あへあへ単打マン

Last-modified: 2022-04-19 (火) 21:25:46

打率は低くないが単打ばかりで、貢献度が低いと見做された選手の蔑称。通称「あへ単」。


【目次】


概要

打率は最高打率のタイトルが首位打者と呼ばれるなど、古典的に最重要指標に位置付けられてきた。

しかし、ホームランがほとんど出なかった黎明期の野球リーグならともかく、年月と共に用具や技術の発達によってパワーのある打者は狙って長打を打てるようになり、またセイバーメトリクスの普及も相まって、今では打率だけでは選手の価値を測ることはできなくなっている。
また、規定打席に到達さえすれば誰でも首位打者を狙うことができるため、1991年にオリックスの松永浩美と壮絶な首位打者争いを演じた末にタイトルを獲得したロッテの平井光親のように、2リーグ制導入以降の首位打者の安打数(111安打、パ・リーグ20位)としては史上最少だったケースも存在した。

そんな風潮により「打率が高くても単打ばかりの打者はそこまで活躍していない」という認識が生まれ、一種の蔑称として単打マンという言葉が誕生。
これと「あへあへうんこまん」を組み合わせた「あへあへ単打マン」が、その語感の良さから定着していった。


解説

「あへ単」の傾向については、以下の計算によって算出される「あへあへ単打マン値」によって分析することができる。

あへあへ単打マン値 = 単打数 ÷ 安打数

ただし、上述した経緯から「単打を放つことしか取柄が無い」ことを揶揄するニュアンスを含む蔑称であるため、この値が高くても出塁率やOPSでも同時に優秀な数値を出していたり、得点圏打率が高い(=チャンスの場面に強い)打者であったり、走塁や守備など他の能力によって大きく貢献できていたりする場合は「あへ単」呼ばわりはされない事も多い 。そのため、特に首位打者や最多安打のタイトルを取った過去の名選手を「あへ単」とみなすかどうかについては十分な検証が必須であり、注意を要する。

しかし、もともとイチロー*1(元オリックス→マリナーズ→ヤンキース→マーリンズ→マリナーズ)への煽りへの反論が初出であることからも分かるように、他の貢献を無視してでも単打の多さを叩く用法は当初から存在した。現在でも、守備走塁や出塁率などで貢献している選手どころか、リーグの平均長打率や規定打席到達者の平均二塁打・三塁打数を上回ってる選手でも、本塁打数が少なければ煽りカスによってすぐに「あへ単」呼ばわりされてしまうのが現状である。


「あへ単」呼ばわりされがちな選手たち

以上のように、首位打者や最多安打、盗塁王などのタイトル争いの常連選手でさえも「あへ単」とみなされるパターンが見受けられる。特に中島に至っては北海道唯一のゴキブリの蔑称が付けられ、代名詞のカット打法もろともあへ単を超えた存在となってしまった。もっともセイバーが普及する前から打率は稼げても長打力がなくただただ単打ばかり打つ選手に対して当該チームのファンの評価は厳しいものがあり代表的な選手として和田豊(元阪神)が挙げられる*2


初出(と思われるもの)

3 : 風吹けば名無し[sage] 投稿日:2012/04/23(月) 15:32:48.15 ID:XMjXv85N
あへあへ単打マン?

4 : 風吹けば名無し[] 投稿日:2012/04/23(月) 15:33:31.76 ID:X/ielbRS
あへあへ単打マンて何

スレは終始「あへあへ単打マン」という単語についての疑問レスに占められており、おそらくこのスレが初出かと思われる。


あへあへ単打マンランキング

規定到達者のみ記載。(2013/05/30時点)

http://www.logsoku.com/r/livejupiter/1369906069/

片岡治大 0.93
小谷野栄一 0.91
内村賢介 0.90
伊藤光 0.90
荒木雅博 0.89
井端弘和 0.89
藤田一也 0.86
金子侑司 0.86
9大和 0.86
10石川雄洋 0.84
11根元俊一 0.84
12ヘルマン 0.83
13嶋基宏  0.83
14大引啓次 0.83
15田中浩康 0.81
16西岡剛 0.81
17堂林翔太 0.78
18大島洋平 0.77
19西川遥輝 0.76
20マートン 0.76
21聖澤諒 0.76
22内川聖一 0.75
23今江敏晃 0.75
24秋山翔吾 0.74
25陽岱鋼 0.74
26菊池涼介 0.74
27鈴木大地 0.74
28谷繁元信 0.73
29村田修一 0.73
30新井貴浩 0.72
41ルナ 0.67
42長野久義 0.66
43新井良太 0.64
44糸井嘉男 0.64
45ミレッジ 0.64
46和田一浩 0.64
47浅村栄斗 0.64
48坂本勇人 0.63
49中田翔 0.61
50鳥谷敬 0.61
51畠山和洋 0.61
52アブレイユ0.60
53井口資仁 0.59
54阿部慎之助 0.57
55ロペス0.57
56ブランコ 0.56
57ラヘア0.55
58バレンティン 0.47

※133レス目で追加された選手
炭谷銀仁朗 0.94
今宮健太 0.67
坂口智隆 0.80
後藤光尊 0.83
松井稼頭央0.59

なお、規定未到達ながら上記スレが立てられた時点で宮本慎也(元ヤクルト)が理論上最高値の1.00を叩き出していた。
しかし6月25日の横浜DeNAベイスターズ戦でようやく長打が出たため、最高値ではなくなった。


関連項目


*1 イチローは(MLB時代に限れば)打率の割に出塁率はそこまで突出しているわけではなく、全盛期でもOPSが.800未満のシーズンがある。しかし守備での貢献度が高く盗塁数も多いのであへ単とは言い難い。
*2 和田は現役時代、極端に長打の少ない打者として知られ、1991年から1993年まで3年連続で規定打席に達しながら本塁打ゼロという珍記録を残している。ただし和田の打撃スタイルが批判されるようになるのは阪神監督就任以降である。