2010EANEWS

Last-modified: 2010-11-03 (水) 12:22:59

EA「2010年か近い将来にはゲームソフトの低価格化が始まると思う」2010年1月5日(火)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=857

2010年にはゲームソフトの値段が下がる――EAカナダのシニアプロデューサー、Jason DeLong氏がGameInformerのインタビューに応え、ゲームソフトの価格にふれています。氏は2010年のゲーム産業で何が起こりうるか、という質問に「2010年ではないかもしれないが、近い将来には、ゲームソフトの低価格化が始まる」と答え、その方法として「まず始めに少なめの内容を低価格で提供、それから追加エピソードや追加要素でゲームを拡張していく」といった予測をしています。

氏は、これが消費者にとって良いことかどうかは別にして「我々が今後進むことになる方向性」「ソフトの低価格化は同業他社にとってもトピックのひとつ」としており、お金に制限があるなかで、どうやってゲームを遊んでもらえるか、解決すべき問題のひとつと話しています。

北米では、Xbox 360やPS3のゲームソフトの多くに59.99ドルのプライスタグがつけられています。現在でもダウンロードコンテンツによるゲームの拡張は広く見られますが、今後はソフトの価格にも影響を与えていくのでしょうか。

EA、タイガー・ウッズ選手との関係は今後も継続する事を表明1/6

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=863

昨年、プロゴルファーのタイガー・ウッズ選手が女性スキャンダルにより世間を騒がせ、その結果多くの企業がスポンサーを下りる事となったこの騒動。90年代より『Tiger Woods PGA Tour』シリーズを展開するElectronic Artsにも関係するこの一件ですが、EA SPORTSのプレジデント、ピーター ・ムーア氏は、ウッズ氏との関係が今後も継続する事を自身のブログ上にて改めて表明しています。

ムーア氏は「私達は1997年にTigerを世界一で最も才能があり、刺激的なゴルファーと見なし、パートナーとして選びました。」とコメントした後、「彼が認めたように、コースから反れた幾つかの間違いをしました。ですが彼の私生活で起こった事や、スポーツから離れた個人的な休暇を取ると言う決定に関係なく、未だTiger Woodsは史上最も偉大なアスリートの一人です。」と答えています。

その他ムーア氏は『Tiger Woods PGA Tour Online』のオープンベータを今月にリリースする予定である事を明らかにしています。

EAが複数の周辺機器メーカーと提携、インタラクティブ・フィットネス製品を発売

http://www.inside-games.jp/article/2010/01/11/39786.html
フィットネスゲームも大きな市場となりつつあるようです。

EAは周辺機器メーカーであるSakar International、Sunflex Europe、Accessories 4 Technologyと複数年のライセンス契約を結んだとのことです。

これらのメーカーは、EA SPORTSブランドから「インタラクティブ・フィットネス製品」を販売することになります。据置ゲーム機だけでなく、PC及び携帯ゲーム機も対象とされているとされています。

EA SPORTSブランドでは、玩具メーカーToy Islandとの契約の元、スポーツのやり方を声で教えてくれるスポーツ用品の発売が予定されているのは既報の通りで、用具と関連したスポーツゲームに力を入れていくということのようです。

プレイステーション3、Xbox360などにもモーションコントロールが追加されることでフィットネスゲームの多機種展開も夢ではなくなっており、2010年はフィットネスゲームに更なる注目が集まりそうです。

「ビジネスモデルが破綻している」EAの元幹部が現経営陣を猛烈批判1/18

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=912
投資会社Benchmark Capitalでテクノロジー部門を統括するMitch Lasky氏が自身のブログで古巣のエレクトロニック・アーツの現経営陣を猛烈批判して話題になっています。Mitch Lasky氏は前CEO、Larry Probst氏の時代にシニア・エグゼクティブとしてモバイルやオンライン事業を担当しました。

Mitch Lasky氏はまずEAのこれまでのビジネスモデルを4つに分類します。

(1)定期的に発売できて収益が保証されるスポーツタイトル(マッデンやFIFA) (2)不定期ながら大きなヒットが期待できるオリジナルタイトル (3)ライセンス物やpogo.comなどのカジュアルゲーム (4)パートナータイトル

いわば、EA SPORTSで基盤となる収益を確保し、EA GAMESで大きく稼ぎ、その他で収益を補足するというスタイルです。しかしLasky氏は2007年頃にはこの構造は崩壊していたと言います。それは各スポーツのライセンスフィーの高騰で、各タイトルもそれまで以上のセールスは追求できそうにありませんでした。この時期はテイク2との間でライセンスの争奪戦を繰り広げた時期にも重なります。EA SPORTSの収益が不安定になったことで次なる収益を見つける必要がありました。

Lasky氏が2007年にProbst氏に主張したのは、まず高騰する開発コストを削減し、年間の開発費用を2億ドル規模に縮小すること。当時『Spore』『Godfather』といったAAAクラス以外の中堅規模のタイトル(『シンプソンズ』『スーパーマン』)もバジェットが大幅に膨らんでいたそうです。削減したコストはR&DとM&Aに投資し、デジタルディストリビューションやgames-as-servece(saasのゲーム版)に注力するということです。Lasky氏は来るデジタルディストリビューション時代に向けて、巨人になるよりも、コンパクトなサイズに保ち、かつ大きな利益を上げる体制を模索していたようです。

しかしながらまさにイノベーションのジレンマというべきか、Lasky氏のプランは通ることはなく、John Riccitiello氏がCEOとして復帰することになります。Riccitiello氏のプランはLasky氏のようにドラスティックではなく、現行のパッケージビジネスで収益を再度確保できるようにしながら来るデジタルディストリビューション時代に備えるというものでした。ターゲットはEA SPORTSではなくEA GAMESです。

Riccitiello氏は自身が投資銀行時代に手がけたBiowareやPandemicを次々に買収。『Spore』『Dead Space』『Mirror's Edge』『Need for Speed: Undercover』といった大型タイトルを次々に開発・販売、今後も『Dante's Inferno』『Knights of the Old Republic』などが続きます。Lasky氏はPandemicは結局閉鎖することになったことに触れ、さらにEA SPORTSのスブスクリプションモデルへの移行も全く進んでいない批判、「破産した戦略としか言えない」と言います。

最後にLasky氏は投資家の立場から、「Riccitiello氏は11億ドル以上の企業価値を毀損した。企業価値は2003年から下がりっぱなしで、投資家はどんな期待を持てばいいのだろうか?」と結んでいます。

EAは年間のコストを1億ドル以上削減する一方、ソーシャルゲーム大手のplayfishを買収。新たな分野に注力する姿勢を見せています。今後、どのような挽回策が見られるのか、注目されます。

EA、アップルの新型タブレットデバイス向けにもゲームを提供・・・27日に発表

http://www.inside-games.jp/article/2010/01/21/39996.html
Wall Street Journalによれば、27日にもアップルが発表することが確実視されている新型タブレットデバイスにゲームパブリッシャー大手エレクトロニック・アーツ(EA)が参画し、複数のタイトルを開発しているようです。

