ジョブ/【召喚士】

Last-modified: 2024-04-26 (金) 22:25:18

全般

初登場はFF4。前作FF3の幻術師魔界幻士が元となっている。
それ以降は固定職として地位を固め(FF4)、ストーリーの要となるまでになった(FF9・FF10)。
作品によって位置付けなどが異なるが、概して「召喚獣を呼び出す召喚魔法を使う人物」とされる。
召喚獣も祈り子の夢の具現化(FF10)、G.F.と呼ばれる自律エネルギー体(FF8)、幻界の住人(FF4・FF6・FFT)など様々。
召喚士は角を付ける(FF5・FFT)、角が生えている(FF9、魔界幻士)、大人より子供、男性より女性の方が力が強い(FF4)などの諸設定があるが、作品により異なる。

  • この技能に関連する者は緑色の何かを持っていることが多い。

「しょうかん」の漢字変換としては、「召喚」や「招喚」などがあるが、作品ごと・さらには同作品でも、呼び出す対象ごとにどちらが良いか変わりうる。
総じて「使役している」的なニュアンスで「召喚」だと思われ、いずれにしても「召還」は誤りである。

  • 初出のFF3や5のように相手を打ち負かして従えたり、後述のFF4の鞭設定などのようなものがある場合は、「召喚」の方が正しい。
  • 逆に、戦闘で倒しても力を認めてもらっただけで実際は相手の方が強いとか、偉大な存在に力を借りているだけだったりすると「招喚」の方が相応しくなる。
  • カードを媒体にしたり、「口寄せ」と呼ばれる作品もある。

FF4のリディア
FF9のガーネットエーコ
FF10のユウナ
がこれに属する。

  • 初代のイメージが根強いのか、「美女と野獣」的なギャップを狙っているのか定かではないが、見ての通り仲間になる固定職としての召喚士は女性ばかりである。
  • なお、アニメFF:Uでは召喚獣を使うキャラクターはいずれも男性である。(後述)
  • かつては緑色がイメージカラーのような感じだったが、10のユウナは全く緑色じゃない。
    • ユウナはオッドアイで片目が緑色だったりする。
  • リディア(成長後)は召喚+黒魔法と、攻撃色が強かった。
    対してガーネット、エーコ、ユウナは召喚+白魔法と攻撃&回復を兼ね備えた役割となった。

敵側のモンスター召喚第一号はFF3のグレートデーモンである。


関連項目:
幻獣/【幻獣】
設定/【召喚獣】
モンスター/【召喚士】

FF4

幻界より召喚した幻獣を、召喚した者の能力や武器の意匠で敬服させ、命令に従わせる者を指す。
召喚士の装備する鞭は、幻獣を調教するための指導用武器で、杖では制し切れない幻獣に用いられる。
俗世の嫌う召喚士の多くは幻界に最も近いとされているミストの村にいるが、少数は各地に散っている。
召喚魔法を覚えるには、基本的な黒魔法や白魔法の体得が必要。
実力に伴わない幻獣を幻界から呼び出した場合は、その幻獣は誰の命令にも従わずに暴走してしまう。
召喚士の能力は血統が薄いと低くなるため、ミストの村では近親婚を繰り返すことで力を保っているが、寿命が縮んでしまう弊害により種族としては限界を迎えており、種の存続が危ぶまれている。


FF4の設定では、『召喚した幻獣が死ぬと召喚士も死ぬ』という設定があった。
そのためミストドラゴンが倒され、召喚していたリディアの母親も死んでしまったらしい。
だが、その後リディアはミストドラゴンを召喚できるようになっているため、恐らくドラゴンは死ななかったらしい。
とするとリディアの母親も死ななかった筈では…。
謎は深まるばかりである。

  • 幻獣王リヴァイアサンとか幻獣神バハムートならともかく、幻獣ドラゴン(ミストドラゴン)は同族がいるのでは?
    • つまり、リディアの母親のミストドラゴンとリディアのドラゴンは同族の別個体。
      隠し召喚のゴブリンとかマインドFは同族が何体でもいるし。
  • ボムはどうなんだろう。呼んだそばから自爆してるぞ。
    設定通りならリディアも一緒に…。
  • また召喚できるから幻獣ボムは自爆しても死んでないんのだろう。
    • ドラゴンとボムはリディアの現在HPに応じてダメージが変化するが、これはこの設定のためなのかもしれない。

なお上のエピソード等から察する限りFF4の召喚獣は本来、FF8やFF10以降と同じく身体を張り召喚士の身代わりとなって戦闘を行ってくれる大変頼もしい存在である。
が、仲間になった後のリディアは攻撃する一瞬だけ召喚し、幻獣を即座に送還してしまう。
やはり母親を失ったトラウマは根深かったのであろう。


Vジャンプに載っていた『召喚、五つの掟』

  1. 召喚獣と仲良くする。
  2. 召喚したら『ありがとう』を欠かさない!
  3. 1回攻撃させたら、すぐに帰してあげる!
  4. 安全のため、呼んだらすぐに避難する!
  5. 意味もなくむやみに召喚しない!
  • なるほど、だからディシディアでゴルベーザが黒竜に「ご苦労」って言うのか。
    • ゴルベーザは召喚士だった…?
    • 召喚士という括りに入るかどうかはともかく黒竜を呼ぶだけの力はある。
    • 上の掟五つと見比べてみると、ゴルベーザほど召喚士に向いている人はいないことが分かる。
      さすが兄さん。

召喚獣と仲良くする。←ゴル兄さんの身体にぴたりとくっつくほど、二人は仲良し。
召喚したら『ありがとう』を欠かさない!←EXバースト後には「ご苦労」としっかり労わる人格者。
1回攻撃させたら、すぐに帰してあげる!←EXバーストで攻撃してもらったあとはすぐに帰す召喚獣思いの兄さん。それどころか召喚時間が過ぎれば攻撃しなくても帰してあげる優しさも。
安全のため、呼んだらすぐに避難する!←これはあえて破っている。召喚獣に任せきりにするのではなく、自らが盾となって黒竜を護る姿はまさに理想の召喚士。
意味もなくむやみに召喚しない!←EXモードに入らなければ召喚しないのはお兄さんの気遣い。

  • 単にごく普通の魔物を呼びだしたのを召喚って呼称してただけなんじゃねえの?

