと破壊力から王が気に入って付けた名前。クラウスに次いで個人で高い火力を誇る。身長3.3m。体格も非常に大きく、ハーラル王とタメを張る。*俺 |
エルーノ | 魔法使い | エルネスティの実父、エルノの祖父にあたる。古いタルヴェラの魔法(実際にはエルフの魔法)を使いこなす。歴史や考古学に造詣がある。*わし |
戦闘員
Korpiklaaniのメンバーの名前をそのまま採用。アルバムによってスペシャルゲストがいることもある。
主力な主要メンバーと違って個々の能力が高いわけではない。
ヨンネ・ヤルヴェラ | ボーカル | Jonne Järvelä |
---|---|---|
カッレ "ケーン" サヴィヤルヴィ | ギター | Kalle "Cane" Savijärvi |
ヤルッコ・アールトネン | ベース | Jarkko Aaltonen |
ツォーマス・ロウナカリ | バイオリン | Tuomas Rounakari |
サミ・ペルットゥラ | アコーディオン | Sami Perttula |
サムリ・ミッコネン | ドラム | Samuli Mikkonen |
ユホ・カウッピネン | アコーディオン | Juho Kauppinen |
テーム・エーロラ | バイオリン | Teemu Eerola |
ヤーッコ "ヒッタヴァイネン" レッメッティ | バイオリン | Jaakko "Hittavainen" Lemmetty |
アリ・マーッタ | パーカッション | Ali Määttä |
アルト・ティッサリ | ベース | Arto Tissari |
トニ "ホンカ" ホンカネン | ギター | Toni "Honka" Honkanen |
サム・ルオツァライネン | ドラム | Samu Ruotsalainen |
マッティ "マットソン" ヨハンソン | ドラム | Matti "Matson" Johansson |
ヒッタヴァイネン | バイオリン | Hittavainen。 |
影
クラウスの従者たち。諜報活動や暗殺など、国の闇を担う機関。
作品当初は烏(ヴァリス)と呼ばれていたのに、いつの間にか『影』と記述するようになってしまった。そのほうがしっくり来るようになってしまったので、本設定として『影』を使用する。
ヴァリス | 密偵 | varis、カラス。クラウスの従者でもある間者。諜報員 スパイ活動から暗殺までこなす、ノースマンの秘密機構“影”の長。一族の跡継ぎは全てヴァリスという名前を引き継ぐ。 任務中は寡黙だがプライベートになると一転、おしゃべりでなんでも興味を示す。 |
---|---|---|
ヴァルヨ | 密偵 | varjo、影。俺。ヴァリスの息子。予備役 優れた対人剣術と魔術を扱う。本人は静かな暮らしが好き。その実力は次期長クラスとされ、戦闘のみならずスパイ活動も高い能力を有している。 |
ケットゥネン | 密偵 | Kettunen、きつね。私。ヴァルヨの妻。予備役 優れた対人剣術と魔術を扱う。戦闘の腕前はヴァルヨと同程度。寡黙で従順、あまり目立とうとしない。ミルスキの実娘である。スレンダー美人という言葉が似合う細身な女性で、儚さをかもしだしているところが魅力。 |
ムスタ | 密偵 | musta、黒。俺。ヴァリスの息子、ヴァルヨの兄 3枚目ながら優れた諜報員。裏方の仕事を持ち前の明るさと元気でこなしていく。しかし、仕事中は無口になる。お祭り騒ぎが大好き。 |
オラバ | 密偵 | orava、リス。私。ムスタの妻 旦那に負けず劣らずのお喋り女。化粧がうまく、任務に合わせて顔立ちを変えてしまうという七面相の持ち主で、旦那とともにそれらしい格好をするのが好み。お祭り騒ぎが大好き。 |
