カサルカ国

大洋賛歌

1.
ああ、カサルカ、カサルカ
海に光る8つの星よ
この偉大な
大洋のその上に
集う8つの自由の光
我らが女王の名の下に
8つの光は1つとなろう
ああ、カサルカ、カサルカよ
我らの王国は永遠に
偉大な女王万歳
偉大な王国万歳

2.
ああ、カサルカ、カサルカ
この大海原に響く
波の音のごとく
その名を世界に轟かさん
100年も万年も衰えぬ波音
我らの胸に刻まれた音
我らは死しても
忘れはせん
ああ、カサルカ、カサルカよ
我らの王国は永遠に
偉大な女王万歳
偉大な王国万歳

カサルカ国は、オルトスの東、大海原に連なる諸島に位置する島国。
赤道に近いため、一年を通して比較的温暖である。
国名の由来は、国民の大部分を構成するグアンサル民族から。
立憲君主制という政治体制をとるが、国王はあくまでも国の象徴であり、政治に関与できないため、首相が代わりに政治を行っている。
国土はおよそ7800の島々からなり、総面積の約86%を3つの島々が占める。
首都は最も大きい島におかれている。
また、カサルカは八つの王国と公国で構成されている連合王国である。
(ベース国家は西ヨーロッパ諸国で、フランス、イギリスの要素が強め)
一時は世界の各地に植民地や港を持っていたが、第四次世界大戦中の国内財政の不況により国力そのものが弱体化。
その植民地のほとんどが独立し、現在に至る。
元首都のエルハインは、4度の大戦でいくつかの建造物が焼失してしまったが、大戦前の資料を元に現在、再建が進んでいる。中世の華やかな都市の景観を守るため、エルハインやその周辺の地区では建築物に40mの高さ制限が設けられている。
※例外として制限がかけられる前に建てられたルバスール塔(330m)がある。
また、エルハインには防共協定機構（VARTA）の本部が置かれている。
最大の都市であるザイレーは、平野部に面した大都市で、いくつかの中世建築物が残っているが、景観保護による高さ制限は存在しない。それにより中心地区には二十数棟の高層建築物が乱立しており、中世建築物と現代建築物が混ざる奇抜な外観となっている。

画像を表示

1417年、カサルカ国の前身であるアンクティル王国が諸王国共同体を発足させ、そこに他七つの王国が加入。通貨の統一や商業の自由化を行ったことで各王国の壁がなくなった。
そこから各国の陸水軍が統合されたため、アンクティル王国が八つの王国の統合を各国に提案。
当初はいくつかの王国が、統一により発言権が失われるとして猛反対。
そこで、各国の発言力は保ったまま、地球でいうヨーロッパ連合のような運営方式の国家として統合するという案がうまれ、その案に多くの賛成票が集まった。
そして1429年、八つの王国は統合され、カサルカ国の建国が宣言された。

カサルカ国では、義務教育は6歳～15歳でそれぞれ6～11歳は「小学校」、11～15歳は「中学校」と呼ばれる。
中学校卒業後は義務教育ではないため、このまま就職するか、高等学校へと進学するかを選ぶことが出来る。一般的に多くの国民が高等学校へと進学する。
名門高校としては、聖リヴォワール学院大学附属高等学校、ウイートコリーン女学院高等部、エルハイン第1高等学校が有名。
高等学校卒業後にも大学校、大学院などが存在する。
カサルカ国の大学進学率は、68%(男子65%,女子71%)。
名門大学としてはエルハイン第4大学、聖リヴォワール学院大学、ティエラヴィーヌ大学が有名。
カサルカ国　名門大学ランキング
1、エルハイン第4大学
2、聖リヴォワール学院大学
3、ティエラヴィーヌ大学
4、ザイレー大学
5、コート・ドゥ・ゴルフェ大学(湾岸大学)
6、オルールラド政治学院
7、ESPリサーチ大学エルハイン
8、ウイートコリーン大学
9、エルハイン第11大学
10、ルークラ高等師範学校