リディアの両親も血族結婚だったのだろうか。

  • たぶんそうなんだと思う。おそらくはリディアの両親の親達も。
    そのせいで短命になってしまい、セシル達が事件を起こすよりもずっと前に父親は亡くなっていたのだろう。
    たとえあの事件がおきなくても、母親の命もそう長くはなかったのかもしれない。なんだか、リディア本人の寿命が心配になってくる話だけど…。
    • もしや幻獣王がリディアを保護しているのは、人間界だと寿命が短くなること懸念してか……?
    • 血族結婚設定って、DS本編でも生きてんの?
    • リディアのHPが低めなのも、それが関係しているのだろうか。
  • ミスト村の人達は全員家族、もしくは身内というわけか。
    • 近親婚とか近親相姦とか本能で受け付けないと思うんだがそこは我慢してって事なのかね。

ミストの村人たちは、外から来た人以外全員、どこかで血がつながっているのだろうか。


幻獣図書館の書物で『IV』における幻獣は「月に住まう幻獣神によって創造され青き星へ移り住んできた存在だということ」がわかる他、DS版では飛空艇などの機械技術みならず、魔法自体も月の民がもたらしたものだと語られているため、召喚士という存在や召喚魔法もまた、月の民伝来の文化と思われるのだが、ミストの村の召喚士一族との関係含め、その辺りは作中で一切語られておらず、続編でも特にフォローされていない。

FF4(DS版)

DS版では例外的に召喚士の代わりに戦う召喚獣としてポーチカがいるが、ポーチカが戦闘不能になるとリディアも一緒に死んでしまう仕様になっており、この設定に忠実である。

FF4TA

ジョブが召喚士なのかは不明だが、幻獣たちを奪った謎の少女が、ストーリー各所で召喚獣を使いまくる。

  • リディアとは対照的に幻獣を道具とみなしているような節がありそこに絆のような感情はみじんもないため、おそらくはセシルを操ったのと同じ手法で召喚獣を支配下に置いてるものと思われる。

FF5

水のクリスタルの欠片から得られるジョブの1つ。装備可能武器は短剣ロッド系
各種召喚魔法の消費MPが高めに設定されているためか、SFC版&PS版では魔力が全ジョブ中最大値に設定されている。ゲーム全編を通して非常に優秀な魔法系ジョブ。
素早さはバーサーカーを除いて最も遅く、他の魔道士系よりもさらに鈍足。

  • すっぴんとの比較で魔力は+33、素早さは-1(バーサーカーは-9、黒魔+0、白・青魔+1)。

マスターに必要な累計ABP:750。



召喚士のアビリティ一覧→召喚士


召喚魔法はやや癖が強いが、黒魔法と異なり全体攻撃でも威力が低下せず、どれもリフレクを貫通するので、使いこなせば非常に強い。
特にエアナイフウィザードロッドを装備して属性強化したシルドラのコストパフォーマンスは異常であり、敵や竜王が気の毒になる程。

  • 強化シルドラは威力247と、バハムートの威力250(消費MP66)とほぼ同格で、消費MPが半分以下の32。
  • シルドラ入手までは「大地の衣+タイタン」との併用で無双できる。
  • これが黒魔法よりも召喚魔法が終盤優位に立てる最大の理由の1つ。
    黒魔法は強化手段がロッドしかないために戦士系ジョブでは強化できないが、召喚魔法は短剣で強化できるために戦士系(モンク/バーサーカー除く)でも可能だったりする。
  • 召喚士でラストバトルを行った場合、エンディングの「演舞」で披露するのもシルドラである。

アビリティ「投げる」+「or雷のロッド」をセットし、火遁or雷迅の術を投げると、
敵全体に与ダメージ2000と第1世界の時点では異常な火力。

  • 更に弱点を突けば与ダメージが4000以上にまで跳ね上がり石像も一撃確定。
    ただし習得に必要なABPは累計240とかなり多い。
  • 召喚L1(15ABP)でいいので先に習得しておくと、育成中の忍者の強化に使える。
    忍者+青魔法ほどの器用さは無いが、レモラ(消費MP2)の命中率は状態異常系の青魔法よりずっと高いので、魔力補正忍術との二枚看板で常用できるくらい有益な戦法である。
    • 「投げる」の破壊力と忍者の高い素早さの組み合わせがあまりに強力であるため、第一~第二世界の召喚士はやや不遇に感じられるかもしれないが、それでも十分強力。

第三世界までたどり着くとエルメスの靴を入手して以降は鈍足ぶりが克服され、ロッド+投げるや他のアビリティでは再現の難しい破壊力のエアナイフ+シルドラによる雑魚散らしが安定する。


レナ+召喚士+ラミアのティアラで、第一世界終盤にして早くも魔力64に到達。
これだけ魔力が高くなると、レベルが4上がるたびに魔法倍率が1上がるという無双状態に入る。
ファリスも上記に加え、ロッドorメイジマッシャー+エルフのマントとしてやれば並び立つ。
大地の衣をしっかりキープできるのも優秀で、アビリティ枠も塞がないので更に実用的にカスタマイズできる。


その高い魔力を他のジョブでも使いたいなら、召喚L5を習得してセットすればいい。L5ならば召喚士と同じ魔力となる。

  • 召喚L5入手に必要なABPは累計250。

L5でなくても、「しょうかん」アビリティは黒魔法や青魔法など各魔法系アビリティの中で最も高い魔力補正を持つため、魔力ブースターとして一番強力となる。


GBA版以降もSFC版&PS版から加重値等に変化は無いが、魔力1位の座は予言士(+37)に譲っている。

  • 予言士の入手条件は12の武器を全て手に入れること。クリア前でも入手可能。

召喚士マスターに必要なABPは魔導士系の中でも高めの累計750、他方で予言士マスターは累計525。

  • おかげで苦行だった召喚士マスターが必要無くなったのは有難い。
    頑張ってABP500稼いだところで習得出来るのが、全く使えない「よびだす」。
    そんだけ稼げば予言士マスターも余裕で出来る。
  • 予言士のアビリティには魔力補正を持つものが無いため、すっぴんやものまねし以外にはその高い魔力を引き継げない。
    その2ジョブ以外における魔力ブースターとしてなら相変わらず召喚魔法は優秀である。

