裏面を見抜く目(うらめんをみぬくめ) 
- 19年7月、G23?「TEMPEST」第1期アップデートにより実装した特性。
プレイヤーからの愛称は「裏目」。当然だが、裏目と言ったとき全てがこの特性のことを指すわけではなく
元々日本語でよく使われる「物事が裏目に出る」表現で話される場合もあるので、使う場合・使われた場合は注意。 - 戦闘だけではないのが他の特性との大きな違い。
戦闘・生産・採取・探検と非常に幅広く活用でき、特に採取に与える影響力は計り知れない。
更に、他のG23特性を使うために必要な「境界の痕」を集めるためにも使用される、非常に重要な特性。
G23報酬の目玉と言える。まあ、進行の途中で覚えられるんですけどね
G23メインストリームにおいても使うシーンが用意されている。
概要 
- 発動すると、自分の周囲に多様な効果を齎す特性。
周囲といっても、常時自分の近くというわけではなく10秒毎に自分の範囲内に効果を与える形式となっており
その10秒のうちに効果範囲を離れて近づかなければ効果は消える。更新時に範囲内にいなければダメということ。- 範囲内にいる敵に、デスマーカーのようなダメージを追加する効果を与える。レベルに応じて1~3%。
効果適用対象は赤く光るエフェクトがつく。
また、この状態の敵を倒すと、体力値に応じた確率で「境界の痕」をドロップする。一回の特性発動でのドロップ数には制限がある。 - 周囲の遺物を半神化のように自動的に探知し発掘する効果を持つ。
- 周囲の採取可能物(例外アリ)に、以下の効果の中から1つをランダムで与える。対応する色のエフェクトがつく。
23/06/21からは色が分かりやすくなり、新たにモチーフもつくように。- 黄・クローバー:Huge Lucky採取を確定で発動させる。ただし、1回の周期で発動できる確定ヒュージの回数にはレベルに応じた限度値がある。
- 緑・上矢印:レベルに応じた値だけ採取速度を上げる。効果量はそれほど多くは無いが。過去は間違いやすい色だった。*1
- 紫・照準:レベルに関わらない。必ず採取に成功する。
- 青・ループ:レベルに関わらない。採取可能回数を減らさず、さらにもう採れない対象からも無理矢理採れる。
- 裏目発動中専用レシピを生産レシピ一覧に表示する。
- 採取物と敵に対する効果はパーティーメンバー全員が効果を受ける。
- 持続は2分。CTは5分。
- 範囲内にいる敵に、デスマーカーのようなダメージを追加する効果を与える。レベルに応じて1~3%。
- 専用レシピはたまにしか使わないが、それ以外は非常に利便性の高い特性。
- やはり一番の目玉は採取に関する効果。とりわけ確定ヒュージだろう。
黄色が出るまで多少粘れば、採取回数制限分を全てヒュージで取ったりもできる。例えばダンジョンに生えている解毒草を5回ともヒュージで抜いたり出来る。
しかもCTで発動できない3分間も、パーティーで交互に発動することでスキマを埋める事も可能。
他プレイヤーの支援として発動する事も可能。- あまりの強さに、それまで採取の相棒だったパートナーはその出番を妖精フローラに取って変わられたほど。
パートナーの採取数+1とか+2は青の裏目には便利だが、黄色を発動するとなるとその量もショボくなる。*2
さらに10秒のあいだになるべく限度回数まで採取しておきたいので、特に裏目のレベルが上がってくるとフローラに軍配が上がるのだ。 - これにより数々の生産スキルに救いの手が差し伸べられた。糸を大量に使う紡織&裁縫、鉱石はどれだけあってもいい製錬*3、薪はいくらでも欲しい木工に
ランク1までいくなら新レシピで草をとっておきたいハンディクラフト、採取だけでなく探検機能も使うことのあるポーション調合もこれに当たるか。- 一方、ヒルウェン工学は鉱石を掘るのには便利だが、何かと必要なエメラルドコアをこの特性で賄うことが出来ない。
