「ボディを磨かないならお客はお断りだい!」
日本版タイトル | ボディをみがいて |
---|---|
英語版タイトル | Passenger And Polish |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
対応原作 | ・第17巻『ゆうかんな機関車』第3話「ふへいやダンカン」 |
放送日 | ・1995年11月1日(英国) ・1994年(日本) ・1996年5月8日(オーストラリア) ・1996年11月4日(米国) ・1998年1月30日(ドイツ) ・2009年7月30日(ハンガリー) |
話数 | 99 |
この話の主役 | ダンカン |
登場キャラクターA | スカーロイ、ダンカン |
登場キャラクターB | レニアス、スカーロイ鉄道の赤い客車?、スカーロイ鉄道の青い客車? |
登場キャラクターC | トーマス、パーシー |
登場キャラクターD | サー・ハンデル(言及のみ)、ピーター・サム(言及のみ) |
登場人物A | ナンシー、ダンカンの機関士、トップハム・ハット卿 |
登場人物B | スカーロイ鉄道の乗客、作業員、ジェレマイア・ジョブリング、売店のおばさん、トップハム・ハット卿の付き人、レニアスの機関士、キンドリー夫人 |
登場人物C | ダンカンの機関助手、スカーロイの機関士、スカーロイの車掌、レニアス駅長、トロッターさん |
登場スポット | ・キャラン駅 ・クロバンズ・ゲート駅 ・スカーロイ鉄道の機関庫 ・レニアス高架橋 ・レイクサイド分岐点 ・レイクサイド駅 ・レイクサイド橋 ・スカーロイ湖 ・スカーロイ駅 ・レニアス駅 ・レニアス機関庫 ・森林の線路? ・ソドー城 ・崖淵の線路? ・スカーロイ鉄道の青い客車の脱線事故現場? |
あらすじ | ・ある日、ダンカンはナンシーに洗車をお願いするが、断られて機嫌を損ね、怒りっ放しのまま脱線事故の処理に向かう。不満が限界に達したダンカンは、遂に高架橋の上で仕事をボイコットしてしまった。 |
メモ | ・ナンシー初登場。現在まで、喋ったのはこの話のみ。 ・スカーロイの夢の中のレニアスと並走するシーンは『わがままなきかんしゃ』の使い回し映像。 ・夢の中だけでの登場だからか、レニアスが機関車紹介から省略されている。 ・ダンカン、サー・ハンデルの車輪、ピーター・サムの煙突とアイスを同列に扱う*1。 ・トップハム・ハット卿に説教されても反省するどころか口答えする程、文句を言うのが好きなダンカン。 ・他人にコキ使われるのを嫌がるダンカンの台詞は、第2シーズンの『ダックしごとをもらう』でのダックを彷彿とさせる。 ・初めて客車が脱線する*2。 ・ダンカンはこの話以降、第7シーズンの『クリスマス・プディング』まで客車を牽引しない。 ・カラーワイドでは最後にスカーロイがダンカンを呼びに来るシーンがある*3。 ・未公開シーンでは、スカーロイの事故現場?でダンカンとスカーロイが並んでいるシーンが存在する。 ・ダンカンがクロバンズ・ゲート駅を通過する間にトーマスとパーシーがすれ違うシーンで、ダンカンが聞き慣れない汽笛の音色を鳴らしている。 ・トップハム・ハット卿がダンカンを説教するシーンで、機関庫の横にレニアスとスカーロイが後ろ向きで映っている。 ・この話は次回『ゆうかんなきかんしゃ』に続く。 |
原作との相違点 | ・原作では前述のカラーワイドのシーンがカットされずに言及されている。 ・原作ではダンカンの機関士がダンカンの客車?から降りてきた男性に叱られる挿絵が存在する。 |
