青魔法・敵の技/【青魔法】

Last-modified: 2024-02-17 (土) 19:50:55

概要

初登場はFF5
関連項目:バトル/【ラーニング】アビリティ/【ラーニング】


シリーズによっては必ずしも「青魔法」という名称ではないが、類似の能力は大概「青魔法」という呼び方をされる。

少しクセはあるが、他にない特徴(特に補助系)があるため基本的に価値は高め。
基本的に攻撃、補助、回復と、一つのアビリティで使用可能な効果が多種にわたっているため使い勝手はなかなかに良い。


青魔法の価値は作品によって様々だが、『ホワイトウィンド』『マイティガード』『レベル5デス』などは代表的なお役立ち魔法として大抵の作品に共通している。
当然ながらどんな技がラーニング出来るかを把握しておかないとさっぱり習得できない上、作品によっては運用に工夫が必要な青魔法もあるので、攻略知識を持った熟練者向けの魔法と言える。


だいたいどの作品も「敵の攻撃をラーニングすることによって使えるようになる」という点が共通している。
敵の技をいかなる原理で再現しているのかは不明である。

  • 吸血だの回しげりだのミサイルだの、どう考えても魔法じゃないものも多数存在する。
    単なる魔法というよりは、魔物の技を魔法を用いて再現するという意味合いが強いと考えるべきか。
  • 青「魔法」とはいっているが、威力が魔力に関係しないものが多い。

FF1にはリメイク版も含めて未登場だが、GBA版以降は赤魔道士の「青魔法というのも存在するそうなのですが…。」「赤魔法は存在しません。」という台詞で触れられている。


憶測だが、名前の由来は「青写真」(ちょっと昔のコピー方式)であろうか。

  • 「白・黒・赤があって青がないのは淋しいからジョブと魔法を新しく入れて色を揃えよう」的なノリで作られた魔法なのかと思っていた。

FF6以降は補助効果や確率技よりも純粋なダメージ攻撃技の割合が多くなっているような気がする。
効果のユニークさや使う面白さよりも使いやすさや使い勝手を優先させた結果だろうか。


習得可能者がラーニングするのが基本なのだが、習得の方法は作品によって結構ブレがある。

  • FF5では誰かがラーニングすれば全員が習得したことになる
  • FF7ではマテリアを使いまわせば全員が使える
  • FF11やTAでは各個人毎にそれぞれラーニングしなければならない
  • FF9とFF10では戦闘中に特定のモンスターに特定の行動を行うことによって習得する
  • FF6では敵味方区別なく誰かが使っているのを見るだけで十分
  • FF8に至っては習得に戦闘の必要すらない

FF5

この作品では青魔道士のアビリティ「あおまほう」。
ラーニングするためには敵から直接攻撃を受けなければならず、受けたとしても効果が実際に出ないと覚えられない。
青魔道士レベル3のアビリティで、習得には70ABP(累計100ABP)が必要。

  • 魔力が青魔道士と同等の47(+23)になる効果もあり、これが非常に便利。

ホワイトウインドミサイルなどが登場する第一世界後半あたりから、かなり使い勝手が良くなってくる。
エアナイフエアロガのセットやレベル3フレアなどが揃う第二世界後半では、火力にも期待できるようになる。

  • 中盤以降、迷ったときはコレを付けておけば良いというほど便利なアビリティと化す。

他ジョブの経験を積む合間にコツコツABPを貯めていると、技が豊富になってくる時期に覚えることができる。
できれば全員に習得させたいアビリティ。

  • カルナック城とボス以外をモンク(格闘)→青魔道士と進めていくと、だいたい古代図書館飛空艇入手あたりで覚える。
  • いっそのこと第一世界の段階で四人とも青魔法を修得してしまうべき。それくらい便利。

味方への補助だけでなく、攻撃関係でも割合ダメージレベル系青魔法と使用者側の能力に左右されにくい強みを持ったラインナップ。集中的に育成したいジョブの心強いお供になるだろう。
第一~第二世界のボスは青魔法で瞬殺可能な相手が多く、FF5のプレイスタイルの広がりに一役買っている。


