中日のショート

Last-modified: 2021-10-14 (木) 19:04:46

中日ドラゴンズ・京田陽太の別称。蔑称ではない。

経緯

京田はルーキーイヤーの2017年からショートのレギュラーに定着しており、2019年も不動のショートとしてシーズンを完走。打撃面では打率.249・3本塁打・40打点と物足りなかったものの、アマチュア時代から定評のある守備でチームに大きく貢献し、140試合で9失策、UZRは圧巻の17.5で2位のDeNA・大和の4.4を大きく引き離しており、ゴールデングラブ賞の受賞が確実視されていた。
ところが、実際ショートでゴールデングラブ賞を受賞したのは巨人・坂本勇人であった*1坂本はこの年自己最多の40本塁打*2・94打点と打撃面で大活躍しチームの優勝に貢献したが、守備面では143試合で12失策、UZR-3.0と遥かに京田に劣っており*4、在京記者の多さや坂本のスター性、打撃面でのインパクトなどから完全な印象票となってしまい、なんJでも記者投票はやめるべき、もしくは投票した記者の責任を明らかにするために記名者を公開すべきだという声が多く聞かれた*5*6

「中日のショート」の誕生

その後、巨人の原監督が発表に先立って独自にゴールデングラブ賞を選考していたことが判明。その際ショートは自軍の坂本ではなく京田を選びその守備を称賛していたが、なぜか京田とは言わず「中日のショート」呼ばわりだったためネタにされた。

https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/npb/1606533/

派生

セ・リーグのセカンドは広島・菊池涼介が選出されたが、こちらも守備の主要データではほとんど2位のヤクルト・山田哲人に劣っており、菊池の守備の華麗なイメージからこちらも印象票となってしまい、山田のことを「ヤクルトのセカンド」と呼ぶ声もある。ただし、こちらはショートの田中広輔が前年に比べて大きく守備力を落とし、併殺参加数などが左右されたため、擁護の声もある*7
なお菊池自身もエラーは多かった模様。

関連項目


*1 坂本が167票、京田は2位で110票
*2 巨人の右打者でシーズン40本塁打以上を記録したのは2010年に49本塁打を放ったアレックス・ラミレス以来9年ぶり*3。日本人に限れば2004年に41本塁打を放った小久保裕紀以来15年ぶりで、生え抜き選手としては初。
*3 巨人軍の右打者におけるシーズン最多本塁打であり、巨人の外国人打者に限定しても最多本塁打記録である。
*4 11人中8位でセリーグでは阪神・木浪聖也(-10.4)に次ぐワースト2。このほか、守備率、失策数など主要な守備データで全て京田が上回っていた。
*5 もっとも坂本自身も2010年代前半は鳥谷敬(当時阪神)に阻まれていた。このため将来的には京田も鳥谷や坂本のようになるのでは?と危惧されている。
*6 ベストナイン、新人王、リーグMVPも現状は記者投票尚且つ記名者非公開による選出である。これらも印象票が少なからず結果を左右するので、プロ野球ファンの憎悪を買う場合がしばしばみられる。かつては沢村賞も記者投票で選出されていたが、こちらも印象票で左右されやすいという弊害を抱えていた。代表的な例としては、1981年の沢村賞受賞者は投手5冠を達成した江川卓ではなく、西本聖が選出されたケースである。これは、江川事件のイメージが残っていた影響とも言われているが、翌年からは記者投票から球界OBによる選出に改正されている。
*7 ただし山田の方も正遊撃手として安定した守備を見せていた西浦直亨故障で欠いており、代わりに入った守備力の低い選手たちに足を引っ張られていたためどっちもどっちである。