【精素】/生体属性

Last-modified: 2022-07-24 (日) 04:52:23

アルファベット表記:Ethered Constitution
読み:せいたい・ぞくせい
分類:精素
Tag: 精素 精素技術 発案:tocoma110


概要

生体が持つ精素に対しての反応の大別。
一般的に、精素が肉体に入ってきた場合の反応を示す。
適性が高いほどその精素の力をよく発揮出来るが、一方で感受性が強い精素が濃い場所ではその影響を強く受けすぎてしまう。
逆に適性がない者は上手く利用出来ない一方で、多く摂取しても吸収されずすぐに排出されてしまう。そのため、単純に適性の有無だけでは測れないところがある。


医療面においては極めて重要な要素で、精素関連での問題が起きた場合は体質に合わせた術式の利用は必要となっ てくる。

 

各種属性

属性ごとに「親和」「不適」「吸収」「拒絶」「無効」「減退」「活性」「変質」などが存在する。
これらの特性は単体でなく複数が同時に存在することは珍しくない(精素の属性ごとに存在すると言ってもいい)。
しかし、大抵は生活に支障が出るほどではなく、特別に強い体質のものは辺境でもない限り、1万人に1人いるかどうかという割合である。

親和

生体属性の内、最も種類が多いタイプ。
特定の精素との相性が良く、その精素を受け入れやすい一方で耐性もあるため、多少の濃度の中でも有害性が低くなる。
分かりやすい属性体質の一つであり、該当する精素の扱いに長け、その過剰摂取におけるダメージも少ない。
一般的に見た場合、度合いに関係なく最も得が多い属性と言える。

不適

特定の精素と相性が悪く不適合を起こす属性。
親和と真逆に適性がなく、その精素に関わる物事に対して肉体がダメージを受けやすく比率も高い。
度合いがあまりに致命的だと 猛毒して機能するほど。ここを突く暗殺手法も存在する。

減退

特定の精素の活動を阻害する体質。
不適に近いと勘違いされているが、内的よりも外的にも大きく作用する点が異なる。
積極的に周囲に作用する体質であり、この体質の者がいると特定の精素の働きが鈍くなる可能性がある。
特定の精素に対しての緩衝材足り得るという、極めて限定的な武器としての利用する秘境開拓者なども存在する。

  • 半面、医療分野においては属性相性次第では極めて危険な状態にもなりやすい特性でもある。

活性

減退と対をなし、特定の精素の活動を活性化する体質。
こちらは外界に向けて該当精素の活動を活発にする作用があり、それにより精術などの効果が向上する。
前線での活躍に寄与しやすく、実践型精術士としては非常に優れた資質と言える。
同時に、存在するだけで特定の精素が活性を見せるため、環境によっては仇となることもある。

吸収

特定の精素を吸収しやすい体質。
その精素からの干渉が強く働くため、良くも悪くも精素の影響を受けやすい。
高い感受性から技術者向きな素養とも言える一方で、あまり過度に受けるとすぐに中毒を起こしてしまいかねない。
そういった理由から吸収属性持ちは大抵の場合、その吸収精度を押さえるアクセサリーを身に着けることになる。

  • 親和属性に似ているが、こちらは該当精素の利用に適性はなく、効能発揮率ではそれを上回っている。
    あくまで、受動的かつ一方的な機能しか持たない、厄介な性質である。だが、精素・術式の相性次第では効率よく恩恵を受けられることも意味している。

拒絶

吸収と真逆に、特定の精素を肉体が受けつけにくい
吸収効率が極めて悪い故に、その影響を受けないだけでなく何らかの形で利用することも難しいという、厄介な属性。内的作用のみに発動される、減退属性に近い。
そのため、精術士としては不利な特徴であるが、一方で秘境開拓者や冒険者などには向いている。
ただし、医療面にかかわる精素との相性が悪い場合、治療における難点ともなりやすい。

変質

精素の性質を変化させてしまう体質。
大抵は特定の色性の精素の要素を付加するようなタイプ。非常に珍しい体質で、その性質はいまだに解明しきれていない。
特定の精素を別のものに変換してしまうため、精素・精術の影響が極めて読みにくい。

無効

吸収に近いが起こる現象が全く逆の形で起こる体質。
肉体に取り込むこと自体は出来るが、そのあとに特に精素が効果を発揮することがない
そのため、該当する精素からの影響を全く受けない。拒絶属性が持つメリット・デメリットをより極端にした状況に置かれている。

 

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