脱浪

Last-modified: 2023-12-27 (水) 15:24:57

元中日ドラゴンズ・京田陽太のトレード移籍の顛末を表した言葉。読みは「だつなみ」。
以降は立浪中日から脱出できた選手に対して使われている。


経緯

2022年の京田は開幕から深刻な打撃不振に陥り打率1割台に低迷。さらに5月4日のDeNA戦では守備でも打球後逸のミスをしてしまい、試合中にもかかわらず立浪監督に「闘志や覇気が感じられない」として二軍行きを命じられてしまう。
その後、夏場に何とか再昇格を果たすが、既に遊撃レギュラーの座にはかねてより立浪監督が目をかけていた後輩の土田龍空*1が定着。8月11日の巨人戦では新型コロナウイルスの感染者が続出したことで守れる選手が少なくなっていた二塁でも急遽起用されるが、そこでも攻守にわたり精彩を欠き、自身もコロナの陽性になったこともあって登録抹消。以降一度も一軍に昇格することなくシーズンを終えてしまった。

結局このシーズンは43試合で.172・3本・8打点とキャリアワーストの数字で終了。二軍でも打率1割台と目も当てられない成績を叩き出してしまった。
前年まで不動の正遊撃手として活躍していた京田がここまでの不調に陥った原因としてメンタルの悪化を指摘する声は多く、必要以上に厳しいとされた立浪監督の処遇はたびたび物議を醸していた。加えて、シーズン中から燻っていたトレード移籍の噂も、この成績を受けて加熱してしまう*2
その最中、11月18日に京田は砂田毅樹との交換トレードでDeNAへ移籍が決定。ファンが予感していたトレードは現実のものとなってしまった。
そして移籍直前、京田は自身の荷物をまとめながら憑き物が落ちたような満面の笑みを浮かべていた

qghJHol.jpg

その様子を端的に表した言葉が下記のレスである。


初出?

【満面の笑み】DeNA京田陽太さんの最新御影wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
https://itest.5ch.net/nova/test/read.cgi/livegalileo/1669022703

3:それでも動く名無し2022/11/21(月) 18:25:43.55ID:NV+Vk6we0

脱浪

その後

京田はDeNAの入団会見において「驚いた反面、正直うれしい気持ちもあった」「中日をコテンパンにしたい」等、かつての内川にも匹敵する畜生発言を連発*3。立浪監督との確執の噂をますます裏打ちした。
そして皮肉にも中日を放出されたことにより立浪への怨恨から闘志を燃やすようになったと評された京田には「バトルフェイス京田」や「バッフェ」などの呼び名が冠された。
2安打1盗塁の活躍でチームの7連勝に貢献した2023年4月30日の試合では、試合後のハイタッチ(動画45秒から)でチームメイトからも「バトルフェイス京田」「戦う顔しとる」といじられているのが確認されている。

今度は日ハムで

2023年6月19日、突如として中日の郡司裕也&山本拓実と日ハムの宇佐見真吾&斎藤綱記の2対2トレードが発表された*4*5
山本拓実は「色んな作戦や頭を使うような野球をする印象。そういう野球は大好きなので楽しみ」とコメント。
郡司裕也も「今回のトレード、僕はポジティブに捉えていて、今はすがすがしい気持ちでいます。対戦出来る日を楽しみにしたい」とコメント。
さらにスレに満面の笑みを浮かべた郡司裕也と山本拓実の画像が投稿された*6

遂に雑誌記事名に

シーズン後半戦から巻き起こった令和の米騒動の最中、9月8日のFRIDAYにおいて、『”令和の米騒動”の次は「脱浪の乱」!?』と題された記事が掲載されてしまった。

同記事内では米騒動絡みで(他球団と比較した)そもそもの待遇面への不満から若手選手を中心に移籍志向が生まれ始めていると綴られている。

さらにはコーチも

2023年10月4日に中村紀洋二軍打撃コーチ、荒木雅博守備内野走塁コーチの退団が発表され、中村は5日に選手やスタッフへの挨拶のためにナゴヤ球場を訪ねたのだが、その際に満面の笑みを浮かべた表情を撮影されている。

中村二軍コーチ_0.png

荒木も退団後、新庄監督直々の要請により、日本ハムの秋季臨時コーチに招聘された。

荒木内野守備走塁コーチ_1.JPG

関連項目


*1 2023年より登録名を「龍空」に変更。
*2 当初はトレードの対象としてDeNAの戸柱恭孝の名が囁かれていた(ソース)。
*3 この他、「強制送還されたところにまた戻るという事で楽しみです」と自虐発言も飛ばしている。
*4 このトレードに至った経緯として、開幕前からの捕手不足(特に中堅層)に加え正捕手である木下拓哉が故障で離脱した事が挙げられる。加えて、トレード当時の1軍には左のリリーバーが病み上がりの福敬登とまだ若い上田洸太朗しかおらず、即1軍で使える左のリリーバーも補強対象となっていた。
*5 余談だが、斎藤は2022年11月にオリックスからトレードで日ハムに移籍したばかりであり、わずか半年余りで2度のトレードを経験することとなった。
*6 一方で、彼らと入れ替わりで入浪した宇佐見と斎藤は入団会見で早速バトルフェイスを披露し、そちらも話題となっている。