魔力ブースターとして極めて優秀
忍者にセットすると、青魔法の豊富な補助・回復技を活用しつつ「なげる」の忍術を強化できる。
雑魚戦は投げるで一瞬で殲滅、中盤のボス戦は高い素早さから青魔法で耐性の穴を突き瞬殺と、忍者と青魔法の相性は最高に良い。

アビリティ「青魔法」はコストパフォーマンスが抜群。魔力47とは白魔法L5とまったく同じ数値(ケアルガなど。要累計180ABP)。
黒魔法L4(ブレイクなど。累計110ABP)や召喚L3(タイタン、ゴーレムなど。累計90ABP)なら魔力49と、47以上だが、第一世界で使う事も考慮すればやはりまっさきに青魔法が重宝する。


沈黙になっても使える。
ミュート状態でも使える。


全30種中、第一世界で21種、第二世界で他の6種を習得可能。
第三世界まで習得できないのは、死のルーレットマインドブラストマイティガードの3種だけであり、エクスデスと戦う前であれば、死の宣告も含まれる。

  • 時期を逃すと二度と習得出来ない青魔法は無いのでご安心を。
    頑張って探してラーニングすれば確実にコンプリート出来る。
  • 今でこそラーニング方法が有名になったマイティガードだが、昔は技の存在自体に気付かれないケースが多かった。他にも、火炎放射吸血????、あたりは地味ゆえにラーニングできることに気付かなかった人もいるのでは?

第一世界で魔獣使いの「あやつる」(累計60ABP)も習得しておけば効率的に青魔法を収集できる。
また、沈んだウォルスの塔の敵は全て青魔法を使うので、取り逃がしがあっても大半が塔で習得可能(死の宣告・死のルーレット・マインドブラスト・マイティガードを使う敵は塔には出現しない)。


どういうわけか使用時(使った瞬間)の効果音が前作の白魔法使用時のものと同じ。
クセが強く使いにくいものも多いが、風の力をぶつけたり、機械を用いたり、生死を操作したりと非常にユニークな魔法が多い。
消費MPが高めな事と、確率技が多いので失敗がよくあるのが弱点か。

  • エアロ系も三色黒魔法には基礎攻撃力で劣る(エアロガ140、三色ガ系185)。

序盤ならジョブ入手直後に覚えられるゴブリンパンチ・吸血・エアロの3つだけでもそこそこ強い。
手軽に物理攻撃と魔法攻撃を両立できるのも利点の一つとなる。


最大の欠点は、やはり「技自体が揃わなきゃ意味がない」こと、そして「その価値に非常に気付きにくい」ことだろう。
攻略情報なしでの初見プレイでは

  1. 初期状態では何もできない
  2. 覚えられる技と覚えられない技の区別がつかない
  3. 癖の強い技が多いにも拘わらず有効な使い方に関する情報がゲーム中のどこにもない

といった初心者には厳しい特徴ばかりでその魅力に気付くことが難しいため、積極的にラーニングしようという気がなかなか起こらず、その結果クリア直前まで来ても青魔法一覧がスッカスカのまま……なんてことも珍しくなかった。

  • 特にゴブリンパンチなどは攻略本にすら正しい効果が載ってないため、使いこなせば一流の攻撃手段であるにも拘わらず、それを知らないプレイヤーには「通常攻撃と同じダメージのお遊び技」という認識しか持たれないことは往々にしてよくある。
    • ゴブリンパンチは力を強化していない青魔道士が打っても全然威力が出ないので、何も知らず序盤に使って「使えない」と思ったプレイヤーも当時多かったのでは。

せめて「この近くにいる敵から便利な技が覚えられるぞ」という情報がゲーム中定期的に出ていれば……。
FF6以降、純粋なダメージ攻撃技が増えだしたのはこういった背景が絡んでる気がする。