EAはiPhoneにも積極的にタイトルを投入していて、『ザ・シムズ3』『シムシティ』『Need for Speed』『Madden NFL』『Tiger Woods TGA Tour』などで成功を収めています。新型タブレットデバイスにも当初から参画し、27日の発表会でも、どのようなゲームが実現できるか紹介するとのこと。

この分野で先行するアマゾンのKindleは来月からSDKの公開がスタートしますが、追撃を狙うアップルからも27日には複数のコンテンツパートナーが発表される見通しです。タブレットデバイスは今年の注目の的となりそうです。

EA、『2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会』2010年4月発売

http://www.inside-games.jp/article/2010/01/28/40111.html
エレクトロニック・アーツは2010年1月28日(木)、今年6月に開催される「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会」の公式ゲームを発表しました。

プラットフォームは、Wii、PS3、PSP、Xbox360、携帯用で、2010年4月に発売される予定です。なおEAによれば、この大会の公式ゲームとしては唯一のものとなるとのことです。

『2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会』は、予選に出場した全199カ国のナショナルチーム、南アフリカ大会で使用予定の全10か所の公式スタジアムと各予選地域のスタジアムの数々が収録されています。プレイヤーは、予選からFIFAワールドカップファイナルまでをバーチャルに体験可能。会場に舞い散る紙ふぶきや紙テープ、花火など、大会ならではの細部にわたるこだわりの演出も再現されています。

さらにゲームでは初となる「オンラインワールドカップ」モードを搭載。自国を選び、実際のライバル国のプレイヤーに挑み、グループステージから決勝トーナメントまで、もう1つの「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会」を楽しむことができます。予選敗退してしまった国の選択も可能で、歴史を塗り替えることもOK。

また進化したゲームプレイによって、予選から決勝トーナメントまでの各国のホーム&アウェイ戦略、ゲーム中の戦術、標高による選手の疲労やボールの軌道までも再現しています。

Wii版では、南アフリカ大会に出場する32か国をバーチャルに旅するように、各国と対戦するモードを搭載。ランダムに選んだ選手で始め、対戦勝利後に相手チームから選手を一人引き抜き、自分のチームを組み立てながら、世界の制覇を目指します。またWiiリモコンにチームデータを入れて、友達の家でもプレイできます。

『2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会』は北米では2010年4月27日、欧州では2010年4月30日の発売予定です。なお、日本での正式な発売につきましては後日改めて発表される予定です。

「スポーツは3Dゲーム成功の鍵」-EA SPORTSのドン、3Dゲームの開発に意欲

http://www.inside-games.jp/article/2010/01/29/40126.html
3Dのゲームが成功する鍵とは果たして何でしょうか?

EA SPORTSの最高責任者であるPeter Moore氏は3Dを活用したスポーツゲームの開発に意欲を見せています。

Moore氏は海外ゲームサイトCVGのインタビューに対し、3Dという革新はゲーム業界に大きな機会をもたらすものであるとコメントしました。

「ジェームズ・キャメロンが映画「アバター」でやったように、3Dを念頭に置いてゼロからゲームを組み立てなければならない。今まで見たゲームの中に、そのように作られたものはなかった。彼らが作ったのは普通のゲームを3Dにしたものだった」とコメント。3Dのゲームは既存のものとは異なったコンセプトであることが必要との見解を明らかにしました。

5年ほど前にHD対応のゲーム機が出た際、技術の違いを見せつけたのはスポーツゲームである、とMoore氏。

「一旦3Dが我々に意味することを理解できるなら、EAはスポーツを信じられないほどイマジネイティブな方向で甦らせることができる」と3Dがスポーツゲームに大きな貢献をできるとの考えを語りました。

大手スポーツ専門チャンネルESPNは3D対応チャンネルをスタート、今年6月よりワールドカップなどを3Dで中継するなど、3Dはスポーツ界に大きな動きをもたらしていますが、Moore氏によればスポーツゲームも例外ではない模様。
3Dの映像とスポーツゲームは迫力という点でも相性がよいと思われますが、氏自身が課題として挙げる「3Dならではのコンセプト」をどのように表現するのかが注目されます。

世界の強豪を倒し180万円をゲットせよ!「FIFA インタラクティブワールドカップ 2010」日本予選開催決定!

http://www.inside-games.jp/article/2010/02/02/40183.html
エレクトロニック・アーツは、PS3版『FIFA10 ワールドクラスサッカー』において「FIFA インタラクティブワールドカップ 2010」を開催することを発表しました。

『FIFA10 ワールドクラスサッカー』は、世界のサッカーをリアルに楽しむことができる『FIFA』シリーズ最新作で、FIFA公認唯一のサッカーゲームです。

今年で6年目となる「FIFA インタラクティブワールドカップ 2010」は、国際サッカー連盟「FIFA」が主催する、世界中のプレイヤーを対象としたシーズントーナメント。優勝者には2万ドル(約180万円)やワールド・プレイヤー・ガラへの招待など、非常に豪華な賞品が用意されています。

日本予選大会では、日本全国より出場者を募り、3月7日(日)に大阪予選、3月21(日)に東京予選&決勝大会を実施。見事に優勝したプレイヤーには、5月1日よりスペイン・バルセロナのオリンピックポートで開催されるグランド・ファイナルに参戦できます。腕に自身のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

なお、エントリー受付は日本大会公式サイトより応募でき、2月1日(月)から2月15日(月)の23時まで受付が可能となっています。

『FIFA10 ワールドクラスサッカー』は、好評発売中で価格は7,655円(税込)となっています。

「地獄へ堕ちろ」-『ダンテズ・インフェルノ』のCMが放映拒否される2/6

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1055

ダンテの「神曲」をモチーフとした『ダンテズ・インフェルノ』、そのCMが放映拒否されました。

2010年2月7日はスーパーボウルの日。アメリカンフットボールの最強チームが決定される大会だけに高い注目度を誇り、各社が趣向を凝らしたCMを放映することでも知られています。

『ダンテズ・インフェルノ』には1分43秒のCMが用意されましたが、放映拒否されてしまいました。今年のスーパーボウルを放映するCBSによると、CMの最後に出る「Go to hell」というコピーが不適切だったとのことです。

問題のコピー「Go to hell」(地獄へ赴け)は「Hell Awaits」(地獄が待ちうける)に改められています。主人公ダンテが恋人ベアトリーチェを救うために地獄に行く……という内容だけに、「Go to hell」は「地獄へ堕ちろ」「地獄へ赴け」のどちらの意味にもとれます。

CMの全体的なタッチも大きく変化しています。旧バージョンがホラー風味&グロテスクな怪物のビジュアルが満載の内容だったのに対し、新バージョンはダンテとベアトリーチェの関係に焦点を当てたマイルドなものになっているのが分かります。特に音楽は同じゲームのCMとは思えないほど異なっています。

海外の『ダンテズ・インフェルノ』のマーケティングは御難続き。E3ではバイラルマーケティング業者を使い「教会からの抗議」を演出するも、本物の教会関係者から抗議を受けています。

また、架空の教会ゲーム『Mass: We Pray』の公式サイトを立ち上げ、予約しようとすると海外版『ダンテズ・インフェルノ』の公式サイトに飛ばす(現在はこの仕掛けを削除)など、様々なバイラルマーケティングを行っていたことが明らかになっています。

