セリフ/【別に強くなくたってさ。一緒に来たし 一緒に行くんだ。】

Last-modified: 2021-04-10 (土) 22:42:01

FF12

最終決戦のバハムート内でのヴァンのセリフ。

  フラン「解放軍は善戦してるわ。私たちもしくじれないわね。」
  ヴァン「――大丈夫。オレたちが勝って、アーシェは女王様だ。」
 パンネロ「女王様かあ。でも、なったらなったで大変そうだな。」
 バッシュ「その時は女王を誘拐して名をあげたい、空賊の出番さ。」
バルフレア「アーシェなら自力で逃げきってみせるだろ。」
 アーシェ「そこまで強いと思っているの?」
  ヴァン「別に強くなくったってさ。
      一緒に来たし―― 一緒に行くんだ。」

という会話で出てきたセリフ。


最終決戦前で(軽口の類だが)弱音を吐く仲間を励まそうとする辺り
あの頃とは比べ物にならないほど進化している。


KYというより泰然としている「実にヴァンらしくない」台詞である。
これに限らず、要所要所でヴァンはプレイヤーを思わずハッとさせる「主人公」らしい発言をしている。探してみるのも面白いだろう。状況や雰囲気とマッチしてないのが難点ではあるが。


FF14内にあるトリプルトライアドのカードで歴代の主人公カードが存在し、フレーバーテキストには各キャラを代表する台詞が添えられているが、ヴァンのカードの説明文はこれである。


ヴァンらしいセリフでもあると同時にヴァンの成長を感じさせてくれるいいセリフであるのだが、上記にもある通り、微妙に雰囲気にあっていない。

……だが、イベントを冗長にしないためと主人公にしめてもらうぜ!と考えると状況にあっていて、ヴァンらしく、さらにはいいセリフというのは確かにこのセリフ以外にはなかなか思い付かない。


バッシュとバルフレアが逃げる事を進める意見に対してヴァンは支えて前に進むと言ってるんだよね
2人の台詞が単なる冗談だったとしても、最終決戦前で後ろ向きな意見というのもあまり良いとは思えないから
ヴァンの台詞で相殺しているのはいい感じかな

  • 一緒にみんなで逃げるという意味にもとれるのだが…
    最終決戦を一緒にいくという意味なら会話の流れがおかしくなるし…

ヴァン特有の舌足らずな発言のせいで会話が微妙に噛み合ってなく感じるプレイヤーもいる。
即位後に一緒に逃げるということなのか、これから最終決戦にみんなでいく話なのか。

と、野暮な突っ込みが出てくるもののここまで来たプレイヤーからはシメの台詞と感じることのほうが多いだろう。
FF12というゲームはこういうことが言いたいんだと感覚的に教えてくれる名言。


ヴァンのこのセリフはバルフレアやアーシェのセルフにかかってると考えれば別段噛み合ってないことはない
砕いて言うと無理して強がらず仲間としてこれからも支えてくから頼ってくれていいよってところかな

  • かかっているのはバッシュの言葉から全部ではないだろうか。
    元々6人での旅の始まりが王女"誘拐"という形だったが、自分たちは攫う/攫われるの関係ではない。アーシェが"強くなく"とも、そんな一方的な関係にはならない……という。
    アーシェとバルフレアの台詞もおそらくフォーン海岸での会話が基で、ここまでの旅路を思い起こしながらのシーンに見える。

DDFF

ストーリーモード012終章、異界へと続くひずみにてヴァンが発言。
「オレたちは仲間だろ、一緒に来たし、一緒に行くんだ。」
なお、ツンツンのライトさんに対してのものである。

更にヴァンの汎用エンカウントボイスのひとつである。
「一緒に来たから 一緒に勝つんだ!」は恐らくこれが元ネタだろう。


会話の流れは

ライトニング「無駄に命を落とすくらいなら……次の戦いに行け!私がおまえを眠らせてやる!」
ユウナ「ライト──!!」
ヴァン「……なんだ 心配してくれるんなら素直に言えばいいのに」
ライトニング「なっ──!誰が──」
ヴァン「心配するな オレはマジメに考えてる。『勝ち』にいくってちゃんと考えて言ってるんだ。
眠らせるとか言うなよな、オレたちは仲間だろ。一緒にきたし 一緒に行くんだ」

というもの。非常にマッチしている。

DFFAC

ヴァンのC.Lv14で開放されるシンボルチャット
一緒に勝とう、というニュアンスのフォローができる。
あとはジタンのナンパに空気を読まず割り込み、一緒に着いていこうとしたりできる。