テフドゥイン

Last-modified: 2023-06-28 (水) 02:13:49

テフドゥイン(てふどぅいん)

  • G22より実装された高難度コンテンツ「テフドゥインミッション」及びそのミッションで入る世界「テフドゥイン」のこと。
    通称「テフ」。プレイヤー同士の会話でテフ、テフドゥインという語が出た場合は十中八九「テフドゥインミッション」の方を指す。

テフドゥインミッション

  • G22をクリアすることで入れるようになる、1~4人で挑戦可能なミッション群。
    最初から入れたのは「蘇った虚像」(通称:虚像)、「フェスピアダ」(通称:ピアダ)。これらの実装の1月後に「7回の悪夢」(通称:7夢)が追加された。
    G23クリア後のクエストによって入れるミッションが1つ増える。「目覚めた深海の君主」(通称:タコ*1、君主)
    一応は「アポカリプスレイド」もテフドゥインミッションの1つとされているが、性質がかなり特殊なので本記事では割愛する。
  • 基本的には、G22進行中センマイ平原で見つけるテフドゥインの入り口から入る事になるが
    「目覚めた深海の君主」のみスクアッブティンからでも入る事が出来る。
  • 難易度は「ノーマル」「ハード」「ベリーハード」の3つだが、後に目覚めた深海の君主以外のミッションには「イージー」難易度も与えられた。
    • だが実際の難易度は非常に高く、難易度ノーマルでさえ当時はまだまだ苦戦している人の多かった
      夢幻のラビダンジョンの通常モンスターに匹敵する能力をノーマルの通常モンスターは持っていた。
      また、通常モンスターにも嫌らしいギミックを持つ敵が多く、知識なしに入ると苦戦は必至。
  • 登場するモンスターは独特な性質や外見を持っている。
    • 何故こんな後半のコンテンツで?!普通に強いが、
      特にライトニングがダウンする際無敵になり火力自慢でさえ縮み上がる凶悪な初見殺しスライム
    • ショックウェーブの猛連射で相当ストレスを溜めてくるし
      死亡時にマナ・スタミナを吸い上げる床を配置してくるイリュージョンサラマンダー
    • 致死ダメージを与えない限り死なないし、保護もライフもそれなりに高く
      しかもこいつをテンポよく倒せないとフェスピアダ攻略不可イリュージョンゾンビ
    • ピンボールのように転がってこちらを吹き飛ばしてくるのが鬱陶しく
      それが沢山出てきてダウンも不可と厄介要素の塊タフルム
    • 魔法使いなのになぜか剣士より頑丈で非ダウン持ち、ワイバーンでも動きが止まらず
      サンドバースト以外では止まってくれない。魔法でリンクペットに引導を渡してくる黒き月の教団員(スタッフ)
    • 倒すのは難しくないが、死ぬとダメージと
      硬直を継続的に齎すダメージ床を形成するので雑に倒すのは危ないサラマンダー
    • ダメージを反射してくる*2上に、倒さないと進めないモンスターを召喚してくるので
      玉砕覚悟で早めに倒さないといけないというとてもいやらしい敵リザードウィッチ
  • このように、特に蘇った虚像とフェスピアダではザコでもギミック満載であり、よく知らないまま挑むと泣きを見ること請け合い。
    特にテフドゥイン実装当初はどのミッションも阿鼻叫喚の嵐で、意気揚々と入ったプレイヤーたちの出鼻をへし折りまくった。
  • また、いかにギミックに慣れても火力が足りないとどうにもならないミッションも多く
    しかしながら、ハシディムゼバフに比べたらまだノーマルまでなら攻略が現実的であったため
    カジュアル派のプレイヤーからも忘れ去られることなく存在感の大きいコンテンツとして君臨し続けている。
  • 各ミッションの特徴をかいつまんで解説しよう。
    • フェスピアダ
      具体的には分からない制限時間霧が濃くて迷いやすいマップ特殊なモンスターが多いと初見殺し要素満載で
      しかもボスはインチキ臭いレーザーを6門斉射してくるし中ボスとして出たかと思いきやボスもそいつというやりたい放題なタイヤテフドゥインゲート
      なかなかクレイジーなミッション。また、ゾンビ通路と呼ばれるギミックはある程度継続的に出せる高火力が絶対条件。
      「10数秒以内に6~7体のイリュージョンゾンビを順番に倒せ」というもので、テンポ良くイリュージョンゾンビを倒す方法を持たなければクリア不可能。
      これは現在でも難関として立ちはだかっており、ハードまでならカジュアル勢でもある程度整っていればなんとか一人で突破できるがベリーハードにまで来ると厳しいものがある。
      • ミッション入り口にあるテフドゥインゲートがそのまま襲い掛かってくるわけだが、ノーマルやハードと比べ、ベリーハードは異次元の強さを見せつけてくる。
        というのも、撃ってくるレーザーが2種類あり、5~6方向に2回斉射してくる青レーザーと一定角度を薙ぎ払ってくる黄レーザーがある。
        青レーザーは1回目は一番近い距離のキャラ、2回目は一番遠い距離のキャラを狙う特性があり、自分の位置を把握していれば回避しやすい。
        黄レーザーは一番遠いキャラを狙った後にそこから薙ぎ払うが、ノーマルは時計回り、ハードは反時計回りと固定されており、逆向きに移動すれば難なく回避できる。