全体攻撃を得意とするので、主に雑魚との戦いで重宝するのだが、召喚士の素早さは最低ランクなので大抵最後行動になってしまう。
できなくはないが戦闘開始と同時に敵を一掃して爽快、というのは難しい。
実用的な素早さブーストなら、吟遊詩人の「竪琴装備」を利用しよう。
累計ABPはたった75。飛竜の谷、ピラミッド~大海溝とシナリオクリアの途中で自然と覚えているだろう。

  • 弓矢装備」でもいいが、必要ABPは累計195とかなり高い。
    その分、覚えていればMPを温存しつつ弓矢で攻撃できる分便利。
    第三世界以降なら、マジックポットを使ったABP稼ぎでみだれうちの習得がてら覚えている事も十分ありえる。
  • シーフの「ちょこまかうごく」は必要となるABPが非常に多い(累計ABP635)。

素早さの補正値は累計ABPが高い順からちょこまか動く+16、弓矢装備+12、竪琴装備+8。

  • 弓矢装備・竪琴装備共に、アビリティを装着した時点で素早さが狩人・吟遊詩人とまったく同じになる(弓矢の場合は力も)。
  • そのため、ロッドや短剣による属性強化を活かすには「弓矢装備や竪琴装備を装着するが弓矢や竪琴は装備しない」という運用が基本になり、弓矢の単体火力やエイビス・魔獣特攻、竪琴の割合ダメージが欲しい場合など機会に応じて専用武器に持ち替えると良い。
    • 第二世界で強化タイタンを無効化してくるザコ敵は、弓矢が必中となる遠隔カテゴリに属する場合が多い。
      つまりタイタンと弓矢で互いの欠点を補い合えるので、属性強化は大地の衣に一任し、弓矢をメインで装備させておくのはオススメ。
      カテゴリ弱点へのダメージ2倍が実装されたピクセルリマスター版では、更に積極的に装備させるべき武器系統になる。

変わり種としては「斧装備」+「大地のハンマー」も中々。
高い魔力を活かして強力な地震攻撃ができる。また、斧装備の力補正を活かして後列から殴りかかるのも乙なモノ。
大地のハンマーには隊列無視の能力があるので、後列から殴らせても問題ない。
さらにゴーレムを召喚してやれば物理防御面は完璧である。

  • 単体殲滅力を重視するなら、そこから12武器でルーンアクスを選ぶのも超強力。
    防御面を頑張って前列に立たせたときのダメージは、ラグナロクをも凌ぎうる。

欠点はバーサーカーのマスターが難儀である事だろう。


上記素早さ・攻撃力ブースト用の○○装備系以外で付けるのに適当なアビリティは、魔道士系定番の地形動物竜剣あたりだろう。
習得が軽くノーコストランダム効果の地形・動物では、回復・補助効果もある動物の方が好相性か。
一方でウィザードロッドを装備して地形を使えば、属性強化がほぼ全てに機能する。
累計ABP200で竜剣を習得すれば必中・ノーコストでHP・MPが回復できて、強力な召喚魔法がほぼ使い放題になる。


弱点を突くことが出来るリクイドフレイムビブロス相手であれば、全員このジョブでも支障は無い。

  • 雑魚散らしに使っているとMPがいくらあっても足りないので、ゲーム序盤のコストパフォーマンスを考えるのならダンジョンの最後に控えるボス戦で一気に使いたい。
    召喚魔法は第一世界終盤のレベル3から一気に使い勝手が良くなるので(逆に黒魔法はラ系を過ぎると伸びがいまひとつ)、早めにアビリティとして使えるよう集中してABPを貯める意味でも、序盤のボス戦での優先順位は高い。
  • 召喚士の本分は全体攻撃によるザコ散らし、多数殲滅。第一世界ボス相手の単体大ダメージなら黒魔道士魔法剣士の方が適する。

ゲーム中盤で強力な召喚獣を入手してからは、多くの物理攻撃を完全に防ぐゴーレムや攻守を問わず使えるカーバンクルなど、ボス戦の守りにおいても頼もしい効果を発揮してくれる。

  • 上記の通り、竜剣を組ませておけばほぼ隙がなくなるジョブ。
    アスピルの登場が遅い本作では抜きん出て優秀なMP補給手段なので、中盤に備えて早めに習得したい。
    ロンカ遺跡をクリアしたら、しばらく竜騎士を頑張っておくと良いだろう。
    ジャベリンさえ入手してればそう足手まといにはならないはず。

第一世界終盤までにレベル3(90ABP)をアビリティとして習得しておくと、第二世界からは、

  • まず他ジョブ+召喚L3で便利な召喚魔法と魔力補正を活かす
  • 召喚士+習得アビリティでジョブ自体を強化しつつL5までジョブレベルを上げる
  • 最終的に他ジョブ+召喚L5で複数のジョブマスターを仕上げる

と、終盤に至るまで無駄の無い強化ルートが開拓できる。
また、ここまで列挙されたアビリティを振り返るとわかるが、召喚士強化に相性の良いアビリティは、基本的に召喚士よりも後に登場するジョブのものばかり。
タイタン入手時点で召喚L3を自由にセットするためにも、早期から召喚士に90ABPを注ぎ込むのがスマートな育成法となる。

  • 召喚L3の魔力補正は青魔法(100ABP)などとそれほど変わらないので、タイタン入手前は習得の優先順位が低くなりがちだが、育成のスタートが遅いと好相性のアビリティを持つ忍者・狩人・吟遊詩人あたりとABPの取り合いになるため、できるだけこれらのジョブの登場前に召喚士を起用しておきたい。

上記の裏返しとして、「風のクリスタルのジョブでは召喚士の強化に向いたアビリティが入手しにくい」「レベル2までの召喚魔法も燃費の問題で常用しにくい」というのが早期育成のネックとなる。

  • 序盤のアビリティとしてこれといった正解はないのだが、やはり白・黒・青のいずれかをセットし、ボス戦以外でジョブコマンドはあまり使わないのが無難。
    白魔法はともかく黒魔法なら既にレベル3(60ABP)まで育てていれば充分で、以降は「黒魔道士の上級職が召喚士」くらいのつもりで運用すると良いだろう。

