FF2・FFLで登場する白魔法。登場作品が非常に少ないため、ナ系魔法の中ではマイナーな存在である。
戦闘中の一時的なステータス異常を治療する魔法。
「バ」トル中・終了後に勝手に治る
「ス」テータス異常を
「な」おす
戦闘終了後も続く状態異常に関してはエスナが必要となる。
FF2
戦闘中の状態異常を回復させる白魔法。バスナの本で覚えられる。
レベルによって治療できる異常の数が異なり
Lv1:毒
Lv2:睡眠
Lv3:沈黙
Lv4:小人
Lv5:麻痺
Lv6:混乱
となっている。
モルボルグレートの攻撃の追加効果で発生する
「どくをうけた」「ねむりについた」「ちんもくした」「ちいさくなった?!」「マヒした」「こんらんした??」
の順番どおりになってる。
2の一時変化はエスナでは治せないので、この魔法の存在意義が出てくる。
しかしバスナを使う間もなく勝手に治ることが多いため、使用機会は極めて稀。
- FC版・WSC版の混乱は自然治癒率が低く、後作のように物理攻撃を食らっても治らない厄介な状態異常なので、一応育てる価値はある。熟練度6まで上げないと真価を発揮できないのが難点だが…
使う機会がまれな理由として考えられるのは、一時変化を受けるのは敵の全体魔法によることが多いので、肝心の術者本人が寝てたり、麻痺してるのでなかなか唱える機会がないことあげられる。
また、他の作品と違って魔法干渉などで失敗することも多いので、さっさと敵を倒したほうが早いと判断される。
瀕死の仲間に使うとなぜか発動エフェクトが出て「びびらせた」というメッセージが表示される。
FF2(PS版以降)
一時状態異常の回復率・継続率がFC・WSC版から逆になってしまった。
そのため回復率が低く危険度も高かった麻痺や混乱がこの魔法に頼るまでもなくすぐに自然回復してしまうようになり、有用性が激減。
逆に睡眠は自然回復しづらくなったため、使うならLv3程度で十分に。
FF4
FF4ではバスナ自体は存在しない(データ内では存在する)が、ミスリルの杖を使うことで同様の効果が発動する。
- ユニコーンの角でも味方全体に同様の効果が発動。
FF4(DS版)
DS版ではミスリルの杖使用時にちゃんとバスナと表示される。
FFL
レベル4の白魔法として復活。消費MPは20。
バトル中のステータス異常(マヒ・眠り・混乱・呪い・バーサク)を治療する。
- 睡眠と混乱は魔道士で叩けばいいし、呪いも十字架で治せばいい。
だがマヒが治せる、それだけでこの魔法には十二分な価値がある。 - 魔道士系には状態異常系の追加効果がある武器を持たせるというパターンもあるため(鞭とかミニマムナイフとか)混乱や睡眠も安全に治せるこの魔法は便利。
(今の段階だと「万能薬」は貴重品だし。)
FFRK
ミンウの初期必殺技として「バスナ6」が登場している。