状態・様相

Last-modified: 2016-01-08 (金) 04:48:55

物のあるなしに関わる謎を0と1の問題だとするならば、1が0.1の小分けにされてしまったり、1の意味が変わったり、その物の状態・様相等の質的変化、内的変化するいわば1の変化の問題について触れる。





位置が動いた、向きが動いた、さかさまになった。

目的・痕跡

  • 誰かがその部屋に居たという痕跡
  • 間違えられたため。似てるものを持った人物がいた痕跡
  • 同じものや似た別物にすりかえられた痕跡。
  • 動かし方にクセや本来とは異なる位置やズレがある。奇妙な使い方を正しいと覚えている人物。あるいは、全く正常・本来を知らない人物
  • そのものが置いてある部屋に入ることができたのは、性別(更衣室)、年齢、体格で犯人絞込み。
  • その付近に来る可能性が高いのは、○○な人物。







物自体は無関係で目的ナシ

  • 発見現場や場所に目的アリ
    • その現場周辺を調べたかった。弄りたかった。
    • その場初から人を遠ざけようとした。
      • 悪戯がばれそうだったので、いもしない犯人のせいにする。
      • 喫煙をみつけられそうになり、いもしない犯人のせいにする。

  • 時間や、タイミングに目的アリ
    • 時間稼ぎ(鉢合わせを避ける)、それを調べさせるめくらまし、おとり。
    • アリバイ作り

  • 持ち主へのメッセージや関心をひきたい
    • 脅迫・脅し
    • 事件を解決し好意を持ってもらう。関心を引く(自作自演)
    • 仲間内での度胸試しや、
    • 成功したら丸まるをするといった景気づけ。

  • 別の事件のカモフラージュ、捜査混乱を狙う


  • 一旦動かすという行為や動かした痕跡でメッセージや暗号の送受信

  • 勘違い・誤解








本質的機能の作動の有無

目的・意図
それが必要な人間が犯人というロジック、あるいはとりっくの痕跡。

  • 誰かがその部屋に居たという痕跡
  • 昼間でも光がついていた。犯人は老眼で小さい文字を読むのにさらに強い光が必要だった。
  • ドアの下に物が挟まる。動いた痕跡=トリックの痕跡
  • 近くの階段ではなく、少し置くのエレベータが使われた。(足が不自由な人間か?)





物は無関係で目的なし
(同上)








破壊・破損、一部の欠損

目的・意図

  • 証拠隠滅・めくらまし
    • 痕跡や証拠を消せないために、重要な一部を削り取った。
    • 痕跡や証拠を消せないために、全部を粉々に破壊した。
    • 本当に欲しい目的物がなんだったかわからないよう、部屋中や周囲のものを破壊
    • 実際にしたことを誤魔化す為、破壊して物と事実を覆い隠す

  • 保険金目当て

  • 責任転嫁、脅迫、罪のなすりつけ、責任を取らせる
    • 不足や瑕疵を知っていて、あたかもあるタイミングで壊れたように偽る。

  • 隠匿・運搬
    • そのままだとかさばる為、わざと粉々(バラバラ)にして運搬しようとしたが、その途中で発覚。

  • 嫌がらせ・復讐(破壊衝動・怒りの発散)

  • 窃盗・盗難
    • 粉々になったものをすべてあつめても、一部足りない。重要な一部だけ窃盗
    • 照合・確認する為に、粉々になった一部だけを持ち去る。





物は無関係で目的なし、偶然や結果として破損した
(同上)










別視点(補足) 認識の観点から言うならば

人間の認識が5感から成り立つものである以上、1の変化(物の質的変化)はそれらの感覚で判別・判断する事となる。つまり、以下のとおりになる。
音や味が変わったことを題材にするミステリなど、ちょっとどうなるのか予想もつかないが、そういうこともあるのだろう。




  • 視覚的判断
    • 空間の変化
      • 位置の変化
      • 向き、角度の変化

    • 見た目の変化
      • 形の変化
      • 色の変化
      • サイズの変化

  • 聴覚的判断
    • 作動音・動作音の変化
    • 反響音の変化


  • 嗅覚的判断


  • 味覚的判断


  • 触覚的判断