「ラスティーは『自分の警笛(汽笛)が最高だ』って言うけど、僕らにはうるさいだけだ。」
日本版タイトル | うつくしいねいろのけいてき/うつくしいねいろのきてき*1 | ||
---|---|---|---|
英語版タイトル | Tuneful Toots | ||
脚本 | シャロン・ミラー | ||
放送日 | ・2005年9月23日(英国) ・2005年9月25日(米国) ・2006年2月17日(ドイツ) ・2007年10月25日(ハンガリー) ・2008年4月30日(日本) ・2008年11月21日(オーストラリア) | ||
日本話数 | 第213話 第5話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第216話 第8話(シーズン内) | ||
この話の主役 | ラスティー | ||
シーズン | 第9シーズン | ||
登場キャラクターA | トーマス、スカーロイ、ピーター・サム、ラスティー*2、ダンカン | ||
登場キャラクターB | レニアス | ||
登場キャラクターC | マイティマック | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、ミスター・パーシバル、ソドーブラスバンド | ||
登場人物B | ハット卿夫人、ミスター・パーシバルの作業員 | ||
登場人物C | ミドル駅長、ミドル駅の作業員?、乗換駅長? | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・乗換駅 ・操車場 ・スカーロイ橋 ・レニアス高架橋 ・ミドル駅 ・ロッキー・リッジ線? ・ハーウィン・ドーレイ城? | ||
あらすじ | ・警笛を鳴らすのが大好きなラスティーは、今夜ブラスバンドのコンサートが有ると聞いてワクワクします。 | ||
メモ | ・ラスティー、第7シーズン『たよりになるラスティー』以来の主役回。 ・この話から、高山鉄道の局長が、ミスター・パーシバルに交代される。 ・日本での初回放送時サブタイトルを「うつくしいねいろのきてき」と誤訳されていた為、DVD収録の際に、「警笛」に訳し直した。 ・英語版及び日本語版の初回放送では本来ラスティーに無い「煙突『funnel』」という表現が登場する*3。 ・米国版では、ラスティーが女性として扱われていた為、DVD収録の際にナレーションを録りなおしている。 ・その為、米国・日本の両方で再収録した事になった。 ・梅津秀行、加藤木賢志、川島得愛、逢坂力がボイスキャストに参加。 ・スカーロイのアクセントが第6シーズン以来、「【ス】カーロイ」に戻る。 ・ラスティー、初めて故障する。 ・ソドーブラスバンド、初めて高山鉄道でコンサートを開く。 ・ラスティーに悪態をつくピーター・サム。 ・トップハム・ハット卿、初めてピーター・サムの機関室に乗車する。 ・この回からスカーロイの声を梅津秀行さんが、ピーター・サムの声を加藤木賢志さんが、ラスティーの声を川島得愛さんが、ダンカンの声を逢坂力さんが担当する。 ・スカーロイとレニアスとピーター・サムとラスティーは、第7シーズン『ピーター・サムとティールーム』以来、ダンカンは同シーズン『クリスマス・プディング』以来久々の登場し、ダンカンは同シーズン『たよりになるラスティー』以来久々喋る。 ・トーマスとピーター・サム、初めて会話する*4。 ・ソドーブラスバンド、長編第11作まで台詞無し。 ・この回で学べるのは「柳の下の泥鰌」*5と言う事。 | ||
台詞 | ・ナレーター「高山鉄道の小型の機関車達は何時でも大忙しい。丘を登ったり下ったり、一日確り働いている。ラスティーのお気に入りは湖の横を走る路線?だ。其処で警笛を鳴らすのが好きなのだ。その音は丘に響き渡る。ラスティーの警笛は特別だった。二つの音が出るのだ。高い音と低い音。ラスティーは自分の警笛の音色がとても美しい音だと思った。だが、他の機関車には『何とも酷い音にしか聞こえない。』ラスティーは其れが悲しかった。或る朝、ミスター・パーシバルが特別なニュースを持ってやって来た。」 ・ミスター・パーシバル「トップハム・ハット卿と夫人が今夜、この鉄道を見学にいらっしゃる。」(初台詞) ・ナレーター「彼は威厳たっぷりに言った。」 ・ミスター・パーシバル「此れはとても特別な事だ。ブラスバンドが来て、盛大なコンサートを開かられるだろう!」 ・ナレーター「機関車達は皆ワクワクした。中でもラスティーが一番興奮した。彼はブラスバンドの音楽が大好きだった。早速準備で大忙しだ。スカーロイとレニアスはテーブルや椅子を運ぶ。ダンカンとピーター・サムは果樹園から林檎や梨を運んだ。ラスティーはコンサートが始まる前にブラスバンドを美しい丘に案内するように頼まれた。ラスティーが乗換駅に到着すると、ミスター・パーシバルがブラスバントと一緒に待っていた。ラスティーは居ても立ってもいられず、警笛を鳴らした。高い音そして低い音。丁度その時、トーマスがコンサートのステージを運んでやって来た。」 ・トーマス「今の素敵な音は何だい、ピーター・サム?」 ・ピーター・サム「ラスティーさ。ラスティーは『自分の警笛(汽笛)が最高だ』って言うけど、僕らには煩いだけだ。」