ピメウス | 密偵 | pimeys、暗黒。私。オリーブ村の影をまとめるヴァリスの名を冠する者 ヴァリスとは双子の弟。性格も似ている。 |
音楽隊スウッコ
Suukko、kiss。真っ白い肌に戦化粧を施した4人の音楽グループ。身長183cm以上でないとメンバーになれない | ||
DEMON | 地獄からきた悪魔 | 獣の咆哮をあげ、空を飛び、炎を吐く。 |
---|---|---|
STAR CHILD | 愛の戦士 | 他人の心を読むことができ、星の右眼から光線を発する。 |
SPACE MAN | ジェンダル星出身の宇宙人 | 瞬間移動能力を持ち、両手から光線を発する。 |
CATMAN | 猫の怪人 | 両腕の鋭い爪が武器。 |
~親衛隊見習い
『ノースマン親衛隊 狼の森訓練』参加メンバー。ピートオルグから叩き上げで成長してきた。衛兵隊長からの信頼も厚く、各自の実力も並の衛兵より高い | ||
ヴァロ | 男 | VALO、光。ぼく 光魔法を得意とする回復担当 リントと仲が良いのんびり屋 |
---|---|---|
ヴィルヴァ | 男 | VIRVA、〝ウィル・オ・ウィスプ”(フィンランド語で'Virvatulet')は、浮遊する奇怪な光のこと。鬼火とも。俺 魔法防御に定評がある。名前からすると光属性だが、火魔法を得意とする 武人的で真面目。女の子が多い今期候補生の中ではまとめ役父親役に回される苦労人 |
リント | 女 | Lintu、小鳥。私 のんびりしているヴァロとは気が合う オールラウンダー、小鳥小隊リーダー |
ナルヒ | 女 | närhi、カケス。私。 青い柄の剣を扱う剣士。素早い動き、いなす技、攻撃力を備える くっ殺系。一途に誰かを想うタイプ |
アンカ | 女 | ANKKA、鴨。あたし 中距離、魔法剣士 やることは珍しいのにキャラが地味。いっそ一人称「あちし」にして曲者にしようか |
ハラッカ | 女 | Harakka、カササギ。わたし 弓使い。家系に伝わる特殊な弓矢は中級魔法に引けをとらない ヴィリヨが気になるジャニオタタイプ |
ギュミルオルグ
冒険者ギルドのひとつ。主人公:ウィートも紹介されて所属した
以前は王の戦艦に乗っていたが、現在はカトリーヌ号を与えられている(名前は「鍛冶屋セッポの嫁もらい」という民話から)
ギュミル | オルグ長 | おれ。北欧神話の海を意味する名前。 身長220cm、体重150kg。エーギルの双子の兄で特徴はそっくりだが、やや声が枯れていて低い。好色家というほどではないが旅する毎に新しい妻を見つけているらしい |
---|---|---|
エーギル | オルグ副長 | おれ。北欧神話のギュミルの別名とも。大柄な軍隊長といった風貌で声もリアクションもでかい。ブハハと笑うタイプ。愛刀ピトカ(f語長い)を使っている。 身長220cm、体重150kg。 ギュミルと比べるとそれほど女っ気は無い。ヘルガとマルテの実の父 |
マルテ | 美人受付嬢 | あたし。エーギルの娘、ヘルガの妹。 冒険者相手が長いゆえに人に辛く当たるため無愛想さが漂っている。強気で鋭く指摘するところがとくに好かれ、マルテ姫とあだ名され王都のアイドルとなっている。家事が得意で女の子っぽい物が大好き。 ウィートには根深く恋をしており、たまに二人きりになると甘えたがる節も。 |
ヘイッキ・リタリ | 二人目の主人公 | ぼく。heikko=弱い、ritari=騎士。ギュミルの伝説に憧れてこのオルグに志願してきた。マルテに一目ぼれしたり、苦労したりと、この世界での冒険者の成長物語を描いてくれるやつ。 当初はwakfuのPINPINをイメージしていたが、扱いが不遇なまま。それでも影でレベルアップを続けており、キエロともめでたく結ばれた。 |