敵としてはゼファーゾーンが登場し、バトル内でモンスターを召喚する。
戦闘不能モンスターと共に現れ、お供を戦闘不能から復活させる事により召喚を表現している。


頭に付けたツノがラブリー。この設定はFF9に受け継がれている。服装はFF3・4同様に緑色のローブを纏う。

  • 前頭部のツノに関しては、同じ召喚魔法職である3の魔界幻士が先に生やしている。よって、こちらは3から受け継いでいるという形になる。
  • Tでもツノの付いたハチマキを着用している。

NTT出版の攻略本とGBA版の攻略本でもファリスがこのジョブの写真が多かったし、ファリスのイメージが強い。

  • ロマサガ1の赤いローブを着たファリスっぽい没グラを緑ローブバージョンにした感じ。ローブの色以外がかなり近いのではないだろうか。

旧スマホ版の4人ジョブマスター時アチーブメントコメントは「召喚を極めし者」。


海外版での表記は共通してSummoner。
NTT出版戦闘解析編46Pでも同様。

FF6~8

召喚獣の召喚は、所持している魔石マテリアG.F.の力を借りて行われるようになっているため、ジョブとしての召喚士は存在しない。

FF9

マダイン・サリの召喚士一族の末裔であるガーネットとエーコが該当する。
ガーネットは、ある事情で幼い頃に角を切除された影響で、召喚獣との交感が出来ない。
マダイン・サリの召喚士一族は、16歳を迎えて成熟すると召喚魔法への耐性が付いて、召喚獣の魂との結びつきが自身の裁量で行えるようになり、自分の望む召喚士を目指していく。


アートディレクターである皆葉英夫によれば、召喚士一族はかつてアレクサンドリアにいたが、力を利用されたり迫害されたため、マダイン・サリに移住したという裏設定があるようである。


アトモス召喚壁の内容(エスト・ガザでの未知の召喚獣の目撃談)とFF9における召喚獣の設定(人の想いが伝承を生み、伝承が召喚獣を生む)から、かつてはマダイン・サリ以外にも召喚士の集団が存在していた可能性もある。

  • 作中には登場しないだけで、本編でも人知れず生きているかもしれないね。

「召喚獣を宿した物体」さえ所持していれば召喚士一族でなくとも召喚魔法が使用可能。逆に召喚獣(を宿した何か)が手元に無ければ召喚士でも召喚獣を呼べない。
以上の関係からFF9の召喚士一族は召喚魔法が使える人と言うより「召喚獣を自身の体内に宿せる体質の人」の方がより正確だと思われる。
ジタンたちは最後まで「召喚士一族は召喚魔法を使う人」という認識だった様子だが。

  • FF3~5の「召喚魔法は召喚士一族の特権」の再現かと思いきや、媒体を介して誰でも使えるFF6やFF7の魔石・マテリア、召喚獣が術者の体内に宿るFF8のG.F.(宝石の所持数だけ強くなる点も魔法ジャンクションと近い)と過去作要素が散らばっている。
    そしてクリスタルという無機物(祈り子像)を通じて死者の想い(夢)を具現化した存在と考えられる永遠の闇(FF10の召喚獣)。

ガーネットもエーコも召喚魔法を使える召喚士の一族には違いないが、コマンドの順番などから

  • ガーネット:白魔法も使える召喚士(召喚魔法8種・白魔法16種/トランス時は「召喚」が強化され「幻獣」となる)
    • 召喚獣もシリーズ伝統のラインナップ(初登場したFFⅢ8種のうちの6種)を持つ。
  • エーコ:白魔道士寄りの召喚士(召喚魔法4種・白魔法20種/トランス時は「白魔法」が強化され「W白魔法」となる)

といったニュアンスの違いはある。
……ただし、外見的な特徴は逆転してたりもする。

  • ガーネット:冒頭で白魔道師のコスプレを披露、見た目は普通の女の子。独自の武器はロッド
  • エーコ:額に角のある幼女、3の魔界幻士や5の召喚士を彷彿させる。独自の武器は

FF4のリディアと違って黒魔法ではなく白魔法を兼ね備えている。
個人的には役割が被る黒魔法よりは回復が行える白魔法にした方が攻撃と回復の両方をこなせるのでこれはこれで正しいと思う。

  • ただ今回は召喚士が二人いるのに、二人そろって副業が白魔法使いなのはいかがなものか。
    もうちょっと根本から差別化しとこうよ……覚える魔法が微妙に違うとかじゃなくて。
    • ガーさんは召喚寄りの召喚士、エーコは白魔寄りの召喚士。差別化出来てるじゃないか。
      • それに基本的に燃費の悪い召喚士が補助や回復役も行うのである。
        一人よりは複数いた方が良い。
    • でも、やはりもう少し差別化してほしかったのも事実。回復系の新アビリティを作ってもよかったと思う。
      • 差別化の案ならダガーにダメージ限界突破のアビリティ。斬鉄ダメージと交代で。

FF10&FF10-2

召喚獣を召喚してその力を借りる能力を持ち、死者の魂を異界に送る「異界送り」もできる人物のこと。
ユウナ・シーモアドナイサールベルゲミーネレンなどが該当する。


召喚士になれるのは、生まれつきの素質と『シン』と戦う強い意志を併せ持つ者に限られる。
最初は従召喚士として修行を積み、寺院の奥に設置されている祈り子像に封じられた祈り子との交感に成功して召喚獣を扱えるようになると、召喚士として認められる。
召喚士の使命は、かつて「異界送り」が重視されていたが、1000年前の機械戦争後は、『シン』の出現とエボン寺院が『シン』打倒の唯一の手段として「究極召喚」を喧伝したことで、スピラの民が強く望んでいたナギ節を齎し得る召喚能力の方が重要視されるようになった。
召喚士が希望の光とされ、人々の期待と尊敬を一心に集めるようになったのもこのためである。
ナギ節を齎した召喚士は大召喚士と称され、寺院に御聖像が置かれるようになる。

  • ただし究極召喚を発動させ『シン』を倒すことのできた召喚士は死亡してしまうため、「大召喚士」の称号は事実上死後に与えられる諡号としての尊称であった。
    『シン』を完全に滅ぼし生還したユウナは、初めて生きてその称号を呼ばれる、最初で最後の存在となった。

