クラスA1/A3蒸気機関車

Last-modified: 2023-08-11 (金) 21:14:49

クラスA1/A3蒸気機関車

名前クラスA1/A3蒸気機関車
英名A1/A3 class
設計者ナイジェル・グレズリー
製造年1922年~1934年
車軸配置4-6-2
所属鉄道グレート・ノーザン鉄道ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道イギリス国鉄
分類蒸気機関車
テンダー機関車
説明ゴードンフライング・スコッツマンフライング・シスルレンバーグプリティー・ポリーゴードンの兄弟のモデル機。
・改造前のヘンリーのモデル機もこの車両に該当する。
・ナイジェル・グレズリーによって設計された、4-6-2(パシフィック)の軸配置を持つ旅客用3気筒蒸気機関車であり、イギリスで初めて量産化されたパシフィック機関車。
・当初はグレート・ノーザン鉄道が開発、使用した車両だが、1923年のGNRを含めた鉄道会社のグループ化により誕生したロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道の急行列車として採用された。
・1928年に、改良型のクラスA3が登場。ほぼすべてのクラスA1がクラスA3に編入改造された。
・第二次世界大戦中、貨物運用に駆り出されたが、整備状態が悪化し、トラブルが多発した。
・戦後、ドイツ式デフレクター(除煙板)が設置されると共に、1958年から1960年にかけて、火室の通気能力増強を図り、2本煙突(ダブルチムニー)化が行なわれた。
・ほとんどが廃車になったが、現在はフライング・スコッツマンのみが保存されている。
参照画像 クラスA1/A3蒸気機関車