キエロ | 冒険者 | わたし。KIELO、スズラン。元ピートオルグ。西の森開拓訓練最終日にヘイッキと夜を共に過ごした大人しい女の子。引っ込み思案なところはあるが、恋する衝動からヘイッキへ急接近してきた。 狼たちへの面倒見もよく、ヘイッキより器用で気が利くいい子。男にとって理想の女像のひとつ。 |
ニョルズオルグ
王都ノースマンの冒険者オルグのひとつ。魔法学と肉体美に長けたニョルズが中心となっている。とくにユリウスオルグ出身の若者が増えてから近年急成長を遂げた魔術集団。
筋肉派と純魔法派で派閥がある。筋肉を見せつけるような鉄防具や半裸姿、または貧相なローブ姿。毎度スペイン放送席を壊す、さらに彼らの性格や口調なども相まって見た目と評判はよくない。
ニョルズ自身はどちらにも属さないが、魔力値=肉体の密度なので筋肉を愛している。合言葉は、魔法は筋肉。
ニョルズ | オルグ長 | 北欧神話の海と風の神を意味する名前。筋骨隆々のマッチョマン。イメージはハルクホーガン 得意技は、魔法チョップ、魔法DDT(ディーディーティー)、魔法キックからの魔法ペディグリー、魔法ツームストーン・パイルドライバー、魔法ヘッドバットなど、多彩で強力な対人魔法を使用する。 |
---|---|---|
アール・へブナー | 審判 | WWEでおなじみの白黒ストライプな服を着た審判。よく誤発された技に倒れてヘブナる。彼のスリーカウントを聞いたモンスターは死ぬ。 |
ビンス・マクマホン | 経営者 | ニョルズオルグの財布役でありながら、自身も体を張ってモンスターと対峙したり、演出を考えてオルグ長を陥れたりと忙しくしている。 |
ザ・ロック | オルグ員 | 期待の新人。マイクパフォーマンス時の『片眉上げ』が十八番となっている。映画にも出演するという噂がある。 |
ピートオルグ
衛兵のクラス。王都民の大半はまずここに所属させられる
ヤーコブ | 検問所隊長 | 真面目で騎士的気質。城門の検問所を指揮する衛兵隊長。*俺 |
---|---|---|
ヨナス | 検問所見習い | ヨーナスとは別人 |
名称不詳 | 検問所見習い | ヨナスと同期 |
コティランタ | 沿岸警備隊長 | KOTIRANTA、自国の沿岸。セー地区アエフ地区の警備担当責任者。*わし |
ヨーゼフ | 衛兵隊長 | 男性。王都全般の警察任務・雑用を行う衛兵の総責任者。警察隊長や雑用隊長とも言われる。*わし |
ヴィリヨ | 衛兵隊長→総大将 | 男*私。アー隊班長。全体総括。VILJO、フィンランドの民族叙事詩カレワラの中で最上または非常にすぐれたという意味をもつ。 ノースマンいちのイケメンで女からモテる朴念仁。総大将に選ばれた理由には顔も入っている。真面目で騎士的だが、暴れたい衝動に抗えずどこか抜けてる。泳げないのか海が怖いのか、船に乗るのを怖がった場面も。 |
ツーリッキ | 衛兵隊長→将軍 | アー隊副班長。TUULIKKI、フィンランド神話に登場するチャーミングな森の精。 顔も体も女からは程遠いものの、ユーモラスとオンオフの切り替えをしっかりと持つ真の実力者であり全員から慕われている。しかし気分屋。女*私 |
セッポ | 衛兵隊長→将軍 | ベー隊班長。SEPPO、セッポことセッパ・イルマリネンはフィンランドの民族叙事詩に登場する神様のように超人的な人物。鍛冶屋セッポの嫁貰いに登場する。 武人的性格で、一番真面目に仕事をこなすTHE軍人。男*俺 |
ミエリッキ | 衛兵隊長→将軍 | セー隊班長。MIELIKKI、フィンランド神話に登場する森の精。ヒーラーで、タピオ王の妻。 回復支援、後方担当と地味な仕事を明るくチャーミングにこなす。 顔は特徴的だが性格含めて人気は高い。意外に曲者で計略を産み出す参謀タイプ。女*わたし |
