【住民】/シメイ・カルナギ

アルファベット表記：simei karunagi
読み：シメイ・カルナギ
人種：開拓の民
性別：男
年齢：27歳
職業：精術師
発案者：haruba-ru
「シメイ・カルナギと言うッス。今日はよろしくお願いするッス」
「なんスか？これは見世物じゃないッスよ」　
「人の身体って、どうしてこんなに弱いんスかねぇ……」　
【Tag: 住民 肌人 開拓の民 精術師 加筆許可 発案:haruba_ru 】

概要

開拓の民の青年。
精術師にして、精素の研究者。
精術師としては、生物の精素による変質や精華術?、
生物が先天的にもっている波音器官?など精素の肉体に及ぼす影響を主に研究している。

稀有な偶然から、『竜の断片』と呼ばれる竜の肉片と思われる物体を手に入れ、その組織活性化を主眼とした研究にのめり込んでいる。
肌身離さず、と言った感じで、その執着は異常なほど。
その研究のため、ときに、秘境開拓者を護衛にして、未踏地に乗り込むまでになっている。
欠片に様々な方向性からのアプローチを行うために、方法を模索している。

来歴

綴州（テルネイ）出身の、精素研究者。
精素研究の盛んな地域に生まれ、そして精素にまつわる幾つもの秘境を意識して育つ。
父母と双子の妹が居る、５人家族の長男。
研究者を志したのは、おなじく研究者だった父親の影響。
１０歳の頃、魔獣の起こした火災により妹２人を喪う。
その時のシメイ自身も顔の上半分を焼く重度の火傷を負い、瞳の火傷から視力も低下する。
１２歳の頃、見習い精術師シメイ。父から教わった精素化合物の調薬で、小銭を稼げるようになる。
勉強にのめり込むことで、妹たちへの未練を乗り越える。
１４歳の頃、母親が旅行中に行方不明になる。数か月後にカルト教団の生贄として殺されていたことが発覚。
１６歳の頃まで、打って変わって対人剣術に打ち込む。動機は母親の仇討ち。
しかし、剣才が欠片もなかったため断念。自らの非力を噛みしめながら調薬精術師に戻る。
１８歳の頃、同年代の精素研究者たちとチームを発足する。
仲間たちと共に研究に打ち込む。
２０歳の頃、突発的な秘境の出現に巻き込まれ、父親が死亡。血縁者を全て喪う。
２１歳の頃、自暴自棄になった時期もあったが、研究仲間たちの支えもあって、持ち直す。
２２歳の頃、研究チーム内で恋人ができた。将来のために結婚資金を貯蓄し始めた時期。
２４歳の頃、研究中だった劇薬を誤飲して、最愛の恋人が昏睡、のちに死亡。
恋人が薬品を誤飲するに至った理由が不明、”犯人”は発見されず。
研究仲間たちを信用しきれずに、研究チームを脱退。
２６歳の頃、秘境でのフィールドワーク中に、『竜の断片』を発見する。
研究者にとってこれ以上ない幸運を得て、自殺を思いとどまる。
２７歳現在、『竜の断片』の研究のため、研究テーマとして『生体組織の活性化』を設定、竜の逸話が残る各地を巡る。

外見

頬骨の削げた、肌人の青年。
イガクリめいた黒髪の短髪、黒い瞳。メガネをかけている。
額から鼻までの顔の上半部にかけて、皮膚が縮みあがった大きな火傷跡がある。
体躯は中肉中背。
適当な衣服の上から、白衣をまとっている。

真相

『竜の断片』とは、堕竜“眩い霧”ニーハの別たれた断片のこと。
ニーハの思惑によって、シメイは知らずのうちに、その肉体再生法の研究をさせられている。
知らずのまま、糸で吊られている操り人形。

装備・保有する特殊な技術

シメイ自身も、ときおり精術を使う場合がある。
先天性でシメイは活性の生体属性をもっており、自分を含め周囲の精素の働きをいくらか強めることが出来る。
そこに、精素化合物を含む肉体強化系の薬品を常備しておくことで、間接的に人体をパワーアップさせる手法を用いる。
術師よりは、薬師寄り。
だが、基本的には非戦闘員であるため、自分ではそんなに戦えるわけでなく護身や不意打ち程度がせいぜい。
他の誰かの戦闘支援にすこし使える程度かもしれない。
（波音杖を買うほど余裕がないからという経済的事情はさておいて）

• 精術?
• 精華術?

関連する人物

• “眩い霧”ニーハ

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