召喚士は『シン』を倒すのに必要な「究極召喚」を得るためにガードとともに旅立つことになるが、それは各地の寺院にある祈り子達との交感により究極召喚に耐えうる心身を得ることも兼ねている。
旅に挫折すると、一部の召喚獣が呼びかけに応えなくなり、厳しく冷たい世間の風を浴びることになる。
ティーダ達が『シン』の本体であるエボン=ジュを滅ぼし、祈り子達が夢を見ることをやめた結果、
全召喚士が召喚能力を喪失し、新たな召喚士が誕生することも事実上不可能になった。

  • あくまでも喪失したのは祈り子の方であり、召喚士の力そのものは健在。
    なので異界送りは普通にできる(出来なきゃ魔物が増えて大変なことになる)。
    「召喚」はできないので「召喚士」という肩書は名乗れないかもしれないけど。
    • 召喚士が必要なくなった10-2では異界送り専門の「送儀士」という名称に変わっている。

召喚士のみの能力として、異界送りの際に水面に立つことができる事と、祈り子の魂(生前の姿)を視認できる事がある。
ユウナと、召喚獣と同等の存在であるティーダ、死人アーロン以外の誰もが見えている様子も会話もないのはそのため。


1000年前にベベルとザナルカンドの間で生じた機械戦争の際、召喚士はザナルカンドの主戦力として動員された。


従召喚士は召喚獣の使役は行えないが、異界送りを行うことは可能。

  • と言うより、従召喚士は召喚獣の使役が行えるようになることで正式な召喚士と認められるようになる。

過去シリーズのネタとして、ロンゾ族のセリフに
「(ユウナが大召喚士になって各地の寺院に像が作られた際には)立派なツノをつけてやる!」
というものがある。

  • 前後の会話の流れは「反逆者の烙印を押されたユウナでは『シン』を倒しても御聖像は作られない」
    に対して「ならばロンゾが作る、立派なツノを付けて」というもの。
    • ロンゾの象徴であるツノを付ける行為にクスリと来る行為の裏にある上記の過去作ネタに初めて気づいた時には結構感心した。
  • 10-2にてガガゼトのエピソードをコンプリートするとユウナ像がきちんとツノ付きで作られるが、ガンナー姿だったから過去作ネタで感心した身としては残念だった。
  • 残念だったのには同意するが、10の衣装で角付きユウナはかなり似合わないと思う………。
    • FF5の召喚士なんかを見る限り普通に似合うのではなかろうか。

関連書籍を見ると、召喚士になった人々の大半は悲惨な死に方をしている。
まだ幼い少年や妊娠中だった女性までいて、あまりにも悲惨すぎて泣ける。ゲーム中の描写よりキツイ。
これで心が折れて旅を止めたら今度は社会的に抹殺されるんだから酷すぎる話だ。

  • 別作品の話だが、バンナムの「テイルズオブシンフォニア」に登場する「再生の神子」も似たような宿命を持っている。
    神子は衰退した世界を再生させる為に各聖堂を回って天使からの祝福を受ける旅をする。
    • 歴代の神子達は旅半ばでモンスターに殺られたり敵対組織に暗殺されたりしておりかなり悲惨で、旅を完遂させた神子達も最終的には天使化してこの世を去っている、かといって再生の旅をやめれば人々から心無い言葉を浴びせられる。
  • ただし召喚士が志願制であるのに対し神子はほぼ強制である為、比べれば召喚士の方がまだ救いはあると言えるかもしれない。
    • 付け加えると、世界は2つ存在し、一方で再生に成功するともう一方は衰退する仕組みになっている。
      つまりは堂々巡りであり、神子の犠牲による世界再生も一時の安息に過ぎない。
      そして、この仕組みを何とかするのがストーリーの最終的な目標になっていく。

FF11

詳細はこちら→召喚士


ジラートの幻影で実装された、召喚魔法を駆使するテイマージョブ。
いずれか1体の召喚獣を常駐させ指示を出すことでその力を奮わせる。
最初はカーバンクルのみだが、魔法のスクロールやクエストを通じ喚べる種類を増やせる。
召喚士本人は脆弱ないっぽう、バリエーション豊かな召喚獣が攻守に渡り貢献してくれる。

FF14

召喚士/SMN
メイン武器魔導書リミットブレイクLv3テラフレア
ロール遠隔魔法DPSベースクラス巴術士

詳細はこちら→召喚士


新生エオルゼアで追加されたジョブ。
カーバンクルを媒体に「蛮神(ばんしん)」の力を再現し戦う。
本作では二つのフェーズを繰り返す中で最大5種の召喚を使い分けていく。

  1. 召喚獣を従え、その力を模した魔法攻撃をすると共に召喚獣による追撃を与える。
    バハムートフェニックスが該当。
    2体を喚び出せない低レベル時は、代わりに術者の通常魔法を強化するアビリティを使い攻撃する。
  2. 召喚による攻撃後、喚び出した召喚獣の力を模した魔法攻撃を繰り出す。
    イフリートタイタンガルーダが該当。
    この三体の順番は任意に組むことが可能で特性も大きく異なる。
6.0暁月のフィナーレ以前の召喚士

バイオ等のDOTを付与しつつ、常駐する召喚獣(上項2.の三蛮神のうち一体)に指示することで攻撃していた。
(合間でバハムートやフェニックスを呼び出すのは今と同様)
従来作のような召喚を行う現在よりもFF11の召喚士やMMOのいわゆる「ペットジョブ」に近かった。


「蛮神の力を喚ぶ」召喚士は太古に栄えた古代アラグ文明の魔法技術の使い手であり、術者は途絶えて久しい。
プレイヤーはアラグ文明の研究者に優れた巴術の腕を買われ、その再現に力を貸すことで現代の召喚士となる。

FFT

幻界の住民である幻獣を敬服させ、意のままに操られる力を持つ者が召喚士とされている。
召喚魔法は、ある民族が偶然発見した幻界(異空間)によって急速的な発展を遂げたとのこと。
召喚士は角を模した装飾を額に身に着けているが、これは「幻獣と交信する」ためのものである。


汎用ジョブの一つ。時魔道士Lv3以上でジョブチェンジ可能。
このジョブをLv5に上げる事がものまね士と男性専用ジョブの吟遊詩人へのチェンジ条件の1つである。
男女とも角のついたサークレットと緑のマント、その下に黒い衣服(男はズボン、女はローブ)を身に付けている。
お馴染みの召喚魔法を駆使して戦うジョブ、なのだが……。


本作の召喚魔法は攻撃重視だった従来と異なり、攻撃・回復・補助の全てを賄える万能型。
しかも攻撃魔法は炎・雷・冷・無属性に加えて黒魔法にはない地・水・暗属性までカバー。
効果範囲は攻撃・回復共に3~4と非常に広い上に、範囲内の敵味方識別機能まで完備。
これにより「乱戦状態で白魔法使ったら敵まで回復させちゃった」というミスが起こらない。
また補助魔法には他のどんなアビリティでも真似できない(ものまね除く)オンリーワンの効果を持つゴーレムが非常に便利。

  • あまりに使い勝手が良過ぎるためか、汎用魔法(白・黒・陰陽・召喚)の中で唯一算術で扱うことができないという欠点はあるものの、こればかりは仕方がないだろう。

……さて、本題に入ろう。
ここまで挙げた召喚魔法の特徴に、何一つ嘘は無い。無いのだが……。
本作の召喚士には、ある致命的な欠点が存在する。
それは召喚士そのものが他の魔道士より使いにくいということである。
召喚士のパラメータに目を向けると、特に痛いのがFFT最重要ステータスであるSpeedの補正率が低いこと。
実は汎用ジョブのSpeed補正率は実質5段階しかなく、

と分かれている。
そう、ご覧の通り算術士以外の全ジョブに遅れをとるのである。
算術士が敵として登場する機会などゲーム全編を通しても片手で数えきれるくらいしかなく、味方の算術士も算術アビリティを覚えた後はジョブチェンジすることなどまずない。
つまり、召喚士は事実上の最遅ジョブと言っても過言ではないのだ……。


また、召喚士本人ばかりでなく召喚魔法にも問題はある。
とにかく詠唱に時間がかかることだ。
基本の攻撃魔法であるシヴァラムウイフリートですらそのSpeedは15、ガ系の黒魔法と同じである。
これより上位の攻撃魔法となると軒並み10以下なので、ショートチャージ無しではとてもじゃないが使えたものではない。
本人になかなか順番が回ってこないのに、やっと魔法を唱え始めてもそこからまた長い。どうしろと。

  • 上記の通りSpeed補正が低いジョブではあるがシーフの帽子が装備できるのでナイト・竜騎士・侍(それとPSP追加ジョブの暗黒騎士)他各種固有ジョブ等の帽子を装備できない重戦士系ジョブと同等、育て方次第で僅かに上回る程度のSpeedならなんとか確保できる。

とはいえ救いがないわけではない。
前述のゴーレムは「味方全員への通常物理攻撃を召喚者の最大HP分だけ無効化する」という強力な効果を持ち、効果範囲はなんとマップ全域。詠唱Speedも25とかなり速い。
またモーグリに至ってはSpeed34と、あらゆる回復魔法の中でも最速。
回復量こそ控えめなものの、やはり効果範囲が広い上に味方だけを回復するため、緊急時の応急処置に便利。
一方の攻撃魔法では最大HPの50%ダメージを与えるリッチが対ルカヴィ戦で効果を発揮する(やはり詠唱は遅いが)。
召喚魔法を使うなら、何はなくともこの三つ(+ショートチャージ)を覚えておこう。

  • 召喚魔法はすべて敵味方を判別するので、「長い詠唱時間を逆手に取り近接ジョブの味方に召喚魔法をかけて発動までに突撃させる」といった使い方が攻略本には載っている。

Speed以外のパラメータではMPの高さが光り、固有ジョブを含めた全ジョブ中、補正率・成長率ともに堂々のトップである。
召喚魔法は燃費が悪いのでありがたいところ。
また魔法AT補正率も黒魔道士・時魔道士に次ぐ高さを誇る。
ちなみにSpeedの補正率は低いが成長率は並(汎用ジョブの中では忍者・シーフ以外の全ジョブが該当)なので、安心してレベルアップしよう。
魔道士タイプとして育成するなら、ものまね士(魔法ATがよく伸びる代わりにMPがへっぽこ)と交互にレベルを上げていくのが良いか。

  • ただし残念なことに、算術をはじめとする最終的に後衛にとって有用なアビリティはMPを必要としないため、ドーピングまで行う熱心なプレイヤーなら、MPの必要性はきわめて低くなる。
    ドーピングするにつれ、召喚魔法のチャージの長さがネックになる点も痛い。
    • PSP版ではこの通りとは言えない。後述。
    • 算術だけならMPは不要だが、先述の通り召喚魔法は算術で使えないのでそれを使いたいという場合にはMPは重要。
      ゴーレムによるダメージ肩代わり、敵味方識別回復など召喚魔法にしかできない仕事もあるので戦術次第ではMPを伸ばす育成も決して無駄にはならない。

上記の通り、召喚魔法は算術では行使できない。
なので召喚士に算術をセットすることで、5種類の魔法全てを扱える最強の魔道士に!
……もちろん趣味の領域でしかないが。


魔法回避を無視し、攻撃・回復の両方を備え、敵味方を区別してくれる便利な召喚魔法を使えるジョブ。
だが、詠唱速度が遅いのが難。戦術構成が面倒ならモーグリとゴーレムに攻撃を一つ、他に即効性のあるアビリティをつけると良いだろうか。
また、瀕死状態になるとMPが回復するリアクションアビリティ「瀕死MP回復」や、消費するMPが半分になるサポートアビリティ「消費MP半減」を覚える。
黒本によると、算術をセットする事でほぼ全ての魔法を使える為、魔法系で最終的に落ち着くジョブとなるようだ。
敵として出る際にはラーニングが便利。
特にゾディアークはディープダンジョンB10F“end”のサーペンタリウスからしかラーニング出来ない為、最高で5人までしか習得できないと思われがちだが、敵召喚士にラーニングさせて敵召喚士の使ってきたゾディアークをラーニングすれば全員ラーニングも可能。
カーソルが一度対象に行けば成功。“end”攻略後に出現する召喚士が便利。

