森と星の民。来歴には諸説がある。西の善き神々たる光の諸王の信徒は、創造主である唯一にして大いなるものが生み出した最初の子等であると説く。
だが異端の説では、妖精は本来、いかなる神ともかかわりがなく、何ものも敬わず、自ら主としてふるまう種族だったという。
いずれにしても狭の大地において、この不死の民の歴史は始まりの湖?で目覚めたところから語られる。過去の記憶を持たず、子供のように無邪気であった。やがて一部は光の諸王の召し出しによって西の果ての至福の地?に渡り、二つの木の光を浴び、神々の薫陶を受けて魔法と技芸を高め、上妖精と呼ばれるようになった。狭の大地に留まったものは下妖精と呼ばれるようになった。
上妖精は下妖精の諸般においてたち勝るとされるが、下妖精の中にも上妖精に匹敵する魔法使いや戦士はあらわれる。
上妖精
西の果ての至福の地に渡った上妖精には地妖精、海妖精、空妖精の三氏族がいるが、狭の大地に帰還したのは一氏族のみである。主な人物の一覧は次の通り。なお海妖精は狭の大地に留まり下妖精として生きることを選んだものも多い。
地妖精
至福の地においても狭の大地帰りが多い。かの地の文物は人間との交流を懐かしむ気風があるとして、ノスタルジーも手伝い広い世代に新興宗教がはやっている。
海妖精
船と海に親しむ。海豹の毛皮をまとう狭の大地出身の同胞が布教に来たとき割と興味をもって歓迎した…結果若者を中心に信者ができて支部が建ってた。
- 船作りの長ニムディア?
地妖精が光の諸王に叛き狭の大地に巣食う闇の軍勢との戦いに発った際、艦を得るために若い船大工であったニムディアは人質にとられ狭の大地に行った。その後、狭の大地で下妖精の女船乗りを二人妻に迎えた。
空妖精
上妖精のうち最も保守的で金髪。なぜかすごい天馬の王フォサルサに似ている。一度だけ狭の大地に来て夜見の国を亡ぼすために陸地を水没させる魔法を使った氏族。白銀后親衛隊の教えは定着しなかった。
- 炎の男巫シノノメ?
下妖精
狭の大地に留まった下妖精は多種多様な氏族が存在する。妖精は森にばかり住んだのではない。山や野、谷や湖、川や丘、さまざまな土地にほかの種族には容易に近づけぬよう魔法で守られた妖精郷?を築いて暮らした。往時には、各氏族の間には盛んな行き来があり、山と海、丘と湖のおとめやますらおが互いに惹かれ合い、恋に落ちることも稀ではなかった。
- 森妖精?
- 狼討ちギリアイア
地妖精とともに光の軍勢に加わり、闇の軍勢との戦いで武勲を挙げた光の軍将の1人。狭の大地にあって森の王。槍と剣を諸手に振るい、大魔狼と狼群を一人で撃ち果たし、緑の森を守り抜いた…とされる。時の精霊との最終決戦に至り予見術の使い手であることが判明。 - 緑陰の射手ガラデナ
ギリアイアとダリューテの娘。元ネタの1つに指輪物語のアルウェンか。 - 物語名人フィンルード
物語周回の果てにフラグ、もとい幟をみることで先読みが出来るようになった。ロンドー曰く予見術の一種。「あー…すげー心配なことがあった気はしたんだけど…でももう終わったっつーか…なかったっつーか…俺はやり込んでるから解るけど…これあれだわ…あー…夢落としつって、めちゃめちゃ深刻な展開が何もなかったことになる…何言ってんだ俺」
- 狼討ちギリアイア
何と夢オチすら感知する。
半妖精?
半妖精?は人間と妖精の間に生まれた混血の仔等である。しばしば妖精に劣らぬ魔法使いとなり、純血の人間より長い寿命を誇るとはいえ、やがては年老い、死すべきさだめにある。例外は光の諸王に特別の祝福を受けたものや、二つの木の輝く至福の地に移り住んだものである。
異界の妖精
狭の大地や至福の地?の外、虚無の暗黒の彼方や、世界の壁の向こうでも、妖精族はそれぞれの国を築いている。決闘者の王国?や千の河と万の湖の国?などだ。狭の大地の妖精族とどのようなつながりがあるのかは明らかではない。
- 天馬族
- 天馬の始祖フォサルサ
- 海馬族
- 海馬の神官
- 海馬の戦王
- 地馬族
- 河妖精
- 海狸の王子ワイアルフリート?
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その系譜
※帽子男先生自らつくって頂きました
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ロンドーの家系について
https://mobile.twitter.com/alkali_acid/status/1304802623845875713
ニムディア クルフィナエの家系