東北楽天ゴールデンイーグルスに所属する一部選手の総称。単に「楽天顔」とも。
概要
楽天の歴代の生え抜き選手は、どちらかというと地味な顔立ちで性格も控えめな選手が多い。その上レギュラーに定着している選手ですら図抜けたレベルの成績を残すわけでもないため、他球団のファンからは印象に残りにくく誰が誰だか顔を見ただけでは分からないということが多くあり、漫画やゲームなどでの名前も付かないような端役キャラに例えて「モブ顔」と言われるようになった。
これは生え抜き選手に留まらず、トレードなどで楽天に加入した選手ですら「元から在籍していた選手たちに混じるとモブ顔になる」と言われている始末である。
また、入団前はイケメンの評価をされていたはずが、ドラフトで指名され入団するとモブ顔になる、と言うケースも存在する模様。特に2024年のドラフトでは、その年大注目を浴びていた宗山塁(明治大)の交渉権を獲得*1した結果、「楽天のユニに袖を通した瞬間スターからモブ顔になった」と言われてしまった。
これに加え、2006年から2009年まで野村克也が監督に就任していた影響から髭・長髪・金髪禁止の文化が長く残り*2、見た目の区別が付きにくくなっていることも原因の一つである。
特に左打者は共通して「アヘ単」「足は速いが盗塁が下手」という場合が多く、識別をより困難にさせているためモブの括りではよくネタにされる*3。
2019年の石井一久GM就任以降は鈴木大地や阿部寿樹といった個性的な顔立ちの選手、涌井秀章や西川遥輝といったイケメンで知られる選手を複数獲得しており、「レギュラー陣が軒並みモブ顔」という事態は少なくなっているが、生え抜き選手については依然モブ顔の傾向が指摘されやすい。