今回もコピーを変えただけでなく1分以上も広告が短くなっている訳で、関係者の苦労が偲ばれます。

なおCBSは同性愛者のための出会い系サイト「Mancrunch」の広告も拒否したとのことで、スーパーボウルの影響力が伺えるのではないでしょうか。

EA、第3四半期業績を発表・・・赤字幅は減少2010年2月9日(火)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1076
米エレクトロニック・アーツは12月31日で終わる2010年3月期 第3四半期業績を発表しました。

それによれば、売上高は12億4300万ドル(前年同期16億5400万ドル)と大幅な減少となりましたが、営業損失は1億0700万ドル(3億0400万ドル)、純損失は8200万ドル(6億4100万ドル)と損失幅は前年同期と比べて大幅に縮小しています。

同社CEOのJohn Riccitiello氏は「EAはパッケージビジネスでシェアを増加させ、デジタルビジネスでも急速に成長しています。『Mass Effect 2』はゲーム業界の2010年最初の大ヒット作となっていて、今後の『ダンデスインフェルノ』や『バトルフィールド バッドカンパニー2』も大いに期待できます」とコメントしています。

またCFOのEic Brown氏は「強力なコストコントロールとデジタルビジネスの拡大で2011年度も成長が期待できる」とコメントしています。

以下ハイライトです。

・EAは北米と欧州で今年度のNo.1のパブリッシャーに返り咲いた。プラットフォーム別には、PS3、PC、PSPでナンバーワンで、Xbox 360とWiiではナンバーツー。

・2011年度には2010年度に比べてオペレーションコストを1億ドル削減

・第3四半期に発売したタイトルは5タイトルがMetacriticで80点以上 『Dragon Age: Origins』『EA SPORTS Active More Workouts』『The Sims 3 World Adventures』『Br醇дal Legend』『Left 4 Dead 2』

・『FIFA10』は970万本がこれまでに販売

・Pogoはユーザーの満足度において世界最高のオンラインゲームサイトに

・PogoやMMOなどのオンラインゲームの有料登録者は190万人に

・EA Mobileは第3四半期に5700万ドルを売上、前年同期と比べて14%の成長。iPhone/iPod touchでは12月のトップ12作品のうち7作品を占め、ベライゾンでもトップ10作品のうち7作品を占める。

・Playfishは第3四半期のFacebookゲームの中でトップ2タイトルを占める

Wii『EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナーWii 6週間集中ひきしめプログラム』4月1日発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2010/02/11/40367.html
エレクトロニック・アーツは、Wii向けソフト『EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナーWii 6週間集中ひきしめプログラム』を4月1日(木)に発売することを発表しました。

本作は、2009年8月にリリースされたWii向けソフト『EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナーWii 30日生活改善プログラム』の続編となるトータル・フィットネスソフトです。

バラエティーに富んだウォーミングアップから始まり、カロリー燃焼を促す有酸素運動、全ての運動/動きのベースとなっている体幹を良い状態に保つエクササイズなど、35種類のトレーニングを搭載。カスタマイズ可能なプログラムを6週間実践して、より美しいカラダとより美しい毎日を目指しましょう。

また、前作「30日生活改善プログラム」のプロフィールをインポートして、トレーニングや生活行動を継続的に観察していくことも可能となっています。前作で動かしていた筋肉に連続して負荷を与えるエクササイズも導入。気になるパーツのひきしめ効果もアップすることができます。

『EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナーWii 6週間集中ひきしめプログラム』は、2010年4月1日発売予定。価格は、ソフト単体が3,990円(税込)、エクササイズで使用する専用ストラップ&バンド同今晩が5,040円(税込)です。

(C)2010 Electronic Arts Inc. EA, EA SPORTS, EA SPORTS Active and the EA SPORTS Active logo are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved. All other trademarks are the property of their respective owners.

配信5日間で200万以上ダウンロード!PS3/Xbox360『バトルフィールド:バッドカンパニー2』デモ版

http://www.inside-games.jp/article/2010/02/12/40392.html
エレクトロニック・アーツは、『バトルフィールド:バッドカンパニー2』のデモ版がEA史上最速ペースでダウンロードされていることを発表しました。

『バトルフィールド:バッドカンパニー2』デモ版は、PlayStation StoreとXbox LIVE合わせて5日間で200万ダウンロードを記録さらに同時期に配信されたPC版βバージョンも現在までに何十万ものプレイヤーがサインアップ。こちらも好調です。

なお日本においてPS3版『バトルフィールド:バッドカンパニー2』デモ版は、2月19日に配信予定となっています。

また2月12日よりEA STOREではPC版『バトルフィールド:バッドカンパニー2』の先行予約を開始。2010年2月24日までに予約すると、2月25日まで行われる予定の「期間限定ベータテスト」の参加コードが付属しています。

「私達は、まだ発売されていないのにもかかわらず、既に約250万ものプレイヤーが『バトルフィールド:バッドカンパニー2』を手に入れていることを聞いて非常に嬉しく思います。発売前のゲームを体験するためにこれほどの人数が集まるということは、アクションゲーマーの皆さんが新しいものを探しているという確かな証明でもあります。『バトルフィールド:バッドカンパニー2』はあらゆる最先端の要素を取り入れており、私たちの競合タイトルが簡単には取って代わることができない高度で、戦略的な戦争ゲームに仕上がっております」と、本作のシニア・プロデューサーであるパトリック・バッハはコメントしています。

『バトルフィールド:バッドカンパニー2』は、2010年3月11日に発売予定で価格は7665円(税込)です。

EA SPORTSがWii Motion Plusに対応したゴルフクラブなどを発売

http://www.inside-games.jp/article/2010/02/21/40549.html
EA SPORTSは本格的にWiiの周辺機器に乗り出す模様です。

EA SPORTSはWii用スポーツゲームの周辺機器を発売するそうです。

海外サイトElectric Pigが報じるところによりますと、EA SPORTSは『Tiger Woods PGA Tour 11』にあわせてゴルフクラブを発売する予定とのこと。ゴルフクラブだけではなく、『EA SPORTS グランドスラム テニス』シリーズに対応したテニスラケットや野球のバットなどもラインナップに挙げられています。

現時点では発売日及び価格、日本発売の有無は不明。これらの周辺機器はWii Motion Plusに対応しているとのことで、よりリアルなプレイ感が味わえるのではないでしょうか。

これまでにもEA SPORTSは3歳〜12歳向けのインタラクティブスポーツ用品を企画したり、Sakar International、Sunflex Europe、Accessories 4 Technologyと契約を結びインタラクティブ・フィットネス製品を開発するなどスポーツ分野に力を入れていますが、インタラクティブなスポーツゲームの周辺機器が音楽ゲームに続く沃野となるのかどうかが注目されます。

EA、急成長するモバイルデベロッパー豪IronMonkey Studiosを買収2010年2月22日(月)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1146
Sydney Morning Heraldなどが報じたところによれば、エレクトロニック・アーツ(EA)が急成長するモバイルゲームデベロッパーのIronMonkey Studiosを買収したとのこと。

