レンジアタック

Last-modified: 2023-11-07 (火) 17:53:16
  • 遠距離版アタックとも言える、を放つ上で必須なスキル。略称レンジ
    • 人間はスキルの準備時間が長い代わりに照準速度の向上が大きい。
    • エルフは準備時間が極めて短い代わりに照準速度はそれほど向上しない。但し、一度のレンジアタックで二本撃つことができる(消費も二本ずつ)。命中判定は一本毎に行われる。
    • ジャイアントは習得不可。他の弓スキルも含め全く習得できない。
      • 後述するが弓スキルは全般的にDexへの影響が大きい。ジャイアントのDexが他種族に比べかなり低くなる主要因である。
  • 本スキルの照準速度と威力は、他の弓スキル(ARミラージュミサイル等)にもそのまま影響する。それらのスキルを効果的に使用する為にも高ランクが必須。
  • ダメージ修正はDex依存。また当スキル自体もランクアップによるDexの上昇値が大きい。
    • 弓師はダメージを更に高めるために、製錬紡織など、Dexが上昇する他のスキルにも精通していることが多い。
      逆に、それらのスキルの恩恵を生かすために生産師が戦闘の際に弓を利用するケースもある。
      また弓を使わなくとも、Dex上昇を見込んで当スキルを上げる者も多い。
      • 逆を言えば早期のランクアップは、製錬の修練で重要だった失敗埋めに支障をきたすということ。
    • Dexの上昇値は人間のほうがエルフより大きめ。
      そのため、人間はマグナムショットによる一撃必殺、エルフはレンジアタックによる手数勝負の傾向となる。

現在のレンジアタックの仕様

  • 2021年9月15日のリニューアルで変更が加えられたスキルの一つ。
    命中率が基本的に100%になり、照準時間によってダメージが割合で増加するようになった。
    (範囲外の敵に対しては有効打にならなかったと判定され、ダメージが1固定になる。これはクリティカルヒットが発生しても変化しない)
  • これにより位置ずれやマビ率による理不尽な攻撃失敗が起きなくなり、弓とクロスボウ、人間とエルフとで戦術に大きな広がりが生まれるようになった。
  • 昨今、手裏剣チェーンブレイドと比較すると、命中率は不安定で位置ずれに極端に弱く、また消耗品が必要で攻撃の回転も遅いと全くいいところなしだった弓術だったが、ここへ来て突如大幅強化。
    威力を犠牲にして回転を上げるか、どっしりと構えて一発の威力を取るか。人間なら照準速度の速さを活かして一発を取るもよし、エルフなら連射の特性や騎乗弓を活かした機動戦術もよしとかなり自由が利くようになり、復権の予兆を感じさせるアップデートとなった。
  • 他にも弓やボルトのスタック数、矢筒の収納数なども増加し、より使いやすいスキルとしての追い風も加わっている。
    また、その他レンジアタック派生のスキルにも修正・強化が加えられているが、基本命中率の100%化によって予測不能なほどの変化が起きているとの分析がされている。
  • 範囲外の目標に対しても必中という仕様のため、ターゲットできる範囲内の敵にも攻撃を当てて相手のスキルを潰したりAIに行動を促したりもできる。のけぞる相手であればスタミナと矢が尽きるまで延々とのけぞりとノックバックさせて完全に無力化できる。
  • 改造やエルグ強化、細工によって関連スキルの最大・最小ダメージと照準速度と射程を伸ばすことができる。
    このうち人気があるのは最大射程。上記の通りマビノギのレンジアタックは敵と近いほど照準が早くなるため、射程が長くなることで同じ距離でも「敵が近い」と判定され、照準時間が早くなるのだ。それはつまるところレンジアタックスキル全般のダメージの向上にもつながる。
    他には割合でダメージがアップするマグナムショット強化やクラッシュショット系など一点集中で強化する傾向もあり、プレイヤーによって、武器によって様々なスタイルが選べるマビノギらしい柔軟で多様なスキルになっている。
  • 現在では「外れない*1」「描画範囲内なら射程無限(上述のとおり「射程」は無限。ただしダメージを与えられる「有効射程」かどうかは別)」という強力な仕様となっている。

かつてのレンジアタック

  • 下記は過去の仕様であり、現行のレンジアタックとは異なる。かつてはこんな時代もあった、という歴史を知る意味でも雑学として一読してみてはいかがだろうか。
  • 弓スキルは近接とは違い、照準してから時間をかけることによって命中率が上がっていく。
    照準速度は目標との距離が離れるほど遅くなり、近いほど速くなる特徴がある。
    • 至近距離ならほぼ即座に命中率が最大まで上がるため、これを利用した接射というテクニックも存在する。詳細は該当項目を参照。
  • 命中率は表記上99%だが、実際は50%以下であったりする場合がある。
    なので99%になってもしばらくそのまま維持し実際の命中率を99%にして撃たなければならない。
    • G15より弓による攻撃すべての命中率が全体的に上方修正され、最高命中率は100%となった。
      ただし99%から100%へ至るには多少の時間を要し、当然ながら標的が動けば命中率は下がる。
    • そして100%であっても命中しない事はやはりある。弓使いの宿命ともいえよう。
  • 命中率が100%であっても当たらない、命中理が表示80%でも実際は50%などという状況は通信速度よりも位置ずれによって引き起こされる。
    • クライアント上の表示命中率はクライアントで表示されている位置情報に基いて計算されるが、
      位置ずれが発生している場合サーバ側の(本来の)位置情報での命中率計算と差異が生じ、上述のような現象が起きる。
    • 故にクライアント上では射程内であっても実際は射程外で、どれだけ狙いをつけようが0%のままなんてことも起こりうる。
      慣れていけば位置ずれが起こっているだろうことは予測できるのでそういう場合には多めに照準をつけるように心がけたい。
      プレイヤーがそんなことを気にしなければならないのはどうかとは思うが…
      • 自分がずれている場合はウィンドミルの準備をすることで正しい位置に移動することがある他、緊急では使いにくいが死んだふりも有効。
      • 敵がずれている場合は何らかでダウンさせてやると異常な距離を吹っ飛んだりして元に戻ることも多い。
        強制ダウンの攻撃を上手く織り交ぜたりしてみてもいい。

*1 かつては「外れる」という仕様があったため、位置ずれやラグによって「100%でも外れる」というマビ率案件が頻繁に起きた。しかしリニューアルによって「外れない」という仕様になったため、位置ずれしようがラグだろうが、なんなら範囲外にいても当たるため、現在は「位置ずれに対してものすごく強い」スキルとなっている。他の多くのスキルは位置ずれやラグによって「射程内なのに攻撃が届かない」「範囲内なのに当たらない」といった現象がまれに発生する。この現象自体も幾度かのシステムアップデートによって劇的に改善され、現在ではほとんど見かけないレベルにまで落ち着いている。