また、マジッククラフトもシリエン採取に便利でポイズンハーブ集めも捗るようになったが、こちらもモンスター素材を集める方には殆どメリットが無いのが残念なところ。 - 通常の採取手段を用いない採取では効果を発揮されない事がある。鉱物採取は最たる例であり、この点で採鉱?と比べ大きく不利がついてしまい一気に不人気に。
- さらに実装当時は蜘蛛の糸も採取が大変だった。尤も蜘蛛の糸に関しては、片割れである羊毛側が羊毛刈り実装・豊作の歌実装・採取Huge Lucky実装と
次々に有利を取って行く中で、蜘蛛の糸に有利な要素は人形カバン位しかなく、ずっとテコ入れされていなかった。
そんな中…22/05/25、農場にクモの古木が実装され、蜘蛛の糸も裏目の爆発力で一気にかき集めることが可能に。
以降の紡織や交易の物々交換などを一気に後押しした。
- 一方、ヒルウェン工学は鉱石を掘るのには便利だが、何かと必要なエメラルドコアをこの特性で賄うことが出来ない。
- 裏目実装後に実装されたマギグラフィ才能での筆記用具クラフトは
ハーブの要求数が非常に多い。これは裏目の効果でハーブを大量に採れることを加味しての設定になっているものと見られる。
- あまりの強さに、それまで採取の相棒だったパートナーはその出番を妖精フローラに取って変わられたほど。
- 非常に手軽に使えるダメージブーストとしても一定の価値がある。その上昇幅は少ないが、PT全体が恩恵を受けられるし
特性枠を一人がこれに割けば良いという点も優れている。CTに入っても待つ時間は3分で済むのも良い。 - 忘れがちだが遺物探知能力もなかなか強力。その辺を走り回るだけで見つけられる。
CTの間は半神化で済ませる手も使える。
その影響と歴史 
- このスキルの存在により、G22を済ませ23もある程度進めた人と、それらをやっていないプレイヤー同士では
生産・採取にかかる時間を大きく変えてしまった。
だが、調子にのってヒュージを出しまくっていると人形カバンや拾うペットを出していても拾いきれないという問題を内包していたのだ…。- そこで、22/01/19のCROMBAS二次アップデートにおいて
人形カバンがアイテムを一度に最大20個まで拾うアップデートを実施。
これにより裏目での採取で大活躍してくれるようになり、拾いきれない問題は解決した…かのように見えた。 - しかしながら、これもすべての解決には至らなかった。
アイテムを拾う人形カバンを持っているかどうかはプレイヤー個人で大きく隔たりがあったのだ。
この更新は「持つ者」と「持たざる者」を持ち物で表面化してしまう結果となってしまった。
人形カバンは時々、期間限定で課金ショップで販売されるので、適切なタイミングで買えれば利用は出来たのだが。 - この状況を打破したのが22/11/26のブロニーの成長サポートの更新。
この更新により、チュートリアルを完了するだけでいくつかの人形カバンをタダで貰う事ができた。
特定のアイテムを拾う機能も付与されていた為、アイテム拾いに関する格差はかなり解消された。- その一方で、今でも裏目の習得が遅い問題や
ブロニーでもらえる人形カバンが拾えるアイテムのジャンルには含まれていないものがある、という問題は残されている。
- その一方で、今でも裏目の習得が遅い問題や
- そこで、22/01/19のCROMBAS二次アップデートにおいて
- 本特性でもらえる境界の痕は、他のG23特性の利用に必要だったためプレイヤー取引で一定の値がついた。
また、G23の関連クエスト「水害復旧」を頑張る事でもらえる人形カバンにはこの境界の痕を拾う機能がついていたため
これを拾ってちょっとした小遣い稼ぎに利用した人もいるようだ。- 1000個集めて売るとなかなか馬鹿にならない値がつく。使う側の人も気が付いた時は集めるようにしたりもしたが
忘れがちだったりなどで、結局購入に頼るケースが多いんだとか。 - 特に、一度に複数使う上に利用頻度の高い「状態支援」や、
境界の痕をまとめてクラフトしないといけない境界石を使う「力の結束」は境界の痕の残数を大きく減らしがちな要因となった。
- 1000個集めて売るとなかなか馬鹿にならない値がつく。使う側の人も気が付いた時は集めるようにしたりもしたが