EAはここ数年、同社と複数のタイトルを共同開発していて『The Sims』『Fight Night』『Need for Speed』『Medal of Honor』など主要フランチャイズを任せています。特に昨年はApp Storeにて『The Sims 3』が1位、『Need for Speed Undercover』が3位になるという活躍ぶりでした。

IronMonkey Studiosはオーストラリア ビクトリア州に本拠地を置きます。この地域ではEAは複数の小規模のデベロッパーを保有しているほか、先日閉鎖されたPandemic Studioもありました。

EA、ソルトレイクシティのスタジオを拡大・・・「革命的な新プロジェクト」2/26

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1176
エレクトロニック・アーツは昨年1500人をレイオフしましたが、一方で必要なスタジオについては拡張する決定を下したようです。IndustryGamersは、EAのエグゼクティブプロデューサーBen Bell氏にインタビュー、同氏はソルトレイクシティのスタジオを拡大する計画を明らかにしています。

オリンピックが開催された都市として有名なアメリカ合衆国、ユタ州にあるソルトレイクシティ。そこに位置するEAソルトレイクは、2006年末にEAが買収したHeadgate Studiosを改称したもので、『LITTLEST PET SHOP』『MONOPOLY』などWii向けのカジュアルゲームを中心にを開発してきました。

Bell氏によればEAソルトレイクは新たなオフィスに移転し、『ザ・シムズ』のチームが携わる「革命的な(groundbreaking)プロジェクト」をスタートさせているそうです。

「完成品がヒットするかはコンセプトやプリプロダクションが正しい方向性を持っているかが何より重要で、私たちは新しい景色を描けるキーとなる重要なポジションを任せられる人材を現在集めています。現在は重要なポジションのみのチームを動かしていて、開発に入れば自然に拡大していくと思います」

【GDC2010】ロックバンド最新作は「グリーン・デイ」をフィーチャー

http://www.inside-games.jp/article/2010/03/12/40941.html
MTV GamesとHarmonixはGDC日目、サンフランシスコ郊外のRockit Roomにてバンドイベント「Rock Band Bar Night Comes to San Francisco」を開催。シリーズ最新作となる『Green Day: Rock Band』を世界で2010年6月8日にWii、PS3、Xbox 360の3プラットフォームで発売すると発表しました。

ビートルズに続いてフィーチャーされるのはアメリカのロックバンド、グリーン・デイです。本作では彼らを代表する「Jaded」「Hitchin’ a Ride」「American Idiot」「Wake Me Up When September Ends」「Boulevard of Broken Dreams」など47の楽曲が収録され、これらは前作などでもエクスポートして使用可能です。ファンには嬉しいビデオインタビューや写真などのコンテンツも収録されます。

価格はWii版が49.99ドル、PS3とXbox 360版が59.99ドル。PS3とXbox 360版では特別版も69.99ドルで用意されます。特別版にはDLCとして提供される6曲が最初から付属しています。

発売は6月8日で、北米、欧州、オーストラリア、ニュージーランドで同時発売です。

EAもPCゲームに新DRMを導入・・・常時ネット接続が必須に3/19

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1335
ユービーアイソフトが先日からPCタイトルで新DRMを導入しましたが、エレクトロニック・アーツ(EA)も同様の仕組みを今後発売する『コマンド&コンカー4』から導入していくそうです。

『コマンド&コンカー4』の公式コミュニティにおけるコミュニティマネージャーの投稿によって明らかになったもので、ゲームをプレイするにはそのPCが常にインターネットに接続されていなくてはならず、接続が切れると強制的にシャットダウンされてしまうそうです。その一方で、ディスクを常に挿入しておく必要はなく、インストールできるPCの台数にも制限はないそうです。

ユービーアイのDRMでは、開始早々に認証サーバーが攻撃され、ダウンするという事態になりました。当然ながら、認証サーバーがダウンしてしまうとゲームも遊べなくなってしまいます。ユーザーにとっては不便なシステムです。その一方で、特にPCゲームは海賊版の被害が深刻で、その対処も重要な課題となっています。

EAやユービーアイのDRMの仕組みがどのように機能し、海賊版被害を減らす効果があるのか、注目したいと思います。

「プロジェクト・テン・ダラー」EAが中古ゲーム対策に乗り出す3/19

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1336
BusinessWeekが報じたエレクトロニック・アーツCEOのJohn Riccitiello氏へのインタビューによれば、同社は中古ゲーム対策のために「プロジェクト・テン・ダラー」(Project Ten Dollar)という取り組みを進めているそうです。

『Mass Effect 2』に搭載されているゲーム内ハブ「Cerberus Network」、『Dragon Age』のDLCネットワーク、『バッドカンパニー2』のアドオンなどはこのプロジェクトにより推進されてきたものだそうです。

具体的には、新品ゲームのパッケージ内に、これらで使用できる10ドル相当のクーポンやアンロックするためのコードを封入するというものです。中古でゲームを購入した場合は自分で10ドルを支払う必要があります。

米国でも中古ゲームの売上は増加傾向で、各社とも対策を進めたい意向を示しています。

Xbox360版『バトルフィールド1943』Xbox LIVE アーケード史上最速で100万本突破

http://www.inside-games.jp/article/2010/03/30/41291.html
エレクトロニック・アーツは、『バトルフィールド1943』がXbox LIVE アーケード史上最速 で100万本を販売したと発表しました。

2009年7月に発売した『バトルフィールド1943』は、最も人気の高いダウンロード専用マルチプレイヤー・アクションゲームです。最大24人で対戦可能で、第二次世界大戦の戦場になった4種類のマップで対戦プレイを楽しむことができます。

「発売から数ヶ月が経ったにもかかわらず『バトルフィールド1943』が売れ続けていることを非常に嬉しく思いますし、最速で100万本を達成したことは信じられないほど大変なことです。今作はダウンロード専用ゲームのカテゴリーでできることの新たな基準となりました。プレイヤーの皆さんが、1200マイクロソフトポイントで配信されるゲームの価値を認めてくれたことはとてもすばらしいことですし、バトルフィールドシリーズを始める絶好の機会です」と、プロデューサーのゴードン・ヴァン・ダイク氏がコメントしました。

『バトルフィールド1943』は、好評配信中で価格は1200マイクロソフトポイントで、PlayStation Networkの価格は1500円(税込)です。また近日PC版が発売される予定です。

EA、ゲーム内広告の直販に乗り出す・・・夏の『マッデンNFL10』から3/18

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1326
広告専門誌Clickzが報じたところによれば、エレクトロニック・アーツは、ゲーム内広告の直接販売に乗り出すということです。現在はメディアレップのMassive Inc.やIGA Worldwideを使ってセールスを行っています。

夏以降、EAでは社内に広告セールスチームを置き、主要フランチャイズのゲーム内広告の拡販を行っていくとのこと。第一弾は夏に発売され世界中で大ヒットが期待される『Madden NFL 10』になります。

また同様の試みを、家庭用ゲーム機向けタイトルだけでなく、今後注力していくiPhoneやiPad、Androidなどのモバイル向けゲームやFacebookなどでのソーシャルゲームにも展開する方向性を示しています。

Massiveはマイクロソフト傘下の広告代理店で、ゲーム内広告を専業としていました。

『シムシティ』の父、TV番組で「物語」をクリエイト

http://www.inside-games.jp/article/2010/03/31/41329.html
『シムシティ』の父、次なる仕事はTV番組だそうです。

