音楽/【Vector to the Heavens】

Last-modified: 2021-01-31 (日) 14:14:58

シオンとの戦闘曲。
読み方は「ベクター・トゥ・ザ・ヘブンズ」。意味は「天国への方向」。

  • heavenという単語には、the heavensと書いて「空」「天」という意味がある。なので、タイトルからも「空への方向」→「ソラへ還る」と取ることができる。
  • 念のために書いておくと、「天国」という意味のheavenは不可算名詞であるため、the heavensを「空」ではなく「天国」と訳すのは(よくある)誤訳である。
  • とはいえ、the skyではなくthe heavensである理由を考えてみることで、この曲に込められた想いをより理解できるのかもしれない。

彼女のテーマをベースに、「Kairi」と「Dearly Beloved」のフレーズが一部に使用されている。
壮大なピアノ協奏曲であり、「The Other Promise」に続くピアノ戦闘曲である。

  • タイトル曲を織り交ぜたのは、その切ない物語の中でも「せめて音楽だけでも救いを」と希望をこめたから、とのこと。

下村氏の25周年ベストアルバム「memória!」にて、オーケストラアレンジが収録された。


Days

Daysの実質的なラスボスであるシオン最終形態戦の曲。
切ない曲調の中に、例え自分が消えることになろうとも「ソラへ還る」という決意がこもった、彼女の芯の強さを表したそんな一曲。
この曲とストーリーの最高潮の盛上がりのおかげで、シオンにトドメをさせない人が続出した。

KH1.5

生楽器で再録音され登場。
戦闘シーン全面カットに伴ってか、シオン戦直前のムービーで流れた。ピアニストはベンヤミン・ヌス氏。
ゆったりとしたピアノの旋律から始まり、最初から最後までピアノの音色が響き渡る一曲になっている。
特に、ピアノの強弱に耳をすませて聞いてもらいたい。ここまで波があるのかと驚くことだろう。

  • 「好きだと言ってくださる方が多く、この度録り直すことにした」「非常に聴きごたえのある1曲になっている」と下村氏が語る一押しの曲なのに、1ループせずにフェードアウトしてしまうのが非常にもったいない。
    • 後のKH1.5+2.5のパッチにてシオン戦のムービーが追加された為、ループするようになった。

KHIII

ロクサスとシオン復活後のサイクス戦にて、この曲と「The Other Promise」のアレンジである「Hearts as One」が流れる。

KHIIIRM

Vector to the Heavens -Xion-

リミットカットエピソードにおける再現データのシオンとの戦闘曲。
各データ機関戦同様BGMがアレンジされており、オリジナルの悲しげな雰囲気を残しつつも曲のテンポがかなり上がったロック調にアレンジされている。特にイントロ部分だけでは「Vector to the Heavens」と気付けないかもしれない。
曲の最後にはやはり「Dearly Beloved」のフレーズが使用されているが、オリジナル以上に儚げで泣きたくなるような静かさである。ここに至るまでの音楽の激しさが余計にこの静かさを引き立たせている。

心做しかソラと戦う事が悲しく、しかし覚悟を決めた様な凛々しくて強い想いを感じる曲。

  • 余談だが、データのシオンと戦う時のシオンの眼は金色である。恐らく本編でゼアノートの器として完成していた場合、Daysのような虚しくて辛い戦いをこの曲と共に迎えていたのかもしれない。