メック

Last-modified: 2021-04-03 (土) 14:38:45
 

概要

メック(mecha)とは人間が搭乗して操縦する大型機械である。
貨物輸送や採掘、軍事作戦に至るまで様々な用途に用いられている。
バイク程度のものから巨大ホバー戦車までいろいろあるが、汎用性が高い人型のものが主流となっている。

基本ステータス

PV(Point Value)

キャラクターやメックの総合的な能力の評価。メックの市場価格の相場でもある。
敵を撃破して得られる経験値は彼我のPV差が影響している。

重量

メックが重ければ重いほど、移動スピード・MV・TRにペナルティを受ける。

基部重量
各モジュールの重さを合計した値。モジュールにアイテムがインストールされていればその重さも含む。
一定の値を超える度にペナルティが発生する。
基準装備重量
メックのサイズによって決まる装備重量の許容値。
ホルダーに装備された武器、モジュールに装備された盾・追加装甲などの総重量が
この値を超える度にペナルティが発生する。
大型のメックほど許容値が大きくペナルティを受けにくい。

MV

メックの機動性。メックの回避率に影響する。
またメック白兵戦・メック格闘技の命中率、隠密行動のしやすさにも影響する。
ジャイロスコープのクラスによって増加する。

TR

メックのターゲッティング能力。ミサイル以外の射撃武器の命中率に影響する。
照準コンピュータのクラスによって増加する。

SE

メックのセンサーレベル。ミサイルの命中率に影響する。
また、メックの視野の広さや地形に隠れた敵の発見しやすさにも影響する。
メインセンサーのクラスによって増加する。頭部にメインセンサーを積むとさらにボーナスが付く。

dpr(decihex per round)

メックの移動速度。1ラウンド(60秒)内に移動できるマスの数(1/10マス単位)。

メックのタイプ

BattroidやGroundHuggerといったメックの分類。
使用可能なモジュールや移動モード、タイプごとのボーナスを決定する。

 
名称MVTR移動モードとそのリミットモジュールボーナス
Battroid
(バトロイド)
+1+1200100150150頭・腕・脚・翼・尾
Zoanoid*1
(ゾアノイド)
+2-1200200頭・脚・翼・尾格闘・白兵攻撃のDC +2
歩行速度 +20
ジャンプ時間 1.5倍
GroundHugger
(グラウンドハガー)
-1+2150200装甲のクラス +2*2
Arachnoid*3
(アラーチノイド)
+0+1200???頭・脚・尾・砲装甲のクラス +1
AeroFighter
(エアロファイター)
-5-1300翼のサイズ > メックのサイズ であれば
飛行出力の計算 2倍
Ornithoid
(オーニソイド)
-1-2200300頭・脚・翼・尾翼のサイズ > メックのサイズ であれば
飛行出力の計算 1.5倍
上記の飛行出力計算後に
翼のポイント * 80 を加算
Gerwalk
(ガウォーク)
-3+060300250頭・腕・脚・翼・尾飛行出力の計算 1.25倍
HoverFighter
(ホバーファイター)
-3+0300250翼・砲飛行出力の計算 1.25倍
GroundCar
(グラウンドカー)
-1+1200走行速度 1.5倍

メックのパーツ

必須パーツ

メックとして扱われるためには最低でも胴部とコクピットが必須。他は無くても自動的に補完される。

 
パーツ説明破壊されたときのペナルティ
胴部メックの本体となるモジュール。メックが完全に破壊される。
コックピットパイロットが乗り込むスペース。パイロットが死亡する。
速度と回避スキルが高ければ強制脱出される。
サポートエンジンエネルギー武器の使用に影響。
高出力エンジンならオーバーロードしにくい。
メックが完全に破壊される。
ジャイロスコープバランサー。MVに影響する。MV -6のペナルティ。
歩行・飛行が選択不能、滑空速度が半減。