  • コンフィグでメッセージを表示するようにしておけば、カーソルが対象に行ったときに「ラーニングしますか?」という選択肢が出現する。

習得に必要なJPが全体的に高く、種類も豊富なためMasterまでの道のりは遠い(さらにラーニングまで必要)。
また上記にもあるように黒本では「算術」のセット先として挙げられているが、実際には終盤で召喚術を使うことはまず無いので、気分の問題である。
実用を考えるなら、魔法攻撃力では黒魔導士に劣る上、並のジョブよりもSpeedが一段低いのでオススメしない。
黒魔は見た目がイヤ、でも白魔や風水士の魔法攻撃力じゃ物足りないという人はどうぞ。

  • 魔力が黒魔に劣るといっても白魔・時魔・陰陽士よりは高く、汎用ジョブの中では第2位。
    やはりSpeedの低さが惜しい。

敵の数がさほど多くないFFTでは微妙な立場。
加えて、敵がたまたま固まっていても召喚のチャージは重くて狙い撃ちは困難。
もしもタクティクスオウガのように敵が多め+即時発動だったら扱いは変わっていただろうに。

  • FFTのようなシミュレーションRPGにおいて、召喚魔法のような発動に時間がかかるコマンドは総じて使い勝手が悪い。
    発動待機中にユニットが動いてしまう可能性を常にはらんでいるからだ。
    …もっとも、いくら使い勝手が悪いといってもリミットよりはマシなのだが。

魔道士系の中でもHPが低く、MPが高い。
必要JPが高い、Speedが低いと召喚魔法の性能があまりよくないので後半は使われにくい。
(リッチ、ゴーレム、ゾディアークなど、使えないものがないわけではない。)
ショートチャージ+属性強化装備(黒のローブ等)でイフリートなんかを使うと、終盤でもコンスタントにいい威力が出るが、それこそ算術でも使えばいい話。
味方には当たらないので、味方ユニットを対象に何か唱える→突撃させる、というコンボで無理やり当てることも可能。
アクティブターンの確認はしっかりと。
女召喚士の防御ポーズはかわいい。


割と散々な言われようだが、使い勝手が悪くとも魔法系ジョブを育てていればいずれ使う時が来る。
画面の端っこで延々ため続ける機械にするのが忍びないなら苦手(というか遅い)攻撃技を補う意味で「黒魔法」や「風水」、「引き出す」あたりをつけてあげよう。
ちょっと足が遅いがちゃんと役に立ってくれる。


魔導師系ジョブの中ではジョブ性能、アビリティともにかなり弱い部類に入るため、無理して使う必要はない。
ただし、ドーピングに必須のジョブ条件になっているため、必然的に使うことになる。

  • 後衛で、ものまね士ジョブチェンジの条件達成(Lv5まで上げる)
  • 男性で、吟遊詩人ジョブチェンジの条件達成(Lv5まで上げる)
    • また同時に、PS版ではMOVE+3が吟遊詩人固有のムーブアビリティのため、これをとろうと思えば必然的に召喚士を使わねばならない。
    • 一部マップでは厳しいところもあるが、敵のSpeedもそこまで早くなかったりするので、中盤あたりならSpeedセーブをつけてあげれば算術士ほど足手纏いにはならない。
      逆に後半のランダムバトルは敵が軒並み早いのでかなり厳しい。

女性限定だが、セッティエムソンさえあれば永久ヘイスト効果によりSpeedの低さを補うことが可能。
PSP版以降なら盗賊の小手で男性にも永久ヘイストが得られる。
他の魔道士系ジョブに召喚魔法をセットした方がより速いわけだが、「他との比較はどうでもいい。とにかく召喚士が使いたいんだ」という召喚士ファンにとっては重要な点である。


ストーリー上敵として出てくる場合、中盤から黒魔の役割を奪って配置されだす。
このあたりだと主に使う召喚はまだチャージが速く、また魔術師のローブを着ていることも多いため、純粋に黒魔より強力な敵として苦しめてくれる。
終盤に入ると使う魔法のチャージが長くなり脅威ではなくなるうえ、敵の配置もまた黒魔が多くなってくる。
作り手サイドも中盤がマックスな職業だと思っているようだ。

FFT(PSP版)

コロシアムでは設定により算術を使えない場合があるため、召喚士による育成でMPを上げる選択肢がないわけではない。
魔法によってはショートチャージと併用で実質即時発動も可能なので、育て方次第では「算術に頼らない魔道士」も充分に戦力になる。

FFT(iPhone版)

最新版のiPhone及びAndroid版ではコロシアムが存在しないため、召喚士による育成でMPを上げる選択肢は再びなくなった。

  • コロシアムが無くても算術だけでなく召喚魔法を活かしたいというならMPを伸ばすのは無駄ではない。
    ……というかこの用語辞典のFFT絡みの項目では
    「算術で使えない魔法(召喚魔法や魔法剣など)」の存在を軽視し過ぎている傾向にある。
  • 算術が便利かつ強力なのは確かだが、それだけ使って敵を殲滅するだけがFFTというゲームではない。

MPを伸ばす旨味が減ったが、代わりに盗賊の小手が入手しやすくなったので召喚士そのものは使いやすくなった。
召喚士だけの特権というわけではないが、召喚士ファンにとってはやはり重要である。

FFTA

ヴィエラ専用ジョブ。ジョブコマンドはFFTと同じ「召喚魔法」。
白魔道士のAアビリティ2+精霊使いのAアビリティ2で開放される。
魔法攻撃力の成長率は全ジョブ中最高レベル。
ただし、普通にプレイする分にはアサシンが強すぎるのであまり使われることは無い。
召喚魔法は味方を巻き込むというのも使いづらい点の一つで、ヴィエラ族の中では敬遠されがちである。


ただし最初から召喚士にするつもりで鍛え上げると、最終的にはある意味アサシン以上の強さを発揮できる。
連続魔法で放つ広範囲の召喚魔法は非常に強い。
ただ、ヴィエラの初期メンバーは弓使いカロリーヌであり魔法能力はあまり伸びていないことが多いため、
普通にやっていると出番が来ないことが多い。
アサシンで志願してきたキャラなどがいれば、狙ってみるのも一興。


