渦巻き

Last-modified: 2009-04-08 (水) 22:25:41
 

渦巻き

 このMAPは渦巻き上になり、中央から段々になっている特別な地形。
 この地形は上の段で戦い、危険になれば下の段が味方であればすぐに避難できる。という点があるが、
 渦の中心付近で戦うことは殆どなく、北での領域争いの前線が肥大化し中央に至るケース。
 もしくは中央付近に建てられた敵オベに奇襲をかける際のみである。
 この渦には上れるポイントがいくつか存在するため知っておけば上の段にも避難できる。
 しかしポイントは少なく、そのためATを置く地点としては絶好のポイントと言える。
 現在ではまた兵法上でもやや苦しいためか「B:3」キプは×な理由も挙げてみよう。

地形を考えたキプ位置

 普段キプの位置は敵キプから真正面の一番遠くであり、そこにはキプクリとなるクリがある。というのが一般的。
 しかし、渦巻きMAPの場合丁度渦巻きを割るように置く方がよい。
 次の図をみてもらいたい。

 

fez_42.jpg
 の部分が重要なポイントとなる。
 Ⅰ.クリをで囲んでいる部分は北を攻めるときに優位な防衛拠点を構えやすいクリがあること。
 Ⅱ.南のの部分は敵の進行を最悪この地点でとどめておきたい。また守りやすい地形になっているが、
 突破されると地形的にこちらが不利になる。上に裏オベを持っていかれる危険があるため需要なポイントと言える。
 しかし、2のポイントまでキプ位置を比較すると攻撃側が近く対処しやすいと言う点がある。
 また崖上から降下することで挟み撃ちがしやすいのも特徴的である。
 最悪の事態を避けやすいキプ位置と言える。

防衛側はB:4を討て!

 次の図は上の最良な攻撃側キプを構えた場合。
防衛側が北の裏オベを全滅させられるのを恐れ先手を打って「B:6」壁を2つ建てたとするが、
 これは間違いである。
 この壁を建てる行為は攻撃側であり、防衛側ではない
 その理由は防衛側の壁を建てる地点は本来攻撃側が目指す目標とことなるからだ。

 

fez_43.jpg
 攻撃側は北ATの展開を急ぐ必要がある。そうでなければ内周を抜かれ、オベをもっていかれるからだ。
 そのあと「B:4」に壁を立てれば攻撃側の優勢は強固なものになります。
 防衛側は攻める側であり、守る立場にあれば領域負けします。

 

fez_45.jpg
 壁を「B:4」に建てられる前ならば、一番ATの建てにくい地点にある壁前なので、内周オベは無視し、B:4攻略に向かいます。
 ATはありませんが、若干地形が攻撃側に有利な丘になっています。総戦力でねじ込むほかありません。
 崖上地点にある防衛拠点を取れば、あとは中央を攻めれば攻撃側は前線を維持するのが難しくなります。
(西のがB4壁位置。東がATの建てにくいポイント。緑色のラインが一例の防衛側兵進軍ルート)

攻撃側B:4に敵壁目視…。南攻略。

 防衛にとって最悪の状況北の要塞化完了をさせてしまった場合です。
 つい中央にいきたくなりますが、攻撃側のATは突破は難しく消耗します。
 この場合攻略は南へと変化します。実のところ均衡する勢力からすれば南が主戦場ですが、
 北は一度要塞化すれば奪還は難しくなるため先に北を抑えに行くというわけです。
 攻撃側に北を取られてしまった以上南を攻めるしかありません。先ほどと同じ図をみてください。

