「あそこに居る、スチームローラーだよ。ほらほら、何か喚いてるぜ!」
日本版タイトル | スチームローラー |
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英語版タイトル | Steam Roller |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
対応原作 | ・第17巻『ゆうかんな機関車』-2「じょうきローラー/スチームローラー」 |
放送日 | ・1995年10月31日(英国) ・1996年5月7日(オーストラリア) ・1996年10月28日(米国) ・1998年1月29日(ドイツ) ・2009年7月29日(ハンガリー) |
話数 | 98 |
この話の主役 | サー・ハンデルとジョージ |
登場キャラクターA | スカーロイ、ピーター・サム、サー・ハンデル、ラスティー、ジョージ |
登場キャラクターB | トーマス、デューク、ダンカン、バーティー |
登場キャラクターC | ジェームス、パーシー、レニアス、スカーロイ鉄道の赤い客車?、スカーロイ鉄道の青い客車?、スカーロイ鉄道の緑の客車? |
登場人物A | クロバンズ・ゲートの警察官、スカーロイ鉄道の子供達 |
登場人物B | スティーブン・ハット、サー・ハンデルの機関士、サー・ハンデルの機関助手、デュークの機関士、スカーロイの機関士、スカーロイの機関助手、ジョージの運転手 |
登場人物C | レニアスの機関士、レニアスの機関助手、ダンカンの機関士、青いオーバーオールの作業員、作業員 |
登場スポット | ・スカーロイ鉄道の機関庫 ・スカーロイ鉄道の踏切? ・線路と道路が並んだ場所? |
あらすじ | ・サー・ハンデルとスチームローラーのジョージは互いに道を譲ろうとせず、トラブルを起こす。ところが、その現場?に警官がやって来て…。 |
メモ | ・ジョージ初登場。 ・レニアス、初めて怒る。 ・子供達に笑われてしまったサー・ハンデル。 ・未公開シーンでは、サー・ハンデルとジョージが並んで言い争うシーンがある。 ・龍田直樹さんのサー・ハンデルの声はこの話で最後となり、第10シーズン『スムーズにはしる』まで台詞無し*1。 ・ジョージはこの話以降、第5シーズン『ハットきょうふじんのたんじょうび』まで台詞無し。 |
原作との相違点 | ・原作ではレニアスは当時イギリス本土に居て不在だが、TV版ではスカーロイ、ラスティーと一緒に、子供達にからかわれて恥ずかしがるサー・ハンデルを笑っていた。 ・原作ではサー・ハンデルの機関士とジョージの運転手が殴り合いの喧嘩をするが、TV版では子供に悪影響を与えないように言い争いに変更となった。 ・サー・ハンデルを冷やかした子供の人数が原作とTV版とで異なり、TV版は4人だが、原作は7人である。 |
台詞 | ・ナレーター「サー・ハンデルは、大きくて頑丈な車輪を、誇りに思っている。輪金(わがね)も幅広く、ガッチリとレールを掴むちょっと珍しい車輪だ。ある日、仲間の機関車達が彼をからかった。」 ・スカーロイ「見ろ!あの車輪、まるでスチームローラーみたいだなぁ。」 ・サー・ハンデル「もう、煩いなぁ!皆焼き餅焼いてるんだろ!」 ・ピーター・サム「気にすんなって。僕の特製の煙突だってからかわれたけど、今じゃ役に立つって皆認めてるよ。」 ・サー・ハンデル「聞いたかい?僕の車輪はピーター・サムと同じで特製なのさ!君等よりずっと速く走れるんだから!」 ・ナレーター「サー・ハンデルを凹まそうと、スカーロイは名案を考えた。」 ・スカーロイ「そうだ、君には立派な車輪がある。