モンスター/【FF6のボス達】

後半になるとHPがインフレ化し、どのボスも30000～50000程度である。
逆に言うと、65535を超えるＨＰに設定できないため最大値は60000台となってしまう。

しかし与ダメージもインフレするため、
結局弱すぎの烙印を押されている。

しかもバニシュ＆デスでほとんどのボスを倒せてしまう

FF6に限った話ではないが、
正攻法で倒そうとした場合、ストーリーの展開にボスの体感的な強さが合わない。
とりあえず、傾向としては、
序盤と終盤のボスが弱く、中盤のボスが強いように思われる。
最初はこちらも相手も弱いが、
中盤ではこちらに強い攻撃手段が碌にないまま相手の攻撃が先に強力になるため強く感じる。
終盤近くなるとこちらが強力な攻撃を持ち始めるのと同時にステータス的にも強くなり、
ついには敵の強さを追い抜く(それでも序盤よりは強いが)。

FF6の場合、一番の山場はアルテマウェポンか。

序盤はこちらも回復手段がケアルとアイテムしか無く、魔法もろくに使えない為、強力な敵を設定できない。
後半はこちらの戦力を幾らでも整える事が可能であり、攻撃力がインフレするFF6では敵を強くするにも限界がある。
戦力が揃わない中盤戦が最も手強く、終盤戦は条件次第では楽に進展するという展開である。
そういう意味では、戦力を整えるのに限界があり、かつこちらが全力を出す事を想定された崩壊前ラスト山場、と言う出番に恵まれた事こそ、アルテマウェポンを良ボスたらしめている最大の理由なのかもしれない。

• 敵グラフィックの巨大さと緻密さのレベルがアルテマウェポン戦で跳ね上がるのも印象に残る一因かと。