WHOM 『誰を・誰と』 事件の構成要素の1つである被害者や共犯者に関する痕跡と推理(作者の罠)を列挙する。被害者・共犯者当てのミステリ。
事件や出来事の中で「誰を・誰と」の点が隠されているミステリであり、作者の残した痕跡を結びつけたり、取捨選択、埋もれた情報からの発見(洞察力)を読者は行う。
被害者を指し示す直接的痕跡があるケース
- 被害者の身体的特徴
- 傷
- 古傷
- 指輪の跡
- 遺体のDNA鑑定
- 汗
- 指紋
- 血痕
- 頭髪
- 歯型・唾液
- 傷
- 遺留品や所持品
- 免許・保険証・定期
- 名前入りの所持品
- ダイイングメッセージ
- 目撃情報・証言
- 年齢
- 背格好
現場・犯行の状況などから、被害者を推理するケース
共犯者がいることを示す直接的痕跡があるケース
現場・犯行の状況などから、共犯者を推理するケース