オホト | 衛兵 | ケルットゥリの夫。平均的王都民。*私 |
ケルットゥリ | 衛兵 | オホトの妻。平均的王都民。*私 |
バンオルグ
鍛冶屋や工学系のクラス。王都の成人が殆ど。町村出身者もいくらかいる。
アー地区 | ||
---|---|---|
ヘルガ | ヘルガ革用品店の店主 | 元ユリウスオルグで魔術に関心が強い。レッサータラテクトの糸を使った裁縫技術を持つ。エーギルの実娘、ヒロイン、主人公の妻。 女神ヘルガ *あたし |
ピエタリ | 金物職人 | マルユトの夫。装飾、蝶番など小物やエンチャント |
マルユト | 革小物職人 | ピエタリの妻。ヘルガの友人。バッグ、財布、リュックなど |
ベー地区 | ||
レイヨ | ガラス工房 | 魔族のガラス職人。暗黒の炎を操る部族。さらに強力な黄金の炎も操る*オレ様 |
ラハヤ | ガラス工房 | レイヨの妻。無口で無表情だが、優しく面倒見がよい。魔族 |
メルヤ | ガラス工房 | レイヨの娘。魔族のガラス職人見習い。昔から出会いがなく男の子への関心も強すぎて主人公やほかに対しても色気を振りまく節がある。 エルノの妻 *アタシ |
トゥイスク | 鍛冶屋 | TUISKU、降った後に風とともに空気の中に消えていくようなにわか雪。ベテランの鍛冶職人。*わし |
セー地区 | ||
アーペリ | 製材所運営 船舶修繕 | モサシャークのノコギリを所有。メレン・クニンガタール(海の女王)号という巨大戦艦を造るのが夢。主人公の木工の技術に惹かれて以降付き合うようになる。*おれ |
エルネスティ | 鍛冶屋テッレルヴォ | 元ユリウスオルグ教師でヘルガにも教鞭をとっていた。エルノとミーナの父親。*私 |
テッレルヴォ | 鍛冶屋テッレルヴォ | フィンランド語魅力的な森の神の娘。エルネスティの若妻 |
エルノ | 鍛冶屋テッレルヴォ 製作 | 父親の威光が強すぎて技術革新に喘ぐ2代目。そこに現れた主人公に強い影響を受け、以降はビジネスパーソン兼親友として付き合うことになる。 製鉄や鉄製品の設計を主な特技としている *おれ |
ミーナ | 鍛冶屋テッレルヴォ 販売担当 | エルノの妹。ヨエルと付き合ってるんだかないんだかよくわからない関係ながら彼にゾッコンらしい。かと思いきや他の男にも言い寄っていく。フルハウスのキミーがイメージキャラ *わたし |
サンポ | 鍛冶屋テッレルヴォ 製作 | エルノの弟子、男。SAMPO、フィンランドの民族叙事詩カレワラで富をもたらす魔法のひき臼 |
リトゥヴァ | 鍛冶屋テッレルヴォ 製作 | エルノの弟子、女。RITVA 垂れ下がった枝 |
コルヴァ | 鍛冶屋テッレルヴォ 製作 | エルノの弟子、男。korva、耳。 |
アエフ地区 | ||
陽焼けた男 | 灯台の近くにある製材所 | 樵ではなく製材を行うだけ |
コウシ | ロープ販売 | Köysi、ロープ。引退間近の老人 |
ユリウスオルグ
魔術師のクラス。バンオルグと協力して回路などの技術提供を行う
ベー地区 | ||
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ヨエル | 魔術研究者 | ミーナと仲が良かったが、尻軽な彼女に愛想を尽かして今は別の女と過ごしている。作中では一度も顔を出していない |
トゥーリ | 石切り工房キヴィ | 風刃使いの石造り職人。fin語TUULI、風。魔法使いではあるが、バンオルグの一職人として石切りの仕事をしている。兄エルネスティ弟トゥーリは、歳の差55歳の実兄弟。口元にカイゼル髭をたくわえた落ち着いた紳士で、いかにもデザイナーという風貌。*私 |