 

fez_44.jpg
 北部分は現在もATがたちにくいため、攻め落とせるのでは? と防衛は思うかもしれない。
 しかし攻撃側は建てる必要がなくなったのだ。もとより南が主戦場になりえるのだから、
 南を攻める準備をしているためATを立てるためクリを回せないのだ。
 ここを押し込み内周を折る方法もあるがその間その分、南は攻め落とされるだろう。攻略の際にかかる時間により
 領域ダメージで負ける可能性は高い。やはり南を攻めるべきなのである。
 ここで重要なのは外周を攻めるか、内周を攻めるか。にある。図で記した内周の防衛兵士に×があると思う。
 これは上記で述べた攻撃側の降下により挟み撃ちにされた場合を想定した。このあと攻撃側は東に流れる。
 この事から内周は守りのATを張り巡らせる必要がある。
 それが次の図である。

 

fez_46.jpg
 北は維持・釣りです。攻撃側は南勢力を偏れば防衛側は中央の攻撃側クリを奪取に向かい、後々南下します。
 逆に北に勢力が偏れば東の部分を突破が容易でしょう。そのあと西にあるの部分にあたる裏オベを折るしかありません。
 万が一折れなければ北を押されオベを持っていかれます。スピード勝負と言えます。
 渦巻きMAPではどちらが北をいかにすばやく制するかがやはり重要な点です。

虚を突く渦巻く策

 今まで北南とお話をしてきましたが、やはり渦巻く策略。渦の中心では策を練っていると考えられるでしょう。
 中央には防衛拠点になりえるクリがあります。
 敵に取られれば確実にここを利用するに違いありません。
 逆に攻撃側はしっかり警戒。敵の策を見破ることが重要と言えます。

急襲特攻ジャイ・ナイト

 中央をとった場合一番だと門ないし、ナイトではない。
 残るはジャイである。東を防衛。西を攻撃側と領域を取るなら一番わかりにくく、渦山超えた反対側には蔵を置く、
 中央が取れれば反対側にある敵蔵に奇襲をかけるだろう。
 そのまま最悪対応が遅れれば中央寄りのオベを持っていかれる。まさに渦巻く陰謀である。

 

fez_47.jpg

中央は防衛が取りやすく、蔵の位置は今回適当だがクリより後ろに構えれば次第に攻撃側のジャイの行動は読める。
 兵法では敵がよく見える高台に南に居を構えると優位に立てる。攻撃側を北とし防衛側を南と考えれば合点が行く。
 攻撃側の蔵位置はMAP北に防衛ラインとしているから、図のような位置に置かれることが多いだろう。
 もしくは置かれていないか、キプの横に建っている(南防衛ATを攻撃するため)と考えられる。
 なければ攻撃側内周ATを打ち、北は南に流れるといいかもしれない。(打つ物打ち終わればそれしかない。)

強襲北歩兵キマ。混乱を誘う南奇襲

 奇襲は主導権を奪う際重要であるということは知っていると思う。
 その際囮を使うタイプがある。今回はそれで行く。
 北にみえない領域を利用し渦山で巨体を隠し北に突然出現させる。
 強襲であり、内周を抜きやすくなる。攻撃側は一時的に撤退すると予想されるためである。
 ついで強襲特攻ジャイ・ナイトで南に出る。南への奇襲策である。
 このジャイの場合外周に周り裏オベを狙うのが狙いであり、攻撃側中央へ向かうジャイとは別である。
 攻撃側は北への対処・中央のジャイ・南外周のジャイ。と非常に面倒な事態に陥る。
 やはり敵の計略を見抜くことは重要であることが再認識できる場面といえる。

 

fez_48.jpg
 護衛は難しいが防衛側は南のジャイを優先しよう。
 中央はオベを1本ほどしか取れないが、南は越えれば裏オベがある。護衛もより強化しよう。
 北は内周を抜くお手伝いが出来ればいい。それほど護衛に力を入れる必要はないし、
 キプから遠征のため、キマのHPは少ない
 中央のジャイは折った後南下するのがお勧め。ATを打つ手段もあるが、やはりここは南だろう。
 護衛優先は南ジャイ>>中央ジャイ>北キマの順位にナイトを当てるのが妥当といえる。
 逆に攻撃側は何をするべきかを考え優先し対処するしか手はない。
 場合によってはこの優先ではないかもしれない。注意が必要だ。