モジュール

キャラクターやメックの身体を構成する部位。
胴部のDPが0になるとそのキャラクターやメックは破壊される。
人間などの場合、頭部のDPが0になっても破壊される。
メックの場合、頭部コクピット機だと頭部がDP0になると脱出してしまうが、メックは失わずに済む。

さらにメックの場合、過剰なダメージで部位が破壊されるとその余波が胴部に伝わる。
またメックのモジュールに直接取り付けた武器の弾倉は誘爆の危険性がある。

 
モジュールDPの基準ホルダーARC(射角)備考
武器格闘
胴部Size * 2砲架 290°×キャラクターやメックの本体となるモジュール。
このモジュールを失うとそのキャラクターやメックは破壊される。
頭部Size / 2砲架 1180°×人間などのキャラクターはこのモジュールを失うと破壊される。
ヘッドコクピットを持つメックはMV +1とTR +1のボーナスが付く。
また、センサーをここに取り付けるとSE +3のボーナスが付く。
腕部Size手 1
砲架 1
180°180°盾を装備でき、格闘攻撃ができるようになる。
手はこのモジュールにしか取り付けられない。
脚部Size + 1砲架 190°90°歩行に影響し、格闘攻撃が行える。
メックの場合、使用可能な脚の数が半分以下になると歩行できない。
翼部Size / 2砲架 190°×飛行に影響する。
メックのサイズ > 翼の合計サイズ の場合、飛行出力が半分になる。
尾部Size砲架 1180°360°盾を装備でき、格闘攻撃が行える。
格闘攻撃のみ全方向への攻撃が可能。
砲塔Size / 2砲架 1360°×
ストレージ*4DPなし砲架 190°×DPを持たず、どんなメックにも取り付け可能。
ストレージはダメージの伝わり方が特殊仕様になっている。
1.装甲を超えたダメージは内蔵パーツに直接伝わる。
2.ストレージに取り付けた武器の弾倉は誘爆しなくなる。
3.内蔵パーツが全て破壊されるとストレージ破壊扱い。
4.ストレージが破壊されても、余波が胴部に伝わらない。
さらに装甲のクラスに +2のボーナスが付く。

ホルダー

モジュールに取り付けられるマウント。ここに武器や移動システムを装備できる。
砲架と手の二種類がある。

砲架
胴部に2個、それ以外のモジュールには1個取り付けられる。
武器と移動システムをそれぞれ1個ずつ装備できる。
腕部に1個だけ取り付けられる。
武器を1個装備できるが移動システムは装備できない。
手が無いと落ちているアイテムを拾うことが出来ない。
(cfgにチートオプション「Cheat_EnableCockpitBarrier_Hand false」を追加する事により拾えるようにも出来る)

移動モード

メックにはタイプに応じて使用可能な移動モードがある。
また、移動システムを多数積むなどして速度のリミットを超えると速度の上昇率が悪くなる。
[r]キーで巡航速度と最大速度の2種類の速度を切り替えることが出来る。

 
モード移動システム説明
歩行脚部低速だが旋回速度に優れる。 脚部の数が半分以下になると歩行できない。
走行ホイール
キャタピラ
歩行より高速だが、森林や水中に侵入できないなど地形の影響を受けやすい。
滑空ホバージェット
アークジェット
推力増幅システム
後進不可。森林や水中を飛び越えられる。
便利だが対応するタレントが無いなど不利な点もある。
飛行飛行ジェット
アークジェット
推力増幅システム
後進不可。崖を含めた地上物を飛び越えられるが、墜落する危険があるので注意。
滑空モードが使えない場合、大きく弧を描いて旋回するので慣れが必要になる。
一定以上の速度(100 dpr?)が出ていないとジャンプ扱いになる。

*1 飛行はジャンプのみ可能。
*2 これはクラス2の装甲であればクラス4の装甲に相当するACになることを意味する(追加装甲にも効果がある)。
*3 飛行はジャンプのみ可能。
*4 メックによって「ポッド」、「エンジン」、「キャタピラ」などの名前がある。