中日時代の阿部寿樹のこと。
概要
入団から3年目まで
2015年ドラフト5位指名でHondaから中日に入団。背番号は同年限りで引退した和田一浩の5を与えられる。最初の3年は年間20試合程度*1の出場にとどまり、中日ファン以外には名前を知られないマイナーな選手だった。
2019年
2019年は前年セカンドとサードを兼任していた高橋周平がサードに専念するため、一軍セカンドに抜擢されると大活躍。打率3割付近をキープし*2守備の動きも良かったため一躍注目されるように。
しかし、
- 既に「あべ」という選手には阿部慎之助(元巨人)、安部友裕(元広島)と言った有名な選手がいる。
- また、中日の歴代二塁手といえば高木守道、宇野勝、立浪和義、井端弘和、荒木雅博などレジェンド揃いである。
そのため「中日・阿部」のイメージが薄く、活躍しているけどあまり知らない選手という枠になってしまい他球団のファンから
「謎の存在」
「謎の男」
「謎のおっさん」
等と呼ばれることになった。
その後
シーズンを通してセカンドの定位置を守り規定打席に到達したことで中日阿部の存在も広く知られるようになる。
ただし今度はプロ入り4年目の割に入団時点で25歳という実年齢(活躍した2019年で満30歳)に加え老けた見た目に髭面という点から「マスター」*3と呼ばれるベテラン扱いに変わり、違う意味でも注目されるようになると、2015ドラフト同期の青柳晃洋(阪神)や戸柱恭孝(DeNA)などと比較されるようになった。
またこのベテラン扱いは実況にも波及しており、2019年9月3日の巨人戦でタイムリーを放った際に実況から「ここは阿部、ベテランらしく状況を読んでのバッティングです」と実況された*4。
またプロレスラーの金丸義信に似ていることもネタにされたりする。
2022年オフ、涌井秀章との交換トレードで東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍となった。