犯人が犯行現場や犯行様相をすべて一人で行ったという先入観を利用したトリック。
事故や偶然を利用してプラスαを加えるパターンや、犯人外の人物が、意図的・意図せず関わり犯行現場をを混乱させるパターンなど。
犯人と協力者が意思疎通し連携しているのかもポイント。
すべて一人で行ったという誤認(共犯、複数犯、事後共犯)
- 偶然による複数犯らの協力、同時実行。(稀なパターン)
- 全員の行動が結果的に噛み合い、殺人につながる。意図せぬ殺人準備の作業分担。
- 連続で同時に犯行がおこなわれ、捜査が混乱。本当にトドメをさしたのは誰かというパターン。
- 偶然や強要を含めた協力関係(互いの存在をある程度認識し、犯罪実行を手助けする協力関係が成立)
- 犯人を特定させないよう協力・関与
- 人数が沢山居れば可能になる方法で殺害を実行
- 作業を分担し、一人一人では犯行ができないようにみせかける。(殺害○運搬×、運搬○殺害×の人の共犯等)
- 作業に必要な時間を軽減しアリバイ工作
- 死体を移動させたり、犯人ができないタイミングで代わりに証拠隠滅。
- 虚偽の証言をしてかばう。(アリバイ工作の手助け)
- 交換殺人(動機を隠しあう)
- カメラマンが共犯者で、犯人が映らないようカメラワークを調整していた。
- 真の犯人が、他の人物の動きを誘導・利用。
- 犯行の引継ぎ。(犯人らしかしらない痕跡を残す等の模倣により、罪をかぶせようとしたり捜査を混乱させる。)
- 犯人を脅迫。犯行を知った人物が、続きの殺人を行わせる。
- 被害者や第三者を脅迫して行動を指示。それが犯行やトリック成立の手助けとなっている。
- 犯人を特定させないよう協力・関与
- 偶然の第三者、あるいは殺害とは直接関係ない人物による行動で混乱
- 犯行現場の要らぬ痕跡、(本当の第一発見者の痕跡や、周囲の目を盗んだ第一発見者によるものが多い)
- 後から来た泥棒が金銭を奪うさいに死体や部屋内を荒らす。物取りの犯行にみえてしまう。遺失物を殺害犯のものと誤認
- 後ろめたい理由で訪れた第一発見者が、クセで部屋を施錠し去り密室になる。
- 死体に気づけない盲目の人間が通り、意味深な足跡ができてしまう。
- 罪を着せたい、余罪があるのはわかってるから警察に調べて欲しいアイツなどのものを現場に置く。
- 犯行現場の要らぬ痕跡、(本当の第一発見者の痕跡や、周囲の目を盗んだ第一発見者によるものが多い)
- 目撃証言
- 犯人と誤認。犯行に気づかない難聴の人間が現場から出てきたのを犯人と誤解。
- 偶発的死亡の利用
- 事故死を保険金目当てに殺人風に、作り変える。
- 発作で死にかけていた人物を見殺しにする。