  • クセの強さゆえに、下手に手を出すとかえって快適なプレイ進行を阻害する可能性も高いため、初心者に配慮しているからこそあえて一切情報を出さないようにしている気がする。
    初心者は素直に白や黒、召喚魔法を使って進めて下さいねという暗黙のメッセージだろう。

初心者の館で初期から覚えられるゴブリンパンチ・吸血・エアロの3つ、古代図書館でエアロ・レベル5デスの情報が見られる。
エアロ→エアロラ→エアロガ・レベル5デス→他のレベル系魔法あたりは推測できるので、これで9個(全体の1/3弱)。
エアロ系は癖が強くないのでこれだけでもある程度進められると思う。
あとは運がよければ全体攻撃固定の技(フラッシュ・つきのふえ・アクアブレス)を覚えられるか?と言ったところ。
それでも初登場作品だけあって優遇されていると言える。


ステータス異常小人でも、ゴブリンパンチのダメージは落ちない。更に回避率は2倍になる。
源氏の盾装備時なら回避率99.2%!ある意味究極の物理回避能力である。
特に第三世界で高いちからと武器攻撃力を誇るナイトに青魔法を付けて後列小人化させると

  • 「かばう」も含めてほとんどの物理ダメージは盾で回避、
  • ゴブリンパンチで素の攻撃力を隊列・回避率無視で叩き込む、
  • エクスカリバーでの聖属性を吸収される心配もない、
  • HPを高く保ちやすいのでホワイトウィンドの回復量も大きくなるetc、という性能に仕上がる。

デメリットは「騎士剣を振るう勇壮なナイト」といったイメージにそぐわない、ゴブリンパンチの選択が面倒、など。


光の戦士ら主役サイドのキャラだけでなく、敵サイドのキャラクターも使いこなす。
ギルガメッシュアポカリョープスらが例である。
また、踊りでこちらを苦しめてくるシェリーちいさなメロディやエアロガ(操ったとき限定だが)も使えるため、青魔道士の片鱗が見られる。


『青魔法』一覧はこちら

FF6

ストラゴスのオリジナルコマンド「おぼえたわざ」。
ラーニングするには敵味方問わず使用したところをストラゴス本人が目撃していればよい。

  • ということは、ガウによる「あばれる」、リルムによる「スケッチ」「あやつる」で目的の技を使った場合もラーニング有効なのである。
  • しかも耐性に阻まれるなどによって効果が現れずとも大丈夫。
  • 一度見た上ならその技でストラゴスが状態異常に掛かったり戦闘不能になってもOK。

この仕様は前作のジョブチェンジと違い、キャラとジョブが完全固定式になってる故の配慮である事が見て取れる。
ただし混乱などにかかっていて、ストラゴス本人が正常な意識で技を目撃できなかった場合はダメ。


ゴゴは基本的に魔法を使う時は使いたい魔法を覚えているメンバーを同行させる必要があるが、
青魔法はそれに当てはまらず、ストラゴスを連れずとも使う事ができる。流石にラーニングまではできないが。


青魔法という表記をされていないせいか(ストラゴスは青魔導士だけど)、
FF6の「おぼえたわざ」はすべてリフレクで反射されず、魔封剣も無効。味方側の魔封剣との併用するケースで役に立つ。

沈黙になると使えない。狂信者の塔でも使えない。
その一方で、スリースターズなどの効果は得られる。
上記魔封剣・リフレクのことも含めて、多少ややこしい。


前作に比べて耐性に引っかかるケースが増えたので、強烈な状態異常や割合攻撃で相手を圧倒するのには使いにくい。

  • 一般の魔法を探しても類似した効果がないものをうまいこと戦闘サポートに組み込んでやるのがカギになるだろうか。

またストラゴスの加入自体が崩壊前の後半である事、青魔法と効果の似た別の特技がストラゴス加入前に使える事なども、前作の青魔法に比べて逆風となっている。

  • 例えばレベル3コンフュは混乱耐性を無視できない一方で、序盤からブラストボイスを使えばMP無消費の全体混乱を発動できる。
  • レベル5デス も前作は耐性を無視できたが今作では無視できず、ストラゴス加入前に魔石カトブレパスで使い勝手のいい通常版のデスを習得できる、など。