アエフ地区 | ||
壮健な老人 | 巨大輸送船の管理者 | 製材所で会った全力ダッシュおじいちゃん |
ノースマン城 | ||
カンガス | 青少年 | KANGAS、森林におおわれた場所。クラウスの秘蔵っ子である魔術者。たった一人で大魔法陣を操ることができる腕前を持ちながら、その魔法を有効に使うことは苦手らしい |
ノースマンマーチャントギルド
略してNMG(アエヌマーゲー) 王都の商取引を一手に引き受ける商人ギルド
とくにアエフ地区の高級取引系とセー地区の保管庫を統括している。
エー地区 | ||
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ホテル・グランメゾン。ふかふかのスライムベッドと美味しい料理が特徴の高級ホテル | ||
フロントマン | 支配人 | ものすごく礼儀正しい。接客マナー研究の第一人者。*わたくし |
給仕のおばちゃん | 料理長 | フロントマンの妻 |
小間使いの少年 | お風呂場担当 | フロントマンの息子。お風呂場はホテルの向かいにある。*わたくし |
アエフ地区 | ||
ヒダソ | 超高級ベッド販売者 | バンオルグ出身。スライムベッド開発の協力者。名前は「ヒトをダメにするソファ」から。西の国との綿花などや各国モンスター素材の商取引で活躍している。*わたくし |
カウッピアス | 商人A | kauppias、商人。NMGのリーダー的存在。*わたくし |
リーケットイミ | 商人B | liiketoimi、取引、交易。ヴァーッテートの父親。高級服製造を主に行ない、西の国との綿花などの商取引では第一人者。*わたくし |
ヴァーッテート | 仕立て屋 | vaatteet、服。リーケットイミの息子で、大衆向けの安くて高性能でデザインの良い服装作りを目指している。ウィートとの出会いで彼の人生も一変していき、飛行機製造に関わることになる。*僕 |
リンネア | 仕立て屋メイド | Linnea、リンネア。ヴァーッテート専属のメイドであり恋人。華奢で内気で一途で大人しく従順な、男にとって理想的なメイドの見本。花*私 |
ラハ | 商人C | raha、金銭。銀行管理者。*わたくし |
プンニタ | 商人D | punnita、量り。金銀銅と宝石などの価格設定を行っている。現代で言うと証券マン? *わたくし |
サボン
フランス語で石鹸の意。王都ノースマンの東に位置して海からの交易路が繋がっている。石鹸作りの村
ニートゥマキ
フィンランド語、牧草に覆われた丘。サボンの村のさらに東側にある
海辺に牧場があり、ヤギ・乳牛・馬など家畜を飼っている。北方の地ができたころからある平和な村
長 | ||
---|---|---|
A | 長 | 名称未定。ハーラル王第一の妻。子沢山で、子供のうち何人かはハーラル王直属の部隊を指揮している。 |
Aの息子 | 石切り工房キヴィ | 名称未定。政治に明るく、次期長として住民たちから高い支持を得ている。 |
牧場 | ||
ホイタマトン | 牧羊犬 | ボサボサ。灰色狼たちとすぐに仲良くなったベテラン牧羊犬。家畜たちを我が子のように扱う。 |
町 | ||
お頭 | 住民 | ニートゥマキ近くに発見されたダンジョンを長年かけて攻略し、ニートゥマキへの貢献度も高いことから信頼の厚い冒険者。めでたく準成人認定もされ、以降、町に寄り添って生きている。 |
タルヴェラ
フィンランド語、冬を過ごす場所の意。王都から南。ニートゥマキの南西側。ピフラの北北東。
人類がこの地に降り立った大昔からある北方の中心地。王都の住民は大半がここからやってきた。
海坊主の腕が近く豊富な資源がある。主に鉄鉱山を所有。土地も豊かで作物もよく育つ。