第4次世界大戦後に政権を握った再興党による経済改革で急速に経済が成長(終戦リバウンド)。
十数年で経済力は何倍にも膨れ上がり、世界有数の経済大国となった。
自動車産業、造船業、精密機械産業などが盛んで、自動車では「VDM」、電子機器では「REIC」などの大企業が世界中に展開している。
一年中温暖な気候を活かしたマンゴーやパイナップルの栽培が盛んで、世界有数の果実類輸出国である。
また、タコ、サバ、マグロ、カツオ、エビ、貝類などの海産物が豊富に採れる。
鉱産資源では石油、天然ガス、銀、ボーキサイトが採れ、海外に輸出されている。
米を発酵させて作ったお酒をフルーツの果汁で割って飲むヨリダジーというアルコール飲料が有名で、他には粘り気の少ないインディカ米を、海鮮をふんだんに使ったソース、パプリカ、キャベツなどの野菜、エビ、タコ、貝類などの魚介類と大きな鍋で焼きながら混ぜ合わせて作るピルーフという伝統料理も有名。
映画などの娯楽も盛んで、カサルカ産の映画は一般的に迦画と呼ばれる。
多くの脚本家、俳優、有名作品を輩出している。
1953年に公開されたラブロマンス映画「ハネムーンはティエラヴィーヌで(原題:romance de rue」は、若者を中心に世界的にヒットし、有名な迦画として知られている。

画像を表示

現在は、中道派である再興党が政権を握っている。
政治体制は立憲君主制だが、国王の政治に対する発言権は無に等しい。
構成国の君主も同様に発言権はほぼなく、完全な象徴となっている。

そのため、国王の代理として各構成国の首相や大臣が政治をしている｡
国王は、政治をすることが出来ない代わりに、国の重要な式典などの代表として出席している。
主な政党として
再興党、自由民主党、保守党、労働党、社会党、国民党、カサルカ共産党、ランバート民主党、大カサルカ労働者連合、急進党、ネオ・ボリシェヴィキなどがある
なお、第四次世界大戦では、左派の急進党が政権を握っていた。
また、大カサルカ労働者連合のランバートにおける一連のテロ活動に際し、社会主義政党設立及び共産思想を違法化するという法案が提出されたが、憲法で記されている「思想の自由」に反するため、法案は可決されなかった。
しかし、一連の暴動を起こした大カサルカ労働者連合は指定テロ組織として警察または軍が構成員の取り締まりを行っている。

国王

首相

カサルカ国憲法は、1712年に国民の国会開設を求める運動が活発化したことで国会開設とともに君主と国民によって制定された協約憲法である。
カサルカ国建国後に君主によって宣言された｢全民自由宣言｣及び全民自由章典に記された内容が元となっている。全民自由宣言には｢思想の自由｣｢言論の自由｣｢活動・団結の自由｣の3つの原則があり、現在のカサルカ国憲法でもこの3つが原則とされている。
制定当時としては民主的な部類の憲法であり、基本的人権の尊重について言及されている他、拷問の禁止、自由に教育を受ける権利、職業選択の自由なども認められていた。後に改憲が行われ、社会権の一部が認められた他、女性に参政権が与えられた普通選挙も認められた。
その後も改憲が進み、現在においても世界的に見て民主的な憲法の一つとなった。

第一次世界大戦では、大陸に少数の陸軍を派遣し、新たな植民地の獲得を狙ったが、現地民の激しい抵抗により敗退し、大陸から撤退した。
第二次世界大戦では、中立の方針をとり、国内のインフラ整備に注力した。
近海を通った他国の輸送艦に対し砲撃を行い、それを沈めたが、
報復として首都が空襲に見舞われたため、数棟の建物が焼失した。
第三次世界大戦でも中立の方針をとることで内政や国土の調査、インフラ整備に注力し、国民の生活レベルが向上した。
この大戦でも近海を通った他国の艦船に対する攻撃は行われていたが、先の大戦での報復を恐れ、軍事力の増強を行った。
第四次世界大戦では、左派が政権を握り、従来の中立的立場から一転。連合国に対し大規模な支援を行おうとしたものの、国民の猛反対により断念。
また、政党内での汚職、賄賂などのスキャンダルが次々と判明。
その責任を取る形で左派政権は解体。
その後、現在の中道派が政権を握った。