(加藤木賢志さんの2代目のピーター・サムの初台詞) ・トーマス「僕は特別だと思うよ。」 ・ナレーター「ラスティーはその言葉を聞いてとても喜んだ。気に入ってくれたのはトーマスが初めてだったのだ。」 ・ミスター・パーシバル「ラスティー、ブラスバンドの皆が準備が出来たぞ!」 ・ナレーター「ミスター・パーシバルがラスティーを呼んだ。」 ・ラスティー「分かりました。いつでも大丈夫です。」(川島得愛さんの演じる2代目のラスティーの初台詞) ・ナレーター「ブラスバンドが乗り込むとラスティーは張り切って駅を出発した。」 ・ミスター・パーシバル「遅れるんじゃないぞ!」 ・ナレーター「ミスター・パーシバルがラスティーに叫んだが、ラスティーは聞いていなかった。彼は警笛を高く低く音を鳴らしていたのだ。」 ・ラスティー「皆を最高のツアーに連れて行くんだ!」 ・ナレーター「そう言うと、丘を頂上へと向かった。高架橋へ渡ったり、トレッスル橋を渡った。間もなくコンサートの時間だ。ブラスバンドは音合わせを始めた。彼等の奏でる音は、ラスティーの心(煙突)に響き渡った。ラスティーはとても楽しかった。余りにも楽し過ぎて、ラスティーはコンサートに戻る事を忘れてしまった。」 ・ラスティー「そうだ、良い事を思いついた。これから皆を湖に連れて行こう!」 ・ナレーター「彼はこのツアーを、何時までも続いてくれではいいと思った。ラスティーはガタガタと嬉しそうな音を立てながら湖へと向かった。ブラスバンドの音楽にあわせラスティーも警笛を鳴らした。彼は他の機関車に庫の音色を聞かせたかった。夕日の中の佇む古いお城はとても幻想的だった。ラスティーの賑やかな列車が湖の横を走る。だが困ったことが起きた。ガタガタと音をたて止まってしまった。其れは余りにも大きな失敗だった。遠くに行きすぎて燃料が切れてしまった。ブラスバントはコンサート会場に戻れない。大変な事が起きた。トーマスがトップハム・ハット卿と夫人を乗せて乗換駅にやって来た。ミスター・パーシバルが困った顔をしている。ブラスバンドを乗せたラスティーが戻って来ないのだ。皆がとても心配していた。其れはバンドリーダーも同じだった。」 ・ソドーブラスバンド「我々が此処>?に居る事をどうやって知らせるんだ?」 ・ナレーター「彼はラスティーに聞いた。突然、ラスティーがとても大きく警笛を鳴らし始めた。」 ・ラスティー「皆が一緒に演奏して、僕が大きな音で警笛を鳴らしたら、乗換駅まで音が響く筈だ。そうしたら、僕らの居場所が分かる!」 ・ナレーター「バンドリーダーは喜び指揮棒を振った。」 ・ソドーブラスバンド「ワン、ツー、スリー!」 ・ナレーター「ブラスバンドが演奏を始めた。そしてラスティーは今迄以上に、大きくそして誇らしげに警笛を鳴らした。最初に気付いたのはトーマスだった。」 ・トーマス「あれは、ラスティーの音だ!」 ・ダンカン「ブラスバンドも一緒だぞ!」(逢坂力さんの演じる2代目のダンカンの初台詞) ・ナレーター「ダンカンも気付き皆が耳を澄ませた。ラスティーの警笛の音が谷中に響き渡っていた。」 ・トーマス「きっと、何かトラブルが起きたんだ。警笛の音を辿って行こう!そうすれば居場所がわかる。」 ・トップハム・ハット卿「もし、ブラスバンドがラスティーと一緒なら、其処に行ってコンサートをやろうじゃないか。」 ・ナレーター「誰もが、皆素晴らしい考えだと思った。特にミスター・パーシバルが喜んだ。ブラスバントが今迄に無い大きな音で演奏した。ラスティーは、この音色が島中に届くと信じていた。そして、彼は此方に向かって来る機関車の明かりに気付いた。ラスティーは驚いた。機関車全員が湖にやって来た。でも誰も彼に警笛を停めろうと言わない。」 ・トップハム・ハット卿「コンサートを聞きに来たぞラスティー!」 ・ピーター・サム「君の警笛が聞こえたんだ。」 ・ダンカン「それで、居場所が解ったのさ。」 ・スカーロイ「君の警笛は、とても特別だからね。」(梅津秀行さんの演じる2代目のスカーロイの初台詞) ・ラスティー「もう、自分の警笛を恥ずかしいなんて思わないぞ!」 ・ナレーター「ラスティーが嬉しそうに言った。」 ・トップハム・ハット卿「さあ、コンサートを始めよう!」 ・ナレーター「機関車達が一斉に汽笛と警笛を鳴らした。中でもラスティーの警笛は一番大きくそして美しいかった。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス | ||
米国版CV | ・ナレーター/他:マイケル・ブランドン | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・スカーロイ:梅津秀行 ・ピーター・サム:加藤木賢志 ・ラスティー:川島得愛 ・ダンカン:逢坂力 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 ・ミスター・パーシバル:樫井笙人 ・ソドーブラスバンド:金光宣明 | ||
シリーズ前回 | バースデーピクニック | ||
シリーズ次回 (英語) | レニアスときょうりゅう | シリーズ次回 (日本) | なかまはずれのトビー |
参照画像 | 参照はうつくしいねいろのけいてき/画像 |