『シムシティ』で都市を、『Spore』で生命体をクリエイトしたゲームクリエイターのウィル・ライト氏が新たにクリエイトするのは「物語」です。

TV番組「The Creation Project」は視聴者参加型のストーリー構築番組。視聴者から募集されたストーリー案をベースに、視聴者投票で経過と結末を選択。最終的にはTVドラマとして30分×2話を放映することが目標になっています。

番組ではライト氏が考案した「StoryMaker Engine」が使用されます。これはストーリー案を修正することを容易にするツールで、携帯電話やPC用に配布される模様です。

ライト氏はプロデューサーとして参加。番組は2010年末までにSpike TVとNickelodeonといったケーブルTV局で放映される予定で、オンラインでの投稿受付が先に開始される可能性もあるとのことです。

『シムシティ』の父と視聴者たちがいかなる物語をクリエイトするのか。ぜひ日本での放映も期待したいところですね。

EA、Infinity Ward元幹部が指揮する新スタジオの設立を発表

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1450
2010年4月12日(月) 23:56

本日、エレクトロニック・アーツは、Infinity Wardの元幹部であるVince Zampella氏とJason West氏が、新開発スタジオRespawn Entertainmentを設立したとプレスリリースで発表しました。

『Modern Warfare 2』を巡るトラブルでInfinity Wardを去りアクティビジョンを起訴していた両氏ですが、今後はEA Partnersプログラムとの独占契約の下、新作ゲームの開発に取り掛かることに。準備中の公式サイトでは早くも人材の募集が行われているようです。

以下、ゼネラルマネージャーに就任したVince Zampella氏のコメント。

“Respawn EntertainmentはJasonと私の新しいスタート地点です。私たちは長い間素晴らしい開発チームを率い、偉大なゲームシリーズの制作に情熱を注いできました。これまで手がけた作品や何百万ものファンが楽しんでくれたことをとても誇りに思っています。今日、私たちはもう一度最初から全てをやり直したいと望んでいます。新たなスタジオを立ち上げ、素晴らしいチームを雇い、パートナーのEAと共に全く新しいゲームを作るのです。”

Respawn Entertainmentの社長に就任するJason West氏は次のようにコメント。

“最高です。これでチームが作品やブランドの主導権を持てるようになりました。ファンも同じように良い扱いを受けることができるでしょう。”

偉大なCall of Dutyフランチャイズを築き上げた二人のクリエイターからどのような作品が生まれるか、Activisionとの訴訟合戦の行方と共に今後の動きに大きな関心が集まりそうです。

35万人が1度しかオンラインプレイに接続しなかったゲームは何?4/27

http://www.kotaku.jp/2010/04/madden10_online.html
いったい35万人はオンラインプレイで何を経験したんでしょう?

昨年約35万人のプレイヤーが、とあるゲームのオンラインプレイを一度したっきりその後二度とオンラインで遊んでいないという事が判明しました。

EAから発売されているそのゲームは、なんと80年代からシリーズが続いている超有名スポーツゲーム。そのタイトルは...。

『マッデン NFL 10』

そう、あのアメフトゲームです。この衝撃の事実を米Kotakuに語ってくれたのは、シリーズのクリエイティブディレクター、イアン・カミングスさん。

カミングスさんもEAも今夏登場する『マッデン NFL 11』のマルチプレイの詳細に関してはまだ何も話してくれていませんが、35万人がオンラインプレイに一度しか接続しなかった(米コメント欄によるとバグもラグも多い)『マッデン NFL 10』よりも良い物になってくれることに期待です。

2009年PCゲーム史上を席巻した『ザ・シムズ3』が日本のゲーム機でも発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2010/04/29/41850.html
エレクトロニック・アーツは、Wii/ニンテンドーDS/PS3/Xbox360ソフト『ザ・シムズ3』を発売することを発表しました。

『ザ・シムズ3』は、どこかの町に住む人間たち「シム」を操作し、彼らの一生をプレイしていくシミュレーションゲーム。プレイヤーは「シム」の性格・外見作りから始まり、住む場所や仕事、友人や恋人といった大まかな方針を決め、「シム」と共に音楽を聞いたり、ゲームをしたり、或いは風呂や食事、トイレといった日常を過ごしていきます。

本作は既に2009年6月よりPC版が発売されていており、PCゲーム市場では様々なマスメディアより2009年No.1の売り上げを記録したタイトルとして名を挙げられました。またエレクトロニック・アーツにおいてもPC・MAC部門においてEA史上最高の売り上げを記録しています。

また多種多様なゲーム機種で販売される本作ですが、Wii版では全く新しいビーチタウンが用意されており、ニンテンドーDS版ではタッチペンでシムの家や家具などをデザインすることができるそうです。

またPS3版/Xbox360版では、トロフィー・実績の搭載やダウンロードコンテンツが用意されていることもほのめかされています。

日本版『ザ・シムズ3』の発売については、近日発表される予定です。

EAやディズニーの特許侵害訴訟は和解へ・・・音声入力を巡って

http://www.inside-games.jp/article/2010/05/03/41872.html
米テキサスのBareis TechnologiesがEA、ディズニー、ユービーアイソフト、SCEA(ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカ)を特許侵害で訴えていたのは既報の通り。

SCEAの『SOCOM』シリーズやUbisoftの『エンド ウォー』、EAの『NASCAR』シリーズとディズニーの『Disney's Phonics Quest』が「音声入力を通じてディスク上に存在するデータにアクセスする」技術や「情報アクセスのための音声認識テンプレートを持つ光学ディスク」といった特許を侵害しているというのがBareis Technologiesの主張。

和解の条件は公開されていませんが、Bareis Technologiesがロイヤリティと損害賠償を求めていたことから、何らかの支払いが行われるのではないかとみられています。

EA2010決算5/11

http://investors.ea.com/results.cfm
GAAP売上高3,654百万ドル、営業利益-686百万ドル、当期純利益-677百万ドル
ちなみに2009年はGAAP売上高4,212百万ドル、営業利益-827百万ドル、当期純利益-1,088百万ドル
一応赤字は減りますたw
あと第4四半期に限れば、GAAP売上高9 79百万ドル、営業利益83百万ドル、当期純利益30百万ドルと黒字です。
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プラットフォーム別
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※いずれもクリックで拡大します

中古販売と戦わない追加ダウンロード-「中古は消費者との関係促進」

http://www.inside-games.jp/article/2010/05/15/42052.html
新たな中古対策の形を大手メーカーが提唱します。

EA SPORTSは新たに「オンラインパス」を導入すると発表しました。

「オンラインパス」は追加コンテンツをダウンロードする権利を提供するもので、新品のゲームソフトに一つのコードが付属します。

「オンラインパス」が使えるのは一度きり。中古でゲームを買った場合、前の持ち主が「オンラインパス」を使ってしまっていれば追加コンテンツはダウンロードできません。

「オンラインパス」は別売りもされており、10ドル(約920円)で購入すれば中古でも追加コンテンツが手に入ります。

6月に発売される『タイガー・ウッズ PGA TOUR 11』のプレイステーション3・Xbox360版から付属し、同ゲームではドライバーがダウンロードできるとされています。

