FF7
ニブルエリアの森に出現する、肉団子に手と背骨がついたような外見のモンスター。
そのビジュアルとドゥドゥフェドゥを上回る変な名前から何かよく解らない強烈なダブルインパクトを与えられる。
ただ出現場所の関係上普通に進めているとまず出会わない。
リミットゲージを上げるために森でバルロンと戦おうとすると
高い頻度で出現するうえに、挟み撃ちまで仕掛けてくるので注意。
ニブルエリアの森は敵の出現数が5、6体と多めで稼ぎ場としてもたまに使われるが、撃破数稼ぎをしている場合、このババヴェラウミュがなかなか鬱陶しく感じてしまう。2体でしか出てこない上、たまにはさみうちを仕掛けてくる。しかも出現率も高くこいつと連続エンカウントもよく起こる。せめて4体以上で出てきてくれるか出現率が低めならまだ撃破数稼ぎスポットの有力候補だったのだが…。
主に「軟骨剣」、「ジャンプ軟骨剣」で攻撃し、たまにスロウやサイレスを使う。
魔法を受けるとサイレスでカウンターしてくるが、MPが足りない時は「魔吸軟骨剣」でMPを吸い取ってくる。
FF7で出現する雑魚敵の中では、魔法も含め技名の表示される技をかなり多く使用するモンスターである。
- おいしそうな名前の技、と言われていた。実際、自分もそう思った。
闘技場で出現する場合はたいてい二体セットなため、スロウ連発が非常にうっとおしい。
速攻で片付けるべし。
とにかく、どの言語体系にも属しそうもない奇妙すぎる名称が印象的。
「ババ」「ヴェラ」と濁点の強調された語調(しかも「ババ」は関西弁では超ド級の汚物に対する呼称)に
「ウミュ」という、どこぞの萌えキャラの口癖のような柔らかめの語尾で締められるという、日本語的には
アンバランス極まりない語感が、どうもたまらない。
「ウミュ」ではなく「ウム」だったらラテン語系の語感になって、何らかの学名っぽくなるものを…。
- ちなみに、海外版では「Bahba Velamyu」、ババ・ヴェラウミュと切るらしい。
- 綴りは少し違うがロシアの民話にバーバ・ヤーガという魔女が登場する。バーバは老婆、つまりババアの意。
- あのスウェーデン発祥のホームファニシングストアで売ってる、開けた菓子袋を留めるクリップがBEVARAって名前だけど、形が似てなくもないし、まぁでも関係ないか。
ちなみに、背中にはでかい一つ目がある。
FF7R2
けったいな見た目はそのままに登場。軟骨剣は使わなくなったが、似たような吸血技を使用する。
カルチャライズの多い英語版でもそのままの名称のため、やはり語源は不明。
尻尾か触角のように見えていたのは吸血器官であり、血流を調節することで硬さを増すという。…大丈夫かコレ?