フライデー

Last-modified: 2023-12-14 (木) 21:28:17

論ずるに値しないのかすら微妙な講談社発行の週刊誌。英字の「FRIDAY」が正式な表記。

概要

1984年創刊。新潮社の『FOCUS(1981年創刊、2001年休刊)』や、光文社の『FLASH*1(1986年創刊)』と共に「写真週刊誌」というジャンルにカテゴライズされている。
とにかく有名人の私生活を盗撮して載せることから、動詞化され「フライデーされる*2」と言われることもあるほど有名。但し、週刊誌にはもはやお馴染みのプライバシー無視のおかげで幾度と訴訟を起こされているほか、以下のような「実績」が存在する。
なんJ的には、モミー金玉添付合コン三昧といったネタで有名なほか、清田育宏の猛不倫賞の3スクープ全てを放ち、球界追放に一役買った清田キラーとしても有名。また1997年から2003年にかけて清原和博の動向を題材にした「おぅワイや!番長日記」という連載記事*3が名物の1つになっていた。が、基本的にゴシップ・スキャンダル絡みが強く、講談社*4もとい音羽グループ全体に野球専門誌が無い為かグループ全体で野球記事に弱いと評されている。


フライデーの実績

  • 1986年10月、作家の井上ひさし氏の知人女性を隠し撮りし、法務局から人権侵害勧告。
  • 1986年12月、ビートたけし、たけし軍団による「フライデー襲撃事件」発生。
  • 1991年9月、批判記事を載せたことへの抗議として新興宗教・幸福の科学から訴訟を起こされた他、講談社本社前でデモをされ、講談社の業務がストップ。その後の裁判で、両者の行った行為のそれぞれ一部に違法性が認められる結果となった(講談社フライデー事件)。
  • 電波少年のやらせや出演者軽視の姿勢を指摘した結果、電波少年側がフライデーを皮肉った『グリーングリーン』の替え歌を歌う生放送講談社本社前でされる。


関連項目


*1 こちらは夜の三冠王一流選手という実績がある。
*2 これは同じ講談社系列(音羽グループ)のFLASHに載った時も同様。
*3 実際の執筆者は船川輝樹。船川は連載の際、「おう、ワイや」というフレーズを書きたいがために、「番長日記」を始めている。好評ゆえに、2003年に単行本化された。企画終了後に船川が『週刊現代』に異動したため、『週刊現代』でも1回のみ掲載された。清原のスクープ写真を元に、「おぅワイや!」で始まり、「以上、清原調でお届けしました」と言う文章が特徴で、実際は写真を元に、勝手に話を作り上げたものである。また実際の清原の一人称は自著を見てもわかるように「僕」を主に使っている。
*4 戦前の大日本雄弁会講談社時代に報知新聞社を傘下に入れていたことはある(いうまでもなく当時はスポーツ新聞ではなかった)。