        ……じゃあベリーハードは?
        そう、黄レーザー薙ぎ払い方向のランダム化である。
        しかもハードですら90度程度だった薙ぎ払い角度が180度にまで広がっており、狙われているキャラの対角線上にいたとしても油断すれば当たる。
        たったこれだけの変化であちこちに吹き飛ばされるプレイヤーが続出、レーザーの超威力&超多段ヒット特性も相まって全員揃って死亡が当たり前のような強敵として君臨したのだ。
        ボスバージョンは不定期に一定時間無敵化&行動停止する代わりにランダムで4体のモンスターを召喚という行動がさらに追加され、いつまでもしない時もあれば連続で召喚することもある。
        おい、突然真っ当なゲートのふりするのやめろ。
        倒すと本来のゲートが出現し、出口に案内してくれるがとっさにスキルを構えたプレイヤーも多いことだろう。こいつ……動かないぞ!
      • 安定して通えるようになると、時間効率が最もいいのはフェスピアダ。
        なんだかんだで火力があれば解決できる要素が殆どで、これにより特性に必要なブリーの結晶の流通を後押しした。
    • 蘇った虚像
      総合的に見てパーティーなら最も簡単にクリアできるテフドゥインミッションだが油断は出来ない。
      「人質部屋」では、今迄影ミッションなどでよく見られた、敵を円の中で倒す生贄部屋と真逆のギミックが仕込まれており
      円の中にプレイヤーがずっと留まり、耐え続けることで先に勧めるようになる部屋となっている。
      一瞬円から出るくらいなら何とかなるが、この部屋の中でクリアするまで敵が上限数まで無限に湧き続けるため
      倒しつづけていてもラチが明きづらい。しかも円の中にいるとペットの呼び出しも禁止されてしまうのだ。
      円の中にいるプレイヤーの人数で進捗が進みやすくなるので、シールドオブトラストや異神化などといった非ダウン手段を駆使して先にすすむか
      一人だけ円の外でディヴァインリンクして敵をペットにくぎ付けにする方法が取られた。
      なお、ペットに引き付ける方法ではスタッフ持ちがペットの体力を溶かしてしまう危険もあり、そちらの対策もしっかりとらねばならない。
      この他「攻撃してこないけどザコを召喚し続け、そのザコが一定数人質の場所まで達したらやり直しになる、火力必須のギミック」があったり
      ボスも「サラマンダーを召喚し続け、広範囲のダメージ技を出しまくるので短期決戦を挑まないと時間とともにサラマンダーに妨害されやすくなる」と
      テフドゥイン内で簡単とはいっても、他のミッションに恥じぬ難しさを誇っていた。
      • ちなみに、人質部屋やボス部屋の関係で、他のミッションと比べてソロの攻略時間が最も長くなると言われている。
      • 「道中の」プレイヤー死亡回数に応じてボスの防御能力が上昇するというギミックが存在する。
        よく聞くと誰かが死亡すると風が吹くような音がするのがこのミッションの特徴。ふうぅぅっふうぅぉぉおおお
        死ねば死ぬほどボスが強くなってしまうため気を付けたいが細かいところで死亡回数を拾ってくるギミックが多いのが厳しい。
        ボス戦で死ぬのは自由なのでとにかく道中は生き残りつつ最悪ゾンビアタックに徹すれば勝てるのが救いか。
    • 7回の悪夢
      ミッションに入った時点で一切のペット召喚が不可能。
      こちらはずっとザコとの戦いに勤しみながら、時折ギミック用の敵が現れてそいつを倒せ…という内容が多く
      そんな部屋が6部屋続き、1部屋1部屋がそれなりに時間を要するため「難しいというより、中だるみしてくるミッション」といった感触。
      勿論敵もそれなりに強いのでしっかりと火力を持っていないと時間がかかるばかりである。
      なぜかボスはどっかで見たやつ。体力が減ってくるとスタッフを召喚したり攻撃が激化する為
      こちらもある程度削ってから、高火力スキルで一気にカタをつけたいところ。
      時間をかけているとじわじわ不利を強いられ、苦戦する事になる。
      • 召喚してくるスタッフは鎌のような形で4本ほどあり、浮遊してクルクル横回転しながらゆっくり迫ってくる。
        どうせ動きを止めてくるくらいだろと思ったそこのあなた、甘い。
        まず見かけ以上に当たり範囲が広く、触れた瞬間に硬直時間付き強制ダウンで吹っ飛ばされる。
        しかもどう見ても痛そうに見えないのにかなりの攻撃力がある。
        さらにはスタッフ自体に当たり判定が存在せず、倒すことができない。
        おまけに攻撃判定の復活が早く、いちいち回避するのが面倒だと固い意志で非ダウンになろうものなら秒殺される。
        本人が拘束能力の高い魔法で戦ってくるため撃たれている間にスタッフが迫ってくる……、そのコンボシナジーたるや慣れていても普通に事故るほど。
        終盤まで削るとスタッフは消えるためとにかく短期決戦を心がけたい。
      G25を終えていると…(ネタバレ注意)