王都と同じ政治システムとなっており、各オルグ員も多数存在する。
政治革新前のことは「旧タルヴェラ」と呼ばれ、下劣な貴族社会と独裁政権が蔓延っていた。ハーラル王たちによって内戦「タルヴェラ改革」が起こり、政権が翻った。
町民 | ||
ヨーコ | 町長 | JOUKO、フィンランドの民族叙事詩カレワラに登場する若くて勇敢なラップランドの賢者、ヨーカイネンから派生した名前。タルヴェラの長。わし |
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クッカネン | 町長の娘 | KUKKANEN、花。一般町民。歳はヘルガと同じくらい。候補との関係が噂されている。あたし |
ヒルヴィカンガス | タルヴェラ衛兵隊長 | HIRVIKANGAS、ヘラジカの棲む森。タルヴェラのピートオルグを指揮する衛兵隊長。わし |
ケロ | 次期町長候補 | KELO、枯れた木。町長の仕事を補佐しつつ、町造りや政治を学ぶ。血縁ではない。男性。私 |
町民 | 町民 | 一般町民 |
財宝探検団 トレジャーハンターを自称する、タルヴェラ出身者とノースマン成人者のみで構成される冒険者集団。その歴史は古く、とくにダンジョンで宝石をいくつも掘り出してくることで有名。これに影響されて、タルヴェラからの冒険者の志願が絶えない | ||
ウッコ | 団長 | UKKO、古代の天気と雷の神様。ベテランハンター。町長とも長い付き合いで、町の防衛にも幾度となく回っている。わし |
ピルヴィ | 副団長 | PILVI、雲。ダンジョンでの対大型モンスター戦を得意とする次期団長候補。おれ |
テューニ | 団員 | TYYNI、無風状態。女。仕事は50年近くやってるベテランハンターの一人。あたし |
その他 | ||
ヴァイナモ | 魔法冒険者 | VÄINÄMÖ、フィンランドの民族叙事詩カレワラに登場する詩人で賢者のヴァイナモイネンから派生した名前。魔族で、フリーの冒険者。シーリの契約者でもある |
トゥントゥリ | なぞの魔族 | TUNTURI、フィエルド(スカンジナビア半島の不毛な台地)。シーリにキャッツアイの件をふっかけた魔族。本名フンビシ(モンゴル語で人でない) |
シサーンカウンティの村(ダンジョン入口前の村) | ||
シサーンカウンティ | 村長 | sisäänkäynti。あくまで村の統括代表者という立場であり、いわゆる雇われ店長。自分の家はタルヴェラにあって、たまに家に帰る。旦那は家に居て、ピートオルグの仕事を補佐している。息子が二人いる。 |
ケスクス
王都とタルヴェラの中心にある村で、行き来する者にとって重要な宿地。(fin、中心)
カナバ運河を挟んで東と西に分かれている。東側を村長が、西側を副村長が治めている。
登記上は村だが規模は街ほどあり、冒険者と交易商人が情報交換のためにも利用している。そのため、昼間は村人以外ほとんどいなくなることも。
(Varas(泥棒))バラス盗賊団という冒険者崩れの連中に狙われていたが軍の討伐作戦が成功し、林業が再開された。同時にコイヴ湖まで繋がるダンジョンも発見される。
冒険者・交易商のための宿泊施設が主な収入源。ウォッカ作りのための林業も盛んで、伐られた白樺は炭にしてタルヴェラへ運ばれてウォッカの濾過に使われている。また、バラス討伐に絡んで白樺作りの仮面が御守として有名。ほかに農作物も作られているが数は少ない。
イターン | 村長 | わし。itään、東。ランシと双子の兄弟、兄。オリーブ戦争前後(およそ20年前)でケスクス村を興し、以来タルヴェラ~王都間の重要な中間施設として大きく成長させてきた。老人の風貌で、性格も穏やか。 |
