力あるもの

Last-modified: 2020-10-30 (金) 13:07:51

「力あるもの」は不死にして、世界から世界へと移り渡ることのできる種族や存在。すなわち「神々」と呼べる強大なものたちである。上位の精霊、十分に成長した、文明の絶頂にある巨人、星々のかなたから降り来たり深海に盤踞する諸種族などが相当する。妖精もかつて力あるものの一つだったが、唯一にして大いなるものに敗れ、小さく弱くなり、人間を支配することはなくなったという。

アン/カラ/ゴン

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双蛇の女王ザハキ

元ネタは名前から御察しの通りイランの叙事詩「シャー・ナーメ」に登場する蛇王ザッハークから。ザッハークは治世の前半名君として知られます。ザッハークが滅ぼした王もそうだったのですが。

巨人

海魔

指輪物語で
「大海に指輪を投げ込むのはどうか」
という案が出た際
「海はさまざまなものがいる。手軽に捨て場にしていいものではない」
と戒めが出る下りがあり、それをヒントに想像した種族。恐らく狭の大地の海洋諸族の中でも最強です。

ブネウ

海魔の女皇。狭の大地においては恐らく敖閃に次ぐ強さを誇る。
ただし海魔は竜と異なり闘争にすべてを賭けるような種族ではない、という面に違いがある。生存のために逃げることにためらいもない。

スズユキ

スズユキは気持ちのままに生きる、ウィストの感情の写し鑑のような子で、ウィストが創ったつもりのない存在でもあります。
臓腑だけになってなお蘇ろうとした海魔の皇女が、なぜその核として少年の抑え込まれた望みを選んだのか、それは解りませんが、一番強いものとして取り込んだ可能性はあります。

ダリューテを慕うウィストの心を取り込んで生まれた半海魔とでもいうべき存在。純海魔と心理はかなり異なる。