今作では「おぼえたわざ」はデフォルト対象が固定(一部全体化の選択は可)となっているので、反対側の対象に直接かける事は出来ない。
安全弁的な措置と言えなくもないが、リフレク反射も出来ない為パーティーアタックによる応用が非常にやりにくい。

  • 前作で出来たエアロガ4人リフレク反射などは不可。

本作では24種の「おぼえたわざ」があり、瓦礫の塔で出現するブラックフォースが「グランドトライン」「フォースフィルド」「マイティガード」「融合」「大海嘯」の5つを除いた全てを使用する。

  • 「大海嘯」のみスケッチやあやつるで使用させられる。

ガウの「あばれる」で出る技の中にはショック火炎かまいたちなど
「青魔法の発動エフェクトが出るものの、ラーニングは不可能」という技がいくつか存在している。
実は青魔導士としての実力はガウの方が上?

  • あばれるでの魔法系の特殊攻撃はだいたい青魔法の発動エフェクトがつく。が、魔導レーザーなど魔封剣が有効な技も存在する。上記おぼえたわざの特性を考えると、これらは青魔法とは呼べないかもしれない。
    • ゲーム中では「青魔法の中にはリフレクで反射されないものもある」と説明される。
      ストラゴスが扱える青魔法は全て反射されないのだが、上記の敵専用青魔法の中にはリフレクが有効なものもある。
      台詞と併せて考えると本来はこれらの技もストラゴス用として用意されていたのかも知れない。

本作には白魔法・黒魔法という区別は無いのだが、青魔法だけはある。

  • 「青魔法」という単語は、初心者の家やサマサの住民のセリフの中のみに登場。
  • 「血は薄れたが何らかの形で魔導の力を持つ」という設定のサマサの住民たるストラゴスが使えた為、本作では設定上「魔法の亜種」ということである模様。
    • 帝国の警備メカ(多分)であるトラッパーが身に付けていた為、帝国側も研究はしていた模様。

GBA版以前のFF6ではバグのため基本的に暗闇は何の意味も成さないのだが、唯一ストラゴスにとっては脅威となりうる状態異常である。
なぜなら目視できないために「てきのわざ(青魔法)」をラーニングできないから(この効果はバグ関係なくしっかり反映されるのである)。


発動時エフェクトの音がカッコいい。某クイズ番組ア○ック25の「青」の音に似てると思ったのは私だけ?

  • そのエフェクトだが、実はデフォルトで処理落ちしている
    一人旅などをしていて敵味方の総数がかなり少ない場合のみ
    本来の処理速度での青魔法エフェクトが出るのだが、むしろこっちのほうが早送りをしているように見えてしまうだろう。
  • それ原因なのかは不明だが、ピクセルリマスター版だと発動エフェクトが白魔法と同じになってしまった。

