セリフ/【「ピアノを弾いた!」「タンスをしらべた!」】

Last-modified: 2022-03-27 (日) 16:01:37

FF7

「…5年前、俺はニブルヘイムに帰った。 魔晄炉調査が任務だった。 16歳だった」
「村は全然変わっていなかった。 俺は何をした? そうだ…」
「母さんに会った 村の人たちに会った」
「そう、ティファの部屋にはいったんだ。 そこで俺は…」
「ピアノを弾いた!」
「タンスをしらべた!」
「机の上の手紙を読んだ!」

竜巻の迷宮における重要なイベントでのクラウドの台詞。
物語中でもかなりの重要シーンなのだが、この台詞を見ると本人の必死さとは裏腹にプレイヤーの脳裏にはギンギンにピアノを弾いたり、タンスからパンツを盗ってそっとポケットに仕舞うクラウドの姿が浮かび、失笑を誘うのであった…。
クラウドにとっては今の自分自身を保つ為の必死な記憶喚起だが、こういう時に思い出す程重要な事だったのだろうか。
この後、クラウドが開き直る。

  • 本筋と無関係なギャグ描写、プレーヤーの精神的な安全地帯に踏み込んで来るので、受け取り方によってはホラーのピエロのような不気味さはあると思う。第4の壁が不安定になり、状況と合わせて操作キャラとプレーヤーの関係が揺さぶられるような気分だった