キャラクター/【クライヴ・ロズフィールド】

Last-modified: 2024-05-06 (月) 23:45:48

FF16

FF16主人公フェニックスドミナントを有するロザリア公国の第一王子で、年齢15歳。CVは内田雄馬(少年期)→内田夕夜(青年期・壮年期)。

  • 年齢は、シナリオ冒頭の少年期では15歳、青年期では28歳、壮年期では33歳。身長は公式設定非公表だが、FF14とのコラボ時に身長が比較された結果、青年時182~183センチと思われる。
    • 前作の30歳であったノクトを超えてナンバリングシリーズで史上最年長の主人公である。
      • これは海外ゲームの主人公は30~40代がメインで年齢層が日本と比較すると高めになっている。前作もそうだが恐らく海外展開を意識して主人公の年齢を30代にしている。
    • 宇宙を夢見るどこぞの32歳よりも若く見えるが実は一つ上。

ロザリア公国を治めるロズフィールド大公家の嫡男として生まれるが、フェニックスのドミナントとして覚醒せず、その役目は弟のジョシュアが担っている。
代わりに剣の鍛錬を積むことで高い戦闘技術を誇る。
御前試合にて実力でナイトの称号を得て、正式にジョシュアを守る盾となり、"フェニックスの祝福"を与えられ、その能力の一部を使用可能となった。
エルウィンはロザリア大公として敬いながらも親子仲は良く、弟ジョシュアとは互いの能力や立場の違いに由来する劣等感を抱えながらも守り抜くと誓い合った。
一方で大公妃である母アナベラからは、フェニックスのドミナントとして覚醒しなかったことを理由に、嫡男であるにも関わらず疎まれていた。
ジルとは幼なじみであり、お互いに意識し合う仲。
クライヴは最初から最後までずっとジルを想い続けている。
トルガルという愛犬(狼)がおり、子供の頃から可愛がっている。


ロザリアの騎士として鍛錬に励んでいたが、フェニックスゲートの惨劇で父と弟を失い、自身もザンブレクに囚われてしまう。
弟の敵であるもう一体の火の召喚獣イフリートのドミナントを殺すために13年間ベアラーの兵士として生き延びる。

  • ベアラー兵当時は「ワイバーン」という偽名を付けられていた。ただこの偽名はそれほど嫌っていないようで、本名を名乗るまでもない相手に自らワイバーンと名乗ることもある。
  • 成長した後のクライヴは父親にとても似ている。

その性格は一言でいうと13年スレてたとは思えないほど、めっちゃいいやつ。
表情が硬いだけで、基本的には礼節や義理を忘れないし、世界の実情を見て他人事と思わず真剣に向き合うなど責任感もある。
「自分だけでは何もできない」と謙遜している事が多く、周囲への気遣いもできる。
理不尽に責められたり、無茶苦茶なことを言われてもそれが道理さえ通っていれば受け入れるなど、とても聞き分けがいい。

  • 子供たちの天秤の修理の際に部品を余らせたり、ディオン脱走の際に「王子というのはみんな無茶する」と言われた時に「ジョシュアに伝えておく」と大真面目に返すなどやや天然の気がある。
     ここで待つのか?
    • シドを名乗ったり復讐者だったりとクライヴのキャラ付けに困惑していた人達の中には、この天然感や叔父さんのところで見せた子供っぽいところにFFの主人公感を見出せた人も割といるのではないかと思う
  • 一つ欠点を上げると責任感が強すぎて物事を背負いすぎる傾向にあること。
    一度これでジョシュアに殴られている。
    • そういうジョシュアもその傾向はかなりあるため、似たもの兄弟である。
  • その人格者っぷりったるやバルナバス、アルテマのような相手ですら戦闘中に共に歩む可能性を示して説得を試みるレベル。
  • 嘘をつく時、本人が気付いていない癖があるらしい。作中で目立った様子はないが、幼馴染のジルが露骨に言葉を濁し、バイロンが甥の名誉のためにも黙っててやってくれと言うほどの特徴のようだが……
    • という嘘をバイロンがお茶目に言ったばかりにジルは嘘をつくときの仕草があると信じてしまい、隠れ家最後の別れのシーンであのような反応になってしまった

追い打ち攻撃や宝箱を開ける際、バリケード破壊の際など足グセが悪い。


基本的には今作唯一のPC。
一刀流の剣と魔法で戦う。
当初はフェニックスより与えられた火の魔法とその関連アビリティのみ使えるが、物語が進み召喚獣を装備できるようになると様々なアビリティが使えるようになる。