GBA版以降でも特に新しいおぼえたわざ(青魔法)は追加されていないが、追加モンスター勢で使用する連中も色々いるので注意。


「おぼえたわざ」の一覧はこちら

FF7

マテリアてきのわざ」。
一つのマテリアで誰でもいつでも使えるため、
他のマテリアよりも効果は高くなっていた様に思える。


天使のささやきとかホワイトウィンドとかかなり便利。もちろん集めないとだめだが。
はっきりいって普通の魔法マテリアを付ける必要がなくなるほど便利。

  • だからバトルスクエアで魔法マテリアが壊れても痛くも痒くもない。むしろボーナスが大きいので壊れて欲しいくらい。

性質上分裂しないマテリアであるため、個数が限定されるのが欠点。
全部で4つ存在するので取り逃さないように気をつけよう。

  • 支援マテリアの効果が全く及ばないのも欠点。
    それでも強力な技が大量にあるのだが。

ラーニングの機会が限られているものとして、トラインなんとか???がある。
コンプリートしたい人は注意しよう。


他シリーズに較べてかなり使い勝手がよく感じる。
・5や6では青魔道士のステータス自体が高くなかったが、7では誰でも使えるしバトルメンバー3人同時に使える仕様。
・8や10では必殺技扱い、しかも他のキャラの必殺技に較べると攻撃手段としては弱いが7では、いつでも使える。
・7の魔法マテリアは1~4種の魔法しか使えない(マスターは別。ただし育成に膨大な時間が必要)が、これは1つのマテリアで20種もの魔法で攻撃も回復も防御もできる。
・単純に消費MPの割に威力の高い攻撃魔法や、回復魔法が多く、他のシリーズよりクセが強くない。

  • かのマトラマジックのように粘って敵さんから回収しないといけないものもあるが、
    20種の中に捨て技がほとんどない。ので、ストーリー進行中にどんどん該当する技をラーニングしていきたい。
  • 7特有の事情として、「魔法マテリアを装備すると力やHPが下がる(魅魔力やMPは増えるので魔法向けのステータス補正がある)」という問題があるが敵の技は補正がないのでそのデメリットもない。通常の魔法で同等の効果を得るにはマスターまほうが必要となる。

最終的にコンプしたいならマテリアが4つ揃ってから一人に4つともセットして一気に修得していった方が効率はいい。

  • そこまで慣れないうちや初回プレイの攻略重視視点と、コンプリートとか目指すやり込み視点じゃ方針も変わるってことだな。
  • ある技に関して、習得済・未習得の複数のてきのわざマテリアを1人が同時装備しているとラーニングできない(PS INT版・WIN PC版で確認)。
    具体例:てきのわざマテリア[A・B・C・D]のうち[A・B]に青魔法・敵の技/【ベータ】を習得していて残る2つ[C・D]にも習得させたい。この場合、[A・B・C・D]や[A・C・D]や[B・C・D]などの組み合わせだと習得できない。

表記こそ「敵の技」だが、操らない限りお目にかかることすら出来ないものが結構あったりする。

FF8

キスティス特殊技青魔法」。
本作では敵からラーニングするのではなく、青魔法アイテムを使うことにより修得する。
全て修得すると以下の計16種類が使えるようになる。


「メーザーアイ」や「臭い息」を次々と放つキスティス先生のシュールさは周知の通り。
最強技はラストバトルのグリーヴァの技にして、敵全体に1万オーバーのダメージを与える「ショックウェーブパルサー」。
……なのだが、1万オーバーどころじゃないダメージを与えられる他キャラの特殊技に比べて、どうにも格落ち感があるのは否めない。
キスティスが2軍落ちしがちな一番の原因である。

  • しかし、フィニッシュブローの発動がランダムな連続剣や入力が苦手なプレイヤーには使いづらいデュエル、持たせる魔法を絞っておく必要のあるヴァリー、常にアイテム消費が必要なショットよりは、堅実にダメージを与えられる分勝っている気もする。
    「デジョネーター」は低レベルクリアなどを目指す際に必須と言っても過言ではない。
    • デジョネーターは経験値が入ってしまうので低レベルを維持するという観点では注意が必要。
      ジャンクションを制限するなどの縛りプレイ時や、HPの高い雑魚を狩る時には非常に頼りになる。他キャラの最強技を叩き込むより確実な上にステータスにも依存しない。何より演出が圧倒的に短い。
  • しかしながら「特殊技」という性質上、高い確率でコントロール出来るとは言え、思い通りに繰り出せない状況も少なくないのは、やはり使い勝手が良いとは言い難い。
    やはりその他のシリーズではコマンドの一つとして(MP消費こそあれど)自由に青魔法を放てる事と比べてしまうからだろうか。
  • アイテム習得なので、序盤でカードをやり込めば、最悪炎の洞窟前にマイティガードや臭い息など補助技を覚えられる。そういう点でキスティスは上級者用のキャラクターなのだと思う。
  • ちなみにガトリング砲のみプロテスで半減されるが、他はすべてプロテスとシェルを貫通する。