EA SPORTSは「オンラインパス」を中古販売と戦うためのものではない、と説明。
「中古販売は消費者と我々のダイレクトな関係を促進するものと見ています」とコメントしています。

DLC(ダウンロードコンテンツ)と中古対策の融合は各社が模索中。Biowareも同様の機能を持った「ケルベロス・ネットワーク」を提供しており、10ドル前後という相場ができつつある模様です。

『EA SPORTS FIFA Online 2』サッカーファン待望の「ワールドカップモード」を実装

http://www.inside-games.jp/article/2010/05/20/42123.html
エレクトロニック・アーツは、ゲームオンと協力してサービスを実施する国内唯一のFIFA公認、PCオンライン専用アクションサッカーゲーム『EA SPORTS FIFA Online 2』にて「2010 FIFAワードカップ 南アフリカ大会モード」を実装しました。

このモードでは、2010年6月11日(金)に開幕する「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会」を自宅でいち早く楽しむことができます。地区予選から決勝トーナメントまで、「FIFA ワールドカップ」と同様のレギュレーションでプレイ可能。本戦参加32チームだけではなく、地区予選に参加した167の国や地域の代表チームから、好きなチームを選んでプレイできます。

また、期間限定で本選出場国の代表選手が当たるクエスチョンカードの販売などが実施されます。クエスチョンカードは、2010年5月26日(水)~6月16日(水)の限定販売です。「本田 圭佑(日本)」や「ベニー・マッカーシー(南アフリカ)」「イゴール・アキンフェエフ(ロシア)」といった世界中の代表選手を自チームの一員にできるカードです。

そのほかにも、新たに50以上のクエストが増加されたり、選手移籍情報が2010年2月現在での所属選手状態に更新されるなど、様々な要素が追加されますますサッカーファンにはたまらない内容となっています。

EA, EA SPORTS, EA Mobile and POGO are trademarks of Electronic Arts Inc. (C) The Official
Emblem and Official Mascot of the 2010 FIFA World Cup South Africa(tm) and the FIFA World Cup
Trophy are copyrights and trademarks of FIFA. All rights reserved. Manufactured under license by
Electronic Arts Inc. Player names and likenesses used under license from FIFA, International
Federation of Professional Footballers "(FIFPro)" and national teams.

InsomniacがEAと独占契約、マルチプラットフォームの新作を投入5/26

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1652
米国の開発スタジオInsomniac Gamesは、エレクトロニック・アーツのEA Partnersと独占契約を結び、PS3とXbox 360のマルチプラットフォームでオリジナルブランドの新作ゲームを制作すると発表しました。

初代PS1時代から始まり、過去16年間に渡ってPlayStationプラットフォームで『ラチェット&クランク』、『Spyro the Dragon』、『Resistance』といった人気シリーズを生み出してきた同スタジオですが、代表であるTed Price氏によると、より多くのプレイヤーにゲームを楽しんでほしいとの意向から決断をしたようです。

今回制作が発表されたマルチプラットフォーム作品に関する情報は、新たな世界を描くオリジナルタイトルになるという以外まだ一切明かされておらず、来月のE3 Expo 2010でも公開の予定はないとのこと。

Price氏は、InsomniacとSony Computer Entertainmentとの強い関係は今後も変わらないと伝えており、PS3専用プロジェクトの開発もこれまで通り続けていくと強調しました。

尚、EA Partnersプログラムには、Left 4 DeadのValve、CrysisのCrytek、BulletstormのEpic Games、元Infinity Ward幹部の設立したRespawn Entertainmentなど、一流のデベロッパーが契約しています。

Wiiのフィットネスゲーム、スポーツ医学の権威に認められる

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/07/42458.html
フィットネスゲームがスポーツ医学の権威に認められたそうです。EA SPORTSは『EA SPORTS ACTIVE(EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナー Wii 30日生活改善プログラム)』が米ACSMのガイドラインを満たすとして認められた・・・と発表しました。

ACSMは「American College of Sports Medicine(アメリカスポーツ医学会)」の略。スポーツ医学に関して最も権威ある団体といわれ、「健康を保つためにはある程度運動しなければならない」とするガイドラインを発表しています。

ガイドラインは「中程度の運動を週5日30分ずつか、強い運動を週3日20分ずつ行うべき」としていますが、ゲームはどちらの基準も満たしたとのこと。
テストは25~45歳の成人16人を対象に行われ、1セッションあたり最低で200~300カロリーを消費したことが確認されたそうです。

今年の秋には心拍数を計るモニターを同梱した続編『EA SPORTS アクティブ2(EA Sports Active 2.0)』も予定されており、フィットネスゲームの市場は有望なものとして認識されている模様です。

エレクトロニック・アーツ代表「3DSはクールだった。E3に期待」

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/09/42500.html
来週のE3で発表される予定の「ニンテンドー3DS」。エレクトロニック・アーツのCEOであるJohn Riccitiello氏はIndustryGamersとのインタビューで「見たけど、とってもクールだった」と話しています。

ただし任天堂とのNDA(機密保持契約)があるということで「E3で色々明らかになると思うよ。NDAがあるから言えないけど」とのこと。

Riccitiello氏は3Dゲーム全般については、大きな可能性があるもののコンテンツで良いものを提供しなくてはと述べています。

EA、3年ぶりの新作『メダル オブ オナー』2010年秋に発売

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/13/42576.html
エレクトロニック・アーツは、PS3/Xbox360/PC向けタイトル『メダル オブ オナー』を2010年秋に発売することを発表しました。

『メダル オブ オナー』といえば、エレクトロニック・アーツから発売されている第二次世界大戦を舞台にしたミリタリーFPSシリーズ。前作『メダル・オブ・オナー エアボーン』が2007年に発売されて以来、新作が途切れていた本シリーズですが、3年振りとなる新作がシリーズ初代と同名の『メダル・オブ・オナー』です。

ストーリーは、困難な任務を成功するために設立された米国の特殊部隊「Tier1 オペレーター」を軸に始まります。200万人を超える陸軍、海軍、空軍のうちの特殊部隊5万人、さらにその中でも過酷なトレーニングを乗り越えられる200~300人だけ入隊できるのが「Tier1 オペレーター」です。舞台は今までシリーズ通来の舞台であった第二次世界大戦から、現代の混乱が続くアフガンや中東・南アジアになっています。

また、最大24人と遊べるオンラインマルチ対戦の開発には、『バトルフィールド』シリーズなどでマルチ対戦に定評のあるEA DICEが共同で取り組んでいるとのこと。3年振りというだけあり、エレクトロニック・アーツの本気が感じられるタイトルとなっているようです。

『メダル オブ オナー』は、2010年秋に発売予定で価格は未定となっています。

(C)2010 Electoronic Arts Inc.All Rights Reserved.All trademarks are the property of their respective owners.

