袋ミミック

Last-modified: 2013-02-28 (木) 14:16:18
60176.png60176薬士の秘薬
属性コストRareタイミング補助使用時。
3ゴールド条件自分の山札を1枚捨てる。
攻撃力防衛力
Lv116201350効果復帰 (このカードを自分の山札の上に置く)
相手のAPを2回復する。
Lv1018001500

「手札からカードを1枚以上消費した場合に、山札から消費した枚数と同数のカードを引いて手札を補充する。」
というゲーム上の仕様により、復帰を持つカードは再利用できる代わりに山札を1枚捨てることになる。

新システム復帰を獲得一回りサイズダウンしたスプリガンコレクター
回復量はAP+2と少ないものの、AP回復は多くのデッキで喜ばれるため対象には事欠かない。
APを湯水のように使う勲章デッキや暗殺デッキ、素早い行動が勝利に直結するガンダルヴァデッキやポセタイデッキ等々、例を挙げればきりがない。

さらに特筆すべき点は、復帰により捨て札に送られることなく繰り返し使用できることである。
補助デッキで最も避けるべき場面は、回復カードやバフ(強化状態)カードだけを抱えたまま対象が見つからずAPを溢れさせてしまうことである。
そのような局面でも袋ミミックを使い続ければAP6~9に維持しつつ最良のタイミングまでその他補助カードを温存することが可能になった。

このカードで補助をかけ続けることにより3コスト(自身にかけた場合は実質1コスト)で繰り返し山札を捨て続けることが可能なのも注目点である。
トンベリShadow Lordといった捨て札枚数に依存するデッキでは捨て札肥やしのために

  • ベヒーモス魔人ベリアスなどコストとして山札や手札を捨て札に送るカードを使う
  • 3~4コストの軽量カードで戦闘を繰り返しデッキをフル回転させる

といった、いずれの場合も「攻防の対象」が必要であった。
しかしこのカードの登場により、雷地形上で移動したり攻防の対象が居なくても捨て札にカードを貯めるという行動が出来るようになった。
これは上記のデッキに取っては非常に大きなメリットだろう。
特に準備が整うまではサイドにしか向えず戦力扱いされ難かったトンベリデッキがAP支援として前線に残り続けれるようになったのは大きい。
ただし補助カードであるためドラグーン系には頼れず、確実に雷地形を踏むプレイングが必要となる。

自身にアストラルフロウをかけることにより2AP消費で2AP回復とAPロスが発生しなくなる。
上記コンボも実質AP0で捨て札を肥やし、味方に補助する場合でも休憩時間30秒の間に2AP回復するため、絶え間なく補助効果を飛ばし続ける事が可能になる。
支援の極意から自身にアストラルフロウと繋がれば開幕2分以内のループスタートも可能だろう。
(勲章デッキすら上回る速度でスキルマスターまで取れてしまう点には注意すべきである)

基本ステータスが攻防ともに最低ランクのため、攻撃や防衛カードとして処理する場合は要注意。
早めに手札に来てほしいカードだが、三枚投入すると重複時に身動きが取れなくなる恐れがある。
3コストカードを確実に処分する手段は殆ど無いため

といった工夫が必要になる。
また通常のカード消費と同じ挙動の為、使用しすぎによる山札切れに注意。