サポート役には適任。
オメガウェポン戦やアルティミシア戦では特に役立つ。


「青魔法」と呼称されてはいるものの、他のSeeDの面々が誰一人として同様の能力を持っていないことから、ガーデンで教えているわけではなく単に彼女の体質と思われる。

  • キスティスが孤児になった原因って、もしかして……
  • というか、設定的に妙な矛盾が起こる名称でもある(魔法関係の設定を考えた時に)。
    • セルフィのスロットも考えると、この世界の女性はみんな魔女になる萌芽というか、魔法の基礎的才能みたいなものがあるのかも知れない。
    • 設定的には擬似魔法はG.Fをジャンクションしていなくても使える。これはキスティスが擬似魔法を応用して習得したものであると思う。

なお、最初から覚えているのはメーザーアイのみ。この技をどうやって覚えたのかは不明だが、彼女はこの時点では色々な敵の技を覚えられることに気づいていなかった可能性がある。
また、青魔法アイテムをどのように「使う」のかも謎である。
物語を進めていくうえで、妙な液体を吐いたり息が臭くなったり銃弾やミサイルが放てるようになったりと、どんどんエラいことになっていく自分の体を彼女や仲間たちはどのような気持ちで受け止めていたのだろうか…

  • ほとんど改造人間の様相である。
  • トゥリープFCのキャラたちも彼女の真実を知ったらどう思うのだろうか。こっちも気になる。 
    • アイツラ、キスティス(とスコール)の戦闘経験を把握してるぞ。敵の撃破数を把握してるってことは、
      つまりキスティスが青魔法を使うことくらいFC会員には一般常識に等しいのだろう。
  • なぜスタッフは(視覚的に)アレな技の多い本作で、あえて普通の美女に使わせることにしたんだろうか…。
    他シリーズのモンスター好きのジジイ怪人獣人とかならまだわかるのだが。
    • そもそも、本作の仲間は美男美女しか居ませんし……。女子陣の魔法系特殊技を見ると
      「ストレートな魔法をクセのある使い方で」使用するセルフィ・リノアに対して
      「クセのある魔法をストレートな使い方で」使用するキスティスと言ったところか。
      つまり、青魔法を自由に使いこなせるほどキスティスが優秀だったのが原因なのでは。
  • FF8の「特殊技」全般の傾向として、演出でを取りに行っている技が多い点は補足しておく。
  • 元々メーザーアイ以外にも青魔法は持っているが、戦闘に使えるようなものではなく、彼女が選択肢から省いているのかも。

『青魔法』一覧はこちら

FF9

クイナのアクションアビリティ「青魔法」。
敵をたべたり調理することで青魔法を覚えていく。
回復・補助の青魔法を覚えておけば活躍できる一方、攻撃は特殊な攻撃が多いので扱い辛いが
法則を知っていれば確実に9999を出せる『リミットグローヴ』や
中盤(特にデザートエンプレス)でレベルが5の倍数の敵が多いため活用出来る『レベル5デス』や
上記の方法で鍛えられる『カエルおとし』等が主力となる。
一応リレイズやマイティガードなど、極一部の技はそのままの効果で特にデメリットもなく使いやすい良技なのだが、それ以外のほとんどの技は乱数依存だったり、敵HPに対しての割合ダメージだったり、命中率が低かったり、まともな説明もなく知らないと全く使えなかったり、全員にただアイテムを使うという魔法らしからぬものだったりと、
他作品と比べても特にアクが強く、情報なしではまともに使えたものではないものばかりであることは前提に置いておく必要がある。
クイナ自体の加入が任意で、ステータスも低めで尚且つ青魔法も習得が他と比べても手間がかかり、通常攻撃も信頼出来るものではないため、このキャラ自体が情報前提のキャラと言っても過言ではない。
一部でクイナ及び青魔法を無条件で持て囃す声があるが、情報なしで無条件に使える類のものではないので、慣れてない人は偏った情報を鵜呑みにして悲惨な目に遭わないようにしたい。