【E3 2010】シリーズタイトルが目立ったEA、モーションコントロールや3D立体視などを積極的に採用

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/15/42617.html
昨年のプレスカンファレンスでエレクトロニック・アーツは、コアゲーマーからカジュアルゲーマーまで幅広いラインアップをそろえました。

しかし昨年末から今年にかけて、世界的な経済危機の煽りを受けて、ゲーム業界全体が地盤沈下したのはご存じの通り。EAも例外ではなく、リストラなどが報じられました。

そして迎えた今年のプレスカンファレンス。会場ではコアゲーマーとスポーツゲーマー向けのタイトル紹介に時間を割き、あらためて原点回帰を打ち出しました。また多くのタイトルで実機のプレイデモに時間が割かれ、発売日も明確な物が大半と、非常に堅実な印象を受けました。

まず始めに紹介されたのは、おなじみ『Need for Speed』シリーズの最新作『Hot Pursuit』です。『Need for Speed』はリアル嗜好のグラフィックとゲームライクなドライブ感覚をあわせもつ、幅広いユーザーに人気のフランチャイズで、『Hot Pursuit』は1998年に第1弾が発売された支流シリーズ。警官とレーサーのチェイスが主眼におかれています。

本作の開発は『バーンアウト』シリーズでおなじみのクライテリオンで、ソロプレイでは警官側とレーサー側の双方のキャンペーンがある模様。デモプレイでもフルスロットルで逃走する車をパトカーが追いかけ、クラッシュを続けて走行不能にする様が示されました。また「Autolog」と呼ばれるオンライン上のマッチングシステム的な機能が実装されるようです。PS3/Xbox360/PCのマルチタイトルで、発売は11月16日の予定です。

  • クリエイティブディレクターのCraig Sullivan氏 オンライン対戦などをサポートする「Autolog」 逃げるスポーツカーと追うパトカーで対戦

続いてのタイトルは大ヒットホラーアクションの最新作『デッドスペース2』です。前作では宇宙船内の探索が中心の「絶対零度の恐怖感」が強調されていましたが、今作では惑星「The Sprawl」上へと世界が広がります。主人公は前作と同じエンジニアのアイザック・クラークで、巨大エイリアンなどに加えて、今作は彼の死んだガールフレンドのビジョンにまで苦しめられるとのこと。こちらもPS3/Xbox360/PCのマルチタイトルで、発売は2011年を予定しています。

  • エグゼクティブ・プロデューサーのSteve Papoutsis氏 主人公は前作と同じアイザック・クラーク エイリアンに襲われる悪夢が再び

FPSに新時代を切り開いた『メダル・オブ・オナー』も3年の沈黙を破って最新作が登場。こちらも原点回帰のノンサブタイトルです。これまで開発を続けてきたLAスタジオに加えて、『バトルフィールド』シリーズを担当し、マルチプレイのノウハウに長けたスウェーデンのDICEスタジオが協力しています。

また同シリーズは第二次世界大戦をモチーフにしていましたが、本作ではアフガンや中東が舞台の現代戦となりました。デモプレイでは怒濤の25人対戦を展開。プレイヤーの一人が無線でミサイル攻撃を誘導し、上空から攻撃するなど、さらに遊べるギミックが用意されているようです。発売日は10月12日で、PS3/Xbox360/PCのマルチタイトル。βテストが6月21日から開始されます。

  • ゼネラルマネージャーでLAスタジオのSean Decker氏 怒濤の25人対戦をステージ上で披露 コミュニティサイト「Gun Club」

また、あわせてEAのFPS系タイトルをフォローする会員向けコミュニティサービス「Gun Club」(http://www.gunclub.ea.com)もスタート。無料の会員登録をすると『メダル・オブ・オナー』のβテストに優先参加できたり、ゲーム中で強力な武器を早期に使えるようになる、などの特典付きです。

ここでステージには日本のゲーマーにもおなじみのピーター・ムーア氏が登場。EAスポーツから『MMA』『active2』『マッデンNFL11』の3作を紹介しました。『マッデンNFL11』では元サンフランシスコ49ersの名クォーター・バック、ジョー・モンタナ氏も応援にかけつけ、会場の拍手を集めました。

  • EAスポーツの顔、ピーター・ムーア氏 ジョー・モンタナ氏の登壇に会場は拍手の渦に包まれた
  • 『MMA』では自分自身を選手にできる 『マッデンNFL11』はさらにリアルかつ遊びやすくなった

『MMA』は昨年も簡単に紹介されたMixed Martial Arts(混合格闘技)が題材のアクションゲームで、Xbox360、PS3向けに年内リリース予定。新しく開発されたエンジンにより、サンボからグレイシー柔術まで、幅広い格闘スタイルのファイターがシンプルな操作で使いこなせるとしています。自分の顔のスナップを貼り付けたキャラクターを作成することも可能。さらに対戦の模様をネットでストリーミング配信する「EA SPORTS Live Broadcast」サービスも開始される予定です。

『active2』はWii向けに発売され、ポスト『Wii Fit』として海外で大成功を収めたエクササイズソフトの続編。前作はWii専用タイトルでしたが、今作はWii/PS3/Xbox360のマルチタイトルとなっていました。PS3はPlaystation Move、Xbox360はKinect専用と、早くもモーションコントローラーに全対応。しかも足と腕にモーションセンサー(Kinectでは不要)と心拍数を計測するワイアレスユニットを装着してプレイするとのことです。トレーニング結果や測定データはインターネットで自動的に蓄積される機能もあります。発売日は11月16日です。

  • 三機種のモーションコントローラに対応 さまざまなフィットネスゲームが遊べる 腕と足にワイアレスコントローラを装着

Wii、PS3、Xbox360、PS2、PSPのマルチで発売と、EAスポーツの代表作ともいえる『マッデンNFL11』は8月10日発売予定。このほか『シムズ3』のコンシューマ版『The Sims 3 Console』は、Wii/DS/PS3/Xbox360のマルチタイトルで、10月26日発売予定と発表がありました。

さて、ここからは第二部として、EAパートナーズのタイトル紹介に移りました。口火を切ったのは新たにパートナー企業となったクライテックの新作FPS『CRYSIS2』。PS3/Xbox360/PCのマルチタイトルで発売は今冬。前作はCRYSISエンジンの豊かな自然描写が特徴的でしたが、今作では前作で遭遇したエイリアンに蹂躙されたニューヨークが舞台と一転。NANOスーツに身を包んだパワードスーツ兵士の超人性が、より強調された印象です。早くも3D立体視映像に対応し、デモも専用メガネを用いて行われました。

  • クライテックCEOのCevat Yerli氏 いちはやく3D立体視映像に対応 この壮絶な撃ち合いが立体で楽しめる

続いてのタイトルが、『ギアーズ オブ ウォー』シリーズで一躍有名になった、クリフB氏の最新作『BULLETSTORM』。PS3/Xbox360/PCのマルチタイトルで、開発はエピックゲームス&ピープルキャンフライ。発売は2011年2月11日です。こちらも近未来が舞台のオープンフィールドライクなFPSで、ヘッドショットなどの「スキルショット」を達成してスキルポイントを獲得し、これを消費して武器や防具を購入したり、アップグレードさせていく要素が加えられています。また主人公は特殊能力が使えるという設定で、左手からエネルギービームを放出して敵を捕まえたり、物を動かしたりと、多彩なアクションが披露されました。

