FF9
ジタン「ん? 話し声が聞こえるぞ……」
黒魔道士44号「やっぱり名前は444号がいいよ!」
黒魔道士189号「いいや、888号だね!」
ジェノム「いいかげんにしろ! 私にそのような名前など必要ない!」
黒魔道士189号「あ、やっぱり偶数はいやだった? それなら555号とかどう?」
ジェノム「……」
黒魔道士達のコミカルなやりとりのひとつ。Disc4の黒魔道士の村で聞ける。
お互い作り出された存在であること、黒魔道士達のナンバーが製造番号であることを考えると、また違った感想を抱くだろう。
チョコボには「ボビィ=コーウェン」などと凝った名前を付けているので、
別に適当な名前を付けようとしているのではなく、無意識に自分たちと対等に扱っていることの表れなのだろう。
- あるいは33号・111号と違い、ネーミングセンス皆無なのが彼らの「個性」なのかもしれない。
感情を持たないはずのジェノムがこれだけ怒るのだから、相当嫌だったに違いない。
- 自我を手に入れた人形から感情を授けられる魂の『器』。
いっけんギャグのようなやり取りだが、そのユーモアを手に入れた過程を考えると深い感銘を受ける。