青魔法は「集めて・覚えていれば意外なところで役に立つ」ことが多いが、本作でもその点は変わりない。
ただ試運転して性能を把握しないと、いざという時にうまく立ち回れず器用貧乏な思いをしかねない。
逆に把握した場合の「夜」や上記カエルおとしなどは本当に頼もしいが。

  • ちなみに、本作の青魔法はDisc3まで一切覚えていなくても、Disc4だけで全てを覚えることが可能。
    尤も、そんなプレイをする人は余程の縛りプレイでもない限りはいないだろうが。

食べた直後に修得するので、そのバトル中から使用可能。
前作と違い食べた敵からは経験値が入るので、低レベル攻略では目当ての敵だけ食べて逃げる食い逃げ方式で修得していく事になる。
敵が2体以上出てこなければ実践できないのが難点。


『青魔法』一覧はこちら

FF10

キマリオーバードライブ技敵の技」。
コマンドアビリティ「竜剣」で特定の敵を攻撃した場合に新たな技を覚える。
新たに技を覚えた場合に限り、オーバードライブゲージが満タンになる。
オーバードライブ技という性質上、多少攻撃に偏り気味だが、防御・回復・補助等の技も揃っている。
最強技「サンシャイン」を覚えるためには、
オメガ遺跡オメガウェポンか、すべてを超えし者への「竜剣」が必要。

  • ちなみに、「サンシャイン」以外は雑魚敵から習得できる。
    期間限定の敵の技は存在しないため、コンプリートは容易。
  • 習得できる青魔法のいくつかは特殊魔法である為、魔力を物理ダメージ計算で攻撃するため
    魔力が高ければ大ダメージを与えることが可能。
    敵が使用する場合は通常魔法として扱われるため破格のダメージは発生しないが
    一部のみ防御無視するので注意。

だが、他のキャラのオーバードライブ技と比べてしまうと威力的には乏しい。

  • FF10の発売延期前は、普通のアビリティとして扱われており、スフィア盤に置かれていた。
    発売延期後、キマリのオーバードライブ技に設定変更されたという経緯があるので、
    余り強くないのもこのせいかもしれない。
  • ビランやエンケはこれらの技を通常の特技としてバンバン放ってくる。条件を満たさないと満足に使えないキマリはロンゾ族として劣っているのでは、なんて思えなくもない。
  • だからビラン大兄に「未熟者め」といじめられてたとか。
  • 威力もそうだが使い勝手が悪すぎる。
    他のキャラの技や時にはアイテムにまで使い勝手や性能で負けてしまう。
    敵の技より別のオーバードライブ技が欲しかった。
  • 特に闘技場まで来ると通常攻撃でも99999が飛び交うようになるため、多段ヒットしない敵の技より行動が早い分通常攻撃のほうがマシになってしまう。補助魔法に関しても防具の改造や通常の魔法で簡単に代用が効いてしまう。かなり不遇な存在。
  • 石化耐性が無ければ、石化ブレスで敵を一掃する手段として活用できる。焼け石に水だが。
  • エスト2みたく全消費ではない技だったらよかったかも

補助技はリュックの調合に遠く及ばない……と酷評されがちだが
もともと調合は初出のFF5から「色々試してみて初めて真価がわかるもの」であり、初心者が使いこなすには難しく、時間もかかる。
その点マイティガードは当然のことながら(簡単にではあるが)説明がついており、使ってみればその強さが一目でわかるため、ボス戦前にキマリのODを貯めておいて開幕マイティガードを使う戦法は初心者でも気付きやすくわかりやすく有効な作戦。
マイティガードの上位互換である調合は、序盤に手に入れるのが困難なレアアイテムが必要だったり、あるいはマイティガード以上に入手が遅かったりするのもポイント。


