アタック【あたっく】
近接武器の攻撃力と生命力を上昇させるパッシブスキル。
古来からの間違いやすい訳により、「通常攻撃」と認識している人も多いがそれは違う。
詳しくは『通常攻撃とアタック』の項で述べる。
ただ、現在でも「通常攻撃」という意味で「アタック」と呼んでいるプレイヤーも多いので
どの用法でアタックという語が使われているか、文脈で判断しよう。
スキル効果
- ランクアップと共に近接火力が上昇するが、戦闘力上昇の大きさと最大生命力の増加がネックで、特に生命力増加はミル使用による消費生命力の増加と、デッドリー時のリカバリーの手間が出てくる。
マビノギは「ダメージを受けないように戦闘を行なう」戦闘システムであるため、生命力増加は無駄なものと認識が強く、戦闘力の関係からランクアップを控えるプレイヤーが多い。
但し現在では戦闘力上昇によるデメリットはかなり抑えられており、あまり気にせず上げる事が出来る。- 意外と知られてはいないが、アタックに加えられている「生命力 +10」はボーナス数値であり、戦闘力には一切影響しない。反面ディフェンスなど、スキルアップの際に「Life +〇〇」と書かれているスキルは、ランクアップの際の生命力増加が戦闘力に影響を与える。
- 近接スキル全てに影響を与えるため、戦闘力を懸念してランクアップを拒むと、アタック以外の近接スキルが高くても思うようにダメージを上げれないことになる。近接スキルが充実しているジャイアントにとっては、ランクの停滞は死活問題になる。
- 戦闘力上昇で英字ランクで止めるプレイヤーが多いが、戦闘力上昇が著しいのは英字ランクまでで、数字ランクになると非常にゆるやかになる。そのため他のスキルがランク1に近づくにつれてアタックの戦闘力上昇は目立たなくなる。(例として、スマッシュR1戦闘力>アタックR1)
- イリアのボスに単発攻撃が多かったため、デッドリー戦術と相まって低HP推奨がさらに加速していたが、C3以降、影ミッションでの対多数・対多打数を想定する場面が増えたため、ランクアップを検討するプレイヤーも増えてはきている模様。
- また、G15S4よりウィンドミルによる生命力減少がなくなったため、消費生命力の増加に悩むことはなくなった。
ただしその後、いくつかの生命力の割合ダメージを与えてくる敵が実装。
上げ過ぎると被害が多くなってしまったが、この頃にはアタックを上げなくても他の才能やスキルで
生命力がうなぎ上りするようになってしまったので、アタック上げを止める程度では焼石に水である。 - 昇段のリニューアルによって、アタックを昇段することで生命力も上昇するように。
他スキルと違って近接戦闘を行わない場合でも生命力の上昇効果で恩恵を受けられるので
どんなプレイヤーでも昇段しておいてほぼ損はないだろう。試験の難易度も下から数えたほうが早いのが有難い。
通常攻撃とアタック
アタックは、そもそも本国や英語版では「コンバットマスタリ」という名前であり
近接戦闘にまつわるスキルという立ち位置を、その名からも表していた。
しかし日本のマビノギにおいては「アタック」という名前が使われ、これが勘違いの原因となった。*1
本ページさえ過去には間違った説明文が使われており、かつてのマビノギにおいてこのアタックという訳が
勘違いを引き起こすトリガーになってしまっていたかが良くわかる。
- アタック≠通常攻撃である事を象徴するかのように、後にアクション「一般攻撃」が追加された。
具体的な時期は不明だがC4期によるものと思われる。 - 初心者によく見られたのが、このアタックをショートカットに追加する行為。
パッシブスキルなのでショートカットに積むのは無意味。*2 - 「アタック」という名前は、翻訳チームが親しみやすいようにとつけたそうだが*3
これが長らくの混乱の引き金となってしまった。 - スキルとして準備しない通常攻撃としてドルカスナッチが該当する。
これはスキルを入力すると自動で敵を攻撃するし、コンボカードも反応するので紛れもなく通常攻撃。
また、何もない状態で攻撃しようとすると自動で発動するスキルとしてレンジアタックと投擲が存在。
前者は「アタック」の語を用いているが通常攻撃と考えて差し支えない。
使おうとするとスキルアイコンが表示されるのがドルカスナッチとの違いである。