キャラクター/【クワン】

Last-modified: 2018-10-27 (土) 15:10:41

FF9

FF9のサブキャラクター。
クイナの師匠にあたるクエールの師匠。
更にビビの育て親でもあり、さり気ない存在感のあるじいさんである。ビビによると優しくて物知りだったらしい。ビビを普通の子供だと思っており、育てても身長が伸びていかない事に悩む。
しかし実は最初は食べるつもりでビビを育てたというオチがある。
「食即是空」の極みを知るために絶食しつつ空に向かって釣り竿を伸ばしていたら
輸送船から落っこちたビビが引っかかったのだそうだ。
「食即是空」の極意は「想像力と創造力」、という
某有名演劇少女漫画のお師匠様みたいな事をのたまう。

  • ちなみに食即是空の元になった(であろう)色即是空とは
    「万物はいろいろの形を備えているが、すべては現象であって、
     永劫不変の実体などというものはなく、本質は空である」
    と言う意味である
    (仏教用語で「色」とはいわゆる色ではなく「すべての事象や現象」と言う意味がある)。
    と言う事は食即是空とは「全ての食べ物も実体はなく本質は空である」と言う意味なのだろうか?
    結局、食べなくてもありとあらゆる全ての食材・料理の味が想像できてしまうという境地に達してからは、ク族にも関わらず食うことをやめたせいでビビを育てている間に死んでしまう。その後ビビは洞窟を出て最寄りの街トレノへ行き、オープニングのアレクサンドリアに向かう。
  • この「食べない」境地はキャラクター名にも反映されている。

実はビビを拾ったのは、ビビを育てて食べようと思ったからである。
ビビが「おじいちゃん、おじいちゃん」と純粋に慕ってくるため、情が移り、
様々な知識をビビに伝授した。


弟子のクエールは彼の考え方に反発し、クワン洞を出ていった。
曰く「あんなヘンクツジジィなんか知らないアルな」とのこと。

  • 基本的にク族の性別は不明だが、「おじいちゃん」や「ヘンクツジジィ」などと呼ばれている辺り男性である可能性が高い。

最終章のサブイベントで霊魂として登場、かつての弟子らと会話までしてしまう、死んでもなお存在感がある。

  • ビビがまだ1歳だから死んでからまだ1年以内なはず
  • ちなみに会話できたのはビビとクエールだけであり、ジタンには二人が空に向かって喋っているようにしか見えていなかった。

少なくともビビを拾って半年以上は生きており、クワン洞の片隅に彼が成長しないことと共に書いている。
また同洞窟にある振り子時計の止まった日付から、物語が始まる一月以上前に死亡したと思われる。

FF14

シャーレアンの大魔道士として名前のみ登場。
老いることに耐えられず、時魔法を使う魔法人形「ビビ」を製作する。