【物品・機械】/聖銀

Last-modified: 2023-09-19 (火) 08:12:52

アルファベット表記:Mythril/Mythrilait
読み:せいぎん/ミスリル/ミスリライト
分類:金属
採掘地方:不祥
発案者:tocoma110
Tag: 物品機械 金属 秘境資源 光の国信仰 銀の光社 発案:tocoma110


概要

多様な性質を秘める特殊な金属。
特殊な製法で鍛え上げることで、白銀のような色味と光沢を持つようになり、また後述する特性からいにしえより「魔を払う清浄の金属」として語り継がれてきた。
それ故に、「聖なる銀」という名前で呼ばれている。


超古代文明の遺産を除いて、現代ではこの金属を利用した道具を入手する手段が極めて少ない。
何しろこの金属を加工する技術は銀の光社の秘密の工房のみに伝わり、その技術は大陸歴が始まってからの千数百年、延々と秘匿され続けている。そのため、基本的には光の国信仰に関連する組織・人員以外で、これの加工物を所持している者は少ない。
どちらかと言えば、銀の光社関係の組織に売り込むための稀少な物品、と見なす者の方が多い。
最もよく知られる聖銀の加工物は、白銀の騎士団が用いる銀鎧装である。


なお、その固有の性質を完全利用しないのであれば、他の組織でも加工自体は検討不可能ではない。
ただし、そのためには秘伝の技術なしで対応せねばならず、超高熱を実現しうる高度な炉を扱える工房などが必要となる。そのため、現実的には困難。
実際、頑丈で相応に美しい金属というだけであれば、他の金属を用いた方がはるかに手っ取り早い。

  • どちらかといえば、表面コーティングに用いられることが多い。
    鯖の防止や防御力もさることながら、下記二つ目の特性を見込んで祭具などに使われやすい。

 

特徴

その特徴は、多すぎる個性的な性質による。
軽量さに反した頑強、耐熱・耐圧・耐摩擦・耐腐食性の高さ……などなどあげればキリがないが、防具に用いるの非常に優秀な性質を持っていることは有名。
だが、それ以上に際立つのが情報の記憶邪気を払うと称される謎の性質である。

情報の記憶

聖銀の特に知られる性質である。
これは精素に寄るもののみならず、精神活動、電子的な情報などまで様々な情報を内部に溜め込み、さらにその組み込み方次第では様々な形でその情報を実行することが出来る。
主だった例として知られるのは、強化装着装甲などでよくみられる「圧縮封印」からの「瞬間的な装着展開」である。主に形状とそれに伴う機構などの情報が埋め込まれるが、時折、使用者の精神と感応するタイプの情報を記録されていることもあり、使用者にある種の追体験・瞬間的な学習を行わせるものもあるという。

  • 白銀の騎士団はこの性質を利用した身型鎧・銀鎧装を中心とした、多数の武具を受領し、携帯する。それにより、身軽な状態から一気に武装を行なうことが可能となり、潜入捜査や突発的事態への対処を可能とする、彼らの強みにつながっている。
  • また、超古代文明でも様々な利用されていたようで、思いがけないところから加工ミスリルが部品として見つかることがある。
  • その他、純粋に元の形状を維持しやすいという点もあり、歪みや軽度の損傷は放っておいてもすぐに直ってしまうという。(ある種の自己増幅機能まで備えている、という声もある)

邪気を払う

後者の性質は、明確な実証こそなされていないが、広く信じられている。
これを加工した物品を持っていたことで未知の脅威から逃れることが出来た……などという眉唾な話は有名。
だが、実際のところ精素汚染に対しても高い抵抗力を持っており、これの原石が眠る辺りは精素の活動も穏やかであるという報告例が多数ある。
その他、これを使ったお守りなどが銀の光社関連の組織から販売されることがあるが、気休め以上の効果を発揮すると評判はいい。

  • 実際、かの有名な“大到達者”も聖銀のタリスマンを持っていたことで、とある窮地を潜り抜けたという伝説があるほど。真偽はともかく、そんな伝説がある程度に、「聖銀の霊験」は民間で信じられている。
    ただし、それ故に「万病に効く」などと尾ひれがつき、聖銀製と偽った真っ赤な偽物を売りさばく詐欺師なども存在する。

 

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