  • クリフBことクリフ・ブレジンスキー氏 ヘッドショットなどでスキルポイントが貯まる 左手のエネルギービームで多彩なアクション

そして大トリをつとめたのが、去年と同じ『Star Wars: The Old Republic』。ルーカスアーツとバイオウェアの共同プロジェクトによる大作MMORPGです。今回は新たにプレイヤーが操縦できる宇宙船を多彩にカスタマイズできることが発表されました。もちろんプレイヤーキャラクターも同様です。そして気合いが入りまくった最新トレーラーを披露。惑星アルデラーンで共和国軍のドロイド兵士たちがシス郷の一派に攻撃を仕掛けるも、ダークサイドのフォースの前に壊滅。すんでのところでジェダイ騎士の女性に助けられ・・・といった展開です。リリース時期は明言されませんでしたが、2011年春とも言われており、ファンならずとも期待の一作でしょう。

  • ルーカスアーツのMary Bihr氏(左)とGreg Zeschuk氏(右) プレイヤーのビーグルをデザインできる ジェダ-イ・ダークサイド双方でプレイ可能だ

終わってみるとPS3/Xbox360/PCのタイトルがほとんどで、WiiやDSの影が薄かった今年度。特にゲーマー向けタイトルからは、WiiとDSがほとんど消えていることがわかります。ただしプレスキットには、おなじみ「ハリーポッター」シリーズをはじめ、よりカジュアルなゲームや、Wii/DSタイトルも多数含まれていたのでご心配なきよう。

また正式発表の前日とあって、ニンテンドー3DSに関しても沈黙が保たれましたが、すでに開発は進んでいると推察されます。いずれにせよ老舗EAの気合いは十分。後は昨年度も書いたような気がしますが、日本語版発売も忘れずにお願いしたいところです。

【E3 2010】何やら面白そうじゃん・・・MTV/Harmonixが放つKINECTのダンスゲームを動画で

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/16/42653.html
『Rock Band』シリーズで一躍大ヒットを記録したMTV/Harmonixが放つ新作タイトルをブースで見る事が出来ました。

クローズドなMTVブースの奥に用意されたのは「KINECT for Xbox360」でプレイすることのできる、新作ダンスゲーム『Dance Central』。

まずは曲を選択。次にプレイヤーの体を認識してからゲームをスタートします。複数人でももちろん遊べます。画面には次にすべきダンスのポーズ(600種類以上)が表示されるので、それを見ながら踊っていきます。どちらかというと厳密にスコアを導くというよりは、楽しく踊ろうというのがコンセプトのようで、撮影したダンスの様子を皆で見て楽しむ事も出来ます。ただし、ゲームモードにはバトルモードも用意されているようです。

会場ではスタッフの方や来場者、それから何故かスターウォーズ御一行様が踊る様子を見ることができましたので、映像にしてみました。チェックしてみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=TZgEr7ZMrUE&feature=player_embedded

http://www.youtube.com/watch?v=KS8KvBA-lcg&feature=player_embedded

http://www.youtube.com/watch?v=akS4NjGuTs0&feature=player_embedded

発売は今年のホリデーシーズンだとのこと。

MTV/Harmonixのブースには『Rock Band 3』も展示されていました。その近くにあったポスターの文言がツボでした。「最近の調査によれば、1350は349よりも大きいそうです」・・・これは『Rock Band』とライバルの『Guiter Hero』(アクティビジョン)がオンラインストアで提供している追加ダウンロード楽曲の数。『Rock Band』は圧倒的なラインナップを誇るという主張のようです。タイトル名も隠さない潔い比較に感服です。

【E3 2010】ドラム&マイクロフォン対応、2年ぶりのシリーズ最新作『Rock Band3』

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/22/42796.html
米音楽ゲームジャンルにその名をとどろかすHarmonix Music Systems。しかし、その未来はどうでしょうか?

同社を一躍有名にしたのが、2005年に発売された『Guitar Hero』。ご承知のとおりギターコントローラを使って遊ぶリズムアクションで、いわば北米版『ギターフリークス』です。シリーズは空前の大ヒットを記録し、音楽ゲームの大ブームが巻き起こりました。しかし『3』で同社は開発を離れ、発展系の『Rock Band』へと移行します。

『Rock Band』はギターだけでなく、ドラムコントローラとマイクロフォンコントローラを使って、バンド演奏が楽しめるという豪華版。しかも他社に先駆けて追加楽曲データの有料ダウンロード配信を実現し、サードパーティによるプラットフォームビジネスとして注目を集めてきました。総楽曲数は『Guitar Hero』が349曲に対して、『Rock Band』は1350曲にのぼります。

その頂点が昨年のE3で発表された『The Beatles:Rock Band』でしょう。マイクロソフトのプレスカンファレンスで電撃的に発表され、壇上にはポール・マッカートニーとリンゴ・スターも登場。会場のスタンディングオベーションを集めたのは記憶に新しいところです。

ところが『Guitar Hero』に比べて『Rock Band』の売れ行きが、ちょっと鈍いみたいなんですね。

米ゲーム業界団体ESAのESSENTIAL FACTSに記載された全米テレビゲーム売上げ本数トップ20によると、2006年度は『Guitar Hero』シリーズが2本。2007年度は5本。2008年度は3本。そして2009年度はついにゼロ本になってしまいました。しかもこれ全部『Guitar Hero』で、『Rock Band』シリーズはゼロです。

米調査会社VgChartzの集計によると、『The Beatles:Rock Band』の売上げはWii・PS3・Xbox360をあわせて、全世界で280万本。これだけ売れれば立派という気もしますが、『Guitar Hero』と『Rock Band』のシリーズ累計売上げは4865万本対1601万本とのことで、約3倍の開きがあります。

そんな同社にとって、シリーズ最新作『Rock Band3』は2年ぶりのナンバリングタイトル。E3会場ブースでは昨年同様に同社社員のライブ形式でプレゼンテーションが行われました。『Rock Band3』の最大の特徴は新たにキーボードコントローラーが加わったこと。プレイ人数も最大7人まで可能になっています。

収録曲は1960年代から2000年代までの名曲83曲。そのうちジミ・ヘンドリックスなど25曲が公開されています。キーボードコントローラー用にクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』などの選曲も見られます。楽曲を絞り込み検索できるフィルタリング機能も加わりました。

また『Rock Band』専用ギターコントローラーの上位&最高級モデルとして「Fender Mustang PRO Guitar Controller」と、エレキギターの老舗フェンダー社の名前を冠した」Squier by Fender Stratocaster Pro Controller」が発表されました。

前者は「光るギター」としてヒット商品となったヤマハの「EZ-AG」風に、ネック部分に配置されたボタンと6弦のストリングで演奏するものです。後者はなんと、本物のエレキギターに『Rock Band』用の接続コネクタを追加したタイプ。望むならプロのミュージシャンと同じ楽譜でゲームが楽しめます。もはやゲームコントローラーとは言えない気もしますが、注目度はピカイチです。
 
ちなみに同社のブースでは、『Rock Band3』と共に、Kinect専用のダンスゲーム『DANCE CENTRAL』が発表され、2本柱となっていました。『Guitar Hero』『Rock Band』で成長した同社にとって、ダンスゲームへの進出は大きなチャレンジです。はたして吉と出るか、凶と出るか・・・。同社の動向に注目したいところです。