インター版での表記は「Ronso Rage」。ロンゾ族のみが使えるという点が強調された感じである。


『敵の技』一覧はこちら

FF10-2

【魔銃士】【魔銃弾】項目を参照

FF11

詳細はこちら→青魔法


青魔道士が習得可能な魔法系統。他作品と同様にラーニングで魔法を習得する。
下記要素から他の魔法やジョブにない独自性を持ち、青魔法の構築如何で様々な役割を果たすことが可能となる。 

  • 魔法だが物理攻撃に近い特徴の青魔法が存在する。
  • 習得後、「セット」した魔法のみが使用可能となる。
    • セットの制限として魔法ごとのコストがある。
  • セットに応じステータス強化やジョブ特性が得られる。

FF14

詳しくはこちら→ワラキ族#青魔法青魔道書


青魔道士の魔法系統。
ラーニングか、習得魔法数に応じて得られる「ブルートーテム」により習得していく。
しかしいくら覚えても最大24種類しかセット・使用できないため、非戦闘時に「青魔道書」という項目で青魔法を選出しておく必要がある。


青魔法の根幹はモンスターも魔法と同様にエーテルを練って技を使っている、というところから来ている。
魔法に見えないような敵の技も含め、青魔法の力で各動作などを再現しているらしい。

FFTA

青魔道士のアビリティ「青魔法」。
ラーニングで覚えるのは同じだが、状況やレベルによってはコンプリート不可能な状態にハマったり、
覚えるのに一工夫必要だったりするため要注意。
ゲーム後半になるとゴブリンが出現しなくなるため、
特定のクエストを残すか通信が必要な「ゴブリンパンチ」、
同じく習得期間が限られる「ドラゴンフォース」、
レベル48を超えると喰らわなくなるため覚えるのが不可能になる「レベル3デフレス」、
レベルの下一桁を使い手と同じに揃えなければならない「レベル?Sフレア」、
事前にリレイズをかけておかないと覚えない「死のルーレット」、
真正面から受ける必要がある「にらみ
あたりが厄介な青魔法だろう。


まず目当ての技を使うモンスターと遭遇するまでが厄介なこともあり、ラーニングは非常に面倒。
しかし見返りも大きく、実用性の高い技が揃っている。
特にホワイトウィンド天使のささやきくさい息あたりは
人間族なら全員に覚えさせてもいいくらい優秀な技である。
これらに加えてマトラマジックドラゴンフォースツイスターなどもあるとさらに便利。


使用頻度の高い技の大半は魔法攻撃力に依存しないため、物理系ユニットでも使いこなせる。
天使のささやきの回復量は魔攻の影響を受けるが、リレイズ目当てで使う場合がほとんどなので困らない。
攻撃・補助・回復と色々できる「迷ったらこれ」なコマンド。


『青魔法』一覧はこちら

FFTA2

青魔道士のアビリティ「青魔法」。
前作でハマりやすい魔法が無くなり、レベル系魔法は裏魔法になったので
多少コンプリートしやすくなった。
ただ一部のものは非常にラーニングしにくく、リレイズ必須なのは変わらない。


MP開始0仕様も痛い。死のルーレットなんか、リアルラックと根気が居る。
あと前作で青魔法だったものが除外されたりしているので、前作プレイヤーは困惑させられる。
青魔法で無くなったのはあげるとしたら、使いやすかったツイスターだろうか…。

  • 逆に前作特技だったものが青魔法に上がっているものもある。

消費MP半減をつけると初手から戦いのダンスを使えるようになり、
メンバーの物理火力を底上げするのに貢献できる。
ちなみに土属性の攻撃魔法も習得できるが、弱点とする敵が少ないためそれほど有用ではない。


何故か「天使のささやき」「ホワイトウィンド」で自分自身を回復できなくなった。
また、マジックバーストに対応しているのは「クエイク」のみ。


『青魔法』一覧はこちら

PFF

青魔道士のジョブアビリティは「敵の技」。
システム上ラーニングせず、最初から覚えてる技を「青魔法」として教えてもらってるような感じである。
リメントブレイク時に技を繰り出すが、うまく使うには練習がいる。

FFEX

青魔道士のアビリティ「青魔法」。


『青魔法』一覧はこちら