カサルカ軍は、陸軍、海軍、空軍の3つの軍部で構成されている。(空軍には特別宇宙作戦部がある)
46万9000人の現役軍人と28万0000人の予備軍人がいる。
170の核兵器を保有する。
軍事費はGDP比3%(1112億ドル)
行進を行う際は膝を直角に曲げて足を上げ、垂直に地面を強く蹴る地球でいうセルビア式の行進法をとる。
(詳しくはカサルカ国の軍事へ)

(サビラート派兵に伴い、旧式装備を一部再配備)

代表的な軍歌

陸軍

海軍

空軍

カサルカは八つの王国と公国で構成されており、それぞれの国が政治において大きな発言権を持つ。法律も国によって違うところがある。
構成国の一つ、コルアック公国の一部の市では、国民が直接政治に参加し、多数決で物事を決定していく直接民主主義が採用されている。

構成国図

構成国図	首都	その他の主な都市
シャバ｜ノル公国	カンダット	ドゥシャルビエ
コルアック公国	ヘベーケ	シウトン
ダルトワ公国	テリン	アラパス
ランバ｜ト公国	コーガー	ティエラヴィーヌ
ヴェルノ｜ナ公国	クリート	アントロース
グラミリア王国	ルークラ	オルールラド
ステヴナン王国	ザイレー	ペリエンテ
アンクティル王国	エルハイン	ウイートコリーン

カサルカ国の外交方針として、他国の紛争問題にあまり積極的には関わらない、というものがある。
また、古くからコアルツィーニとの交流が盛んで、革命によってコアルツィーニの政治体制が変わった後も国交は旧体制から引き継ぐ形で続いている。

国交樹立国

国交樹立国

レイネハイド国
メイカン合衆国
タジキメニスタン共和国
ヴィクタ連邦
ビストニア共和国
中央バトレニア連邦
テデメ・グーダー共和国
コアルツィーニ共和国
バレム共和国
華平連邦
京都帝国
天州共和國
アディア社会主義共和国連邦
ドイツ報復戦線

①エルハイン市街

②ザイレー市街

③ルークラ市街

④ペリエンテ市街

こちらは雑談です。外交関係のコヌントは、こちらではなく、下の新コトンメ欄にご記入お願いします。

• 見やすくなりましたね！ -- ヴィクタ連邦 2023-04-10 (月) 09:54:33
• 構成国のその他の主要都市にある都市名は全て実在する都市の名前をモデルにしています。
  ※それぞれの構成国の首都は自分で考えたつもりです。　　　　
  ドゥシャルビエ→ドゥシャンベ(タジキスタンの首都)
  シウトン→シアトル(USAワシントン州の主要都市)
  アラパス→ラパス(ボリビアの首都) 　　　　　　　
  ティエラヴィーヌ→テルアビブ(イスラエルの主要都市) アントロース→アトランタ(USAジョージア州の主要都市) オルールラド→オークランド(ニュージーランドの主要都市) ペリエンテ→ベルリン(ドイツの首都)
  ウイートコリーン→ウィーン(オーストリアの首都) -- かいたひと? 2023-04-19 (水) 19:50:14
• 設定とか結構練れてきたので、しばらくしたらカサルカ国とその周辺国の地図でも作ろうと思います。 -- なかのひと? 2023-05-23 (火) 21:15:34
• トチ狂ったは草 -- 中央バトレニア連邦の中身? 2023-06-01 (木) 19:54:04
• どれだけ金食い虫、動く的と言われようと、私は大艦巨砲主義は素晴らしい思想だと思ってます。(主にロマンの面で) -- なかのひと? 2023-06-02 (金) 16:36:35
• ソウイウコトナノデスネ・ω・ -- 中央バトレニア連邦の中身? 2023-06-02 (金) 16:50:39