      ケフレーンから7回の悪夢で出て来るケフレーンについて教えてもらえる。
      「実存していない力を作り出す」そうで、本人ではないらしい。
      もしかすると、G25以前に7回の悪夢で戦ったケフレーンも本人ではなかったのかもしれない。

    • 目覚めた深海の君主
      G23クリア後のクエストを進めることで入れるようになる。
      非常にギミックが豊富で、初見での難易度は筆舌に尽くし難い難しさ。
      但しギミックに対応できるようになってしまえば、蘇った虚像よりも簡単にクリアすることが出来る。
      またノーマル・ハード・ベリーハードの難易度の差が小さめで、ある程度慣れてきたらベリーハードも十分通える。
      しかしながらテフドゥインらしく火力が必須な要素は健在。
      最初の部屋からで一定時間内に敵の集団をテンポよく、全滅でなくてもいいが
      大半を殲滅させないと先に勧めなくなってしまうギミックがある。ベリーハードの場合ここで積むと通行証1枚無駄にして終わる。
      また、その後も円が4つの場所を数秒毎に順番に移動してしまう生贄ギミックがあり、相手もゴーレムなので簡単にはいかない。
      1か所に集めて硬直ペットで固め、円が来た瞬間に削り切ってしまうのがセオリー。
      そこを超えても次は「数が上限でない限り取り巻きをを10秒毎*3に召喚し続け、取り巻きが1匹でも生きている限り無敵
      という性質を持つ中ボス”結界生成者”が待ち構えている。上手に取り巻きを集めて固める工程を出来ないと一生ここで足止めし続けられる。
      数々の初見プレイヤーを苦しめてきたこのギミックを超えるには
      十分な足止め用ペットと、可能であれば追加装備スロットを解放して手札を増やして挑みたい。
      ちなみに、この結界生成者さえ超えてしまえば
      ボスのクラーケンは火力こそあるがそれほど手ごわい相手ではなく、実質的に中ボスが一番の山場となる。
      • また、このミッションでのみペルシウス武器の素材であるクラーケンの心臓や足の棘を手に入れられる。
        デモリション&ルイン武器が実装される前は、この深海の君主ミッションばかりに人気が集中していた。
      • ちなみにこのミッションは通称「タコ」、クラーケンの見た目からつけられたものだが
        ペルシウス武器が「タコ武器」と呼ばれるなど、タコの見た目の存在感ばかりが大きい。
  • いずれのミッションも一定以上の火力とギミックの理解度を要する為
    初めて行く場合は、なるべく経験者と一緒に行くこと。
  • 23/03/22にタコ以外のミッションでイージー難易度が追加された。
    …しかし、この当時は既にアルカナが実装されており、アルカナの強さで実質的に大幅の難易度緩和が入った後だった。
    その影響で「ノーマル程度なら行ける」プレイヤーは「ハードなら何とか!」というレベルに到達しており
    「タコのベリーハードの最初の部屋も難しくなくなった」という声も結構見られていた。
    ノーマルも厳しいプレイヤーも、ノーマルなら何とか…というレベルに到達していたものと見られる。
    これにより、やるならアルカナが来る前からやってほしかったという声が多かった。