サブクエスト「やさしき調べ」に味方NPCとして登場する歌姫レアナンがこのジョブに就いている。
ただし習得アビリティは「キリン」のみで、レベルも敵より7~9程度低いので全く戦力にならない。
護衛対象なのだから無理もないのだが。

  • MPターボと赤魔法『連続魔』を付ければかなりつよくなるよ。
    敵をまとめて倒せるし、回復しつつ広範囲に大ダメージってのもできる。
    • 味方になにか属性を吸収させる武具を装備させてわざと巻き込むのもあり。
      アサシンは即死無効の敵には意味ないし、近づきたくないときとかにこれをやるといいかも。
      アサシンは剛弓装備できるけど…。
  • それに、魔法攻撃力に関してもだけど、始めから連続魔を覚えている赤魔道士のエルデナがいるので、彼女を起用するといいかと。
    人によって物の評価は違うんだから、『普通は』とか『普通に』とか使うのはどうかなって思う。
    • レアナンは確かにつかえねー。
  • 以上、召喚ヴィエラ好きのちょっとした意見でした。
    スピードの成長率がヴィエラの中では最低なので育成には不向き。
    アサシンの成長率が万能すぎるのでやはり召喚ヴィエラを作る際もアサシンで育てることをお勧めする。

やはりアサシンの能力が強すぎるからだろうか、今一影が薄い。
強化すればそれなりのダメージも与えられるが、早い話が物理攻撃でボコれば済んでしまうので。


装備武器はロッドではなく
これのおかげで、サペレ・アウデを装備して連続魔法というのは不可能。
それ抜きにしてもヴィエラは非常に強いので、彼女らにサペレ・アウデを与えなかったのはスタッフのせめてもの情けなのかもしれない。


攻略本等ではちゃんとした服装なのだが、はじめてプレイしたとき、グラフィックがとんでもないハイレグに見えた僕。

FFTA2

魔法攻撃成長はトップだがスピードの伸びはやや低め。
赤魔で加入させてコレにするという方向がベターかもしれない。
HP消費フェニックスなどで、対アンデッド要員として使うと非常に楽。
それでなくてもやはり連続魔を付けると強いので、サクッと終わらせるには便利になった。
ロウも必ずしも守る必要がなくなったし。
ちなみにヴィエラの中ではスピードの伸びが悪いとはいえ前作に比べるとスピードの伸びやすさはマシになっている。
代わりに精霊使いがさらに鈍足になりやすくなっているので設定ミスの可能性が高い。
召喚士にとっては都合のいい話ではあるが。


どうでもいいことだが、今作の召喚士の顔グラは何かに困っているかのような表情をしている。
ヴィエラにとって、召喚士というジョブに就くのはそんなに嫌なのだろうか。
あとやたら耳がデカくてアンバランスな気がする。

FF零式

プレイヤーキャラクター全員が軍神を召喚できるが、特にアビリティ・死なないでを主軸にしたレムはまさしく「召喚士」となる。
プレイヤーキャラクターではないが、朱雀軍に独立召喚連隊なる部隊がいるほか、乙型ルシ・セツナは軍神召喚に特化した能力を持っている。

DFF

ジョブカードとして登場。角の絵。消費型。
次に表になるカードすべてをトレジャー、ジョブカードにする。
カオス・BOSSも変えるので実質パス扱いになる。


素材アクセサリに「召喚士のツノ」というものがある。
プレイヤーにとってはなじみ深いものだが、ティーダなんかは「!?」となりそうだ。

FFL

共通の基本ジョブ。召喚獣を呼び出し様々な効果を与える。
知性精神が均等に高くバランスがとれているものの、速さは全ジョブ(メモリストを除く)中で最低ランク。
序盤で召喚魔法を使う機会はそれほど多くはないと思われるため、拘りが無い限り強力な召喚魔法が出る(と思われる)後半まで育てなくてもいいかもしれない。

  • 魔道士系ジョブをメインに鍛えているキャラは、ジョブレベル5まで上げて「MP20%アップ」を習得しておくといいかも。
  • さすがに光/闇の章3にもなると基本召喚獣はそれぞれ二つあり、最大MPも大幅に増えているのでかなり扱いやすくなっている。
    • が、召喚獣の威力は全て知性に依存するので、基本的には黒魔に召喚をセットさせた方が強い。
    • 白魔法を一緒に使いたいなら白魔法をセットした召喚士(こちらは精神も高い)、
      召喚をメインに使いたいなら召喚をセットした黒魔道士(こちらの方が速いし、アスピルでMPを回復できる)、と使い分けるのが無難か。
      ということで今更ながら、召喚士と白魔道士は同時に育てておいた方が良い気がする。

白魔道士黒魔道士にも言えることだが、ジョブチェンジ後のキャラグラが男女で共通のものになっている。

WOFF

ミラージュと心を通わせ、召喚によりその力を使役する者。
本作ではリディアエーコユウナらが該当。

  • ティナも類する扱いを受けているが、厳密には違う模様。(素質はあるみたいだが)

スノウは召喚士ではないが、召喚とは異なる特別な方法でシヴァ・イクシオンを呼び出せる。


グリモワルに現れた初代の召喚士は名をファーナと言い、ラァンレェンのほか、グリモワルの召喚士にはファーナ、ひいてはエナ・クロの力を色濃く引き継ぐ者が多い。

SOPFFO

DLCで追加された最上位ジョブ。

PFF

幻術師1から派生する。デザインはFF5のもの。
武器はロッド。初期装備はブロンズロッド
ランクが上がるにつれて召喚魔法が得意になる。
ランク3でジョブアビリティ「バハムート」が使えるようになる。

FFRK

ジョブキャラの召喚士、リディアユウナブラスカシーモアのジョブ(肩書き)となっている。
また、ガーネットエーコのジョブ(肩書き)は「召喚士の末裔」となっている。


ジョブキャラの召喚士の初期必殺技は「よびだすI」。
大地の衣【III】を装備することで専用必殺技「よびだすII
を使用できる。

FFBE

リディアエーコユウナのJOB。

FF:U

主人公である黒き風やライバルキャラクター白い雲が召喚獣を行使して戦う。
白い雲には頭部に角状の飾りがあるなどシリーズの要素も存在する。
詳細については各キャラクターとこちらを参照。