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ランシ | 副村長 | わし。länsi、西。イターンと双子の兄弟、弟。兄イターンと変わりない容姿と性格。西側は農作業が盛んなため、村人の数はこちらのほうが多い。 |
アーヴェン
ahven=とまり木。タルヴェラとピフラ間の宿泊地。
ピフラ
finナナカマドの木。実際にはセイヨウナナカマドかと思われる。北欧に多く分布する落葉性の中低木で、秋頃には赤い実をたくさんつける。その実はクセのある苦味と酸味があり、ジャムにして鹿肉の付け合せなどにする。
王都ノースマンから南、タルヴェラから南南西に位置し、タルヴェラと同じくらい古くからある南方の町。
山をいくつか超えるとミッドガルド領であり、山向こうの前線やモンスターが出る場所に近いため上級冒険者御用達のねぐらとなっている。上質な武器防具もここで作られることが多い。
大昔からミッドガルドの越境者・亡命者が訪れ、およそ1/3~半数を占める。このため王都やタルヴェラとは少しばかり風合いが違う。法律は王都と変わらない。
エテラ | 町長 | *わし。etelä(南)。元亡命者の孫の孫、血筋はノースマン人とも混じっているためごちゃごちゃ。亡命者に対しては仕事を与えられるよう努め、そのなかでも優秀な者は成人認定推奨を行った上で王都へと送っている。旧タルヴェラの貴族時代ものらりくらりとかわして生き延びてきた賢明な人。 |
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マリッタ | 皮なめし職人 | ヘルガのバンオルグ時代の友人。王都へ勉強しにきたあとは、皮の加工職人として生計を立てている。とくにヘルガ経由で送られてくるギュミルオルグが討伐したモンスターの毛皮を加工している。 |
オッツォ | 革鎧作りの名人 | *儂。OTSO:森の王様・熊。ギュミルオルグと繋がりがあり、加工された革を使った防具作りが評判な職人。ヘルガ革用品店へも供給していた。 |
ブルット | 衛兵総隊長 | *俺。brutto(総)。確かな武力、判断力、冷静さ、指揮能力に加えて、慈悲と慈愛に溢れるザ・優等生…………だったが、脚に戦傷を受けてからは戦線に立っていない。(指揮等はしている)。たまに傷が疼くため、それを癒やそうと酒や薬に走ってしまったりと長い隊長歴に色んな傷もある人間味溢れる人物。 最近は精神的に落ち着いたのか、問題事は起こしていないが、モンスターを狩りたい衝動が収まらないらしい。そこへ灰色狼一行が現れ………… |
ネルグイ | 一般民 | オレ。モンゴル語、名前がない。人と魔族のハーフ。 ミッドガルドからではなく海を渡ってノースマンに来た。母親が魔族で、父親とは離別している。宝石類・魔石類の目利きで、その道では有名。魔族でありながらノースマン人と結婚するなど性格に魔族特有の癖が無く、見た目も肌の色が人と同じため一見する分にはノースマン人にも見える。子供も4人いる。 |
月
- 月の巫女ミエリッキ
月に住む民。僻地に神殿を建てて住み、そこで祈りを捧げて暮らしている。- ミエリッキ (Mielikki) は、フィンランド神話に登場する森と狩りの女神である。彼女は、種々の物語中でタピオの妻もしくは義理の娘として語られる。彼女は熊の創造における中心的な役割を演じたと言われる。
- 第73話製作中にようやく思いついた名前で、ピートオルグに登場するミエリッキとは別人。
- 巫女とは言うが実質的には神主。月の神官たちのなかで最も強い力を持つ。
- 元“狼の森の民”
- 森の長タピオ王
- 現在はわけあって力を使い果たし、余命幾ばくもない老人。老いてなお彼の功績は語り継がれ、月の民たちから慕われている。