イージー実装の前日譚、臨時メンテの裏側

  • これより記される内容は筆者を含めるごく一部のプレイヤー*4(と運営)しか知らない内容である。
    危険なバグの話だが既に修正されており、歴史として面白いので記すことにした。
  • 23/03/22、テフドゥインにイージー難易度が実装されたが、その前身のようなものが3/01の時点で確認されていた…
    それが今より話すテフドゥイン「??」難度である。
  • 23/03/01のメンテナンス以後、ピアダ、虚像、7夢において
    ノーマル難度の上に、??難度が追加されていた。今でいうイージーが選べる位置である。
    これはメンテナンス終了時にお知らせに含まれていない内容で、名前からしても明らかに変な難易度だった。
    おそらく韓国から調達したパッチに含まれていたものを未修正のまま当ててしまったのだと思われる*5
  • この??難度、ピアダも虚像も、敵を倒しても先に進めることは出来ず、ただのしょっぱいバグで終わりだった。しかし…
  • 7回目の悪夢に入ると事態は急変。
    開始した瞬間、おびただしい数のダメージ床がフィールド全体を瞬時に埋め尽くす。
    このギミックは「溶岩床」「マグマ」と呼ばれるもので、通常は10個ほど?現れるこの床の妨害を潜り抜けながら敵を一定数倒す、というものだが
    この??難度では数の上限がおかしくなっているのか瞬時に大量のダメージ床をそこら中に生成してしまう。
    結果、プレイヤーのマビノギが尋常でない重さとなり、まともにプレイできなくなる…だけではなかった。
    • なんとこのバグ、チャンネルにも瞬時に強烈な負荷をかけてしまう事が明らかとなった。
      同じチャンネルの全く別の場所で過ごしていたプレイヤーもまともに動けないという状態に陥ってしまったのだと言う。
      そう、これは誰か1人でも7回の悪夢??難度に入るだけでチャンネル1つをダウン寸前の重篤な状態にしてしまえる、極めて凶悪なバグだった。
      このバグは2日後の03/03の臨時メンテナンスで取り除かれた。
      これほど重度なバグにも関わらず、48時間近く臨時メンテが行われず大きな被害もなかったのは、ひとえに7夢の人気の少なさであろうか…。
      • しかしながら、水曜日の夜中のうちに不具合報告は提出されたらしく、これほどの危険度のバグにも関わらず
        木曜日のうちに修正が入らなかったことは対応に疑問を感じる部分ではある*6
  • このような重大で緊急性の高いバグが今後現れないとも限らない。
    こうしたバグに出会ったら悪用されないよう、必ず不具合報告をしてネクソンの耳に届け入れよう。
    また、こうした悪用されやすいバグの話はなるべく避ける事。するにしても本当に身内のみに留め
    絶対に全体チャットなどの誰に聞かれているかわからない方法を使わないこと。初心者チャットなど以ての外だ。

*1 ボスの容姿から。
*2 反射ダメージのみでこちらが死ぬことはない
*3 ベリーハードは8秒
*4 人数は多くても2ケタ台だと思われる。
*5 昔でいうところのウィスプ語。かつては本国からの翻訳が不十分で、表示できないフォントが??で表示されることがしばしばあった。マビノギの風物詩であるが、現在ではかなり稀になっており、このバグを見た古参ミレシアンからは古き良きマビノギを思い出して懐かしんだとか、しなかったとか。
*6 ただし、日本ネクソンは基本的にゲーム運営とサーバの保守が業務なので、不具合を知っていても本国からの修正パッチを待つ以外にできることはせいぜいバグの告知。下手に広めて全サーバダウンなどになるくらいなら知っていても危険性を理解しているプレイヤー達だけにとどめておけば被害は抑えられると考えたとしてもさして不思議なことではない。