  • 剣は普段ホルダーに納めており、イベントシーンで装備中の剣が取り扱われることも多いため、奇抜な形状の剣や、短剣、大剣といった規格外のサイズの剣などは装備武器としては登場しない。アップデートでオニオンソードなどが追加されたが、真面目なイベントシーンなどで装備していると雰囲気が滅茶苦茶に

鉄王国とダルメキアの闘いに暗殺任務として駆り出された先で鉄王国のドミナントとなっていたジルと再会。
ジルを殺すことができず、上官のティアマットを返り討ちにし、逃走しようとしたところでシドと出会い、彼に保護される。
彼の仲間にジルを預け、以降は復讐のためにシドとともに火のドミナントを探しすために、ノルヴァーン砦へ向かう。
火のドミナントと思われるローブの男を追ううちに、ウォールードのベネディクタ並びに彼女の顕現したガルーダと対決することとなる。
ガルーダとの戦いの果てにイフリートに顕現したクライヴは召喚獣イフリートのドミナントは自分自身であったことを知る
一度は自死を乞うほど追い詰められたクライヴだったが、シドや回復したジルに支えられ真実を探すためにかつての惨劇の舞台フェニックスゲートへ向かう。
そこで自分こそがイフリートであるという現実を受け入れたクライヴはさらなる真実を探すため生きる決意をする。


また、ベアラー迫害の現実を目の当たりにしたことで「人が人として生きていける世界」を欲するようになる。
その実現のためシドの協力者になるが、シドからマザークリスタルが黒の一帯の原因であり、その破壊が今後必須であることを告げられる。

  • ただ、理屈を説明されてもクライヴは当初かなり懐疑的であったようで、マザークリスタル・ドレイクヘッド潜入任務中はあまり乗り気ではない様子であり、シドに対して皮肉を言う場面も。

ドレイクヘッド最奥でシドの最後を見届けたことで彼の跡をつぐ決意をする。
その後、五年の歳月をかけてベアラーを保護しつつ、フーゴによって壊された組織と隠れ家を再建。
再び、マザークリスタルを砕くために活動を開始する。

  • 33歳時にはシドの名前も継いでいる。
    個人の名前はクライヴで組織の長としての名前がシドという扱い。
    そのため、主人公がシドという歴代でも初めての展開に。

公式サイトなどではクライヴが「ロザリア公国の第一王子」と紹介されているが、本来ロザリアは王国ではなく公国であり、エルウィンの肩書も王ではなく大公となっている。
そのため、正確にはクライヴも王子ではなく大公子にあたる(ジョシュアも同様)。


今作において戦略兵器級の扱いを受け並の兵士では太刀打ちできない存在として描かれる召喚獣、ガルーダとオーディンを人間形態で一度は撃退している化け物。
力を付けて情報も出揃っているバルナバス戦はともかく、序盤でガルーダと戦い、回復されてるとは言え爪を切り飛ばし眉間に剣を突き立てる深手を負わせているのは、やはりと言うべきか流石と言うべきか


作中直接描かれない5年間の間に、自ら立候補しシドへ就任した上で隠れ家の再建や石の剣の創設するなどを組織のリーダーとして十分な素質と能力を持っている。一方で(アクションゲームの主人公故ということもあるが)非常に「出たがり」でありその点について苦言を呈する部下もいないわけではない。またジョシュアのナイトとして優れた戦闘能力を持つ一方で戦術指揮についてはさほど自信がないのか(あるいは自らの戦闘能力に絶対の自信があるのか)、イーストプール防衛戦では指揮権をウェイドに速やかに移譲しておりウェイドの側も特に何か言うでもなく指揮を引き受けている。

  • 先代シドがそもそもじっとしてられない性分として、カローンおつかいから任務まで積極的に自ら動いている。
    またドミナントである自分達ならいざという時でも大概のことはどうとでもなるという思考も受け継いでいるため、『シド』とはこう言うものと思ってるのかもしれない。
    ……まぁ、サブクエをほいほい安請け合いしてる様子を見るに結局はお人好しなのだろう
    • ジョシュアのクエストラインでヨーテから「ジョシュア共々お人好しだ」という意味の言葉をかけられるが、それにたいして「そういう兄弟だ」と返していて、自覚があるようだ。また後続クエストにおいてジョシュアのナイトたる自身の仕事の本質が政治家である旨語っている。「お人好しの政治家」という本編で描かれるクライヴの人格については自覚があり、またそれは目的意識をもって自ら築き上げたものなのであろう。
  • イーストプール防衛戦でウェイドに指揮を譲ったのは、ウェイド以外のメンバーの能力を把握しきれていない自分より長年彼らを率いてきたウェイドの方が的確な指揮がとれると考えたからとも考えられる。