-6世代目・黒の料り手ダウバ編

Last-modified: 2020-10-25 (日) 21:48:14

Togetterまとめ

#1命の声~竜帝との対話~東の果てへ~影の国の繁栄~荼師への弟子入り
#2茶館での修業時代~中州の都の死闘~大餐庁(グランドレストラン)入庁
#3竜参(りゅうじん)料理
#4もう一つの西の果てへ~日輪の国~リャマの唾飛ばし~赤茄馬齢(ジャガトマ)警察~小さき灰色の客
#5葦の大河の国へ~墓荒らしの少年~四角錐の墳墓と死の諸王
#6死の女王の復活~世界の北西放浪~列石の輪で奇妙な魔女との出会い
#7魔女の教え~半鬼の奴隷農場~影の国への帰還~黒の渡り手の出発~風の司の再訪
#8風の司の退去~緑の指の運命~魔国の開闢~妖精の活け造り

登場人物

  • 主人公と仲間
  • 影の国編
  • 天子の国編
    • 荼師オボロ
    • 砂漠の精霊
    • (元)天子オオタテ
    • (元)竜頭将ツルギ
    • 特級厨師コサジ
    • 海産の列島のタケル
    • 生薬の半島のカムエ
    • 竜参?
  • 中州の都編
  • 日輪の国編
    • 馬鈴赤茄警察の皆さん
    • 小さき灰色の客
    • 日輪の王
  • 葦の大河の国編
    • 墓荒らしのトゥトゥ
    • 死の女王
  • 半鬼の農場編
    • 緑の指ガミガミ

解説

六代目ダウバ。人間よりも怪獣に似た気質の男は。
竜の如く飢える大兵肥満の狂人は。

ダウバグザンドナバを名乗る。黒の料(はか)り手。巨釜(おおがま)担ぎ。決して痩せられぬ健啖家で料理の達人。

影の国に毒麦をもたらし、オズロウとダリューテのために菓子の宮殿を築く。

そういう異形の話は、もう語られなくてもよいだろう。

黒の渡り手オズロウの息子ダウバグザンドナバ(ダウバ)は、あらゆる命の声を聴くことができた。目に見えぬほど小さな菌までもが断末魔の悲鳴を上げるのを聞いて育ち、命を奪う行為である食事をできないでいた。そんなダウバを救ったのはあらゆる命を貪り食らう竜の帝・敖閃。竜の珠を与えられ竜人となった少年は、あらゆる命をおいしく調理する使命に目覚め、誰よりも愛する仙女を究極至高の料理にして食べることを夢見るようになる。