台詞 | ・ナレーター「ナンシーは、車掌の娘だ。ある日彼女は、スカーロイをぼろ切れで磨いていた。お喋りしたいのにスカーロイは、うたた寝している。」 ・ナンシー「起きなさいよ、怠け者ね。こんなに汚れていて、恥ずかしくないの?」(初台詞) ・スカーロイ「ふぁーあ、別に?ぺちゃくちゃ煩い子だなぁ…。」 ・ナレーター「スカーロイは、目を閉じた。レニアスの事が、瞼に浮かぶ。彼が修理に出される前の、楽しい日々の事を思い出していた。また、ナンシーが邪魔をした。」 ・ナンシー「レニアスが帰って来るのに、おめかししないの?」 ・ナレーター「スカーロイは目が覚めた。」 ・スカーロイ「えっ!いつ!?」 ・ナンシー「もうすぐよ、パパが言ってたわ。それじゃあね。」 ・スカーロイ「ナンシー、行かないで!そんなに汚れてる?頼むからもう一度磨いてよ…。」 ・ナンシー「もう!コロっと変わるんだから…。」 ・ナレーター「ナンシーはまた、磨き始めた。ダンカンは焼き餅焼きだ。」 ・ダンカン「おいらも磨いてくれるかい?」 ・ナンシー「ごめん、今日は駄目なの。もう行かないと…。これから売店のおばさんを手伝うのよ。お客のアイスを用意するの。気を悪くしないでね、ダンカン…。」(最後の台詞) ・ナレーター「でも、ダンカンは気を悪くした。」 ・ダンカン「ちぇっ、不公平だよ!ピーター・サムは特製の煙突、サー・ハンデルは特製の車輪、お客はアイス!なのにおいらは磨いても貰えねぇ!」 ・ナレーター「勿論それはオーバーだが、彼は文句を言うのが趣味だ。いつまでも、不貞腐れている。その日の午後、電話で悪い知らせが入った。」 ・ダンカンの機関士「大変だ!スカーロイの客車?が脱線した!すぐに作業員を連れて出発しよう!」 ・ダンカン「まーた余計な仕事かよ!これじゃ体がいかれちまうぜ…。」 ・ダンカンの機関士「馬鹿な事言ってんじゃない!行くぞ!」 ・ナレーター「既にスカーロイは居なかった。真ん中の客車?が脱線したので、前の車両を引っ張って駅に向かったのだ。ダンカンは、作業車を待避線に入れた。作業員達が現場を片付ける。その後で、ダンカンが残った車両の乗客を送り届けた。彼はず~っと、不機嫌だった。」 ・ダンカン「人をコキ使いやがって!休憩もありゃしねぇ。」 ・ナレーター「ダンカンはわざとベースを落とした。機関士は、ダンカンの蒸気が十分に出るのを待つ事にした。だが、ダンカンは一向にやる気を起こさない。」 ・ダンカンの機関士「お客さんを待たせなきゃならんなぁ…。」 ・ナレーター「それを聞いてダンカンはますます、不機嫌になった。」 ・ダンカン「お客の事ばかり心配して!少しはおいらの事も考えてくれよ!」 ・ナレーター「やがて蒸気も蓄えられ、ダンカンは再び出発した。だが、彼の機嫌は一向に良くならない。」 ・ダンカン「働き過ぎだぜぇ!もう我慢ならねェ!!」 ・ナレーター「ようやく、駅の傍の陸橋に辿り着いた。」 ・ダンカンの機関士「いいぞ、頑張れ、ダンカン!もう一踏ん張りすれば、駅で休憩して水も飲めるぞ!」 ・ナレーター「ダンカンの不機嫌は、頂点に達していた。」 ・ダンカン「行くんなら行けよ!おいらは此処に居るから。」 ・ナレーター「そして、居座った。スカーロイがやって来て、ダンカンと客車?を駅のホームまで運んだ。乗客はカンカンに怒っている。口々に、『酷い鉄道だ!』と抗議した。その夜、トップハム・ハット卿がダンカンに警告した。」 ・トップハム・ハット卿「お客が嫌なら、ボディを磨かないぞ!」 ・ダンカン「へん!ボディを磨かないならお客はお断りだい!」 ・ナレーター「ダンカンはまだまだ、懲りないみたいだね。」 |
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・スカーロイ:麻生智久 ・ダンカン:田中亮一 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ダンカンの機関士:佐藤浩之 ・ナンシー:丹下桜 |
シリーズ前回 | スチームローラー |
シリーズ次回 | ゆうかんなきかんしゃ |
原作前回 | スチームローラー |
原作次回 | ゆうかんな機関車 |
参照画像 | ・参照はボディをみがいて/画像? |