ジョージとやり合えるのは君しかいないよ。」 ・サー・ハンデル「ジョージって…誰だい?」 ・スカーロイ「あそこに居る、スチームローラーだよ。ほらほら、何か喚いてるぜ!」 ・ナレーター「スチームローラーのジョージは、鉄道の悪口を言っている。」 ・ジョージ「鉄道~、廃止~!線路を引っぺがして道路に変えろぉ~!鉄道~、廃止~!線路を引っぺがして道路に変えろぉ~!」(初台詞) ・サー・ハンデル「大丈夫、僕に任せとけよ。あんな奴、追っ払ってやるから。今に見てろ、ギャフンと言わせてやる!」 ・ナレーター「お昼近く。ジョージは、踏切?に停まっていた。」 ・ジョージ「おぉ?ひょっとしてお前がサー・ハンデルか?」 ・ナレーター「サー・ハンデルも負けてはいない。」 ・サー・ハンデル「ああ、そう言う君は、ひょっとしてジョージかい?噂は聞いてるよ。」 ・ジョージ「俺も聞いてるぜ。スチームローラーみたいな車輪で、『俺みたいに優秀だ』って見せびらかしてんだろ?」 ・サー・ハンデル「実際は、君よりずーっと優秀だけどね!じゃあね~。」 ・ナレーター「ジョージは腹立たしげに煙を吐いた。その日遅く。最終列車が行った後、サー・ハンデルは特別な積荷を運んでいた。道路?に来ると、ジョージが家に帰る所だった。サー・ハンデルは、彼の注意を引こうとした。ジョージは知らん顔だ。追い越すには、道幅が狭すぎる。サー・ハンデルは頭に来た。」 ・サー・ハンデル「おい、あっちへ行けよ!行く手を塞ぎやがって!」 ・ジョージ「へっ、誰がお前なんかに譲るもんか!偽スチームローラーめ!」 ・ナレーター「2台は一歩も譲らず激しい闘いを繰り広げた。そして、トラブルが起きた。」 ・サー・ハンデル「うわぁ、どうしてくれるんだ!君の所為だぞ!」(龍田直樹さん演じるサー・ハンデルの最後の台詞) ・ジョージ「冗談じゃない!悪いのはそっちだぜ!」 ・ナレーター「どっちが悪いか、言い争いが始まった。」 ・クロバンズ・ゲートの警察官「ちょっと、そこの君達!」(初台詞) ・ナレーター「警官がやって来た。」 ・クロバンズ・ゲートの警察官「一体、何が有ったんだね?」(最後の台詞) ・ナレーター「皆慌てて言い争いを止め、事故の後片付けに取りかかった。翌日、道路と線路の間に柵が張り巡らされた。仕事を終えると、作業員はジョージを連れ去って行った。サー・ハンデルは、自分がジョージを追っ払ったと信じている。仲間は自慢話ばかり聞かされた。」 ・スカーロイ「やれやれ…すっかり逆上せちまった。前より酷いよ…。済まない。計画は失敗だ。」 ・ラスティー「いいよいいよ。気にしないで。他の手を考えよう。」 ・ナレーター「しかし、その必要は無かった。子供達がやって来て、サー・ハンデルを指さすと、こう叫んだ。」 ・スカーロイ鉄道の子供達「見ろよ、これがサー・ハンデルだぞ!スチームローラーと競争して、もう少しで負けそうになったんだぜ!」(初台詞) ・ナレーター「サー・ハンデルは、スチームローラーの話をぴたりと止めた…。」 |
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・スカーロイ:麻生智久 ・サー・ハンデル:龍田直樹 ・ピーター・サム:里内信夫 ・ラスティー:石川英郎 ・ジョージ:平野正人 ・クロバンズ・ゲートの警察官:田中亮一 ・スカーロイ鉄道の子供達:米本千珠 |
シリーズ前回 | とくせいのえんとつ |
シリーズ次回 | ボディをみがいて |
原作前回 | とくせいのえんとつ |
原作次回 | ふへいやダンカン |
参照画像 | ・参照はスチームローラー/画像? |