中日ドラゴンズの別称(蔑称)。
後述の通り使われ始めた当初は蔑称ではなかったのだが、語呂の良さと2023年シーズンの余りにもお粗末な采配やトレードなどの数々を受け、蔑称として定着した。
その後は定着しすぎたそれにありがちなことではあるが、蔑称ではなく単なる別称もしくは一種の愛称として用いる向きもある。
概要
2023年7月から一層攻撃が激しくなったスクリプトからの回避を目的として、野球実況のスレッドタイトルを暗号的にする対抗措置が取られた*1。その中で7月23日の広島中日戦、「中日」から「チュニジア」へと置き換えられたのが初出。
いつしかそれが「チュニドラ」へと変わっていき、8月2日を境に用例が激増。なんG界隈で流行語となった…とされているが、2023年5月上旬や2023年6月中旬の段階で既に「チュニドラ」を含むスレが集中的に立っており、一部のゴリ押しとして見る向きもある。
この時点では他に「チュニチド」「チュニドゴ」「チュドンズ」「タツカズ」「ズンゴラド*2」といった表記が存在していた。
初出?
1 : それでも動く名無し : 2022/08/06(土) 23:47:01.57 ID:XaJwZdb00
なぜ
他の球団でも
中日以外のチームでも、不振に陥った時や凄惨な負け方をした時は、球団名を縮めた蔑称で呼ばれることがある。
球団 | 略称 | 由来 |
---|---|---|
中日ドラゴンズ | チュニドラ | ちゅうにちドラゴンズ |
読売ジャイアンツ | ヨミジャイ | 読売ジャイアンツ |
広島東洋カープ | ヒロカプ | 広島東洋カープ |
東京ヤクルトスワローズ | ヤクスワ | 東京ヤクルトスワローズ |
千葉ロッテマリーンズ | テマンズ | 千葉ロッテマリーンズ |
埼玉西武ライオンズ | タマブラ | 埼玉西武ライオンズ |
シカゴ・ホワイトソックス*3 | シカホワ | シカゴ・ホワイトソックス |
コロラド・ロッキーズ*4 | コロロキ | コロラド・ロッキーズ |
ただし「球団名を変な略し方で嘲る」というネタ自体は古くから存在しており、必ずしもチュニドラが起源とは限らないことに留意すべきである*5。
余談
藤本博史監督時代の福岡ソフトバンクホークスは、平均年俸が12球団トップクラスの金満球団にもかかわらず「黄金期と比較してチーム成績が低迷」「打線に並ぶ野手が左打ちで長打のない選手ばかり」という中日要素から「高級チュニドラ」と呼ばれていた。
小久保裕紀監督に代わった2024年にソフトバンクはリーグ優勝を果たしたが、2025年は主力の相次ぐ負傷離脱や投手陣の破滅的炎上でシーズン序盤は負けが込み、最終的に生卵事件が発生したダイエー時代の1996年以来29年ぶりに最下位で4月を終了。その結果、「高級チュニドラ」や(南海ホークスが弱小球団だったことに絡め、前述の生卵事件の垂れ幕の文字である)「南海復活」などのワードが蒸し返されたりした。