- 森の民時代にも永いことエルフたちの長として狼の森を治めていた。
- 古くからノースマンとは関わりがあり、当時の中心地であるタルヴェラとの交易に携わってきた。
- ハーラル王たちとも関わりが深く、タルヴェラ革命の際には戦術指南も行っている。
- 戦争好き。ミッドガルドへの侵攻や旧タルヴェラ体制を退くための戦略をずっと考えていた。(考える事自体が好きなだけで、実際に仕掛ける気はない。現代的に言えばRTSゲームや戦略シミュレーション好き)
- 月への転送計画は彼なりに浪漫を追い求めた結果であり、純粋な魔道の探求から行われたもの。
- 神の使者ウィートに対しては、まったく新しい種の芽が咲くのを見守る気持ちだそうな。彼の建築には興味をそそられているようだ。
- 月の神官たち
月の巫女に仕える、神官・巫女・見習いたち。
狼の森の民だった者だけでなく、月の民も混じっている。 - 元“狼の森の民”
その他
セー地区 | ||
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テッレルヴォ側の鍛冶工房 | ||
アブナー | 元冒険者 | エルノの仕事で増員で来た中年夫婦の夫。西の国出身。元騎士団所属で戦傷を受けたあとは冒険者として活動していた。父が旧タルヴェラ出身であり、ノースマンのことはそれなりに知っている |
クッカ | 元冒険者 | 名前はfin語:花の意。花子やアンくらいよくある田舎の名前。アブナーの妻。旧タルヴェラ出身で、長いこと西の国でアブナーと共に冒険者家業をして暮らしていた。子供も何人か向こうで暮らしており、最後にノースマンに行くことだけを伝えて別れた。 |
西の森開拓訓練に参加した冒険者グループ | ||
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プル | 冒険者見習い | PYRY、吹雪。男。剣。叩き上げに参加した冒険者の一人。豪胆な性格で悪運は強いようだが、実力は大したことはない。タルヴェラ出身 |
シーリ | 冒険者 | SIILI、ハリネズミ。男。投げ槍。寡黙で実力もそこそこな魔族。*オレ |
シニヴオッコ | 冒険者 | SINIVUOKKO、ミスミソウ。女。剣。多少経験のある初級冒険者。リーダーとしての資質がある。*あたし |
ルミケロ | 冒険者見習い | LUMIKERO、雪のフィエルド(フィエルドはスカンジナビア半島の不毛な台地)。男。杖 |
カリ | 冒険者見習い | KARI、岩の多い小島。男。元ピートオルグ員で、短剣の二刀流を扱う対人戦闘を得意とする。*おれ |
ヴァルコ | 冒険者見習い | VARPU、小枝。女。杖。ニートゥマキから来た。*わたし |
ミッドガルド方面 | ||
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マエリス | ヘルガとマルテの乳母 | Maëlys。ヘルガとマルテの乳母であり、マルテが成長して走れるくらいになった頃に、オリーブ村へ行ったきり帰ってこない。ヘルガ曰く母親ではないかと言うが、彼女は違うと言っていた。ミッドガルドの出身である |
西の国
首都ブリストル | ||
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城 | ||
チャーリー | ブリストル国王 | |
エリザベス | ブリストル王妃 | |
ミッキー | 王妃専属の護衛 | 無口なやつ。王妃が何をしようと黙って護衛するタフガイ |
オリバー | 親衛隊 | 鮮やかな緑色のマントを着た上官。礼儀作法や物腰の柔らかさなどはあるが、顔つきは戦士のそれ。 |