消失・出現トリック

消失・出現に関わるトリックを列挙。

凶器の消失・出現（意外な凶器）あるいは持ち運びできるサイズのものの消失出現トリック

認識外の凶器・道具（見えるはずだが、見えていない。何を用いたのか？)

• 人体の部位
  • 爪
  • 歯
  • 髪（カツラ含め、結んで長くするなども）
  • 腸などの内臓で絞め殺す
  • 骨で殴る
    
    
• 動植物を使用
  • 牙を尖らせて刺す
  • 鯉などの大きめな魚で殴打→水辺へリリース
  • 固い植物で殴打、刺す→土の中へリリースや焼却
    
    
    
    
• 日用品の素材・小物としてしか認識していないはずのものを凶器や道具として使用。
  • 靴下に小銭を詰めて、振り回す。
  • 建造物の装飾を利用してスリングショット
  • タライ1杯の水で溺死。
  • 凍らせたタオル
  • 先の尖った石
  • 花瓶に花がいけてあると思わせて、中に劇薬
  • 絵の額縁をばらすと、先が尖っている
  • ツララ、氷
  • カセットテープや映写フィルムの巻取り部分をヒモ代わりに。
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    

物の持ち出しや、隠し場所、持ち込みに焦点を当てたケース

• あるように見せかけられ、本当は最初からなかった。
  • 半分に割り１つのものを２つあるように、正面からはみれるようにする。接着剤などで１個に戻す。
  • 紙（カキワリ・ハリボテ）や、発砲スチロールなどで再現し、燃やし消してしまう。

• 壁の中、隠し構造の中などの、現場内の死角や認識外の場所へ隠した。
  • 凍らせた食品。解凍し食べることで証拠隠滅
  • 壁に埋め込む。
  • 金魚蜂の中、屈折率のあるガラス越しのみえない水底
  • トリックアートとして壁にかかれたニセモノのような本物のモノ。
  • 鞄や靴、入れ物、荷物に細工があって、さかさまにしても落ちてこないや二重底で空に見えたり物を仕込むスキマがある。
  • 粉々にしたり、熱や力で変形させたり、分解し何往復かすれば持ち運べた。
  • 人体の死角に隠した。人体の穴や飲み込む。下着、衣服の中。
  • 人間には通れない隙間を通った動植物の悪戯や行動の結果
  • 虫眼鏡で火をおこして燃やした。
  • 隠しダクトやエレベーターに押し込み地下へ移動
    
    
    
    
    
    
• 現場外への持ち出し
  • 自然現象・生物の習性を利用
    • 風化
    • 風雨ですぐに消失する凶器（気化・融解　氷、ドライアイス）
    • 動植物が食べて分解できる素材を用いた凶器
      
      
  • 人物による持ち出し運搬
    • 他殺の方が都合の良い発見者により、持ち去られた
    • 凶器や重要物だと気づかない人物による持ち出しや掃除で紛失
    • 第一発見では見つかりにくいようしておき、発見騒動後、人が居なくなってから調査前に完全に回収。
      
      
  • 物理トリックを利用
    • ヒモやテグスをを伝って、別の場所へ移動する。坂や電車や扉を空けたときの力などを利用
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      

死体や人間の消失・出現トリック

• 本当に消失させる。
  • 生物（動植物等）に食べさせる
  • 薬品等の人間を溶かす液体を用いる。
  • 超高温で骨などまで焼却する。

• 第一発見者の誘導・誤認
  • 場所の目印に細工して誤認（２回目は違う場所へ行った）
    • エレベーターの階数表示を黒く塗り。８を５に見せる。
    • 入り口扉についている部屋番号プレートをすり替える。
    • 壁に見える何かを設置し、突き当りから数えて何番目かという誤解を生じさせる。
    • 鏡を使い、別の部屋の一部を目撃させて誤認させる。
    • 被害者ののっている絨毯を力技で引っ張り、部屋を移動させる。
    • 遠目に赤くみえる部屋で凶行を目撃、赤色だからあの部屋だと早合点。部屋を赤いライトでうめつくしていただけ。
    • 螺旋階段で方角を狂わせる、外と内で位置がずれるよう誤認する部屋作り等、館の構造に仕掛けがあった。
      
      
  • 発見者が精神病やなんらかの病気障害で、死体を死体と認識できなかった。
    • 色盲のため血だらけの被害者の服をそういう柄としか気づかなかった
    • 過去のトラウマや災難関連の相手で、二度と関わりたくないと強く思うために、見えてるのに認識できなかった。
      
      
  • 被害者が死んでいると誤認
    • 息を吹き返し、自力でどこかへ行った（騙す意図無し）
    • 死んだフリをしてやりすごし、自ら移動した（騙す意図アリ）

• 死角を移動したり、部屋内から外と繋がるパイプやなんらかの隙間を利用（普通見ない部分を利用）
  • 車のトランク、
  • 車高の高い車の天井
  • スーツケースや旅行鞄（切断トリックと併用）
  • 衣服の中（巨漢であるようにみせていた）
  • ブルーシートをかぶせたリヤカーの荷台に隠れる・隠す
  • 死体をばらばらにしてトイレに流す
  • 死体をばらばらにして、格子窓やそういった類のスキマから外に出す。

• 盲点を突いた移動（見えているけど、みえない。やればできるかもしれないが気づかない。）
  • 酔いつぶれた人物を介抱しているかのように、二人が肩を貸して運ぶ
  • 眠っている人だと思わせるように運ぶ
  • 人形を運んでいるかのように運ぶ
  • 女装や変装で、当該人物だと思わせない。また誰かに成りすまし運ぶ。
  • 人間数人が集まった人間梯子を駆け上って上の階へいった。
  • ピラミッド（チアの技）で人間を上の階へ投げた
  • 海中や川の中に必要道具を仕込んでおき、もぐったまま海面へあがってこない
    
    
• 第三者、外部を利用
  • 騙した協力した友人・知人に運ばせる
  • 宅急便
  • 川の流れ、移動するＳＬの天井
  • リヤカー、冷蔵庫、ゴミ箱など人が入らないと思われる場所
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    

部屋や建物などの巨大で、人間には簡単に動かせないものの消失・出現

• 目印となるもの案内をすりかえる
  • 地図
  • フロア表示
  • 部屋表示
  • 上り下りの多い構造やらせん状の階段など、意識のズレを生じさせる造り
    
    
• 言語の壁。イギリス英語では１階のことをグラウンドフロアと呼び、２階から１階が始まる。
• 移動式の部屋を誤解した。（トレーラーハウスやゆっくり動く為に気づきにくい建物の構造）
• 虚偽の証言（ワイロや脅迫など）
• 氷の上にある館で、氷が割れて水没した。
• 地震や地形変動での移動、水害で流されたり向きが変わった